2021年07月03日

ノンバイナリーについて

キョウスケは、昔から
男のコは好きだったけれど、
自分の身体、特におちんちんには
何となく違和感があった。

人のおちんちんには興味があるけれど、
自分のは別にいらないと思っていた。
勃起もするし、マスターベーションも
するけれど、でも違和感が常にある。

若い頃は、自分はゲイだ、と思い込んでいたけれど、
これをここ10年くらい、トランスなのかも、
そうとも思っていた。
でも、何かそれはそれで違うなあと。


ただ、一昨日、宇多田ヒカルが
「ノンバイナリー」であることを
カミングアウトして、あ、これだ!
そう思ったのだそうだ。

「ノンバイナリー」
ゲイの人だってよく知らない。
僕もよくわからない。

キョウスケに聞いてみると、
つまり、自分は男性でもなければ、
女性でもない、そういうカテゴリーに
当てはまらない、当てはめてほしくない、
というのが「ノンバイナリー」らしいのだ。

ゲイの友人から
「キョウスケ、お前、もっと髪を短くして
ヒゲとか伸ばせばもっとモテるぞ」
そう言われたりすると、ものすごく
ドン引きしたりしていた。

自分は自分であり、絶対的な性には
縛られたくない。

男として生まれて、男が好きだからと言って、
自分が男らしくする必要もなければ、
男だと自認する必要もないのだと。

僕らゲイは、男にモテるために
男っぽくいたい、という人も多い。
キョウスケンの中では、そういう観念はなく、
むしろ自分をきちんと見て欲しいのだと。

話を聞いて、なるほど。
人にどう見られるかよりも、
自分がどうありたいかなのだ、と
そんな潔さを感じ、
ひょっとすると「ノンバイナリー」で
あってもなくとも、そういう強さは
魅力的でもあるし、それぞれに必要なのかも知れない、
そう思った。

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posted by みつあき at 13:31| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする