2021年01月18日

なんと本日は「愛の不時着」のお話

去年、このコロナ禍で大ブレイクした
配信ドラマ「愛の不時着」16話を今年になって
すべて観終わった。

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韓国テレビドラマは、
2003年から05年くらいにかけて、
日本で大ヒットとなった「冬のソナタ」
「天国の階段」「チャングムの誓い」をはじめ、
結構な数のモノを観たし、
当時の韓流ブームに乗って
公開された映画も随分観まくった。

映画は、年に4、5本は
観続けていたものの、
韓国のテレビドラマになると、
1話がCM抜きで60分以上、
そして長いモノになると、
30話、40話となっていくので
とてもじゃない、と観るのをやめた。

ドラマの内容も、多くが血縁の秘密や、
時空を超えた繋がり、そして復讐劇がメインで
よく出来てはいながら、個人的に
ちょっとマンネリだったこともある。


そんなワケでずいぶん韓流ドラマと
離れていたのだけれど、
今回、また自粛が始まったりしたことと、
お客さんでもハマっている人が結構いて、
是非、観てくださいと言われたこともあり、
重い腰をあげて、挑んだワケだ。
(そんな大層なモノか!笑)

おお!なんだ、16話か、と
軽い気持ちで観てみたら、
一話がほぼ1時間以上あって、
日本やアメリカのドラマの1.5話か2話分。
最終回なんて、2時間近くある。
もう映画1本分。

お話は、韓国のお高い財閥令嬢が、
パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着。
そこで軍の将校と出会い、
二人の関係とそれぞれの性格の変化の
サマが描かれている。

韓国に帰りたい令嬢と
帰したい将校。
その二人が、いかにして「一時も離れたくない」
という状態になるのか。

その大恋愛を軸に、令嬢が座る
一族の社長の椅子を巡っての争いや、
北朝鮮の軍や暗殺者などが絡んでくる。

これでもか、とたっぷり泣かせる演出は
半分、やれやれ、と思いながらも
ついつい涙腺が緩む。
なおかつ、脱北者の手を借りたという
脚本で描かれる北朝鮮の人々の暮らしは
なかなか興味深く、楽しく観ることが出来た。

とは言え、さすがにドラマは
ツッコミどころ満載だ。

ミニシアター系のリアリティある
諸外国の映画好きな僕や
その手の傾向が強い人は、
このドラマの中でのあり得ない展開や、
恥ずかしくなるような会話劇に
「いやいや、大丈夫!今回はハマってみよう」
そんな心構えがないと、かなり厳しいかも知れない。


ただ、昨日、このブログに書いた
お亡くなりになった知識人でもあり、
僕が心から尊敬していたAさんは、
あのベタベタな「冬のソナタ」にハマって、
毎回泣かれていた、
そう聞いたことがあった。

韓国ドラマは、多少展開があざとくても、
個人のどこのツボに入るとたまらない、
ということなのかも知れない。

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posted by みつあき at 15:57| Comment(2) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする