2020年11月19日

与那国、そして石垣島への旅 その1

日曜日から、今日、木曜日まで、
足掛け5日間、初の与那国、石垣を旅した。

ここ数年、旅行に出ていても、出来る限り
その日にブログを書こうとしていたのだけれど、
今回ばかりは、どうしてもその時間が取れなかった。

3日間のブログの空白を今日1日でも
埋められないので、
ぼちぼちと書かせてもらおうとしているけれど、
いつものように旅の順を追って、というよりも、
その折り、折りで感じたことを今回は順不同で。


今回、沖縄、それも与那国島に行こうとした理由。
世の中のGo To Travelにあやかって、
ということもあったのだが、
数ヶ月前に、日本最西端の島、
与那国から来てくれた
アツシ君というお客さんのことを
思い出したからだった。

「もし、沖縄に来るようなことがあったら
是非、寄ってください」という言葉に
強く心を動かされたのだ。

彼は、もともと関東出身なのだが、
数年前、地元でスナックバーを人から譲り受けた。
95%のお客さんが地元の人たちで、
そのうちの8割が年配者、
だから、アツシ君がゲイだなどと、
とても公言出来ないと聞いていた。


日曜日、東京の自宅を朝9時過ぎに出て、
那覇、石垣を経由して
与那国島に到着したのが、18時半。

そこからホテルに荷物を置き、
アツシ君からメールで勧められた
ホテル近くの沖縄料理のお店で食事をとり、
その後、島を循環する無料のバスで
島の東側にある(僕のホテルは西側)
アツシ君のお店へと向かった。

アツシ君に店を譲った、
というモトコさんという女性は僕と同い年。
子供たちが5人、孫もたくさん、
そしてひ孫もいる、というので唖然とする。

あちらのほとんどの人たちは
二十歳前後で結婚をすると言うから、
僕の年齢でひ孫がいるのも
まったく驚くことではないようだ。


8年ほど前にホテル関連の仕事で
与那国に来たアツシ君は
ひょんな事からこのモトコさんと知り合い、
そこから家族同然の付き合いとなったと言う。

島の人たちとの付き合いは
持ちつ持たれつ。
面倒も多いけれど、良いとこ取りを
している、とアツシ君。

そんなこんなでこの日から、アツシ君と
モトコさんにはずいぶんお世話になった。

アツシ君の店では、熱くて優しい地元の
お客さんたちと、盛り上がった。
カラオケなんて、本当に何年ぶり、
という感じだったが楽しかった。

お酒を飲まないアツシ君が
ホテルに車で送ってくれる途中、
風力発電の風車が回る丘の上から
見た降るような星空は、
一昨年、ペルーのクスコで見たのと
変わらないほどの光景だった。

その翌日も、そして与那国最終日も、
アツシ君は、車で多くの
名所に連れて行ってくれた。

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断崖絶壁が続く場所と、ほぼ誰もいない砂浜、
そしてダイバー憧れの海。

ナーマ浜、日本最西端の燈台、
35年ほど前にダイバーによって見つけ出された
海底遺跡(ただ、本当に遺跡かどうか、
わからないとの話)、
そして僕は観ていなかったテレビドラマ
「Dr.コトー」の撮影のために作られた診療所、
男根をイメージさせる立神岩や、
東崎展望台、六畳ビーチと言われる
ものすごく可愛い砂浜、
そして日本で最後に日が沈むのが見える丘、
女首長が住んでいたとされる
洞窟とジャングル、ティンダバナ。

こうやって多くの名所を動いていながらも、
島のほとんどの場所で、働く人も、
観光客もほとんど目に
することもなかったのが不思議だ。

海をぼ〜っと見ながら、本を読んだりすることも
十分可能な島だったけれど、
アツシ君のおかげで、非常に充実した
2泊3日で、彼には感謝してもしきれない。

さて、石垣島については、またの機会に。

今、まだ帰りの機内ですが、
今日はこのあと、店に出ます。

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posted by みつあき at 16:26| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする