2020年12月31日

ゲイ矯正施設の記事を読んで

数日前の朝日新聞デジタルで、
「同性愛を治す」と言って全米で大規模な
同性愛を矯正する団体を作って活動を
していた52歳の男性が、
実はずっとゲイとして苦しんでおり、
謝罪をした、という記事を読んだ。

彼は厳しく、かつ偏見に満ちた
家庭で育ち、学生の頃こそ、
同性との性的交流はあったが、
それを肯定することは出来なかった。
その後、キリスト教副音派の信徒になってから
ゲイとキリスト教とは共存できない、と
セラピーを受け、そこから矯正する、
ということを考えたらしい。

その後、結婚し、子供を設けながらも、
彼はひっそりとゲイ・ポルノを観ながら
悶々とした偽りの日々を
送っていたようだ。

これは去年、公開された映画
「ある少年の告白」で、主人公が
入れられた矯正施設(その施設長も
実はゲイ、という設定だった)を
思い出させる。

結果的に、この男性がいた
団体によって矯正に成功した人は
誰一人いなかったと言う。

まだまだ無知だった僕は
長く付き合っていた女性に
カミングアウトしたあとで
「一緒に治そう」という言葉に
うなづいたりした時期もあった。

結果的に、その女性に背中を押され、
僕はゲイであることを確信し、
受け入れて生きていくことを決心したのだが。

たまに店でも「もしゲイが治ったら」
という言葉を耳にすることがある。
ゲイは病気ではないし、治るモノでもなく
治す必要もない。

そんなことを改めて読み取れる記事だった。


さて、大晦日。今年最後のブログになってしまった。
本当に今年は世界中の誰にとっても、
忘れられない大変な一年だった。
来年、これがどういうふうに
変化していくのか。

出来る限り、早く収束を望むのは
すべての人の思いだが、
そんな中でも、それぞれが
一握りの何か良かったこと、幸せだったことを
思い起こせる一日であり、
良い年を迎えられますように。

本日は18時オープン、22時までですが、
元旦を休み、2日タクヤの六尺デイでスタート
3日から通常営業をいたします。

2021年もまたよろしくお願いします。

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2020年12月30日

お勧め映画「君の心に刻んだ名前」

Netflixで先週から配信された
台湾映画「君の心に刻んだ名前」
タイトルこそどこかで聞いたような題に
なっているが、80年代の台湾を舞台の
この映画を観た。

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とは言え、この映画はゲイとして生まれた
青年の苦しみを描いてはいるものの、
青春映画としても非常に良く出来ている。
なおかつ、主演の二人が女性好みでもある。
そういう部分で、BL映画として
騒がれたりするのがちょっと悔しい(笑)

戦後、長く困難な時代を送っていた台湾の
やっと戒厳令が解除された1988年の
とある高校がこの映画の舞台。

そんな時代に、ブラスバンド部で
出会ったアハンとバーディ。
まだまだ厳しさが残る校内は、
やんちゃで、男女やゲイ差別も激しい。

バーディへ気持ちを抑えながら
ごくごく普通の高校生として生きようと
するアハン。

アハンの気持ちを知ってか知らずか、
あっけらかんとしながらも、
体制や押し付けがましい規律を
どんどん破っていこうとするバーディ。

次第に大きくなる心の奥底に眠る苦しさと闘い、
キリスト教徒の家庭で育つが故、
学校の神父に自分の気持ちをぶつけるアハン。

「(ゲイである自分など)地獄に堕としてくれ。
地獄で同じ趣味を持つ人たちと出会う!」
と怒りに満ちた祈りを捧げる。


それでも、二人の友情と恋愛が交差する日々は
若さゆえの楽しさと切なさが溢れ出る。

この二人が、政治家の蒋経国の葬儀に
行くシーンがある。
その町の中で、一人の女装した男が、
同性愛者の権利を訴えている。
風紀を乱す、と連行されていく彼。

その瞬間のアハン、バーディの二人の言動は
それぞれのキャラクターを強く表現している
象徴的なシーンになっている。

確かに主演の二人は、女のコが
黄色い声をあげるタイプだろうし、
恋愛の切なさを描いているという意味では
BLファンの気持ちをアゲるのかも知れない。

ただ、主人公たちとほぼ同時代を生きた
リウ・クァンフイ監督がゲイであることを
カミングアウトし、当時、どれほど
台湾の同性愛者は差別され、
不穏でもあり、無常でもあったことを
この映画で描きたかったのだと思うと
単にかっこいい男のコが恋愛をする、
というBLの枠だけに当て嵌めてはいけない。
そう思う。

ラスト、30年後が描かれ、
そして素晴らしいクレジットとなるが、
Netflixはここを飛ばしてしまう処理となるので
ご覧になる方は、是非とも飛ばさず、
しっかりとエンドタイトルまで
観てもらいたい。

コロナでボロボロになり、疲れ切った
2020年の年の瀬にこの映画に出会えたことを
心から喜びたい、そう思う。

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2020年12月29日

炬燵の思い出

昨夜、昨今の暖房について
みんなで話をしている時に、
そう言えば、コタツがある家というのは
今、どのくらいあるんだろう、
という話になった。

僕が子供の頃は、
火鉢こそ自宅にはなかったけれど(笑)、
炬燵は、普通に一家にひとつは
あったような気がする。

同時に石油とかガスストーブも
もちろん使われていながら、いつの頃からか
それがエアコンになり、今や床暖房の家も
結構多くなった。

炬燵で食事をしたり、
みかんを食べたりしながら
テレビを見た子供時代。
それはそれで楽しかった。

当時の炬燵の中はこんな感じ

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岐阜にあった祖父母の家では
掘り炬燵で、それこそ、
椅子に座る生活が多くなったことから
この掘り炬燵の心地よさはなかった。

そんな中、思い出したのが高校の
寮生活だ。
何度かここのブログでも書いたけれど、
一番最初にそういう関係になった
(と言っても、大したことはしていないが)
剣道部の先輩。

ある時に、僕が同級生と布団の位置を
交代して寝ていたら、先輩が
その同級生に手を出してしまった。

先輩は寝床を変えた僕に対して怒り心頭、
それから長い間、
うちの部屋で寝ることはなかった。

それから半年ほど経過したある日、
寮の炬燵で寝ていたら、同じ炬燵に入ってきた
先輩の足が僕の股間をまさぐる。

はっと気が付いた時には、両側には
同級生がいたりしたけれど、
その日から、また先輩との夜は再開した。

炬燵のことを考えると、
ついつい何十年もの前の、
その日の状況を思い出してしまうのだ(笑)

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2020年12月28日

中国からの帰国

ヤスジが、出張先の中国から帰国した。

ひと月ほどだったけれど、
とにかく中国では徹底したチェックで、
どこに行くにも、まず、スマホを
見せなければならないらしい。

そこで自分の写真入りIDと
最近のPCRを受けた記録が表示させて、
入場がOKになる。

ホテルもスーパーも、電車も、映画館も
それがなければ入ることが出来ないらしい。

PCR検査は、いたるところで出来、
大体2000円くらいだそうで、
お金がない人には無料で
受けられる場所もあるらしい。

基本的にはみんなマスクをしているけれど、
密状態は凄い。まったく気にしていないようにも
取れるけれど、国や公安、警察の取り締まりは
やっぱり物凄く厳しいと言う。

そのせいか、ここ数ヶ月、ほとんど
コロナ感染者は出ていなくて、
今月に入ってから少しだけ
出たという情報から、また
徹底した封じ込めにかかっているらしい。

それがどこまで本当かは、誰もわからない、
そうは言いながらも、おそらく
欧米のように感染爆発は避けられているのだろう。

補償も何もなく簡単にロックダウン出来る、
その分、経済パワーを取り戻すことが
早く出来る。

国民にとって、何が良くて、何が悪いか。
少なくとも、ヤスジは「本当に日本に
戻ってきたほうが良いのか、真剣に考えた」そうだ。

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2020年12月27日

年の瀬の悔しい出来事

ヨシオミは、ゲイのマッチングアプリを
やっているけれど、年に数回しか人と
会ったりはしないと言う。
そんな中、昨日、ある人と
待ち合わせをしたらしい。

その場所で待っていても来ないので、
アプリから連絡をしようとすると、
アカウントが削除されていたのだそうだ。

僕はこの手のアプリをやっていないので
よくわからないが、ブロックではなくて、
彼に尋ねると、アカウントがなくなる、
ということは、その相手が自分の存在を
そのアプリから消してしまう、
ということに当たるらしいのだ。

狐につままれたようなヨシオミ。
他のお客さんから「容姿を見て
自分の好きなタイプじゃない、
そう思ったとすると、ブロックして
逃げる、という人がいるのを聞いたことがあるけれど、
アカウントがない、というのは
初めて聞いた」とのこと。

クリスマスが過ぎたとは言え、
せっかく意を決して会いに行ったのに、と
落ち込みがちなヨシオミ。
表情もチャーミングだし、
鍛えた身体は洋服を着ていてもわかるのに、
何が問題なんだろう、という話になっていた。


ヨシオミと前後して、やっぱりアプリで
ちょっとガックリした思いをした、
というのはヨウゾウだ。

彼はアプリで、もう数ヶ月前から
同世代の地方都市のイケメンと連絡を取り合い
電話も含めて結構盛り上がったのだそうだ。

お互いが住んでいる場所のちょうど
真ん中あたりで会わないか、
という話になり、どうせなら
泊まりがけで一緒に飲もう、
そういう流れになった。

あまり期待しないように、と思いつつ
はやる気持ちはなかなか止まらなかった。
待ち合わせ場所に立っていたのは、
写真と変わらずいい男。
しかし、話をし出すと、驚くほど物腰が柔らかい。

それもそうだが、彼の車に乗ろうとすると、
その車内が、驚くほど汚ない。。。
ちょっと観光気分で山を歩くと
その崖っぷちで「きゃあ」と怖気付く。

まあ、気を取り直して、宿に付き、
ゆっくり二人で食事をしようと思ったら、
「(お金が)もったいないから、
他の家族などがワサワサいる大広間で
食べよう」と言う。
それも、このコロナ禍に・・・。

すっかりその気を失ったヨウゾウは
酒を飲むだけ飲ませ、自分も
ガッツリ飲んで、
何事もなくその旅を終えたのだそうだ。


ホントに、こんな年の瀬なのに、と
憤慨していたヨシオミ、そしてヨウゾウ。
二人にとって、来年は良い年になりますように。

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2020年12月26日

友人たちの第二子の誕生

ちょうど2年前に、
このブログにも書いた
トランスジェンダーF to Mのフミノと
彼のパートナーの間に娘が出来た。

そんなフミノの人生は「元女子高生、
パパになる」という新刊で
細かく書いてある。

さて、そのもう一人の父親になった
(要は精子提供者)は、ゲイのゴンだ。
クリスマスの昨日来てくれたゴンは、
なんと今月の頭に、そのコの弟、
つまり第二子が出来た、
その写真を見せてくれた。

第一子が生まれた直後、
自分たちの好き勝手な要望で
子供を作って!などと言う
避難めいた言葉も多かったようだ。

その後、彼らの子供を含めた関係は
テレビでも放映され、
ストレート社会にでも
さらに多く広まっていった。

ゴンは、週に2歳の子の幼稚園への送り迎えもし、
あと数年経つと、なぜ自分には
二人の父親がいるのだろう、と
思うかも知れないが、
そこはきちんと伝えていこうと
思っているようだ。

幸いなことに、幼稚園の先生や
周りのご家族は、きちんと
受け入れてくれているらしく
それは本当に有難い、
そんなふうに言っていた。

ゴンが見せてくれた写真には
2歳になったお姉ちゃんと、
生まれたばかりの弟の二人と
3人の親、みんなそれぞれが
サンタの帽子を被っていて
クリスマス仕様だった。

それぞれが悩みながらも、
きちんと幸せな姿を考えていくと、
ちゃんと形になるのだ、
そんなふうに思わせられる
クリスマスに相応しい、
素敵な家族写真だった。

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2020年12月25日

クリスマスの誓い

昨夜来てくれたアツシは、
両親がカトリックで、ずっとこの時期は
教会に行っていたようだ。

いつも、懺悔室に入り、
自分がしたことに対して、
神父さんを前に神に謝罪をする。

そんな中、つい最近、初めて
神父さんの前で「自分はゲイである」
ということをカミングアウトしたと言う。

その神父さんは、決して悔い改めろ、とは
言わずに、「今後、あなたが幸せであるように
ただ、ただ、祈りなさい」アツシに対して
そう言ったらしい。


そんな話を聞いて、思い出したのが
古い友人のエイタの話だ。
やはりクリスチャンの家庭で育った彼は
十代の頃、九州の神学校に通っていた。

そこでは神父になるために、
キリスト教について、多くの学生が
学ぶという有名な学校だ。

エイタは毎日、懺悔室に入り、
「すみません、
昨日もオナニーをしてしまいました。」
と懺悔をし、神父さんから
「悔い改めなさい」そう言われ、
「はい、わかりました」
そう言いながらも、ついついその日も
オナニーをしてしまう。

そんな日々が続き、これってどうなんだろう、
そう思った中で、神父への道を諦めた、
そう言っていた。

ただ、アツシもエイタも、
やっぱりクリスマス時期になると、
今年のことを反省し、
翌年からのことを心に誓うと言う。

クリスマスの夜に、
少しだけ不謹慎かも知れないけれど、
そんな話で盛り上がった、
昨日はそんなイヴの夜だった。

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2020年12月24日

それぞれのクリスマス・イヴ・イヴ

昨日の夜、店を開けた途端に、
来てくれたトシツグが
仕事でちょっと辛いことがあった、
と珍しくかなり塞ぎ込んでいた。

また、続いて税金の支払いで頭が痛い
というアキラが隣に座り、
そのあと、仕事を変わろうかと
悩んでいるというセイジの話にもなった。

正直、飲食は外ではするな、という
国やメディアの連呼で、仕方がないと
思いながらも、結構気が重い僕もそこにいた。

ただ、早めに来てくれたヨウヘイは、
このコロナ禍、仕事は大変だけれど、自分が決めた
仕事だし、辛い中にもひと筋の光があれば
頑張れる、と、「これから打ち合わせに
行ってきます!」と元気に出かけて行った。

加えて、出張で地方に行ってきたけれど、
そこでたまに会う若い男のコと
楽しい夜を過ごしたというジョウジは、
彼からもらったお土産を
みんなに食べて、と差し出した。

また、21時過ぎに来てくれたケイスケは、
せっかくのクリスマスを
迎えるのだから、楽しくいこう、と
シャンパンを入れてくれた。

みんなの色々な話を聞いていると、
そこにはこの大変な年末、
色々な人生、仕事があり、
これが過ぎれば、輝かしい未来がある、
そう信じて頑張るしかない、
そう思わずにいられず、
みんなのおかげで、素敵なイヴイヴとなった。

今日はクリスマス・イヴ、
そして明日はクリスマス。
少人数で、静かながらも、
楽しい年末になりますように。

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2020年12月23日

年末の大掃除

この時期になると、毎年、
自宅も、店も大掃除の時間に入る。
とは言え、年末のバタバタで
例年は物凄くやることが多く、
取りこぼしてしまう事柄も増える。

しかし、今回はこのコロナの影響で
比較的まとまった時間が取れて、
自宅も店もしっかりと掃除、
片付けが出来そうだ。

店は比較的、ここに何を置く、
ということが決まっていて、
それほど大きく変化はないのだが、
捨てるモノは多く出てくる。

あと、大きいのはエアコンや冷蔵庫関係の
掃除。これがきちんとやると半日近く
かかったりする。

店のクリスマスツリーは、かつて
我が家に飾っていたモノを持ってきて、
NYやロンドンで買ったオーナメントが
山ほどあるので、毎年少しずつ
変えていくのだが、この片付けも
なかなか大変なのだ。

車で店に来ていた時は、例年持ち帰って
いたのだが、ここ1年くらいは、
店の隅に追いやっている始末。

これがきちんと片付かないと
落ち着かないけれど、うちの店は
25日が終わっても、正月前までは
出しているので、結局、きちんと
片付くのは正月明けになってしまう。


自宅は自宅で、例年、この時期、
着なくなった服、読まなくなった本、
使わなくなった食器や家具を
一斉に捨てる。

この年齢になって、それほど
買い物をするワケでもないのに、
毎年、どれほど捨てるモノがあるんだろう、と
ビックリする。

いずれにしても、年末になると
風通しも良くなって、すっきりと
良い正月が迎えられる、
毎年そんな気持ちになるのだが、
さあ、来年が本当に素晴らしい年に
なるのか。

ここまで読めない年末はなかなかない。
さあ、あと一週間。

せめて、明日、明後日は
店で素敵なクリスマスができますように。

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2020年12月22日

ナルシスの極地

昨日のボディビルのブログを読んだ
コウゾウが「あの話で思い出した」と
10年ほど前に付きあった
一人の男の話をしてくれた。

その彼は、とにかく身体を鍛えるのが趣味。
昔、空手をやっていたコウゾウに
もっと鍛えろ、と自分のジムに
連れて行ってくれた。

その彼は、とにかく「カラダ専」で
良い身体の相手でなければ興奮出来ない。

そして、一緒にいても、常に上半身を脱ぎ、
鏡の前に立って、ずっと自分の身体を観ている。
テレビを見ていても、食事をしていても、
チラチラと鏡を見る。

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「そんなにずっと見ていても、
身体は変わらないよ」
コウゾウがそう言うと
「いや。身体を見ながら、もっと
こうなりたい、こうでなければ、
そう念じると、そうなるんだ。」
そう言い張る。

コウゾウが冗談で「自分の身体で
オナニー出来そうだよね」そう言うと、
「いつも、そうしている」
そう言われた。


そして、コウゾウが最も彼から
気持ちが離れてしまったのが、
セックスの時にコウゾウの顔ではなく、
鏡に映ったやっている時の
自分を見ていたことだった。

何か、自分じゃなくても、
この人は良いのではないか、と。

この彼との件があってから、
マッチョな人は好きだが、
鍛えている人を見ると、結構
トラウマのように「この人も
やっぱり自分を見ているのだろうか」
コウゾウは、ついつい、
そう思う自分がいるのだそうだ。

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2020年12月21日

ノンケビルダーとの再会

昨日、ジムに行ったら、
もう20年ほど前に行っていた
某ボディビル・ジムのストレートの
知り合いが来ていた。

「お!久しぶりっす。
元気ですか?」

見かけは結構歳をとったなあ
(お互い様)とは思ったけれど、
そのノリは、相変わらずで
気持ち良く、さわやかで
いかにもノンケだなあと思った(笑)

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しかし、びっくりしたのは
「お店、どんな感じですか?」と
聞いてきたのだ。

僕は彼とは15年以上会っていないし、
その前に、僕がゲイだと伝えた覚えも
まったくない。

「え?なんで知ってるの?」などと
野暮なことを聞くのもなんだし、
「うん、大変だけど、とりあえず
なんとかやってるよ」そう伝えた。

「そっか〜。皆さん、そうですよね・・・。
俺も子供が中学生になって、めっちゃ
金がいるんで、参っていますが、
まあ、みんな大変なんで、頑張りましょう!」
と笑顔で「じゃ、また!」と
ロッカーを出て行った。


僕が当時行っていたそのジムで、
ゲイ雑誌のグラビアに出ていた会員が
ジム内で話題になっていたことがあった。

当時、僕も含め、4人くらい入っていた
ジムのサウナの中で、その話になり、
「彼、頑張って大会に出ようとしていたのに、
まさかのまさかっすね」
「うん、すごく尊敬していたのに、がっかりです」
「って言うか、ホント、キモいから」

ノンケたちの会話に辟易しながらも、
何も言えなかった自分が今は
腹立たしいが、昨日の彼は
その中の一人だった。

あれからずいぶん長い時間が流れ、
世の中も変わった。
「LGBT」なんて言葉もまったく
なかった時代だ。

オカマ、ホモ、(口の横に手をかざして)あっち?
という言葉で、多くのストレートは
ゲイを揶揄していた。

彼の中で、何かが変わったのか、
それとも変わってはいないけれど、
なんらかの形で僕のことを知り、
表面的に取り繕ってくれたのか。
それはわからない。

でも、少なくとも僕自身は
ああして気軽に声をかけてくれた
彼に対して、前よりもずっと好感が
持てたことは確かだし、
どうであれ、確実に世の中は
変わってきているのだなと
少しだけ嬉しい気持ちになった。

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2020年12月20日

サフレ(セフレじゃない)との旅

これでもかというガタイの
アキマサは、無類のサウナ好き。
つい最近も長野県の素敵なサウナに
友人と一緒に行ってきたとのこと。

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その友人はセフレでも、
ソフレでもなく、
ただの「サフレ」
(サウナ友達)だそうだ(笑)

二人でのんびりサウナを楽しみ、
ぐ〜っと温まった身体で
十和田湖に飛び込んで冷ます。
これがめちゃくちゃ気持ちが良いのだとか。

アキマサは、日本中の
あらゆるサウナを追っかけて
あそこはこう、ここはこう、と
本当にサウナ「いろは」を教えてくれる。

そんな色々なサウナに行って、
ゲイが集まるところとか、ないの?と
お客さんのシンスケが尋ねると
「それがほとんどないんです」と言う。

おそらく温泉や街のお風呂屋さんには
ゲイが集まるところは多いようだけれど、
どうやらサウナは、またちょっと違うらしい。
浴槽が特別完備されていない、
というところもあったり、
あっても非常に小さく、
ゲイが触りあったり、という空間が
ないからなのかも知れない。

と言うか、いつも書くけれど、
だから問題になってしまうのだ。
公衆の場所でのゲイハッテンは。。。

もちろん、アキマサも、
そういう温泉やお風呂屋さんに
行ったりもするけれど、あまりにも
キョロキョロしているゲイの視線や、
少し人がいなくなると、すぐに
そういう行為に走るゲイに
正直、うんざりすると言っていた。

いずれにしても、アキマサは
また、サフレと共に
日本中の隠れたサウナを
のんびり探すのが楽しみらしい。

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2020年12月19日

いくつかの恋愛遍歴

昨日は久しぶりに、旧友のショウジが
ここ半年くらい付き合っている、という
新しい彼氏を連れて来てくれた。

ショウジは、もう25年ほどの付き合いだが
その間、彼には色々な恋愛事情があった。

僕が店をやる3年ほど前、我が家で暮れに
忘年会をやる、という話をしていたら、
その当日「今日は行けなくなりました。
詳細はまた、改めて」と連絡メールが。

たぶん、当時付き合っていた彼氏と
喧嘩でもしたのか、そう思っていたのだが
年が明けてから、改めてショウジから連絡があった。

ショウジのその彼氏がそのうちの忘年会の早朝、
交通事故で即死だったのだと言う。
当たり前だけれど、ショウジのその後の
落ち込みようは酷かった。

それから何年経ったのだろうか。
僕が店をオープンして2年後くらい、
ショウジがその後付き合った彼と、
ショウジのお母さんと共に、
うちの店に来てくれたことがあった。

その時は、僕がカミングアウトしていて
まだ元気だったうちの母親も
一緒だったのだが、ショウジいわく
「俺の母親は何も知らないので、
店中のゲイ的なモノは隠して」と言われた。

その日のバタバタは忘れられないけれど、
その後、結局、ショウジとその彼とお母さんは
共に暮らすほどの関係に。。。
あの時はなんだったのだろう、と笑った。

それから何年か経った今から3年前。
十数年付きあったその彼とも色々あって
別れたようだった。


半年ほど前に連絡があって
「やっと新しい彼が出来たよ」
そう言っていて、昨夜、初めて会えたのだ。

ショウジは「僕の恋愛遍歴のほとんどを
知ってるよね」と笑っていた。

今の25年ほど離れている若い彼氏と
ワインで乾杯をしながら
「色々あったけれど、
これが最後の恋愛になるだろうなあ」
そんなショウジは、いつになく
幸せそうだったので、ホッとした。

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2020年12月18日

たま霊園の伝説

昨日は、ヤスマサや、アツヒサと
80年代から90年代にノンケの間に
流行った「ノーパン喫茶」や
「ノーパンしゃぶしゃぶ」の話で爆笑した。

20代の若いノリオは
「なんですか?それ」
という感じだったけれど、
当時は今では考えられないほど
あけっ広げな風俗店が多くあった。

喫茶もしゃぶしゃぶも、両方女性が
ミニスカートでノーパン、
鏡ばりの床や、テーブルの下で
どんどん女声の下半身が映る、というのに
僕の職場でも盛り上がったりした。
ゲイの僕は何が面白いやら、と
不思議だったと言うと、
彼らも確かに、と答えていた。

そんな話の中で思い出したのが、
当時、新宿2丁目にあった「たま霊園」
(玉霊園か?ネット検索しても出てこない)
という風俗バー。

僕は後にも先にも、どこかの
おじさん(と言っても、今の僕よりも若い。笑)に
一度だけ連れて行ってもらったのだが、
ここが、若いホスト(ゲイだか
ノンケだか、わからないけれど)が、
パンイチや、ほぼ裸同然で
あらゆる芸をする。

それこそ、お尻の穴に色々なモノを入れたり、
自分のペニスをマドラー代わりにかき混ぜたり、
それは、そういうのが苦手な人にとっては
まったくの憤慨モノ。

しかし、今から何十年も前の
パワハラ、セクハラ何でもありの時代は
ストレート、ゲイ共に
こういうノリの店が多かった。

ひょっとすると、まだ地方の観光バーなどは
こういう傾向ってあるのかも知れない、
そんなふうに僕が言うと、
ヤスマサいわく
「このネット時代、地方でさえ、
そういう遊び心を持ったお店は
とっくに潰れていますよ」そう言った。

つくづく時代の変化を感じながら、
今さらながら、自分の年を思い知った(笑)

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2020年12月17日

思わせぶりな彼にはご用心

42歳になるケイジがいる
会社の社員の中に、
爽やかでなかなかいい男がいた。
彼は既婚者だったし、
ケイジは当初、まったく
気にも止めなかった。

しかし、5年ほど前のある日、
会社の連中と飲んでいる時に、
その彼が足で合図をしてきた。

うん?
どういうつもりで、そういう事を
するのか、ひょっとしてゲイなのか、
それともただ酔っているだけなのか。

そのあと、何度か職場内でも、
少し思わせぶりな状態が続いた。

今までカミングアウトした
こともないケイジだったが、
その彼と一緒に出張に言った際、
ゲイであることを伝えた。
そして、部屋に行っていいか
そう聞いたら、「それはダメだ」と
断られたと言う。

なおかつ、その後一緒に食事をしようと
誘われて行ったら、彼の奥さんも
そこにはいたりするのだ。

自分の気持ちを知っていながら、
どれだけデリカシーがないんだ、
腹立たしい気持ちはあっても、
むくむくと彼のことが好きだと
思い込んでいく。

結局、彼に振り回されるだけ
振り回されてこの恋は終わったと
思った時に、彼は他県の部署に移動したようだ。

ただ、そのあとも、何もなかったように
ごくごく普通にメールなども来るらしい。


他のお客さんたちにも聞くと、こういう
気を持たせる男はストレートにも
もちろんゲイにもいる。

本人はまったくそういうつもりではない、
そしてこちらの思い込み、と
言われてしまえばそれまでだ。

ただ、そういう人にハマらないように、
または自分自身も、そんなふうにならないように
自重していかなければならない、
というのが昨日の店での教訓(笑)

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2020年12月16日

年末年始の時間短縮

一昨日の夜、またまた
時間短縮営業の要請が出た。
来月(つまりは新年)1月11日までが
22時までの営業となる。

正直言って、緊急事態宣言が終わってから、
また、夏の時期はまだお客さんは
来てくれたが、正直、秋を過ぎ、
冬になったここひと月は辛かった。

多くのニュースや、ワイドショーなどでも
各地の飲食店が取り上げられているように、
うちの店も、まったく同様だ。

平日がそれほど混まないのは
仕方がないにしても、
週末、特に土曜日など
外出をしない人も増えたせいか、
複数で飲みに出なくなったため、
ものすごく激減をしている。

今後、やっていけなくて、閉めると
耳にしたお店もあり、うちの店だけは、
なんとか踏ん張ってと
思っていても、こればかりはわからない。

普通なら忘年会帰りや、クリスマス、
そして大晦日から正月など
賑やかなイベントも盛り沢山の年末だ。


ただ、前回の時短要請の時にも
書いたけれど、このコロナウィルスによって
感染から重症になった方や、
差別をされて働いている場所を
辞めざるを得ない人も多い。

どのケースも決して比べられないけれど、
それでも飲食は、協力金があるだけ
増しなのかも知れない。

こういう時期に「来てください」とは
決して強くは言えないけれど、
換気、検温、消毒は徹底しながら
頑張っていくので、
少しだけ寄って行こうと思われる方が
いらっしゃれば有り難い。

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2020年12月15日

YouTuberになるためには

昨夜、来てくれたセツロウは、
YouTubeで、自分の趣味についての
発信を頑張ってしているのだそうだ。

それをメインの仕事にするには、
まだカウント数が少なく、
それが何倍、何十倍にもなれば
仕事にも繋がるんだけど、と呟く。

それを観たことがあるコジマは
「マスターも、YouTubeに出て
色々映画の話をすれば
いいじゃないですか」なんて勝手なことを言う。

僕自身、店で人と話す仕事をしながら、
カメラを前にしたりすると、ダメダメで、
なおかつ、映画は好きだけれど、
ちょっと時間が経つと、細かいディティールを
忘れてしまったりもする。

たまにYouTubeで、ゲイバーのマスターや
ママが楽しそうにお喋りをしているのを
ふと見つけたりするし、
そういう人たちは自粛中も
せっせとリモートで稼いだりしていた。
そういうのを見るにつけ、
自分はカメラを向けられたりするだけで
ダメなのだなあ、そう思う。

加えて、恐らく、対面で、
相手の反応がないと
話がうまく続いていかないのだと。

今の子供たちのなりたい職業ナンバーワンが
ユーチューバー。
そういう意味では、まったくおっさんだと
確信せざるを得ない
頑張って、このブログを続けていくしかない(笑)

とは言いながら、セツロウのチャンネルを
見てみようと。。。

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2020年12月14日

今、夢の国はどうなっているか

昨夜、うちの店でディズニーランドと言えば、この人、
というキョウヘイが来てくれて、
先週行ったディズニーランドの話をしてくれた。

image.png

この時期、通常ならディズニーランドは
クリスマス一色で、それぞれのアトラクションは
クリスマスムードに溢れているらしい。
でも、今年は寂しいことに、例年の大きな
クリスマスツリーもなければ、
イベントもパレードもないようだ。

夜になると、この時期でなくても
ライトアップで華やかなのに、
夏の夜よりもずっと薄暗く感じるようだ。

アトラクションに並ぶ際も、二人ずつで
あとは1メートル以上の感覚を開ける。
だからいつもよりも、
ずっと長い行列になるのだと言う。

とにかく、「密にならないように」という
配慮が完璧に成されているそうだ。
加えて、春休みもゴールデンウィークも
流れてしまい、夏休みもハロウィンも
例年よりもずっと人が少なかった。
それだけに予算も大幅に、削らなければ
ならなかったのだろうと想像する。

とは言え、キョウヘイが感激したのは、
新しいアトラクション
「美女と野獣」だったと言う。
このコロナ禍でよくオープンに漕ぎつけたものだ。

最近はプロジェクションマッピングに頼った
映像処理が多いアトラクションの中で
昔ながらの丁寧に作られた造形物が動くらしい。

彼が特に驚いた、と言うのは、
その美女と野獣エリアに
何本もそびえる木々の背景に
山々の書割りがある。
これはその背景に見えてしまう高層ビルや
どこかの看板のようなモノを隠すためなのだそうだ。

この夢の国以外のモノを見せて
決してしらけさせたりはしない、というのは、
この新しいアトラクションだけでなく、
過去、あらゆるところで
屋外の「何か」を隠すための工夫をされてきたのだと。

子供の頃、両親からの影響で
ディズニーアニメに育てられた僕だったが、
思えば、店を始めてから行ったのは
一度だけかも知れない。

4年ほど前に限定で行われた"Once Upon A Time"だけは
観たかったなどと思いながら、
このコロナがもう少し落ち着いたら、
また行ってみようかな、
キョウゾウの話を聞きながら、
そう思った。

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2020年12月13日

元彼女が泣いた夜

トシヒデは、今はとても素敵な
パートナーがいる42歳だ。

20代の頃は、結婚したい、
子供が欲しい、強くそう思っていたと言う。

25歳の頃、1年ほど真剣に付き合っていた
彼女がいた。
仕事をし始め、まだかなり忙しかった中で
色々と支えてくれようとした彼女だったらしい。

ただ、トシヒデは、その彼女と会う前に
男性との体験はすでにあった。
ただ、当時の彼にしてみれば、
それは、ただの遊びであり、
いつか女性と結婚しよう、
そう思っていたのだと言う。

彼女は、容姿も性格も申し分なかった。
結婚するなら、彼女しかいない、
そうとも思っていた。

しかし、ある時に二人で飲んでいて、
酔っ払ったトシヒデは、
僕はゲイなのだ、
そう言ってしまったのだと言う。

彼女は、トシヒデの話を聞きながら、
少しずつ、うなづき、やがてさめざめと泣き、
そのうちに号泣し出したらしい。

彼女からは、かなり愛されていたんだね、と
僕がトシヒデにそう言うと、
「いや。
愛されていたのかも知れないけれど、
彼女が泣いたのは、僕があまりにも
可哀想だ、そう言って泣いたんです。」
そう答えた。

そう。その彼女はトシヒデが今まで
同性愛者として、どれだけ辛かったか。
どれだけ我慢して
人に合わせてきたのか、それを思うと
辛くて、可哀想で仕方がない、
そう言って泣きじゃくったのだと言う。

彼女のその言葉の裏には
色々な思いがあるのだろう。
そう言わざるを得ない、という気持ちも
あったのかも知れない。

でも、その日からトシヒデは
もう二度と女声を傷つけてはいけない、
そう思ったと言う。

そんな話を聞きながら、
僕も同様なことをしてしまった過去が蘇り、
当時への反省と共に、それでも一部のゲイは
通ってしまう道なのかも知れない、そう思った。

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2020年12月12日

囲碁、将棋に興味がある?ない???

ここ数ヶ月、Netflixで話題となった
テレビドラマ「クイーンズ・ギャンビット」は、
一人の少女が、孤児院でチェスに出会い、
それこそ、チェス界のクイーンになるべく
生きていく様を描いている。

その作り方がとっても面白かったのだが、
このドラマの展開(特に後半)は、
チェスを知っていれば知っているほど
興奮し、感動出来るということを耳にした。

で、お客さんにチェスが出来るか、どうか
聞いてみると、ほとんどが出来ない。
それでは将棋は?と聞くと
小学校の頃したことはあるけれど、
という人はいるものの、しない、
出来ないという人だらけ。
そして囲碁も同じようだった。

かく言う僕も、この先を詠む、という
いかにも理系のボードゲームは苦手。

思えば、うちの店に置いてある
パズルや、組み立てゲームのようなモノが
大好きなお客さんと、
そうではないお客さんは
真っ二つに分かれる。

一応、やってみようとする人と
「こういうの苦手」と
触らない人。

好奇心旺盛な僕はトライは
してみようとするものの、
ダメだ、こりゃ、と途中で投げ出すタイプ。

これが面白い!と思うと、とことん突き進んで
いくのだけれど。

いつも思うのは、やりたくても時間がなかったり
途中で諦めてしまったりするモノは、
今世ではなくて、来生でやろう、と思ったりする(笑)

まあ、今世は、体力がある限り、運動をして、
観ていない映画をたんまり観、音楽を聴き、
本を読む、とかつらつら書いても、
それすら完璧にはなかなか出来ない。

欲深いことも、そこそこにしなければ。

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