1年半前にニューヨークに行った時に、
ブロードウェイで物凄く盛り上がった舞台。
それが映画化となった。タイトルは「ザ・プロム」だ。
監督は、LGBT系の作品をプロデューサーとしても
続々と手がけているライアン・マーフィ。
残念なことに、と言うか、当然とも言うべきか
舞台で出演していたキャストは映画ではほぼ皆無。
その代わり、メリル・ストリープ、
ニコール・キッドマン、
ジェームズ・コーデンなどが出ているから
それぞれのファンは垂涎モノかも。
映画は、インディアナ州の片田舎の町にある
高校で、卒業パーティのブロム
(自分の好きな相手をダンスに誘う、
というアメリカの伝統的行事)に
同性パートナーはダメ、という問題。
この事実を偶然、ツイッターで知った
ブロードウェイで落ち目、もしくは
今ひとつ人気が出ない俳優たち4人が
そのプロム問題を解決して、
注目を集めようと動き出す。
その4人が、トニー賞を二度もとっている
大女優役のメリル・ストリープ、
彼女と共演しながらも、
なかなかパッとしない
ゲイの俳優役がコーデン。
「シカゴ」の主演を目指しながら
まったく日の目を見ない女優にニコール、
そしてバーテンをやりながら、
テレビでは人気がある俳優に
実生活でもゲイをカミングアウトしている
アンドリュー・レイノルズ。
アンドリュー・レイノルズ。
何とか二人の気持ちを通そうとする
レズビアンの高校生のエマ役と
PTA会長の娘アリッサを
演じる二人はまだ若い新人の二人。
驚くのが、大体、舞台の映画化は
変更やカットされるシーンが多いけれど、
この映画はほぼ全編、それもショウで
歌われた楽曲が全曲入っている。
その分、特に映画では必要がない、と
思われるシーンや、人に寄っては
少し長く、退屈に思うかも知れない。
舞台版と映画版の大きな違いは、
結構メインキャストにも近い存在の
校長役とPTA会長、その娘が
黒人キャストで占められているところ。
昨今のアカデミー賞などを意識しているのか、
それとも監督自身のマイノリティへの
配慮なんだろうか。
作りは、マーフィ制作、演出の
テレビドラマ"Glee"を思わせる部分も多く、
彼のマイノリティに対する思いが
ビンビンと伝わってくる内容で、
ラストでは泣ける人も多いと思う。
ラストでは泣ける人も多いと思う。
Netflixで来週から配信されるけれど、
キャストやミュージカルに興味がある人は
音響も良い大スクリーンで、是非。
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