2021年08月31日

見ることがない、そんな我が子への想い

ヤスハルはご両親にとても大切に
育てられて、数年前にお父さんを亡くした。

今、健在のお母さんは85歳。
地方都市で、お一人で暮らしていて、
一人息子のヤスハルとしては
とても気がかりだそうだ。

お母さんはとても気丈な方で、
心配すればするほど、大丈夫!と
元気な答が返ってくるらしい。

他のお年寄りを見て「あのお婆さん」と
人ごとのようにおっしゃるらしいけれど、
それはうちの母もそうだった。

ヤスハルが最も気に病み、悔やんでいるのは
亡くなったお父さんや、健在のお母さんに
孫の顔を見せることが出来なかったことだと言う。

30歳前後では、何度も結婚の話を聞かれ、
本当に面倒だったけれど、40も過ぎた頃からは
そういう話はまったくなかったようだ。
しかし、彼の心の中では、いつも
申し訳ない、という気持ちだったと言う。

僕がよくこのブログに書くように、
僕自身、悔やみがあるのは、
自分まで繋がってきた、このDNAを
残せない無念さだったりすることだ。

ある意味、それは僕個人のわがままだけれど、
ヤスハルは、単純にご両親への想い、
というところで、つくづく
優しいなあと思った。

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2021年08月30日

コロナ禍のお付き合い

昨日、来てくれたシュウサクちゃんは
今年の春に、新しい会社に転職した。

驚いたことに、その会社に行ったのは
色々な手続きと、PCを受け取りに行っただけで
それからこの5ヶ月、ずっと
テレワークだそうだ。

会社の人とはオンラインでしか話せず、
取引先の会社とも、すべてオンライン。
先輩であれ、同僚であれ、
とにかく画面上で見る部分、
それも仕事の流れしか話さず、
無駄なことが一切ない。

正直言って、どんな性格なのか、
こういう時に、こう発言をしても
大丈夫な人なのか、どうかもわからないと言う。


そういうストレスフルな1日を過ごして、
3食はほぼ自炊の日々。
たまに電話で友人と話をする以外、
人とも会っていなかったと言う。

で、このコロナ禍、
親しかった仲間の一人から、たまには
ご飯を食べようよ、とグループラインが届く。

こんな状態の時に?絶対無理、という人もいれば、
あまり気にしなくて良いんじゃない?という
友人もいる。

お酒が出る店を探すから、という人もいれば、
倫理観がない人とは関われない、と
グループから脱会する人もいるらしい。


そういう意味では、このコロナが始まってから
人との付き合い、距離の取り方、
また、それぞれの性格というのが
非常に明確になってきた。
それは政治に対する考え方もそうで、
ああいう考え方をする人とは
友人にもなれない、そんな声も耳にする。

震災や台風被害の時には、人と人の繋がり
というものがクローズアップされたりしたけれど、
今回のこの騒動は、どんどん人を分断させて
しまっているのかも知れない。
そう思うと、空恐ろしい気がした。

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2021年08月29日

ジムへのクレーム

昨日、ジム帰りに来てくれたショウスケが
コロナ禍になって、ジムのクレームボード
(意見がある人が書き込む白板)が
すごく埋まるようになった、そう言っていて
確かに、僕も最近、そう思っていた。

ショウスケいわく、昨日見たのは
「ロッカー内で大声で喋っている」
「使ったマシンを消毒液でしっかりと
拭かない人がいる」
「水を飲むふりをしながら、ずっと
マスクを外している」と、どれもが
いかにも、このコロナ禍、
というクレームだと言う。

僕もそれほどきちんと
読んでいるワケではないけれど、
コロナ前までは、洗面所やトイレ、
ロッカー内が汚れているとか、
マットに落ちた汗を拭かない、というような
衛生面のことが多かったような気がするけれど、
昨今はさらに過敏になっているんだろう。

でも、スタジオレッスンなどを
やっているショウスケが言うには、前は
「トレーナーが遅れてくる」だとか
「順番並んでいるのに、横入りをする」
「フロントで、仲良しグループが
集ってやかまし過ぎる」などという
具体的な人を指したモノも多かったらしい。


僕が行っているジムのトレーナーは
同じ系列の他店に通う人から、その他店の
トレーナーに対する苦情を延々と電話で
言われて、困ったことがあると言っていた。

その店舗の店長に相談してください、と
伝えても、自分の行っているジムだから
直接言えないし、自分が誰だかわかってしまうので
嫌だと言っていたらしい。
当然、電話も匿名だったと言う。


ありとあらゆることで問題を提起するのは
決して悪いことだとは思わないけれど、
ジムに拘らず、匿名でのクレーム、というのは
どうなんだろうか。
正しいと信じて伝えるのなら、
堂々と自分で伝えるべきだと思うのだけれど。

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2021年08月28日

マッチングの出会いの妙

一昨日に続いて、昨日も来てくれたのが
40代のキヨジ。

実は一昨日、帰ってから、久しぶりに
マッチングアプリでマッチングしたと思ったら、
すぐに「会いませんか」と連絡が来たと言う。

結構慎重派だったキヨジは、そういう
ヤリ目(やるだけのために会う)のは
ゴメンだ、と返事も返さなかったけれど、
この時勢、そんなことも言ってられない。

それで、昨日、店に来る前に会ったのだが、
マスクを取る前から、あれ?と思ったようだ。

ランチを軽く食べられる店に行き、
マスクを取ったら、う〜むやはり、と。
多くの人が言うように、
よくある古い写真を使っているのか、
写真とイメージがかなり違っていた。

色々話をすると、
最近来た宅配便業者に対しての
クレームなどを並びたてられて、
最初のデートでこれ?と思ったようで、
食事後に、また、と適度な挨拶をして
別れて、その帰りに寄ってくれたのだった。


そんな話を聞いていたミヤモトは
「何故、すぐに会って、食事なんて
するんですか?」と不思議がる。

ミヤモトは待ち合わせ場所で会った瞬間に
「自分が相手のことを好きなタイプでは
なかった際には、すぐにごめんなさいと謝る。
逆に好きなタイプだった場合は、
相手がどうかを確かめる」
で、良ければ、すぐに自宅か
ホテルに直行。
もし食事するとしたら、それから、だと。

そこにいたタクロウは、ミヤモトと同様、
まずはお互いにどう思っているかで、
その後のことは決めるけれど、
その当日は、ほぼベッドインはしない、と。

付き合う相手を探していると、
単純にセックスの相手を探している人、
その上で、かけひきが面倒だと思う人と、
だからこそ、楽しいという人もいる。

そんな話を聞くと、つくづく
人それぞれだなあ、そう思う。

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2021年08月27日

ゲイの麻雀好き

僕はギャンブルというモノをほとんどしない
というのは、前にここにも何度か書いたけれど、
昨日来てくれたショウジは、麻雀が大好き。

ただし、彼が変わっているのは、家族でやる
ということだ。
僕と同世代のご両親と、弟と週末になると
必ず4人でやる。

ショウジのお父さんは、ショウジの弟が
中学校に上がれば、4人でやろうと決めていた。

その何十年も前から、週末になると
家で雀卓を囲むのだそうだ。

それが楽しくて、その楽しさに比べると
2丁目で飲んだり、男を探したり、というのが
ついつい2の次になってしまうと言う。
ただし、家族以外とはやらない、
というのも興味深い。

そこまで夢中になれる家族麻雀、というモノを
僕は初めて聞いた。


今日、偶然耳にしたラジオでは、
タレントノ青木さやかが
出演していて、彼女いわく
「麻雀は、雀荘にふらりと入って、
名前も知らず、どんな人間かもわからない人と
たわいもない話をしながら、牌を打つ、
というのが、とびきり面白い」らしい。

なるほど。

そこに上下関係もなければ、なんの線引きもない。
そういう経験をしたことがない僕は
なかなか面白いのかも知れない、
そう思った。

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2021年08月26日

親族との関係

昨日来てくれたアツシは、その元カレが
ここ10年近く幸せそうにしているのに
羨ましくも、驚いた、という話をしてくれた。

アツシの元カレは、結構潔癖症で
気難しいタイプだったので、
アツシと付き合っていた頃は
喧嘩が絶えなかったと言う。

しかし、今のパートナーと一緒になって
ものすごく変化した。
いや、その元カレが変化したのではなく、
そのパートナーが凄いのかも知れない、
アツシはそう言う。

パートナーは元々、家族にカミングアウト
していたようで、カミングアウトどころか、
ご両親とはさほどうまく行っていなかった
そのアツシの元カレは、驚いたようだ。

最初は実家に連れて行ってもらい、
挨拶から共に食事するくらいだったのが、
年月が経つに連れ、大きく変わった。

なんとそのパートナーの実家の家業を
手伝うことになったそうだ。

なおかつ、その実家の隣近所、
または親戚筋とかにもすべてオープンで
(ご両親自体が、普通に息子のパートナーだと
紹介してくれるらしい)、
最近では従兄弟の結婚式だとか
冠婚葬祭まで共に行くのだと。

それを聞くと、男女の結婚と同じ、
いや、面倒だから親族とは関わらない、
というような夫婦も山ほどいる中で、
非常に稀有なケースだと思う。

そういう中で、あれほど気難しく感じた
元カレも大きく変わったんだなあ、と
アツシは思うのだそうだ。

つい最近、僕も従兄弟との関係を書いたばかりだけれど、
受け入れる人はどんどん受け入れるのだなあと
ちょっと感慨深い気持ちになった。

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2021年08月25日

お薦め映画「ドライブ・マイ・カー」

母がまだぎりぎり健在だった5年前、
様子を見に行った時に、
神戸の映画館で観た
「ハッピーアワー」という5時間を超える
映画には度肝を抜かされた。

その人物描写の巧みさと見事な脚本。
そんな濱口竜介監督が、その次の監督作
「寝ても覚めても」、そして「スパイの妻」の
脚本に続いて作ったのが、現在公開中の
「ドライブ・マイ・カー」だ。

Unknown-2.jpeg

村上春樹が書いた短編小説は、ずいぶん前に
読んでいて、妻を亡くした俳優が、その後
緑内障のため、自分の車を運転してもらう
一人の女性を雇う、という物語だった。

このあまりにもシンプルな話が、
この監督の手に寄って、
いかに料理されているか。
僕は興味津々だった。


映画では、俳優だった主人公の家福(西島秀俊)が、
舞台の演出家として生活をしている。
彼が俳優たちに芝居を付ける
ワークショップから本番まで。
この俳優たちが他言語を語る人々、
という設定の面白さ。
そして運転手みさき(三浦透子)との
訥々とした会話を含んだロードムービーとしても
映画の持つテーマを、ゆっくりと膨らませていく。

舞台のように会話が続くと思えば、
まるで冬の夜のような静寂もここにある。

小説で言うと、まさに行間を読む、
そんな味わい深さが、この監督の作品にはあり、
まさに映画のワンシーン、ワンシーンの
行間を読んでいく、そんな喜びが
そこ、ここに見え隠れする。

俳優観たさだけに、娯楽を求めると
ちょっと違うけれど、それでも
遥かにそれよりもぐっと来る人は
多いはず。

この冬に公開される濱口監督の
「偶然と想像」が、もう待ち切れない。

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2021年08月24日

コロナ陽性を受けた友人から

昨日、古い友人のツトム(50代)と
久しぶりにゆっくりと話すことが出来た。
なんとコロナに感染し、
結構大変な時間を送ったようだ。

で、本人の了解も得て、彼が
SNSに投稿した文章を一部変えて
掲載させてもらうことにした。

彼は僕と同世代だけれど、まだまだ
若い人の感染が広がっているようなので
そんなことも含めて、少し長いけれど、
参考にしてもらえれば。。。

************************

コロナで入院してましたが、回復して退院しました。
ご心配いただき、ありがとうございました。
当治療在宅療養してましたが、
高熱が続き救急車を呼んで入院することに。
抗体カクテル療法を国内臨床後
その大学病院では初使用とのことでしたが、
是非試してくださいと依頼して点滴で入れていただき、
翌日より平熱安定してます。
平熱安定72時間で感染力がなくなるとのこと。
陰性確認のためのPCR検査は勧めないと。

●感染経路、ほんと不明。末尾に考察を追加。
●発熱も治まり、平熱安定72時間経過で、感染力なく完治。
 肺炎などほぼなく、味覚/嗅覚もあり。多少空咳が残った。
●自己獲得抗体と点滴投与した抗体カクテルで十分に
抗体値が高く獲得できているので、
しばらくは再感染の心配はない。
●退院後は、抗体値が充分に高いので再感染のリスクは3ヶ月はないだろうと。
 抗体値は既に高いが、それでも、ワクチン2度目の摂取をして抗体値を上げた方が良いだろうと。

感染〜発症、入院までの経緯:
在宅勤務が中心で、1日3食家で食事という毎日です。
1日目 ワクチン大規模摂取センターで1度目摂取。副反応は強く無かった。趣味の楽器の練習にも行けた。
2日目 出張に先立って抗原検査キットを実施して陰性を確認。
2日目 夕方に羽田から仕事先の他県に移動。駅前のホテルに宿泊。
夜は居酒屋で焼き鳥をテイクアウトしてホテルでいただいた。
3日目 3時間の仕事をして、次世代経営者を対象としたこともあり、
共に働いている人も多く盛り上がったが、元々の腰痛もあり相当疲れた。
咳もあったが、予兆だったのかは分からず。
仕事はアクリルで覆い、マスク着用で行った。
共に働いた会社系列からも相当注意喚起されているようで、
当日キャンセルの方たちも多かった。
途中ランチを個室で一人で弁当を出していただき、
仕事参加のコアメンバーと事前打ち合わせをしたが、
マスク着用で2メートル以上感覚を開けていたので、濃厚接触とはならないと保健所のご判断。
5日目 帰宅後、熱が出て来たので抗原検査キットを自
宅でしたら、陽性だったため、PCR検査しているクリニックを予約して受検。
6日目 夕方に陽性と電話連絡。当クリニックでは、これ以上何も出来ない。
保健所に連絡するから、家で待ての指示。
同日22時高熱で辛かったため、救急車を呼んだ。
2時間ほど要したが、何度か入院経験のある新宿区内の大学病院に搬送いただいた。
個室でシャワートイレ付き。
40度近くの高熱が続いて、咳と痰が止まらなかったので、
ドクターの勧めで抗体カクテル療法を試してみますかちの提案に即乗りで、
翌日点滴投与したところ、翌日には平熱に下がり、
しばらく38度台との一進一退があったが、翌々日には平熱安定に。
病院としても初めての投与症例らしく、医師や薬剤師らが見守ってくれていたらしい。

※ 中外製薬 ロナプリーブ
 7/19に認可されたばかりの既知の2種類の抗体を身体に入れてウィルスの増殖を防ぐという治療薬。
平熱安定72時間で感染力が無くなったとのことで、退院することとなった
因みに、病室からは1歩も出られず、部屋の入り口にラインがあり、
食事や買い物代行など簡単なやりとりはラインを越えない運用をしていて感心した。
入室してラインを超えて採血や血圧測定する、清掃、清拭、医師回診などでは、
入室前にブルーの使い捨て割烹着と手袋マスクと帽子を着用し、
退室時は室内で脱いで、専用ゴミ箱に廃棄してアルコール消毒して室外には持ち出さないという運用。

追記:
どこで感染したのか。
空港だろうか。
新宿バスタまでタクシー5分、1人。
バスタから空港まで30分、乗客3人。
手荷物検査場 数人。開放空間。
★機内、1列に両サイドに1人程度、密室空間で1.5時間。
空港から駅 シャトルバス、60分1列1人未満。
ホテルチェックイン後は、営業中の近くの地元居酒屋で
イートインを避けて持ち帰りに。店外で20分待った。

従来株の飛沫感染でなく、9割を占めるデルタ株はエアロゾル感染と。
これを防ぐには、ワクチンなどで抗体値を充分に獲得維持しておくか
、N95マスクを着用するしかないのかと想う。

皆さん、お気をつけて!

*********************

ということなようだ。
ワクチン接種したとは言え、気をつけないと、
つくづくそう思った。

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2021年08月23日

Home Coming コンサートを観て

日本時間の昨日、朝(ニューヨーク現地時間18時)から
セントラルパークで、コロナ後初の大規模コンサート、
"Home Coming"が開催された。

開催の趣旨としては、コロナのパンデミックから
回復する際に、地元の企業や組織を支援することを
目指す、というライブだったようだ。

出演者の中では、僕の敬愛する
ブルース・スプリングスティーン出場、ということで
僕もCNNで楽しみにして観ていた。

Unknown-1.jpeg

オープニング、ニューヨーク・フィルが「キャンディード」を
演奏し、アンドレア・ボッチェリ、
サンタナ、マッチボックス・トゥウェンティのロブ・トーマス、
LL.クールJ、そしてアース・ウィンド6ファイア(!!)などのあと、
キラキラのバリー・マニロウが登場。

これが78歳!?というほど、郷ひろみバリのダンスで
「コパカバーナ」を歌い、「哀しみのマンディ」を
歌い出した途端、それまで降っていた雨が
雷と共に土砂降りとなり、
観客は外に移動を促され、ライブは中断。

このCNNの番組のキャスターは、
ゲイでカミングアウトしているアンダーソン・クーパー。
女性キャスターと二人で進行をしているのだが、
とても驚いたのが、二人に焦りや、
動揺した様子はかけらもない。

心配した感じもなく、
もう少し待てば何とかなるでしょうと言いながら、
今までの出演者に対する話などで繋ぐ。
途中、途中で、天気予報のキャスターも入る。
それから約2時間後、中止が決定されたのだが、
本当に凄いと思ったのは、そこに行き着くまで
残念とか、悔やまれるようなネガティブな言葉は
一切なかった。

むしろ、こういう形でも今日、開催されたことは
意義があった、というコメントが並ぶ。

また、スプリングスティーンも含めた残りのキャストが
楽屋裏で、演奏を開始した、という微笑ましい話も
交えながら、こんな突然の事故についても、
こういうふうに乗り越えていくのが
アメリカなんだなあと感心。

ただ、番組の途中、スプリングスティーンと共に
歌う予定だったパティ・スミスが声だけで出演。

「まだコロナが終わったワケではない。
そういう意味では、このイベントに出演することを
とても悩んだ。しかし、それも踏まえて
未来に向かって闘うために、ここに来た。
コロナのみならず、世界中の多くの困難を
祈るためにも、大切なイベントだった」
と語っていたのが印象的だった。

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2021年08月22日

エロいジムの話

昨日来てくれたモトヤは、
ついここ数ヶ月、ゲイ専用のジムを
見つけて、週に一度くらい通っているらしい。

結構、マシンはきちんとあって、
人数制限が4人まで。
大事な部分さえ隠していれば、
どんな格好で運動をしても良いと言う。

ただ、そこでハッテン行為、というのは
さすがに御法度で禁止されているとのこと。

モトヤは、この時期、変に混み合っていて
密になるのは嫌なのと、マシンが空くまで
待っているのも嫌。

なおかつ、エロい格好で鍛えているのは
自分で、とてもアガるのだそうだ。
ちなみに、昨日は六尺でデッドリフト。
かがんだ時に、六尺がケツに食い込む、
というのが、なんとも言えない、
そう言っていた。なるほど。。。笑

思えば、そういうシチュエーションは、
ゲイのエロビデオでしか見られない。

ケツ割れだとか、ラグパンだとか、
フェティッシュな格好をしている人たちが
来ているようだ。

ただ、僕は自分自身がそういう格好を
したからと言って、アガりはしないし、
相手がアガってくれるのならやるが(笑)

増して、トレーニングの最中に
そういう格好の人が周りにいたら、
集中出来なくて、これは無理。

でも、久しぶりに店で明るいうちから
そういうエロ話を聞けて、
つくづくゲイバーだなあと思った(笑)

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2021年08月21日

偶然の出会いから見えること

昨日は夕方から店を開けたら、
久しぶりに会うお客さんたちが
訪ねて来てくれて、とても嬉しく思った。

そんな中で、ヤスヒサとケイスケカップル、
その隣に座ったノブオが初対面ながらに、
ひょんなことから繋がっている、
ということがわかった。

ノブオは先週、友人のヨコイちゃん
(彼もお客さん)に誘われて、
陶芸教室に行ったらしい。

その陶芸教室は、ヤスヒサのお父さんが
やっている教室だった。

ヤスヒサはご両親にずっと前から
カミングアウトしており、
だからなのか、ノブオもヨコイちゃんも
行った瞬間から、ゲイであることは
見抜かれていたようだ(笑)

本人も陶芸をしていることがあって、
ヤスヒサの個展に行かせてもらったことが
あったけれど、確かに彼のご両親からは
とっても親しく接していただいた。


それにしても、陶芸を始めたヨコイちゃん。
彼の趣味は本当に幅広く、
弓道や山登り、お茶、ファッション、
それ以外にも、僕が知らないような
古い映画俳優の名前などもどんどん出てくる。

ノブオとヤスヒサカップルが偶然会ったことを
僕がLINEで知らせると、
これまたディープな映画をブルーレイで
鑑賞中、と返事が来た。
ヤスヒサカップルやノブオと共に
ホントに凄いねえと改めて
ヨコイちゃんに尊敬の念をもった。

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2021年08月20日

千葉真一さんのこと

昨日、千葉真一さんが亡くなった。

それもコロナということで
あれほど身体を使う仕事をされていたのに、
どれだけ鍛えていても、
それとこの病気は関係ないのだと
思い知らされて複雑な気持ちになった。

僕の幼少時代、「キイハンター」という
秘密警察を描いたアクションドラマが
あり、僕の世代としては、彼はかなり
ヒーローとして見ている人は多いはずだ。

しかしながら、「キイハンター」は
エロチックなシーンがある、ということで
我が家では見させてもらえなかった。

そう。我が家は、マリリン・モンローや
ソフィア・ローレンなど色っぽいことを
強調している女優が出ているモノでさえ
禁止だったのだ。

ただ、僕としてはアラン・ドロンや
スティーブ・マックイーンが上半身を
脱いでくれただけで、ドキドキしたり
していたものだけれど(笑)

閑話休題。
「キイハンター」はともかく、
改めて僕は、彼のが出ていたドラマや映画を
ほとんど観ていない、ということに気がついた。

おそらく、「新幹線大爆破」と
「柳生一族の陰謀」くらいで、
いわゆる東映のアクション映画、空手関係など
まったく観ていない。
あとはタランティーノの「キル・ビル」
くらいだろうか。

そういう中で、30年ほど前に
4話ほどの単発ドラマで山田太一脚本の
「深夜へようこそ」というモノがあった。

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これは一軒のコンビニを舞台にしたドラマで、
千葉さんは、そこに入ってくる
中年のアルバイト(当時、まだ40代半ば?)で
この役がとても良かった。

ほぼいつも身体を使った芝居をしている
千葉さんがここまで抑えた穏やかな演技を
している、というのが本当にかっこいい。

こんな事言っているようじゃ、
真の千葉真一ファンからは怒られそうだが、
僕にとっては、アクションをしていない
千葉さんがとびきり魅力的だったのだ。

志村けんさんや、岡江久美子さんもそうだが、
本当にコロナがなければ、と思う
残念な逝去だった。

謹んでお悔やみを申し上げたい。

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2021年08月19日

髪型の好み、その傾向の変移

コロナが蔓延して、緊急事態宣言で
店にも出ていなかったこともあって、
髪を切るのも、3週間に一度から
ひと月半に一度になった。

僕の髪をカットしてくれるのは、
店をオープンする前から知っていた
ナガタニさん。

明日からとりあえず、時短でも店を
オープンするので、久しぶりに
カットしてもらいに行った。

ここ1年半、ナガタニさんのところも
かなり酷い状態だったらしく、
もともと多かった年配者の女性は
来なくなってしまい、
なおかつ3ヶ月に一度だった人は
(そう!女性は単価はそれなりにするけれど、
サロンに出向く回数は少ないようだ)、
4、5ヶ月に一度となった。

なおかつ、水商売で、毎日のように
セットだけしに来てくれるお客さんも
もちろん、この時勢、まったく来ないのだとか。

美容師やマッサージなど、一応普通に
営業出来るところは、僕らのように
給付金も出ない。


ところで、男性客のほとんどの人は、
基本的には「任せてます」
という人が多いらしいけれど、
店に来るストレート男性で
刈り上げて短髪に、という人は
非常に少ないと言う。

基本的には耳に少しかかるか、
襟足もそれなりにあったりするのが
ほとんどのノンケ男性だ。

ただ、ゲイの中でも最近の若い人は
短髪を嫌がる傾向も強いらしい。

ここ数年の傾向で2ブロックに、
という人はゲイもストレートも多いようだが、
単純に短髪、というのが
男らしいなどというイメージよりも
「おっさん臭い、古臭い」と
思ってしまうようだ。

と言うか、もはやゲイが「男らしさ」を
求める時代は終わったのかもしれない、
ナガタニさんはそう言っていて、
なるほど、新たなる多様性を
感じ取る気がした。

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2021年08月18日

ワクチン騒動

昨日に続いて、ワクチンの話。

昨日書いたように、ワクチン反対派が
いるかと思えば、杉並に住む友人は
接種券が届いているのに、
まったく取れなくて、
ストレスの日々を送っているようだ。

3日前にワクチン接種2度目をした
45歳になるうちのお客さん、セイタは
打ったその夜から微妙に熱が上がり、
翌日には38度から40度を行ったり来たりで、
ものすごく大変だったと言う。

それに加えて頭痛もかなり酷かったらしい。

色々聞くと、多くの知り合い、友人、
お客さんの中でワクチン接種した人は、
何らかの副反応があって、
(少なくとも熱が出た人は多い)
打った肩の痛みだけ、というのは
ほぼ僕と数人、という感じだ。

いずれにしても、コロナで
本当に色々なことが明るみに出て、
政治に対しても、はっきりと意見が
分かれてきている気がする。

これがただの騒動ではなくて、
何か僕ら国民が強く意識し、
国をより良く動かす原動力に
繋がればいいのだけれど。。。

さあ、明後日からの時短営業の準備をしなければ。

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2021年08月17日

緊急事態宣言延長、そしてワクチンのこと

またまたまた、緊急事態宣言延長のようだ。
それも来月の12日まで。この調子だと
それ以降もわからない。

うちの店はここひと月半、休んできたけれど、
この間、結構なお店が、夕方から
ノンアルコール営業をしているお店も
あると聞いており、
この20日(もう明々後日だ!)から、
17時〜20時、営業することに決めた。

収入もそうだけれど、休み過ぎて
自分自身の生活リズムを作っていかなければ
いざ、通常に、と思っても
追いついていかないこともあるだろう。

ひとまずは、火曜日を休みにして、
それ以外は平日、週末問わず、
数時間だけオープン予定なので、
よろしくお願いします。


ところで、そんなさなか、一昨日
一人のお客さんから、同居している
お父さんがコロナに感染してしまった、と
連絡があった。

エイジ君(そのお客さん)は、ワクチン反対派で、
ご両親にも、ワクチンは打たないほうが良い、
と言っていたのだが、お父様は
入院することも出来ず、
今、少し大変な状態らしい。

一応、お母さんも、エイジ君も
お父さんからの家庭内感染は
免れてはいるようだが、お母さんからは
「貴方がワクチン打つなって言うから
お父さん、苦しい思いをしているんじゃないの」と
責められているということだ。

エイジ君は、色々東洋医学を勉強しており、
あらゆる観点から、今はワクチンを打つべきではない、
そう確信していたのだと言う。

だからこそ、自分も家族も、
手洗いやマスクのみならず、
感染対策も徹底していたはずなのに、と
とても悔しい思いをしているようだ。


デルタ株は今までのモノよりも感染率が高く、
飛沫のみならず、空気感染すらする、
という話もある。
だからと言って、ワクチンが最強、
最適であることは
まだまだわからない。

僕自身は、店を営業する時に
少しでもお客さんが安心してもらうべく、
ワクチンを打った。

しかし、エイジ君の話を聞いて、
色々な考え方があるし、どの意見も
否定も肯定もできない、さらにそう思った。

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2021年08月16日

ホラーよりも怖い「ゆきゆきて、神軍」

「ゆきゆきて、神軍」という
ドキュメンタリー映画をご存知だろうか。

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もう30年以上前の映画だから、
45歳以上の人か、若い人でも
たまたまビデオで観た、という人しか
知らないのかも知れない。

昨日は終戦記念日。
だからと言うワケでもなかったけれど、
U-NEXTにアップされていたので、
ものすごく久しぶりに観てみた。


これは第二次大戦中、ニューギニアへ
兵士として派遣された奥崎謙三。
その戦地で、上官が部下二人を射殺した
という話を聞き、戦後35年以上経つ当時、
その上官に事実を聞こうと、実妻を連れて
走り回るという内容だ。

とにかく、彼らに真実を語り、
頭を下げさせたい、そのためには
暴力も惜しまない。

この正義感に胸も打たれることは確かだけれど、
そもそもこの人は、金銭トラブルから
不動産業者を刺殺してしまったり、
昭和天皇に向かって
パチンコ玉を発射したりして、
刑に服しているだけに、かなり過激。

志を持ちながらも、徹底した
アナーキストの恐ろしさも感じさせる。

この人、映画のあと、また服役して、
2005年に病院で亡くなったらしいけれど、
死ぬまで院内でも大騒ぎをして
手がつけられなかったらしい。

そう、今回、何を言いたかったかと言うと、
この映画に映っている奥崎は
今の僕とほぼ同世代ということ。
これを観た若い頃の僕は
「ただのうるさいおじいちゃん」という
イメージしかなかった。

と言うことは、若き人々から
どう観られているか、ということを
しっかりと自覚しなければ、
そんなふうに思った。

ただ、思いながら、僕よりも年上の
郷ひろみが今日、徹子の部屋に出ていて、
何がなんだか、わからなくもなった(笑)





posted by みつあき at 18:53| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月15日

クローゼットを守ための嘘と真実

先日、僕が母の実家に行き、
従兄弟夫婦と会った話をここにも書いた。
そこで、僕がゲイであることを
奥さんが知らないのはともかく、
従兄弟が甥や兄から聞いているかどうか、
結果的には確かめられずにいた。

それはそれで良かったし、今回に関しては
特にわざわざカミングアウトする気はない、
ということも先日書いた通りだった。

そんなブログを書きながら、
うちの店に来てくれる
33歳のトオルが、いかに職場や家族、
周りのストレートの友人たちに
絶対ゲイだとわからないように努力しているか、
と話してくれたことを思い出した。

トオルは、自分を守るために、
徹底して嘘をつきまくると言う。
嘘をつくストレスより、万が一ゲイだと
わかってしまった時のストレスのほうが
大きいのだと言っていた。

話を聞いて少し笑ってしまったのは、たとえ
自分が男とベッドインしているところを見られても
「酔っ払って一緒に寝てたら、迫られた」とか
とにかく、どう想像されてもすべてを
否定するのだ、と言っていたこと。

僕が会社勤めをしていて、クローゼットだった時代、
そこまでだったか、どうかはもう覚えていないけれど、
比較的それに近く、バレてしまう
(という言葉使いさえ、今は使いたくないのだが)
ということに恐れを抱いていたことは確かだ。

ただ、こんかい、僕は従兄弟夫婦と話した中で、
バーの話だとかパートナーの話とかも、
彼らがお客さんや相手をストレートだと
思い込んでいるのかも知れないけれど、
嘘だけはやめようと心がけていた。

嘘を言うと、また嘘を上塗りしていかなければ
ならないし、どんどん面倒くさくなる、
というのが若い頃の嘘だらけから
学んだことだった。


多様性、LGBTQの世界がオープンになった、
そうは言いながらも、やはりまだまだ
こういう状況が続いているのだ、
それを思うと、本当の幸福に至るのは
かなり難しい、そう思わざるを得ない。

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posted by みつあき at 20:15| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月14日

食材チェック表

緊急事態宣言が長く続くことによって、
ほぼ3食、自宅で食事をすることが増えた。

で、困るのが、スーパーに買い物に行くたびに、
家の冷蔵庫に何があるか、覚えていないことだ。

あれがあったはず、あれはなかったはず、と
勝手に想像していて、買い物から帰ってくると、
卵が2ケースになってしまったり、
あると思い込んでいたニンジンがなかったりする。

そのたびに、ありもので作ったり、
また買い過ぎたモノを多めに使ったり、
ということになる。

そこで、出来るだけロスを少なくするために、
気がつけば、足らないモノを
スマホにメモすることにした。

冷蔵庫の中のモノは、面倒なので
まず写メを撮って、あとでメモで整理をする。

僕が歳をとってきている、
ということもあるけれど、
そもそも、うっかりすることも多い。
なおかつ忘れ物をしがちで
食材のみならず、旅行前の持ち物や、
買おうと思っているモノを
とにかくメモする、ということを
出来る限りやるという癖をつけるようになった。

もちろん、それでもこぼれ落ちるモノも
あるけれど、逆にこれを心がけるようになってから
無駄な買い物も減った。

要はメモ以外のモノを気分で買う、
ということがなくなったからだ。

こんなことしながらも、ふと
あったあったで、とか
なきゃないで、と思っていた
奔放ささえ懐かしくなったりもする。
ホント、人間とは厄介な生き物だ。

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2021年08月13日

過ぎ行く月日の中で

昨日、地下鉄に乗っていたら、
坊主頭で痩せ型の男性から
「久しぶりです」と声をかけられた。


え?一瞬、誰だろうと思ったら
もう10年くらい前に店に結構来てくれた
タダユキ君だった。
マスクもしていた上、
あまりにも変わっていたので
まったくわからなかったのだ。

当時、20代後半だったから、
今は40前のはずだけれど、
もう少し上に見えたのと、
それこそ当時は普通に前髪があり、
マッチョな身体が自慢だった。

「実は2年ほど前にガンになってしまいまして」
今は完治したらしいけれど、
当時から25キロ近く体重が減り、
人前に出るのもイヤで、
ジムも行っていないと言う。

「コロナ禍ということもあって、
仕事もオンラインなので、
こうして外に出たのも珍しいんです」

もし、時間があれば少し話を、というので
次の地下鉄の駅で二人で降りて
20分ほど話をした。

もともと、すごくモテ筋だった
タカユキ君だったが
そう言えば、当時よく一緒に来てくれていた
付き合っていた彼とはガンがわかる
直前に別れてしまっていたらしい。

体調の変化や、精神的なモノで
結構凹んでしまって、なかなか
立ち上がれないのだと言っていた。


僕もガンを患って、体重が25キロ減り、
ジムに行っても、知り合いから驚いた顔をされたり、
かなりヘビーな時期もあった。

けれど、友人、知人や家族の支え、
そしてそれまでの仕事やトレーニングの
ルーティーンを極力守ることによって、
少しずつ元気になった。

人によって、細かい違いはあるだろうけれど、
自分が出来る範囲で、肉体的にも健康を
取り戻していくことが、精神的にも
落ち着くのではないだろうか。

力になったか、どうかわからないけれど、
そんなことを話したら、
「少し元気になりそうです。
コロナが落ち着いたら、久しぶりに
店に遊びに行きます」
そう笑って地下鉄駅へと戻った。

会わない間に、みんな、それぞれの
生活、それぞれの生き様があるなあ、
いつまでも変わらない、相変わらずだ、
なんてことは、そんなにないのだ、
そうつくづく思った。

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posted by みつあき at 17:02| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月12日

郷愁と嫌悪感と恥ずかしさと

緊急事態宣言が長く続いている中で
多くの古い日本映画を観ていると、
70年代から80年代がたくさん出てくる。

昨日、高校生の時以来観た
藤田敏八監督の「赤ちょうちん」は
まさに自分の青春時代。

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若き秋吉久美子と、当時カッコイイと
憧れていた高岡健二(今、観ると超ロン毛)が
飲み屋帰りに一緒になって、
東京の街から街を移り住むという内容だ。


それにしても、この時代の貧乏学生は、
トイレが共同の4畳半アパートが主流。
風呂屋が閉まるのが午前0時で
それまでにアルバイトを終え、
駆け込んで身体を洗っていたものだ。

遠方の両親に電話をしたり、遠距離恋愛をすると
10円玉を集めて、公衆電話に走るが
あっという間に切れてしまう。

着るモノは季節を通じて、2本くらいの
ジーパンを繰り返し履き、
あとはTシャツ数枚に、
長袖のモノも数枚。

ボロいスニーカーと、下駄(これは今
想像しても凄いけれど、街には結構いた)。
おしゃれを追求する、と言うよりも
こういう貧乏臭さこそが、
かっこいい、とされていた。

映画中でも描かれるように、
比較的近所に引っ越す時は、
友人に手伝ってもらって、
リヤカーで運んだりした。

辛うじて、映りが悪い室内アンテナの
小型テレビを持っていればいい。

コンビニも今ほどなかったので、
酒屋で安いウィスキーを買ってちびちびと飲む。

飲みながら、友人たちと
熱い議論を闘わせる。

当時は常に挫折感と自分への嫌悪感に
苛まれていた。

映画を観ながら、
すべてが今の20代には決してないだろう、
そんな懐かしさも覚えながらも、
世の中も、自分自身も、
己の姿に酔っていた、
ある意味、そういうちょっと気持ちの悪い
時代でもあったんだなあ、と思った。


ちなみに、この映画、かぐや姫が歌った
同名の曲をタイトルにしているけれど、
この時代、を表現している以外は、
赤ちょうちんの居酒屋も出てこなければ、
歌詞にはまったく忠実ではなかった(笑)

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