2021年03月31日

メガネはどこだ

先日、ここにも書いた小泉今日子さんの
オンライン・ライブ中継。
そこで、グッズ販売をしていたのがメガネ。
それもそれなりに年齢を重ねた人向けのアレ。

ちゃんとは見ていないけれど、
彼女も「私も使っているので、どうぞ」
と言っていたので
おそらくオシャレで、かっこいい代物だと思う。

そこで、小泉さんがその代物を
呼んでいた名前が
「リーディング・グラス」。

そう、もう巷では老眼鏡など
野暮なことは言わないのだ。

もともと、視力が良い僕は
たぶん結構早く老眼が進む、と人に
言われていたのだけれど、
これが意外と遅かった。

店で仕事をしていると、結構暗いし、
小さい文字のモノはかなり辛いのは
否めないけれど、同世代の友人などの
スマホを見ると、え?ここまで拡大するの?
という人もいる。

いずれにしても、このリーディンググラスは
ありとあらゆるところで、必要になる。

レストランやバーのメニューを見る時はもちろん、
家でもベッドルーム、自分の書斎、
トイレ、リビング、ありとあらゆるところに
ひとつ置いておかないと
バタバタと探し回ることになるのだ(泣笑)

そもそも、サングラスはともかく、
日常でメガネをかける癖が
まったく付いていないので、
本当に煩わしく、いつも探すということになる。

45歳を超えたあたりから、
出てくるので、さあ、若い人たちも要注意だ(笑)

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2021年03月30日

亡くした元カレの家族との関係

コロナ禍になって、多くのお客さんに
なかなか来てもらえないのはとても残念だ。

ただ、前なら深夜に残って、個人的な話を
色々聞いていたのが、最近は人が少ない
早い時間に来てくれて、まったりと話す、
というのが日常になっている。


昨夜も一番最初に来てくれたのは
2年ぶりくらいのヒサフミだった。
地方都市に住む彼は、出張もあって
月に一度ほど東京に来るのだが
これくらい空いてしまったのは
初めてなのだと言う。

ヒサフミには、3年前まで
ガンを患っているパートナーがいた。
まだ20代なのに、ガンを宣告されて2年で
亡くなったと言う。

宣告された時に、ヒサフミと一緒にいたい
という彼は、両親に自分がゲイであることを
カミングアウトしたと言う。

その彼のお兄さんも含めて、
家族はしっかりと受け入れ、
その後、ヒサフミはみんなで
その彼氏を看病し、看取ったらしい。

彼が亡くなってからも、彼の家族は
ヒサフミの事を受け入れてくれ、
いまだによく食事をしたりしていると言う。

自分の親にはカミングアウト出来ずにいながら、
元カレの両親と一緒にいるほうが
気が楽だとも。

その御両親は「早く良い人が見つかるといいね」
そう言ってくれるのだそうだ。

まだまだ同性愛嫌悪する人たちは多いけれど、
こういう年配者もしっかりと存在していることを
僕たちは心に留めておかなければならない。

ヒサフミの話を聞いて、そんなふうに思った。

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2021年03月29日

濃い顔、薄い顔

昨日は店内で、誰それは濃い顔だ、
誰それは薄い、という話になり、
その定義について、意見が分かれた。

ヤマセや僕は、堀りが深くて眉毛も濃いような
タイプが単純に「濃い顔」と思っていたが、
エイジに言わせると、日本人離れしているのが
濃い、というイメージだと言う。

ちなみに「僕は?」とエイジに
尋ねると、「みつあきさんは濃いほうでしょ」と。

え?
今まで人から顔が濃いと言われたことが
なかったので、少し驚いた。
日本人離れしているかなあ、俺(笑)

そんなワケで、いわゆる薄い顔、
濃い顔はどういう人なのか、
みんなでネットで調べてみる。

「おっさんずラブ」で有名になった田中圭や
「きのう何食べた」の西島秀俊、
向井理、綾野剛、神木隆之介などは薄い
とされるいわゆる「塩顔」なのだそうだ。

逆に濃いとされる「ソース顔」と言われるのは、
阿部寛、竹野内豊、長瀬智也、岡田准一、斉藤工
あたりなのだと。

などと聞いても、なるほど、と思う人もいれば、
どっちが、どうだかわからない、
という人もいる。

面白かったのは、こういう話をしていていも、
なかなか女性の濃い、薄い、という話に
流れないのがさすがゲイバーの会話だ。

あと、女性はメイク次第で、薄くも濃くも
出来るようだという理由もある。

まあ、かなりどうでも良い話だけれど、
こんな話でもワイワイと笑ってしまうのが
コロナでのストレスかなあ、などと考えてしまう。

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2021年03月28日

出会いと別れ、それぞれの理由

ヤマヤ君が久しぶりに来てくれた。
一緒に連れてきてくれた相手と
とてもベタベタとしていたので、
あ、これが長く付き合っていた彼氏かと
「初めまして」と僕が挨拶。

「こんなに長く付き合っているのに
仲が良いのはいいことだね」
そう僕が言うと、ヤマヤ君、
「いや、僕たち付き合って
3ヶ月くらいなんです」と言う。

どうやら、10年付き合っていた、
という彼氏とは別れたのだそうだった。

「うわ、それは失礼」と僕。

1年ほど前に、今の彼に出会い、
メロメロになってしまい、
同居しているパートナーに伝えると
「別れるのなら、その相手と会いたい」
そう言われ、三人で会ったのだそうだ。

それを聞いていた他のお客さんは唖然。
「よく会ったよね」
「辛くなかったのかな」
「会う必要はないんじゃない」
「きちんとけじめは付けないとね」
とかさまざま。

結果的に、前の彼は受け入れ、
今に至ったのだそうだ。

人間、出会いもあれば、別れもある。
好きな人がいながら、好きに
なってしまうことだってある。

道徳や倫理観はそれぞれの中にあり、
その正しさは誰もが決められない。

それは多くの芸能人の不倫などを見ながら
いつも僕が思うところ。

そして、僕も、付き合っていた女性と
その後付き合うことになる男性の
間に挟まれ、頭を下げた過去を
ちょっと情けない気持ちで思い返した。

どの恋愛も自分の中で必然だったとは
思いながら、その瞬間、瞬間、
色々な人たちを巻き込んだり、
傷つけたりしたのだと。

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2021年03月27日

アカデミー賞、どちらが取るか

昨日から映画館で始まった「ノマドランド」と
公開中の「ミナリ」。

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この2本は両方が、今年のアカデミー賞の
作品賞にノミネートされている8本の中で
最有力とされている。

昨日、僕も「ノマドランド」を
観たばかりだったけれど、
同じように観てきた、という
お客さんも劇場帰りに寄ってくれた。


両作品に共通しているのが、監督が
二人ともアジア系ということ。

そして、映画の舞台となっているのが
アメリカの田舎町(『ノマドランド』は
一箇所ではないけれど)ということだ。


まさにこのコロナ禍で
場所や時間にとらわれずに、仕事をする
「ノマド」(放浪民)という言葉が
ここのところ、日本でも使われている。

「ノマドランド」は、固定した仕事を持たず、
車で移動しながら、生活をしている人々を
描いた映画だ。

主人公の女性ファーンは、企業の倒産と
夫の死によって、車上生活を余儀なくされ、
アメリカ各地で人々と交流していく。

映画では、彼女ともう一人の男性以外は、
すべて実生活でもノマドとして生きている人々が
本人役を演じているのも興味深い。

ある意味、世捨て人のように見える彼らが、
過酷とも思える生活の中から、自由や
存在意義とは何か、を見つめていく。


そういった意味では「ミナリ」も、
韓国移民の家族が、荒れた土地をなんとかして
開墾し、農業を営む、という夢のような話。

これまたシビアな現実の中で、家族が、夫婦が、
どう向き合い、変化していくか、を描いている。


地味ながらも、ところどころでリアルな現実を
見せてくれるこの2本。
文句なく、今年のベストに入るだろう。

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2021年03月26日

エロの定義、それぞれ

昨夜それぞれ来てくれた40代のヒロノブと
50代のヤスアキが、お互いのエッチ感について
色々語っていたのが、とても面白かった。。

タチのヒロノブは今までの人生の中で
いくら外見がど真ん中でも、
性格がすこうぶる良くても、
挿入行為が出来なければ、
友達以外の何物でもない。

つまりはパートナーにはなれない、
そう思っていると言う。

お客さんたちの話を聞いていると
圧倒的に40代以下は、
そういうタイプが多いということは
日頃から変化したなあと僕も思う。


逆にヤスアキは、
挿入行為はどうでも、
好きな相手が望むことであれば、
ほとんどのことはトライしてきたと言う。

自分がその行為が気持ち良いと
思わなくとも、望まれることに
合わせることに、何の抵抗もないと。

それを聞いていたヒロノブは
「え?SMも、フィストも、
ウォータースポーツも!?」と
次々とプレイ内容をヤスアキに尋ねる。

痛すぎたり、汚過ぎたりすることは
程度にも寄るけれど、頑張れることは
まったく問題なし!とヤスアキはきっぱり言い切る。

「比較的、表面的なことに対しては
色々プライドが高い部分も確かにあるけれど、
プライベートでくだらないプライドを
守ることについては、まったくないんだ。」

そんなヤスアキのいさぎよさに、なるほど、と
ちょっと胸が熱くなった(笑)

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2021年03月25日

4年目にわかったこと

チョウダ君が4年付き合っている彼氏の話は
前からよく聞いていたけれど、
このコロナになって、一緒に生活するようになり、
その彼の様子が
少しおかしいとチョウダ君は気がついた。

1日の中である時間になると、
外に出たり、ちょっと一人にさせてくれ、
と言ったり、電話をかけに行く
ということが増えた。

また、ほとんどテレワークのはずなのに、
2週間に一度は、会社に行くのと
同じくらい早くうちを出て、
夕方、帰って来る。

チョウダ君は、てっきり浮気かと思い、
ある時にその彼に詰め寄ったのだと言う。

彼は否定をした。
けれど、詳しくは説明しない。

結局、このままでは自分が不信感を持つので
しばらく別れよう、そうチョウダ君が切り出したら、
「じゃあ、ちょっと黙って聞いてほしい」
彼はそう言ったと言う。

実は、昔からとある宗教に入っていて、
その祈りや、活動をしなければならない、と。
それを最初から話すと、引かれてしまったり、
別れ話になったりするのでは、
そう思い、ずっと話せなかったのだと言う。

チョウダ君は、かなりびっくりした。
びっくりしながらも、そう言えば、あの時も、
あの時も、と、何か不思議に思い当たることが
多くあったことも思い出した。

宗教に偏見はない、と思いながらも
いざ、自分のパートナーが入信している、
と聞いたら、さすがに考えてしまう。
おそらく、彼が言うように、
付き合い始めた頃に告白されたら、
付き合っていなかったかも知れない。

しかし、彼は常に優しく、穏やかで
嘘はない人間。むしろ自分のほうがわがままだ。

そんなことを考えながら、
この4年間を改めて大切に思いながら、
チョウダ君は受け入れることにしたと言う。

ストレートの恋人や夫婦間でも
結構ある問題なのだと思うし、
チョウダ君の選択は
間違いじゃない、そう思った。

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2021年03月24日

唄うコイズミさん

このブログでもよく書いているように、
そもそも僕はそれほどJ POPに詳しくない。
特にここ20年ほどのモノは、
ほとんどわからない。
特にアイドル系などまったくと言って良い。

