2020年12月22日

ナルシスの極地

昨日のボディビルのブログを読んだ
コウゾウが「あの話で思い出した」と
10年ほど前に付きあった
一人の男の話をしてくれた。

その彼は、とにかく身体を鍛えるのが趣味。
昔、空手をやっていたコウゾウに
もっと鍛えろ、と自分のジムに
連れて行ってくれた。

その彼は、とにかく「カラダ専」で
良い身体の相手でなければ興奮出来ない。

そして、一緒にいても、常に上半身を脱ぎ、
鏡の前に立って、ずっと自分の身体を観ている。
テレビを見ていても、食事をしていても、
チラチラと鏡を見る。

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「そんなにずっと見ていても、
身体は変わらないよ」
コウゾウがそう言うと
「いや。身体を見ながら、もっと
こうなりたい、こうでなければ、
そう念じると、そうなるんだ。」
そう言い張る。

コウゾウが冗談で「自分の身体で
オナニー出来そうだよね」そう言うと、
「いつも、そうしている」
そう言われた。


そして、コウゾウが最も彼から
気持ちが離れてしまったのが、
セックスの時にコウゾウの顔ではなく、
鏡に映ったやっている時の
自分を見ていたことだった。

何か、自分じゃなくても、
この人は良いのではないか、と。

この彼との件があってから、
マッチョな人は好きだが、
鍛えている人を見ると、結構
トラウマのように「この人も
やっぱり自分を見ているのだろうか」
コウゾウは、ついつい、
そう思う自分がいるのだそうだ。

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posted by みつあき at 16:07| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする