2021年07月30日

従兄弟夫婦とのドライブ

さて、20何年かぶりに会った従兄弟、

そして彼の同級生という奥さん。

電話で話した時には、前の仕事関係の話を

していたので、今の僕の仕事については、

わかってないんだなあと思っていた。


しかし、よくよく話をすると、

バーを経営している事は

わかっているようだった。

たぶん、長男の息子(つまり甥)と、

彼が親しいことで耳にしたのかと。


ただ、ゲイである事が伝わっているのかどうか。

従兄弟は、それについて知っているのか、

知らないのか。

ただ、奥さんは僕の店や、プライベートについて

どんどん聞いてくる。


普通なら実はね、みたいな流れにしてきたけれど、

何故か今回は敢えて話すこともないか、と

極力、嘘がないように僕は話した。


たとえば、お店のバイトに若い女の子が

たくさんいるのか?と聞かれると、

いや、男ばかり10人ほど、とか。

店の場所はどこですかと聞かれると新宿、

え?歌舞伎町?とさら問いには

新宿御苑の近くお。


プライベートについては細かくは聞かれなかったものの、

コロナ禍、食事を一人で毎日作ったり、

食べるの大変でしょう、と言われると

長く一緒に住んでるのがいると答え、

え、結婚はしなかったんですね、と言われ、

そうだね、と。


従兄弟はほとんど口を挟まない。

奥さんはまったく悪気がないのもよくわかる。


久しぶりのこういう経験に、

嘘はないながらも、なんとなくうしろめたさえ感じた。


それでも、何十年ぶりに突然行ったのに

二人は気持ちよくもてなしてくれた。

養老の滝や、千代保稲荷や岐阜など、

3人での食事やドライブはホントに楽しく、

良い旅の始まりだった。


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2021年07月29日

少年時代にタイムスリップ

昨日、東京から岐阜羽島に、

そのあと、大垣を通り、

養老鉄道(昔は近鉄だった)

母の実家のある揖斐へ。


岐阜羽島は他の多くの

地方都市新川崎駅と同様、

何もない街だった。


大垣は、子供の頃、揖斐に行く途中、

東海道線を降りて人通りが多い

大きな商店街で食事をしたものだけど、

今はほとんどシャッター商店街と

なっていて、これには驚いた。


駅反対側にいかにも今風の

大型ショッピングセンターがあり、

そこにはそこそこ人がいる。


初めて行った大垣城にも人はまばら。

コロナ禍だからか、そうでないのか、よくわからない。


さて、養老鉄道の大垣駅から揖斐への

電車に乗ると、そこには小学校の頃、

夏休みや正月に来た時のままの風景が

広がっていた。


駅に迎えに来てくれた従兄弟は

驚くほどオッサンになっていたが、

奥さんは25年前に会った時と

変わらないほど綺麗だった。


家は多少改築されていたものの、

居間や床の間、広い庭などそのままで、

昔は7人や8人の大所帯だったのが、

今、二人でこの広さは勿体ないし、

寂しいだろうと思った。


それにしても、家の周りの田畑、

そして河原、山々はまったく変わらず、

こういう場所はどんどん過疎化

していくだけなんだろうか、などと

懐かしさと共に、いらぬ心配を

してしながらも、僕はすっかり

少年時代へとタイムスリップしてしまった。


従兄弟とは10歳も離れているので、

主に僕が来ていた小学生の頃、

彼は生まれて少し。

その後、祖父母や叔父の葬儀で

会った頃は、ほとんど話もきちんと

しなかった。


昨晩から今日にかけては、

話が弾んだが、それはまた後日。。。


携帯でブログを打つのはホントに大変だ(笑)


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2021年07月27日

最大の忘れ物

五輪が始まり、想像通り、
連日メディアを騒がせており、
僕も手に汗握り、勝敗に
喜怒哀楽する日々だ。

自分で取った水泳決勝のチケットや、
譲り受けた柔道、体操これまた決勝のチケットも
すべて行くこともなくなった。

その時点で、今日から一週間ほど
旅に出ることを決意した。

先日も書いたけれど、20数年ぶりに
母の実家がある岐阜、
そして旧友カップルがいる名古屋、
そのあと高松、そしてお客さんでもあり、
友人たちと直島に。
また、最後に、若い頃10年ほど付き合った
元彼女と会う、という旅だ。

久しぶりの長旅なので、色々荷物を入れ、
家を出がけに本を入れたかどうか、
確認した際に、なんとノートPCを
出して置いてきてしまった。
しくじった。。。

というワケで、このブログは珍しく、
スマホから。

旅行中くらい、のんびりしろ、と言うことか。
たまった本も読みたいし。
ブログを書く時間もないかもしれないので、
ひょっとすると、数日に一度、
ということになるかも。
よろしくお願いします。

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2021年07月26日

ヒッチコック映画以来の恐怖

「クワイエット・プレイス」という映画を
ご存知だろうか。
数年前に上映された、音が聞こえると
襲ってくる、というモンスター・ホラーだ。

基本的に、僕自身、スプラッター、ホラー的な
エンタメ系が大好きか、と言うと
血飛沫、痛々しいのはかなり苦手だけど、
サスペンス色が加わると話が違う。

今年になってこの続編「クワイエット・プレイス 
破られた沈黙」が公開されて、
遅ればせながら観たところ、
この2本のシリーズの出来栄えには
腰を抜かされた。


Unknown-14.jpeg

このシリーズの何がそれほど魅力的か、
と言うと、とにかく怖い!のひと言に尽きる。

それが、そんじょそこらのホラーのような
おっかなびっくりの恐ろしさだけではなく、
ドラマの伏線の貼りかた、
家族の結びつきの表現、
その上にたつ恐怖感が非常に優れている。

僕自身、昨今のホラー映画を片っ端から
観ているワケじゃないけれど、
この映画を観ながら、思い出したのは
ヒッチコックの「鳥」だった。

ひとつの家族を襲ってくる鳥の大群。
その恐怖感。
それが本作では、CGや、現在出来る限りの
見せ方を駆使しながら、伝わってくるのは
まさにそっくりだ。


一作目の「クワイエット・プレイス」では
おそらく多くの人々はモンスターに襲われ、
何故か残ったひと家族だけが、とにかく
物音を立てないように生活をしている、
というところから映画は始まる。

夫婦と3人の子供たち。
中学生になるくらいの長女は耳が不自由だ。
だから、この家族は手話を理解出来る。
これは大きなポイントだ。

なおかつ、ちょっとばかり音を立てたばかりに
末っ子がオープニング早々、モンスターに
連れさらわれてしまう。

その後、家族は、いかに音を出さないで生活をするか、
映画らしい効果音はあるものの、
劇場中のお客さんが、コーラを飲む音さえ
気にしながら、固唾を飲んでスクリーンを見つめる。

劇中、家族は思わぬところで、
大声を出さざるを得なかったり、
モノを転がしたりする。
そのたびに僕らは座席でうずくまる。

彼らが階段に突き出ている
釘を踏んだりするだけで
こちらとしてはギャアと声を出しそうになるが、
まさかの出産、そして赤ん坊の鳴き声を
いかに抑えようとするか。

パート1は、驚くべきクライマックスで終わり、
この続編では、パート1にいたるまでの、
まだ平和だった前日談から始まり、
パート1のラストシーンのあとに続くという展開だ。

コワイのは絶対無理、という人には
お薦め出来ないけれど、コワイもの見たさが
大好きな人には超お薦めの一作だ。

とは言え、残念ながら東京では
先週、上映が終了。
もっと早くここに書けば良かった。。。
少なくともレンタルや配信で1作目だけは
観られるので、良ければ是非とも。

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2021年07月25日

改めて、アメリカ人と日本人の違い

昨日、開会式を観終わった
ロスの友人と話をした、という続き。

彼いわく、アメリカ人は
たとえばバーに行って、隣に座った知らない人と
話をするとしても、たわいもない昨今の
世間で話題になっているニュースについて
など、ほとんど触れないらしい。

自分が興味があるか、ないかが
非常にはっきりしていて、
興味がない事については、話さない。
相手に合わそうとしない。

だから、ありふれた日常会話よりも
個人的な仕事の話や、趣味を尋ねて
そこから自分の意見を伝えるというスタイル。

まだ、ゲイバーの場合は、男のタイプとか、
性的な会話があったりするけれど、それも
仲が良い友人同士での会話。

表面的には笑顔で" Hi!!"とか
とても良い感じをアピールするけれど、
他人を受け入れる、というのは
日本人のほうが心が広い気がする、というのだ。

とにかく他人に迎合はしない。
プライドが高い。自分の意見はしっかりと伝える。
まあ、一概にすべての人が、
というワケではなさそうだけれど。

僕の中にも多分にあるけれど、
(と言うか恥ずかしながら、ほぼ、ほぼ
日本人を代表するようなタイプだけれど)
とにかく、調和を乱さないように、
できる限り相手の話に合わせようとする
我が国の人たち。

これまた、どちらが正しい、
間違い、ということはないだろうけれど、
この大きな垣根を越えて、異国人同士が
キャッチボールをする、
というのは、並大抵じゃないなあ、
改めてそう思った昨日の会話だった。

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2021年07月24日

五輪が始まった

数日前から予選も含めて
オリンピックが始まり、
昨日、開会式があった。

前にも書いたけれど、僕はかなり
オリンピックに関してはミーハーなくらい
熱気を持っていて、いつもテレビに釘付けだった。

普段は興味がない種目でも、
その時になると何故かスイッチが入る。

しかし、今回だけは色々な複雑な思いで
冷静かつ、客観的に開会式を観ていた。

直前のあり得ないほどのゴタゴタ。
ギリギリまで中止かも、という噂さえ流れた。

去年、普通にオープンしていたら、どんな形式で
どういう演出だったのか、わからないけれど、
昨日の開会式を観ながら、良くも悪くも、
なるほど、これが今の日本のオリンピックなのだなあ、と
いう思いがよぎった。


そして、今朝、ロスに住む日本の友人から
「開会式、観た?」と電話があった。
あちらは朝4時くらいになるらしく、
わざわざ時計のタイマーをかけて
観たようだった。

しかし、彼のボーイフレンドも含め、
周りのアメリカ人は
ほとんど興味がなさそう。

たぶんメダルを取れば、ニュースなどでは
取り扱われるけれど、それ以外、
テレビでは、高額な放映権料を払っているNBC以外は
まったく取り上げないらしい。

いわゆるトークショーなどでも
「今日はオリンピック!開会式です!」
などと言うことさえないのだそうだ。
日本的なワイドショーがない、
というのも、理由だそうだが。

だから、彼らには、国を上げて、
ここまで大騒ぎをする日本は
本当に珍しく映るのだとか。

興味がある試合は観るけれど、
それ以外はどうでもいい。
増して、自国な何個メダルを
取るか、どうかなんて関心がないと言う。

どちらが良いか、はわからないけれど、
世の中は本当に色々だ。

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2021年07月23日

家族のかたち

一昨日、僕のパートナーのお父様が
亡くなられた。
あと少しで97歳、という大往生だった。

ここのところ、トイレに立つのがそれなりに
大変だったりして、そろそろ施設に、と
10日ほど前に施設に入られた。

ただ、あまりにもお元気なので、
一度家に帰ってこられて
散歩などをして、少し休んでいるのかな、と
思ったまま、すっと逝かれたらしい。

それを聞いて、こんな穏やかで
幸福な人生の全うの仕方ってあるのだ、
と羨ましくも微笑ましく思った。


こういう時期だから少人数の家族葬で、
ということで僕もお通夜に行かせてもらった。
僕の席を設けていただき、お兄さん、
お姉さん夫婦など、皆さん本当に
優しく、親切にしていただけた。


お父様は、多い時には3ヶ月に一度くらい
我が家にもいらっしゃって、
パートナーが仕事の時は、
僕が一緒にドライブにお連れしたりもした。

美術館や、山登り、コーラス、ハーモニカ、
書道、など好奇心旺盛で多彩。
いつも、笑顔で、僕に対しても
常に「さん」付けで、丁寧に接していただいた。

うちの死んだ父なんかは、パートナーを呼び捨て。
えらい違いである。

お父さんが語られる話もとっても興味深かった。
軍人として、中国に長く行かれたけれど、
上官からのしごきもなく、激しい銃撃戦も
観たことがなく、それよりも電車の移動が
とても楽しかったなど、など。


それにしても、あの穏やかなお父様の家族なんだなあ
そう思うところが節々に感じられるお通夜、
そしてその後の食事会だった。

彼のお母様が亡くなったのが、
僕と彼が出会って半年後。
あれから25年近くが過ぎた。
その時に、ご家族に初めて会ったのだった。

思えば、うちの両親の葬儀にも
パートナーは僕の傍にいてくれ、
色々な意味で、そんな形を受け入れてもらえた
家族を持てて幸せだ、そう思った。

こんな時に、自分に愛する子供や孫が
いたら、などと考えるのは、
贅沢な悩みなのかも知れない。


自分のプライベートをほとんど
ここでは書かないけれど、
お父様の御逝去のお悔やみとして
そして今までの感謝として
今日は許してもらえれば、有難い。

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2021年07月22日

あり得ないファスト映画!!!

映画を携帯でそれも倍速で観る、
という若い人たちが増えている、と
聞くだけで、ゾゾっとするのに、
ここ数ヶ月問題になり逮捕者が
出ているファスト映画。

要は、映画の大まかなストーリーを
わかり易く編集し、10分や15分で
その映画がわかった気になる、
観た気になる、という代物らしい。

うわあ、世も末だなあ、なんて呟いても、
レコードがCDになり、配信になったように、
映画も映画館からテープ、DVDを通って
配信になった昨今、もうそんな事、
言ってられないのかも知れない。

今や映画館は4Dとかのアトラクション系に
飲食物と物販を付けて、儲けるのが得策みたいだ。

大音響で座席が動いたりしない限りは、
家や電車の中で、イヤホン越しに
10分で「わお!こんなラストなんだ〜。びっくり」
なんて、全部わかった気になってしまう。

そこには、セリフの間(ま)もなければ、
音楽や効果音、そして空気感からくる
デリケートな胸の震えや、
クレジットタイトルが流れ終わる時の
余韻さえないのだ。


思えば、本を読み、それについて朝まで語り、
長い手紙を書き、それが届くまで数日かかる、
というのが、つい僕の学生時代くらいまでの
出来事だった。

そんなことが、ほぼなくなってしまった今、
それを嘆いたり、残念だと思ったりすることも
若い人たちにはわからなくなって
しまっているのかも知れない。

昔は良かった的なことを言い続けるジジイには
なりたくない、そういう頭の硬さと抗いながら、
どうやって、過去の産物と現在の便利さを
享受しながら生きていくんだろうか。


始まる直前までゴタゴタが
続くオリンピック開会式前日。
コロナが大問題だったけれど、
結果的に、まったく関係ない問題が
降って沸いている。

子供の頃から、まずはワクワクした
開会式が、ここまでメチャクチャに
なってしまっているとは。
何だか、ファスト映画の延長戦上にあるようにさえ
思えてくる。

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2021年07月21日

リモート恋愛

今朝、起きてテレビを付けると、
このコロナ禍になり、孤独が募り、
昨今の若者はリモート恋愛が盛んだとか。

リモート恋愛というのは、仕事や学校が
終わり、なかなかデートも出来ない二人が
帰って来たら、すぐにLINEやSkypeを
ビデオモードにして、翌朝、起きて
家を出るまで、繋ぎっぱなしにしてるのだそうだ。

それぞれ会話をすることもあれば、
各々勉強やテレビを見たり、
シャワーを浴びたり、自由なのだけれど、
そこには常に携帯カメラがある、と。

街の若い人たちにインタビューしている
映像もあったが「あ、結構やってますよ」
「うん、普通、普通」という人たちもいて
いささかびっくりした。


それで思い出したのは、もうずいぶん前に
うちの店で付き合った遠距離の二人が
PCとiPadでやっぱり上に書いた若者たちと同様、
繋ぎっぱなしにしていた、と。

二人は当時、会うたびにベタベタしていて、
それだからこそ、結構、この関係も続いたと言う。
何年か後に、二人は別れてしまったが、
理由がそこにあるか、どうかはわからない。

ただ、テレビのコメンテーターたちは、
最初は良くても、そのうちにどちらかが束縛感を
感じ始めるのではないか、それなら一緒に
住めば良いのに、などと言っていた。
まあ、そこは、それぞれに事情はあるのだろう。

また、これは、書いたと思うけれど、Facebookで
アメリカ人と知り合ったうちのお客さんは、
ほぼ毎日Skypeで語り、セックス(いわゆる相互
マスターベーション)もし、
3ヶ月後には会っていないのに、
付き合い宣言をしたとか。
1年後、渡米し、初めて会った瞬間に
まったく違和感を感じなかったと言っていたが
その後、どうなったんだろう。

恋愛に良いも悪いもないけれど、
とにかく時代だなあと感じる猛暑の日々だ。

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2021年07月20日

夢の話

店の休みが続くと、普段は見ないような
店の中の不思議な夢を見る。

ついこの前、見たのもとっても変な
夢だった。

うちに来てくれる20年くらい付き合っている
ユウゾウと、コウキカップルがいる。

そのユウゾウから朝方「今日、飲みに
行かせてもらうよ」と連絡が入った。
もちろん、夢の中の話だ。

「オーケー。待ってるね」と僕は伝え、
夜、店をオープンして束の間に、
若いイケメンが入ってきてくれた。
前に顔を見たような気がして
「前に来てくれたことある?」と尋ねると
「ええ、2度ほど」そう言う。

2度ほど、一人だったんだけど、
実はここだけの話ですが、僕、ユウゾウさんの
愛人なんです、と僕に言う。

え?あのユウゾウの??

そんな話をしているうちに、なんとユウゾウの
相手のコウキが入ってきた。
そして、その彼の隣に座る。

もちろん、お互いに相手のことは
知らなさそうだ。
そして、色々と会話が始まる。

どうか、ユウゾウの話が出ませんように。。。

僕はすぐにでも、ユウゾウに連絡をしようとするが
そうすると、僕がユウゾウとその愛人のことを
知っているというようなモノだ。

うううむ、と頭を抱えていると、目が覚めたのだった。


変な夢だなあ、そう思って、携帯を見たら
そのユウゾウから「元気ですか?
早く店が開けられるようになるといいですね。」
そんな連絡が入っていた。

何だか朝から不思議な気持ちになった。
これはなんのサインだったんだろう。。。

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2021年07月19日

レインボーリールの2本!

昔は「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」と言われ、
その後、「レインボーリール」と変わった
夏の映画祭が先週から始まった。

いつも店の営業と重なって
この15年、なかなかしっかり
観ることが出来なかったけれど、
今回は緊急事態宣言下で、
しっかり観ようと決意。

で、昨日観た2本が共に素晴らしく、
まだ各々上映があるようなので、
ここで紹介しておこう。


1本目は、アイルランドで作られた「恋人はアンバー」

Unknown-12.jpeg

去年作られた映画だが、舞台は1995年。
まだスマホもなかった時代。
それぞれが、ゲイじゃないの?と
常に揶揄される男子高校生のエディと
女子高生のアンバー。

二人は校内での、そういう疑いを打ち消そうと
表面的に付き合う形を決行する。

軍隊にいる父親に習って、
卒業後、軍隊に入ると決めながら
苦手な懸垂に取り組むエディ。
男勝りで、見栄えなど気にせず、
何かとガハハと大声で笑い、
怒る時はところ構わずぶちキレるアンバー。

そんな二人の目の前に
性的に刺激を送ってきたり、
恋心をくすぐる相手が現れる。
そういう事件から、二人の関係も
大きく変化していく。

四半世紀前の田舎町のこの状況と
さほど今でも変わらない部分もある
東京で暮らす僕たちを
色々考えさせられる一本だった。


もう1本は、アルゼンチン映画
「世紀の終わり」。

Unknown-13.jpeg

これは、僕が大好きなアンドリュー・ヘイ監督の
「ウィークエンド」を彷彿とさせるような
ある意味、ファンタジックな恋愛映画。

20年の恋愛にピリオドを打って、
NYからスペインに、バカンスに来たオチョ。
また、4年前に出会った男性と結婚をした、
というベルリンから来たハビ。
この二人が、海で出会い、
色々話をしているうちに、
実は20年以上前に出会っていたことがわかる。

映画は、21世紀を迎えるよりも前に巻き戻され、
まだ男性経験もそれほどないオチョと、
彼の女友達のボーイフレンドだったハビとの
出会いが描かれる。

時間と空間を不思議に飛ばしながら、
観ている僕たちに、この二人の関係と
その行先を想像させていく。

「これ、どういう意味?」と
人に聞くなかれ。自分の中の回答を見つける、
それこそがこの映画の大きな魅力だ。


両作品とも、あと一度ずつ上映されるので、
時間と興味がある人は是非とも。


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2021年07月18日

ゴミを拾う意味

オリンピックよりも、大きく話題になっている
大谷フィーバー。
二刀流と、その成績に関わらず、
全米や日本の彼への注目度は
その好感が持てる行為の数々。

つい昨日も、ホームランダービーで
得た1600マン円をチームスタッフ30人に
分けたという話や、そのダービー中に
肩が当たった記者に対して、
丁寧に謝罪した、ということまで
大きく報道される。

そして何よりも、彼が若い頃から
クセをつけていた、グランドでのゴミ拾い。
フォアボールで1塁に向かう途中や、
交代する際に、ベンチへ戻りながら、
ゴミを拾い、ポケットに入れる。

日本人もさることながら、この行為には
全米の人たちは唖然とするらしい。

Unknown-11.jpeg

彼はゴミをひとつ拾うごとに、
運気が上がる、そう考えているらしい。

そもそも、アメリカでは子供の頃から
学校の掃除の時間はない。
片付けや掃除は、係の人がやる。
逆に何かをすると、その人の
仕事を取った、と怒られたりもするらしい。

だから、逆に大人になっても部屋の片付けが
ままならず、日本からの「コンマリ」が
注目されたりするのだろう。


去年の秋に、このコロナ禍で時間があり、
区のゴミ拾いのボランティアをしたことがあった。
僕は大谷と違って、ただ、ただ
ヒマだったからなのだが(笑)

確かに、日本では昔に比べると
ポイ捨てゴミは格段に減った、そう思う。
タバコの吸い殻など、特にそうだ。

東京は、オウム事件があった頃から、
街中のゴミ箱が消えた。
にも関わらず、ゴミをちゃんと
持ち帰る人が増えたようだ。

とは言え、小さな目に見えないくらいのゴミも含めて
え?こんなモノ?と思うようなゴミは
意外と色々なところに転がっている。

去年、思ったのは、不織布マスクが
あちこちに捨てられていること。
中には風で飛ばされたような
ポリ袋や、ペットボトルも
まだまだ転がったりもしていた。

普段ならまったく見過ごしてしまう
大きいゴミや小さなゴミがあちこちに
目立つ。

人間は、気にする、ということと、
目にしない、しようとしない、
ということで、見えてくるモノ、
まったく見えないモノがあることがわかる。

今回の大谷選手のこんな行為が
これからの子供たちに、普通なら
気にしない、気にならないことが
きちんと見えてくる、そんな何かを
与えてくれれば良いのだが、そんなふうに思った。

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2021年07月17日

二人のトレーナー

僕は、ジムとストレッチクラブとで
それぞれ一人ずつ、トレーナーに
付いてもらっている。
二人は幸か不幸か、ストレートである(笑)

一人は30歳で、筋肉モリモリで髪の毛も短く
ゲイ受けをするタイプだけれど、
結婚をしていて、もう二人子供もいる。

彼と話すと、とにかく家族と
仕事のためだけに生きている感じで、
それ以外は特に趣味もなく、
友人も少なく、酒を飲むこともないようだ。

かと言って、つまらない人間かと言うと、
言葉の端々に、思いやりや優しさがあり、
つくづく、きちんとした良い人だなあ、と
感心させられることも多い。


もう一人は22歳で、こちらはスリムで
髪はチリチリのパーマをかけていて、
「チャライってすぐ言われます。
実際、チャライんですが」と笑う。

とは言え、彼の教え方、仕事に対する方向性も
なかなか素晴らしく、業界でトップを
目指していると話し、
おまけに明るくて楽しい。

趣味もバスケットに、ゲームに、
飲み、と幅広い。

彼は東京に出てきたこの3年で
女性との関係は70人を超える、と言うのには
びっくりだ。
ゲイならわかるけれど、一般女性と
それほど関係を持てるというのはなかなかだ。

「そろそろ、落ち着いて、一人に絞り、
結婚も考えなきゃなんですけど」

22歳なんて、僕がゲイバーデビューも
していなかった頃、そういう意味では
男性経験もまだなく、セックスも女性一人としか
していなかった。


この二人の対照的なトレーナーを見ていて、
その人のどの部分を見るか、で
その世界観はまったく変わってくる。

人の生き方に、正しさもなければ、
ダメということもない。

僕はこの年齢も少し違う、息子のような
二人の青年(決してゲイ的目線ではなく)に
トレーニング以外で学ぶことも多いなあと
日々、感じる。

逆に僕が教えられることなど、あるんだろうか
そんなことを考えながら、
しごきに耐える日々である(笑)

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posted by みつあき at 14:28| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

お薦め映画「特別な一日」

なんと、1977年のソフィア・ローレン、
マルチェロ・マストロヤンニ主演の
「特別な一日」をものすごく久しぶりに観た。

unnamed-1.jpg

公開当時、僕もこの映画を観ているけれど、
マストロヤンニがゲイであることが
作品の中でかなり重要であるにもかかわらず、
このポスターにあるように、
結ばれぬ恋の物語だと思っていた(バカ)。

しかし、ここまで素晴らしい映画だったとは。

映画は、1930年代に、ヒトラーが
同盟を結ぶため、イタリアを訪問した
その一日を描いていて、オープニング、
そのニュース映像が流される。

ローレン扮するアントニエッタは、
朝、6人もの子供たちを起こし、
男尊女卑も甚だしい旦那に怒鳴られながら、
それぞれを送り出す。

街はファシズムの台頭で、ムッソリーニ万歳、
ヒトラーようこそ、と沸きに湧いている。
この日、人々はヒトラーを迎えるために
パレード、そしてお祭り参加で
アントニエッタを家に残し、
彼女の家族もいそいそと出かける。

ホッとひと息つく暇もなく、片付けや
洗い物をするアントニエッタだが、
鳥籠にいる九官鳥を窓の外に
飛び立たせてしまう。

羽ばたいた九官鳥が止まるのは、
向かいで部屋を一時借りている
マストロヤンニ扮するガブリエーレの部屋の外。

アントニエッタが、九官鳥を捕まえるために、
ガブリエーレを訪れることが、
この一日の、そして二人の出会いだった。

かつてアナウンサーだったという
ガブリエーレは、文学や音楽を楽しみ、
一見、自由を謳歌しているように見える。

そこにアントニエッタは惹かれるけれど、
ガブリエーレが実はゲイであることから、
激しい性的マイノリティへの
弾圧によって、国から出されようとしているのだ。

映画は最初から最後まで、まるで
ファシズムを唱えるスピーチや
高揚する市民の歓声が、BGMのように流れ続ける。

その中で、数々の小道具や設定の使い方。
たとえば、コーヒー豆、電球の傘、
ガブリエーレが作るオムレツ、
敗れたアントニエッタのストッキング、
そして、ボロボロになった三銃士の本、
それぞれが伏線となって、映画を生き生きとさせる。

人を弾圧、抑圧、差別をし、
意味の成さないルールに縛り付けることが
いかに愚かなことか。

この映画では、実態は伴わないけれど、
マストロヤンニの「僕は同性愛者だ」という叫びに
集約されている。

ローレン、マストロヤンニの多くの共演作の中で
「ひまわり」が最も有名だけれど、
この「特別な一日」こそ、二人の
最高傑作(マストロヤンニ自身も
そう言っているらしい)、そう思う。

機会があれば、是非。

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posted by みつあき at 15:23| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月15日

久しぶりのクローゼット

ワクチンも打ったし、この長い休業要請の中、
今月末にでも、久しぶりに母の実家がある
岐阜県に行こう、そう思い立った。

山々や川に囲まれ、本当に田舎で
幼少の頃から中学に上がった頃まで
夏休みや正月には、両親や兄妹と一緒に
よく遊びに行ったものだ。

父方の祖父は、祖母が亡くなったあと、
後妻と一緒に、あまり目立たないように
ひっそりと京都で生きていたのだが、
その後、母の実家の近くに
移り住んでいた。

母方の祖父母は、僕たち孫たちを
強く愛してくれていた。

乗馬クラブを経営し、
馬をこよなく愛していた祖父。
馬に蹴られ大怪我をしても
「馬は悪くない。蹴られた俺が悪い」と言い、
おそらく若い頃は凛々しく
良い男だっただろう面影がそこここに感じられた。
また、常に祖父と一緒に離れの部屋にいた祖母は
僕たちに優しく接してくれた。

母親の弟夫婦とその子供たち(いわゆる従兄弟だ)は
祖父母と一緒に、その大きいうちに住んでいた。

母の弟夫婦も亡くなり、
僕と同世代からひと回り下の
従兄弟たちとも、もう25年近く会っていなかった。

そして、今回、そんな従兄弟に
突然、そちらに行きたいと電話をかけた。

まだ20代だった従兄弟はもう、
50を過ぎ、子供たちも家を離れており、
奥さんと二人であの大きな家に
住んでいるらしい。

「あんちゃん、まだ映像関係の仕事、続けてるの?」
といきなり言われ、「いや。もう飲食関係で
働いていて、今はとても大変だ」
僕がそう言うと
「ああ、そうなんだ」と。

僕の長男が従兄弟の近くに住んでおり、
長男の息子(つまり甥っ子たち)は
僕のことをゲイであることも知っているのだが、
どこからも伝わっていないようだった。

電話で細かいことは聞かれなかったけれど、
田舎で暮らし続けた従兄弟に、
わざわざ話すことだろうか、と考えた。

彼の上には二人姉妹がおり、
彼女たちのほうが僕は年齢は近いけれど、
今回、会えるか、どうか、わからない。
いずれにしても、彼女たちも知らないだろう。

親兄弟、そして甥たちまで伝わっており、
多くのSNSから元会社や学生の時の友人まで
幅広く知られている中で、
なかなか久しぶりのクローゼット感だった。

流れ次第で話すかどうか。
今後、彼らとどれくらいの付き合いになるか、
わからないので、そういう意味では
敢えて伝える必要もないか、
今回はそう考えているところ。

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2021年07月14日

ジーザス・クライスト・スーパースター in コンサート

「レ・ミゼラブル」ブロードウェイで
主演を観てから彼は凄い!
と思ったラミン・カリムルー、
そして、テレビドラマ ”Glee"や
やはりBWで「アラジン」主演を
やったテリー・リアンなど
多くの外国人キャストが出演する、と聞いていた
「ジーザス・クライスト・スーパースター」の
コンサートバージョンのプレビュー公演を昨夜、観てきた。

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これが想像以上に素晴らしかった。

キリスト最後の7日間を描いた
ロック・ミュージカルとして、これが
作られたのが丁度50年前!!とは
とても思えない。

今回、コンサート形式とは言え、鉄骨の櫓を
組んだステージ上で、ダンスもあり、
丁々発止のパフォーマンスあり、で
全員マイクは持っているモノの
(そもそもオリジナルは、マイク持ち)
とにかくしっかりと演出されたモノになっている。

そして、とにかくすべてのキャストの
表現力、声量が見事だ。


思えば、僕は19歳の時に、初めて行った
ロンドンで、まだ続演していたオリジナル版を観た。
高校時代に観た映画版とは
まったく違う生モノだった。

その後向かったストックホルムで、忘れられず
図書館でフリーだったジーザスの2枚組の
レコードを何度も聴いた。

僕はロイド・ウェーバー作曲の
この名曲の数々が、
「アスペクツ・オブ・ラブ」そして
「サンセット大通り」と並ぶほど好きだ。

東京に戻って来てから観た劇団四季版は
まだ若き加賀武史、寺田稔、瀧田栄、
市村正親という豪華キャスト。

その後、ブロードウェイ・リバイバルや
テレビ版、スーパースターアリーナツアー版など
かなり多くのモノを観てきたけれど、
今回のライブは、そのどれにも
劣らない出来。

ただ、残念なのは、あれだけ広い
シアターオーブの座席がそれほど埋まっていないことだ。

今、50%以下に抑えなければならない、
という規定があるらしいが、それでも
まだ座席は余っている。
東京は27日まで、続演しているようなので
興味がある人は是非とも。

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posted by みつあき at 12:54| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月13日

オリンピック問題の余波

僕が住む場所は、オリンピックの会場から近く、
先週の木曜日の朝、突然「会場はこちら→」と
真っ赤なシートが地下鉄駅に貼られていた。
そう。この日の夜、無観客が発表されたのだ。

その10日ほど前だったか、地下鉄駅の階段も
TOKYO2020のシールが綺麗に貼られていた。

そしてその無観客開催発表の直前に
4度目の緊急事態宣言も発令されたのだった。


僕もチケットが当選していたけれど、
地方から休みを取り、ホテルも抑えて
楽しみにしていた人は無念だろう。

そして、スポーツが好きだったり、
少しでも人の役にたちたい、と
ボランティアに応募していた何万人という人たちも
多くはその仕事がなくなった。

五輪に出店を決めていた
多くの飲食チェーンや、
観客を見込んでいたバスや
ハイヤー、そしてもちろんホテルも
みんな、がっくりしているはずだ。

無観客になっても、首都高の値上げや、
都内のあらゆる場所で通行止めも
そのままになっているようだ。


それにしても、何故ここまで延ばしたのか。
半年とは言わないけれど、せめて3月、
海外からの観客受け入れを断念した時に、
中止、もしくはすべて無観客と決まっていれば、
ここまでゴタゴタにはならなかっただろう。

そして、このオリンピックに寄って、
僕ら飲食店を含む、多くの人たちが
大きく振り回され、色々なことを
制限されていることは確実。
首相や国が関係ない、といくら言っても、
これはもう揺るぎない事実だと思う。

あとはテレビやネットで、
どれほど選手たちが活躍するかを
僕らは応援していくしかないけれど、
とにかく、メダル獲得で盛り上がることで、
このどうしようもない状態を
決して忘れてはいけない。

店をやって、15年目にして、
心から強くそう思うのだ。

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posted by みつあき at 22:13| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月12日

抜け出せない恋愛トラウマ

まん延防止措置の期間が終わる
昨日、古い友人のユウスケが
友人を連れて来てくれた。
その初めて来てくれたタロウ君が、
「恋人は欲しいけれど、面倒だから、
やっぱり一人がいいと思ったりする」
と会話をしていた。

よくよく聞いてみると、若い頃のトラウマを
忘れられなくて、それでなかなか
次の恋愛への、決断出来なかったりする、と。

20代前半の頃、付き合っていた相手が
なんとなく様子がおかしく、
彼の携帯を探ってしまった。

そこに浮気相手とのエッチなやり取りに
カッと来て、その浮気相手の
メアドをメモしたらしい。

その相手に怒りのメールを送ったのかと思いきや、
「前に会った時にメールをもらったんだけど、
覚えてる?」と送って、会うことになった。

結局、自分と自分の彼のことで、
彼を責めるワケではなく、
その彼とセックスをすることで、
怒りを鎮め、乗り越えようとしたらしい。

もちろん、その相手にも、自分の彼にも
そのことは一切告げることもなかったが、
どうしても、自分の中のなんとも言えない不快感は
変わらなかったらしい。
それが理由で別れを切り出したが、
理由を言わなかったので、その時の恋人は
何がなんだか、わからなかったのだと思うらしい。

今となっては、恋人とは言え、
他人の携帯を見てしまったことも、
その相手と寝てしまったことも
すべて後悔している。

ある意味、自分が生んでしまったトラウマ。
そこから抜け出せないことが
次に踏み出せない理由らしい。


さて、今日から6週間、店は休みとなりますが、
また何か変更などあれば、またこのブログに
書かせてもらうことにします。
よろしくお願いします。

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posted by みつあき at 19:10| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

お知らせ

ホームページトップにも書いてありますが、
四度目の東京都の緊急事態宣言の休業要請のため、
明日、7月12日(月曜日)より、8月22日(日曜日)まで
Bridgeは休業いたします。

急遽変更や、8月23日以降に関しては
また、こちら、もしくはツイッターなどで
ご連絡いたしますので、よろしくお願いします。

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posted by みつあき at 23:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老舗バーを継いで・・・

昨日は、店にゲイの友人と一緒に
よく来てくれるエミコちゃんが、
3年付き合っている彼氏を連れて来てくれた。

その巨漢はガッチリ、ムッチリ。短髪。
失礼ながら、え?ホントにストレート?
と思うほど、こちらの人たちから
モテ筋だ。

色々話してみると、彼は都内の大きな繁華街で
カラオケバーをやっているとのこと。
それはおじいさんの代からもう40年以上の老舗で、
そのあたりで最も古いバーらしい。
彼自身も二十歳の頃から、もう18年。
僕よりも先輩である。

彼の店があるビルには、結構有名なゲイバーがあるようだあ
(偶然ながら、僕は伺ったことはないけれど、
マスターは来ていただいたことがあり、
ツイッターでも繋がっていた!)。

また、彼のお店のお客さんも
チラホラ、カミングアウトしている
ゲイのお客さんもいて、
彼らに連れられて、何度か
新橋や新宿のゲイバーにも
行ったことがあるらしい。

そこで言い寄られたり、ちょっかいを出されるのは
まったく問題ないけれど(腹が据わっている!)、
ストレートとわかってしまえば、
逆にゲイの人たちに気を使わせてしまうんではないかと
心配するほど、デリケートな人だなあと思った。

エミコちゃんは、彼よりも少し年上で、
まだ双方の家族は知らないらしい。
この後どうするか、とか結婚とか
野暮なことを聞くのはやめた。
ゲイもストレート社会も、
なるようになるし、
今が充実しているようだから、それが一番だ。
二人の良い関係が、いつまでも続きますように。

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posted by みつあき at 15:16| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする