「フランクおじさん」を観た。
ちょっと評価が高かったので、知らずに
観てみると、これまたゲイを
描いている映画で驚いた。
50年近く前のアメリカ南部の田舎町。
おじいさんのバースデイに集う親族たち。
主人公のベスは18歳。
彼女の憧れの叔父のフランクは
ニューヨークからこのためにやって来ている。
しかし、何故か、祖父(つまりフランクの父親)は
彼を邪険にする。
その後、ベスはフランクが教授をしている
NYへと移り住み、そこで彼女は叔父が
同性愛者であることを知る。
そして、それが祖父と叔父の
確執であったこともわかってくる。
映画は、フランクが過去思いを寄せていた
ボーイフレンドのトラウマや、
現在の家族との関係を細やかに描いていく。
まだエイズ騒動もなかった70年代初頭。
まだ決して同性愛が理解されていないこの時代に、
それでも、それと向き合おうとする人々。
映画でゲイの息子を持つ母親の
「あなたは私の宝」という言葉には
僕の母親を思い出し、胸が詰まらせられた。
監督は「アメリカン・ビューティ」や
ドラマ「シックス・フィート・アンダー」の
脚本家であり、自らゲイだと公表している
アラン・ボールだ。
また、フランクを演じているポール・ベタニーは
最近では「アベンジャーズ」シリーズや、
そのドラマ版「ワンダービジョン」に出演している名優。
そのドラマ版「ワンダービジョン」に出演している名優。
「ベント/堕ちた狂宴」や
「ギャングスター・No.1」などでも
ゲイ役を演じているが、彼はストレート。
しかし、調べてみると、彼の実の父親は、母親と
離婚後、男性と暮らし、
クリスチャンであることから
同性愛をずっと隠していたらしい。
そのことを知って、ベタニーは心を痛めていたようで、
そんな部分が、この映画に
生かされているのかも知れない。
映画館ではなかなか観られない地味な
LGBTQを描いたモノも、配信で結構
観ることが出来る。
そんな意味では、良い時代になった。
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