ただ、J POPと言うよりも、歌謡曲の作曲家として
最も尊敬していた筒美京平氏が
亡くなったことは衝撃を受けた。

彼が作った楽曲がどれほど素晴らしかったか、
このブログにも書かせてもらった。

そんな彼の業績を讃える
トリュビュートコンサートが
行われ、驚くべきアーティストが
結集することを知ったのはひと月ほど前。


ほぼ諦めながら応募した
このプラチナチケットが
当選した、と連絡があったのは数日前。
これには大喜びをした。

そして、加えて、あの小泉今日子が
筒美京平の楽曲のみを歌う、という
オンライン・ライブがあることを耳にした。


そして、昨日、しっかりと、60分、
このコンサートを観させてもらった。

アイドル歌手・・・
山口百恵も松田聖子も安室奈美恵も
そしてこの小泉今日子も、
歌手本人よりも楽曲には関心があった。

ただし、小泉今日子は、映画「風花」に
出演した頃から、演技も声にも
強く惹かれるようになった。

その頃から、彼女の歌った曲を
さかのぼって耳にしていて、
その後、テレビ「あまちゃん」での登場には
毎日、ワクワクさせられたものだ。

個人的には筒美さんの「夜明けのMEW」や
「なんてったってアイドル」よりも
「半分少女」が好きだったりした。

「緊張する〜」と言いながらの
彼女のライブは、柔らかく、
少し鼻にかかった声と
あの卓越した筒美さんの楽曲の微妙なミックス感が
素敵に響いたのは、この時期だからこそ、
なのかも知れない。

そして、トリュビュートライブに
彼女が出演しないのは
返す返すも残念だ。

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2021年03月23日

付き合えない相手

昨日は4人のお客さんたちと、
「パートナーとして選ぶ時に、
外見はど真ん中だけど、
何がダメなら、付き合えないのか」
という話になった。


50歳のエイゴは、とにかく食べ方が
気になるともうダメだと。
クチャクチャと噛む音などもってのほか。
箸の持ち方、食べ物の残しかたなど
とにかく、そういうことがとても気になるらしい。

一度デートした相手は、
出てきた暖かい食事に
ほとんど手を付けず、喋り続けたと言う。
これなんて、もう絶対無理だと。。。


そんな話を聞いて、32歳のキョウスケは
自分も食事に関してだけど、
好き嫌いが多い人がダメだと。

仮に好き嫌いが多少あっても、
それを言うか、言わないか。
したとしても、どういうふうに伝えるか
それが大きい問題だと。

グルメのキョウスケが一度どうしても
ベトナム料理を食べたいと思い、
友人を誘ったら、その友人が
「それじゃ彼を誘っていい?」と
共通の友人に声をかけた。
その彼は和食以外のアジア料理がとっても苦手
ということをキョウスケは知っていた。

その時の気の重さったらなかったと。
友人でもそうなのに、付き合う相手が
あれダメ、これダメと言うだけで
ものすごく気持ちが落ちるのだそうだ。

それを聞いていたヤマノ君は
食べ物の好き嫌いが多い人こそ、
人の好き嫌いも多い気がする、と発言。

まあ、食べ物の好き嫌いはともかく、
人の好き嫌いをあまり言われると、
自分の友人を会わせることが
出来なくなるので辛いと。

さて、あなたはどういうタイプだと
付き合えないという決断を下すんだろうか。

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2021年03月22日

デミ・ランチ、ハルキ、ひとまず最終日の1日

昨日は朝から大雨が降っている中で、
緊急事態宣言最終日
(店としては20時まで営業最終日)、
そしてハルキの就職前の最終日、
加えてデミ・ランチファイナルという
1日となった。

朝からかなり激しい雨が降り、
土砂降りの中、昼から多くのお客さんが
来てくれて、本当に有り難かった。

店は昨今のオリンピッグ問題やら、
女性蔑視発言やら、朝までカマテレビかと
思うほどの議論やら、
ハルキの下ネタ事情などを追求したり、と
いつになく盛り上がる1日だった。


ハルキも僕も19時過ぎた頃には
シャンパン、ワイン、ハイボールなど
ちゃんぽんでかなり酔っ払っていたので
迷惑をかけた人も多かったのかも知れない。

個人的にここまで酔っ払うのは、
周年くらい以来だったので、
失礼かけた人が多くいらっしゃったら
それは申し訳ない。

さあ、気を取り直して、今日からは
18時オープン、21時までの営業になります。
当面は、火曜日はタクヤデイに戻り、
それ以外は僕、みつあきの営業となります。
よろしくお願いします。

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2021年03月21日

度重なる職質の理由

昨日、昼間から来てくれたキヨシは
マッチョで年中、色黒の39歳。

日サロに行っているの?と
よく聞かれるけれど、本人いわく、
沖縄にパートナーがいて、
しょっちゅう行っているということや、
そもそも日に焼けやすいから、らしい。


それはともかく。
彼は月に何度も路上で警察から
職務質問を受けるようだ。
何故、これほどに、と思うほど
もう、うんざりを通り越していると言う。

その理由を色々考えると、
服装が年中、Tシャツやスウェットが
多い、ということもあるし、
ジムの準備があり、大きなバッグを
持っている、ということもあるだろう。
それに、冬でも色黒、というのは
大きいんじゃないか、
と他のお客さんたちの意見。

それも、車に乗っている時でさえ、
止められると言うのも凄い。
車で???
車種は聞いていないけれど、キヨシのことだから
ちょっと派手な車、ということもあるだろう。

さらに面倒なのは、キヨシは
ジム用のサプリを持っていて、
それが覚醒剤とか麻薬に間違われるとのこと。
それで時間もかかる。

それにしても、その色黒が仇と
なっているから、肌、白くしないと、
とお客さんたちから言われて
「これは仕方ないですよ。体質だから」と。

そんな話を笑いながら店を出たキヨシ。
その2時間後に本人から、
なんと写真付きのLINEがあり、
「Bridgeを出て、なんと、ほぼその直後に
2丁目を巡回しているパトカーに
また止められました」と。

びっくりするよりも、
そこにいた残ったお客さんたちと
申し訳ないけれど、笑ってしまった。

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2021年03月20日

兄弟の確執

昨日、久しぶりに顔を見せてくれた
タクミちゃんが来るやいなや
「昨日、すごく不愉快で
気持ち悪い夢を見たんです。」
そう言った。

それが、実兄と濃厚なセックスを
している、という夢だったらしい。


38歳のタクミちゃんは、その4歳違いの兄と
非常に仲が悪いらしい。
子供の頃からソリが悪く、どうしても
ぶつかってしまい、二十歳を超えてから
ほとんど口を聞かなくなったようだ。

実家を出てから、ほとんど会わなくなり、
盆や正月も、兄も帰省することがいやで
ずらして帰ったりしていたのだそうだ。

しかし、数年前、お父さんが若くして
亡くなった時に、兄の奥さんも含めて
遺産の問題などで揉めそうになり、
タクミちゃんは遺産を放棄したらしい。

残されたお母さんはまだ元気で、
兄夫婦が面倒を見ている。
それでなかなか母親に会いに帰れないのが
今のタクミちゃんの大きな悩みだと言う。


そういうお兄さんとのセックスする夢。
それもものすごく気持ち良くて、
夢の中の兄は優しく、自分も
無我夢中で彼に抱きついていたのだとか。

人はここまで不可解で不思議な夢を
見るものなのだろうか。

ともあれ、「お兄さんとの関係を
考えろという意味なのかも知れないね」
僕はタクミちゃんにそう言ったが
「いやあ、さすがに無理ですよ。
僕が良くても、彼は今さら僕を
受け入れないんじゃないかな」

家族の確執というモノは
そんじょそこらのことでは
解決できないのかも知れない。

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2021年03月19日

緊急事態宣言解除、そしてその後

明後日で、3度目(?)の緊急事態宣言が
解除されるということになった。
とは言え、今月いっぱいまでは、
21時クローズが続きそうだ。

とりあえず、今月いっぱいの予定、
来週の月曜日22日からは平日は18時から21時。
土曜日、日曜日は15時から21時。
火曜日は、またタクヤに営業してもらい、
それ以外は、僕が一人で営業することに。

ただ、今の感染者数などの現状を見て、
4月以降も、以前のように戻る
可能性はまだまだ低そうだ。


思えば、1年半ほど会えていないお客さんが
もの凄く多い。
人に寄ってはLINEやメールでやり取りしていたり、
SNSで元気であることもわかる人もいるけれど、
まったくわからない人もいる。

僕が知らないうちにコロナウィルスに感染し、
もうすっかり治っている人もいるだろうし、
厄介なことになっている人もいるのかも知れない。

それらのことも心配だが、
この長い自粛生活に慣れ、
すっかり外に出なくなった人たちが
どれくらい戻って来てくれるのだろう。

店をオープンして、14年。
震災、台風、コロナと色々なことがありながら、
何とかやって来ることが出来た。

そういう未曾有の問題のみならず、
若い人たちがお酒をそれほど飲まなくなり、
ゲイ同士の出会いも携帯が頼りとなった。

改めて10年後、15年後の新宿2丁目は
どうなっているのか、予想も付かない。

今まで通りではない、何か新しい営業方法を
考える時に来ているのかも知れない。

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2021年03月18日

同性婚の行方

昨日、同性婚が民法で認められていないのは、
違憲であるかを問うたという
日本で初めての裁判が札幌であった。

全国5箇所で進められていた訴えの中で
この最初の判決が「憲法違反である」
のが、札幌地裁の裁判長の判断だった。

これは長年、同性愛者が異性愛者と
同等の法で守られるべきだ、と
多くの先人の方たちが頑張ってきたその証であり、
第一歩だと思うと、とても感慨深い。


ただ、僕自身がいつも思うのは、
結婚、という儀式、そして制度そのものが
これからの時代、本当に必要なのか、どうか
ということだ。

たびたび国会でも問題になっている夫婦別姓も
そうだけれど、いわゆる事実婚という形であっても
それは結婚と同等の権利は与えられない。

配偶者としての証明ができないことで
超えられないことが山のようにある。

そもそも、家制度から始まった、
この結婚という制度に長く縛られているから
頭を抱える問題も増えてしまうのだ。

愛し合っているから、共にいたいから、
という理由だけでは、何も超えられない。


でも、だからと言って、今の現状から
すぐに結婚制度をなくすことはまず不可能だろう。
結婚に紐ずくすべての規則を軽くすることも
なかなか難しいと思う。

まずは、異性愛者と横並びに出来る法律である
同性婚を受け入れてもらい、
そこから結婚という制度を今一度、
考えるべきじゃないか。
僕はそう思う。

*******************






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2021年03月17日

改めてハルキのこと

さて、昨日書いたキョウシロウに続き、
今日は次の日曜日で、ひとまずお休みに入る
ハルキのことを。

そもそも、彼はたまに
店を手伝ってくれるユウの
大学の後輩だった。
卒業生であるユウとハルキは、
何年か前に大学の交流会があり、
仲良くなったようだった。

水球を教えるために、
インドネシアに行っていたという
ハルキが、ちょうどコロナになり、
日本に帰国したのが去年の春。

たまたま彼と食事をした帰りにユウが
連れて来てくれたことが、
うちを手伝うきっかけとなった。


今までここでは、書かなかったし、
店でも半分ほどの人しか知らないが、
ハルキは男性体験はなく、
ずっとストレートの道を歩いてきた。
きた、と言うか、今現在もそうだ。

ただ、インドネシアに行き、
宗教の違いや、
男女間の様々な問題などを目にして、
マイノリティの世界に
非常に関心があったことは聞いた。
その上で、性的なことも男だとか、
女だとかあまり関係がない、
そうも思っていたようだ。

だから、ゲイとのエッチ、と言うよりも
普通に性的な好奇心が、彼がうちの店で
手伝っても良いと思ったからだとも聞いた。

とは言え、「ゲイバーにノンケがいる」と
騒がれるのは気が重いし、
逆にドン引きするお客さんもいるかも知れない。
そういう理由で、当初、ハルキ自身も
"Don't Ask , Don't Tell"を
守っていこうと思ったようだった。


コロナ禍のこの8ヶ月間、週3、4回、
店を手伝ってくれたことは、
本当に有り難く、増して緊急事態宣言下、
ランチ営業をも提案したことは
とても嬉しく思った。

ハルキが店に入って僕自身が学んだのは、
それまで以上に、人の価値観や価値判断は
ゲイであることや、ノンケであることに
あまり関係がないということだった。

僕ができる限り、
分け隔てなく色々な人を
迎え入れたい、そう思っていることを
ハルキ自身がある意味、僕以上に
お客さんたちを受け入れてくれた。

今後、彼が就職をして、新たな局面に
出会うたびに、多くのお客さんや店でのことで
何かを得たことがあれば、
役にたてば僕もさらに嬉しいと思った。


いずれにしても、彼の場合は卒業と
言うよりも、ちょっと休憩、
またひと月後、数ヶ月後にふらりと
カウンターに立ってくれることを望みながら
今週残りの4日間を気持ちよく過ごしてほしい、
そう思う。

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posted by みつあき at 15:50| Comment(0) | スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月16日

卒業の季節

キョウシロウとハルキだが、
とりあえず今日はキョウシロウのこと。

キョウシロウは、
店が始まる前からの知り合いで、
当時はまだ20代になったばかりだった。

彼のことは何度か、
このブログにも書いたけれど、
スタッフの中で、彼ほど変化した人も
いないかも知れない。
(あ、マサヒロもお客さんで来た頃に比べて
変わったけれど、彼は変化ではなく、
もともと彼が持っているモノが
出てきた感じだった。笑)

当時はゲイ雑誌のグランプリになったり、と
お店の買い物を頼んだら、
そのあとを何人か付いてきた、
ということもあったものだ。

しかし、それほどちやほやされていたのに、
自分に自信がなさそうだった
キョウシロウは、30歳を過ぎた頃から
堂々とした雰囲気を持つようになった。

最初の仕事を辞めてからの数年、
オーストラリアに留学した2年間、
そして改めて学校に入ったここ数年、
何度か、店を休んでいたけれど、
戻っては手伝ってくれていた。

コロナになり、ここ1年以上、
彼は店に入ることなく、
お客さんと関わることも少なかった。

そして、これから就職が決まり、なかなか
バイトに入る時間もない、ということで
残念ながら今回は卒業ということになった。

また、時間があれば、他の旧スタッフと同じように、
手伝ってもらうこともあると思うので
今後ともよろしくお願いします。

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2021年03月15日

お薦め映画「ハッピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」

アメリカで去年、hulu制作、配信で
評判になっていたのが、
「ハッピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」
(この邦題のサブタイトル、何とかして)。
ちなみに↓これが原題だ。

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日本では、huluではなく、Amazon Primeや
他の配信サイトなどもでつい最近、
観ることが出来るようになった。

これが、レズビアンの映画なんだけど、
とても面白く、良く出来ている。

20代後半のビアン美人カップル。
一人は「トワイライト」シリーズで注目を集めた
クリステン・スチュワート、
そしてもう一人は「ブレードランナー2049」などの
マッケンジー・デイヴィス。

クリスマスを迎える季節になり、
マッケンジー扮するハーパーは、
クリステン扮するアビーを、地方都市の
実家に初めて誘う。

今まで家族みんなにカミングアウトしている、
と言っていたハーパーだったが、
向かう車中で、実はひと言も
アウトしていなかった、と告白。

ハーパーの実家で、同性婚のプロポーズを
する気持ちでいたアビーだったが、
仕方なく、気持ちを落ち着かせようとする。
しかし、会った家族が、
想像以上に保守的ファミリー。

市議会選挙に出ようとする父親、
加えて、母親は、アビーに
彼氏は?結婚は?ご家族は?と質問攻めにする始末。
この母親役が、いつまでも若い
メアリー・スティーンバージェン!

そこに黒人の夫を持つ姉や
少し風変わりなオタク妹なども勢揃いする。

おまけにアビーと出会う前まで
ハーパーが付き合っていた彼氏や、
初体験したレズビアンの元カノまで出てくる。

コメディ・タッチで、次々に爆笑するハプニング。
この先、どうなるの?と思って観ていると、
驚くべき大団円にドラマは転がる!!


脚本も書いている監督のクレア・デュヴァルは
女優をしながら、オープンリーゲイだそうで、
なるほど話がとてもリアルに練られている。

ハーパーのキャラクター設定や
今さらながらのあからさまなゲイ差別に
ちょっと疑問を持ちながらも、
僕的には久しぶりに楽しめた
LGBTQムービーだった。


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2021年03月14日

ゲイの遠距離恋愛

昨日、久しぶりに顔を見せたヒデオ 43歳は、
去年、なかなか良い出会いがあったと言う。

5歳ほど離れていたけれど、
その落ち着いた雰囲気と
マッチョなイケメン具合に
すっかりぞっこんとなった。

週2度くらいの行き来で
付き合いもすっかり馴染んできた頃に、
その彼が実家の都合で
地方都市に帰らなくてはならなくなった。

関東圏から1000キロ、と言うと
かなり遠いようだけれど、
飛行機を使うと2時間で到着する。

とは言え、そうそう二人で
行き来するワケには行かない。
周りで遠距離でダメになったカップルも
ヒデオには何組もあった。

結局、じっくりと話し合いをして
別れることになったと言う。


考え方は人それぞれだけど、
男女のカップルで、遠距離になったから
それでは別れましょう、と言うのは
あまり聞いたことがないかも知れない。

もちろん、ストレート社会は
結婚制度があるという理由で、
かつては、奥さんが付いていく、
ということも多かった。
仮に離れていても
結婚で繋がっているという気持ちや
子供の存在によって、
遠距離が理由で別れることもそれほどはない。

ただ、やはり男社会。
ゲイのどちらかが仕事を辞めて、
その土地に行く、なんていうことは
なかなか想像出来ないし、
いつかは共に、と思っても
定年にもならない限り、そうは行かない。
増して、双方の両親や親族の問題もある。

ただ、個人的には、遠距離、という問題だけで
別れてしまうのは、かなり惜しい気持ちがする。
もちろん、年に数度の行き来だけで
ちゃんと関係を持っていけるか、
というのはなかなか難しい問題だけれど。

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2021年03月13日

未曾有の事態で大切なこと

ベンちゃんは、四国地方に実家がある
IT系で働く35歳。

実は去年の年末に実家に帰ろうとしたら
彼の母親から「こういう時期だから
今回はやめて。お父さんも持病があるし」と言われ、
帰省は断念した。

孝行息子のベンちゃんは、
毎年、正月、お盆は必ず帰省していて、
去年のお盆、そして今年の正月と
帰らなかったのは、上京して初めてらしい。

正月が終わり、2月に入った頃、母親から
高熱が出て、PCRを受けに行ったら
コロナだったと連絡があった。

「お父さんも受けたけれど、
今のところ、大丈夫だから
私だけ入院をすることになった」と言う。

ベンちゃんのお母さんは70歳。
入院先の病棟では、本当に病院スタッフが
ものすごく良くしてくれるけれど、
自宅に一人残しているお父さんを
毎日心配していると言う。

ベンちゃんは、こういう時に
実家に帰る事ができず
一人東京で悶々と仕事をしていることに
とっても自己嫌悪になるのだと言う。

日々、ベンちゃんは、ご両親とは
それぞれ、携帯のビデオ通話で話をするようだ。

自宅で自炊をしていながら話す父親や
入院先でテレビを見ながら話す母親。

一昨日、お母さんは「震災から10年。
あの時に津波で流された人や、
残されたご家族を思うと、
コロナになっても
こうして、病院で過ごすことが
出来る私は幸せだと思う」
そう言いながら、しゃくりあげて泣き、
ベンちゃんも、もらい泣きしたらしい。

震災に、大型台風、そしてコロナ。
次々に起こる未曾有の事態や
想像していなかったことが、
これからもあるだろう。

それに打ち勝っていくのは、
ベンちゃんやご両親が
こうやって繋がっているように、
人と人との関係や、そこに生まれる
愛情なんだろうなあ。
そんなことを思わずに
いられないベンちゃんの話だった。

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2021年03月12日

ランチ営業と六尺デイのお知らせ

緊急事態宣言下、
土日でやらせていただいている
デミ・ランチですが、
スタッフのハルキが今月の21日で
休業に入ってしまうため、
明日、13日(土)、20日(土)、21日(日)の
3回となります。

ちなみに明後日14日は、恒例のタクヤの
六尺デイ(15時オープン)のため、
ランチ営業はありません。

よろしくお願いします。

ちなみに明日、13日土曜日のランチは
明太子とキノコのアヒージョです。

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お待ちしております。

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