2021年01月05日

ゲイ映画への感じかた

うちの店のライトポスタースタンドには
毎月、公開されている映画のポスターが並び、
一週間ごとに2枚ずつ、変わっていくけれど、
コロナ禍になり、公開映画が少なくなったため、
ここのところ、ゲイムービーのポスターに
している。

それを観ながら、昨日来てくれていた
27歳のセイヤと、40代後半のミキヒコの
感想が興味深かった。

セイヤは「ブロークバック・マウンテン」も
聞いたことがないし、
「君の名前で僕を読んで」も観ていないと言う。
と言うか、いわゆるゲイカルチャーなるモノに
まったく興味がないようだ。
なるほど。
老若に限らず、こういう人だって多くいるんだろう。

ミキヒコは、逆にほとんどゲイ・ムービーは
観ているけれど、「ブロークバック〜」や
「ムーン・ライト」「フィラデルフィア」のような
モノは、まったく良いとは思えないらしい。

色々話すと、彼の中でゲイであることに
ネガティブなモノを感じたことがなく、
その辺りの気持ちがわからない、
ということらしい。

逆にミキヒコが好きなのは、「ヘドウィッグ〜」や
「ビクター、ビクトリア」「Mr.レディ、Mr.マダム」
のようなどんな事があっても
明るく生きていく、というモノらしい。

なるほど。僕とは真逆だとわかる。

若い頃にゲイだということを否定していた僕と
まったく否定したことがないミキヒコ。
そして、さらに、自分の中に
ほぼゲイアイデンティティを持つことも
なかったというセイヤ。

人それぞれだなあ、そう思った。

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posted by みつあき at 13:24| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする