2020年11月25日

映画「タクシードライバー」の謎

昨日の休みの1日、
物凄く久しぶりに映画「タクシードライバー」を観た。

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これは、大学生時代以来。
もちろん、ところどころ忘れているところも
あるけれど、逆に細かいシークエンスを
しっかりと覚えているところも多かった。

ずっと考えていたことなんだけど、
この映画を作ったマーティン・スコセッシ監督。
彼の映画が大好き、というノンケ男子は多いけれど、
ことゲイとなるとあまり多くはないと思う。
これは何故だろう。

バイオレンスシーンが多い、というのが
理由なのか。
思えば、「ワイルド・バンチ」で有名な
サム・ペキンパーも確かにゲイ好みじゃない。

ただ、タランティーノや、クローネンバーグは
ゲイでも比較的好きな人はいるだろう。

それを思うと、スコセッシは、
スタイリッシュさが欠けている、
ということなんだろうか。

しかし、昨日観て、1970年代当時の
ニューヨークの街の風景の切り取りかた、
そしてそのエディティング。
また、バーナード・ハーマンの音楽の
使いかたなど、非常にスタイリッシュだったりする。

まあ、それがゲイ好みのスタイリッシュさか、
どうかはわからない。


それにしても、僕は改めて観て、
NYの街で暮らす一人の男の
狂おしいほどの孤独、怒り、そして優しさなどを
ここまで克明に描いている、という意味で
この映画が歴史的評価が高いことに納得した。

なおかつ、ロバート・デ・ニーロの
見事なる演技。
歴史に残る"You Talkint to Me?"の台詞が
彼のアドリブだったというのは有名だが
改めて観ると鳥肌が立つ。
若干30歳前後の若さだ。


また、何かの記事で読んだ「現実と幻想説」
僕が初回に観た時にはまったく気が付かなかったことに
膝を打った。

ここからはちょっとネタバレ。


主人公トラヴィスが、大統領候補の事務所に
勤めている女性に恋し、ふられてしまい、
自暴自棄になってその候補暗殺という
テロ行為に出る。
と同時に、12歳というジョディ・フォスター扮する
少女アイリスを娼館から救い出す、という命題も
彼の心の中に生まれる。

テロ行為に失敗したトラヴィスは、
その後、頭をモヒカンにして、
その娼館に繰り出し、銃撃戦の末、
アイリスを救う、というシーンがある。

このシーンが目を覆うほど強烈なのだが、
このモヒカンシーンが、ゴッソリと
幻想シーンだ、という説なのだ。

確かに、その前に初めて娼館に
行くシーンから最後、彼が通常営業を
している運転手のシーンに直結していると
考えるのはまったくおかしくない。

増して、モヒカンで
あれだけ人を殺しまくっていて、
その後、英雄とされているラストは
いくらなんでも不思議だったりする。

いずれにしても、孤独な男の妄想劇、
そう考えても、凄い映画であることは確か。

今では、ほぼ残っていないだろう
猥雑な犯罪都市ニューヨークを
目にすることが出来る傑作だ。

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2020年11月24日

それぞれの記念日

一昨日来てくれたマモル君とセイヤ君は
一昨日が付き合って3ヶ月記念日。
3ヶ月っていうので乾杯しているのが可愛い。

また、昨日来てくれたカツヒコと、シンゾウは
昨日が2周年。

それぞれの記念日を、うちの店で
祝ってくれたのが嬉しかった。

マモル君、セイヤ君が
付き合う、と決めたのが3ヶ月ほど前で
実は会ったのは半年ほど前だそうだ。
しかし、お互いに長く付き合っている
彼氏がいる状態で悶々としていたらしい。

色々悩みながらも、3ヶ月前に、それぞれの
パートナーに今の現状を話し、別れを告げた。
驚くのは、双方とも、今でも良い関係だそうだ。

ただ、お互いに辛い思いを
相手にさせてしまったから
今度だけは頑張ろう、と話をしていた。


マモル君、セイヤ君はまだ30代だが、
カツヒコ、シンゾウは、50を過ぎて
付き合い始めて、すぐにうちの店に来てくれた。

二人は付き合って、4ヶ月ほどで
共に住み出し、アーティストのカツヒコは
淡々と自分の仕事を家でやっており、
シンゾウはサラリーマン。

まったく違う環境の中で、お互いを
リスペクト出来る関係だと言う。

3ヶ月であろうと、2年であろうと、
お互いに結ばれた(?)日を噛み締めながら
次のステージに踏み出そうとする
そんな記念日というのは素敵だなあ
そう思った。

ふた君とも、来年のまた同じ日に
会えることを祈って。

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2020年11月23日

ラーメンの話から

ケイゾウ42歳は、大のラーメン好きで、
週に5回はどこかでラーメンを食べる。
ラーメンだけを食べるために、
札幌や博多まで行くこともあると言う。

彼は味噌ラーメンが好物らしいが、
店によっては、ここは塩、ここは醤油と
選ぶことも多く、その店、店のこの味、
というのを追求するのも得意なのだそう。

今までラーメンのことで恋人や友人と喧嘩に
なったこともあり、また、それで仲良くなった
人々もいるらしい。

もちろん、ラーメン嫌い、というような人とは
いくらルックスが良くて、
いくら性格が素敵でも、
パートナーとしては絶対付き合えない。

それくらいケイゾウにとって、ラーメンは
人生や生活から切っても
切れない食材なのだそうだ。

僕自身は、別に嫌いではないけれど、
ラーメンを食べるのは、年に1、2度かも知れない。
それくらいラーメンは縁遠いのかも。

思えば、僕の子供の頃は、
街にはラーメン屋というモノがなく、
いわゆる中華料理屋の中華そば、
そして夜鳴きそばと言われる
屋台のそば、くらいだった。

あと、やっとチキンラーメンが脚光を
浴びていた頃だったが、実家でも
ほとんど食べなかったのと、
高校時代は健康に悪いからか、
寮でのラーメンは禁止。
ちょうどカップヌードルが出始めた頃だった。

そういう意味では、いわゆるお菓子を
あまり食べることもなく、間食もしない、
というのも、育てられ方だったのかも知れない。

そんな話をしていると、店に来る若いコたちは
「戦時中は大変だったんですねえ」と
小馬鹿にする(笑)

そんな時代(戦時中じゃないよ)だったけれど、
うちの両親が比較的、身体のことを気にする
人たちだったけれど、今思えば
それが良かったのか、悪かったのか。

今さらながら、もう少しラーメン屋など
回ってみようかなと思う、今日この頃だ。

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2020年11月22日

遠き過去からの贈り物

ジュンジ君は42歳。

彼は半年ほど前に、出会い系SNSで
同世代の人と出会った。
非常に理知的で、優しく、
ハンサムな彼だったが、
最初にカフェで話をしていた時に、
驚くべき共通点を知った。

ジュンジ君は、お父さんが銀行員で、
子供の頃から何度も日本各地を引っ越しで周り、
だいたい1年か2年で転校する、
という生活を送ってきた。

転校などしたことがない僕には
まったくわからないのだが、
転校した学校ではその物珍しさに、
多くの生徒が群がり、
数ヶ月すると離れていく。
そんな日々を送っていたのだそうだ。

そして、そんな中のひとつひとつの記憶を
細かく覚えているかと言うと、
少し覚えている事と、
そうでない事があるのだそうだ。

その記憶の中で、小学校2年の頃に
住んでいた四国のある街で
とても仲良くした隣に住む
2歳上の男のコがいた。
これくらいの年齢の場合、
2歳違うだけで、かなりお兄さん
というイメージがある。

そのコは非常に優しく、
ジュンジ君に野球や大好きな漫画を
次々と教えてくれたのだそうだ。

そして、なんとそのSNSで会った彼こそが
その2歳年上のお兄さんだったと言う。

言われてみれば、面影はあるけれど、
まさかのまさか。
たった8ヶ月ほどだったらしいけれど、
その頃のふんわりとドキドキしたような
気持ちが一気に戻ってきたのだそうだ。

二人はそれから付き合い始め、
少し距離があるので、まだ10回も
会っていないほどらしい。

「二人でこの赤い糸を大切にしよう」
そんな言葉を信じて、今、歩き出しているらしい。

ちょっと信じられないような、
素敵な話だ。

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2020年11月21日

人見知りをする人、しない人

昨夜、遅く別来てくれたのが、
キョウジ 55歳と、アキオ42歳。
彼らはほぼ話したことはなかった。

ただ、一度、数週間前に、
隣同士に座ったことがあり、
アキオがその時に、キョウジの身体に
肘を当ててしまった。
アキオは「すみません」と言ったけれど、
キョウジからは、ほぼ反応がなかった。

キョウジは、その事をほとんど覚えていなかった。
でも、おそらくその反応のなさは、
故意ではなく、初対面と接するのが苦手
ということだった。

つまりキョウジは、それくらい人見知りが激しい。
「真横で顔を見たりするのも気恥ずかしい」のだそうだ。

かたや、アキオは「何故、気恥ずかしく感じるのか
まったくわからない」そう言う。

そう。アキオはキョウジとは違って、
人見知りをする、ということが
まったく理解出来ないと言う。

アキオは、誰彼構わず、話せるし、
その場を壊さない程度に盛り上げるのも好き。

かく言う僕も、そもそも人見知りするほうだ。
これは信じられない、というお客さんもいるけれど、
本当の話。

今でこそ、話をするのが仕事、となったので
仕事中は特に大丈夫なのだが、
たまに他のお店などに行って
隣に座った人と積極的に話すかと言うと
これがまったくダメ。

感心があると思われるとか、
はたまた店をやっているとわかった時に
店の営業かと思われないかとか、
自意識が強過ぎるのだ。
やれやれ。

まあ、そんな話をきっかけに
昨夜はその後、キョウジ、アキオが
色々話していたので
結果的には良かった。


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2020年11月20日

与那国、そして石垣島への旅 その2

昨日、旅から帰ってきて、
その足で店に向かう。

たった5日、離れていただけだけれど、
東京の雑踏が懐かしいような
わずらわしいような不思議な気分だ。

あのキラキラした海や星を連日
見ていたんだから、そりゃそうだ。

しかし、沖縄で「夏!夏!」と
気持ちがはしゃいでいて
せっかくちょっと得した気分だったのに
東京もこの時期、珍しく24度!という
ほぼ夏日に近く、半袖の人も多い。

しかし、この旅行中に感染者数が増え、
18時というにも関わらず、
新宿駅はとても人が少なくて驚いた。


さて、昨日に続いて、
与那国から石垣島への旅記録の続きだ。

与那国でのんびりしたせいもあり、
石垣は、3日目の夜に着き、
レンタカーを借り、そのままホテルへ。

当初、友人から勧められていた焼肉を食べる予定が
飛行機が少し遅れたせいもあったのと、
Go To Travelのクーポンが予想以上に出たため、
それが使えるホテル内の中華で食事。

Go To〜は、テレビの情報番組などで
話題になっているだけあって、
本当に安くて、これは有り難いと思った。


初めての石垣島は
与那国から来たせいか、街の中心部は
普通に都会。
東京で言うと、調布あたりの感じだ。

そこで店で聞いていた2軒のゲイバーを
覗いてみることにした。

そのうちの1軒の電話をすると、
マスターがご実家に帰っているとのことで休み。

残りの1軒に連絡をすると、
住所は公表していない、ということで
近くの場所まで教えてくれて、
そこから携帯で道案内をしてくれた。

これは地元のストレートの人たちに
あまりわかられないように、
ということと、地元で暮らすゲイの人たちが
来にくくならない配慮なのだそうだ。

だから、一応、ここでもお店の名前は
伏せておいてほうが良いのかも知れない。

話に聞くと2軒ともそのようだが、
普通の民家の中にカウンターが作ってある。
そして僕が行ったお店は
カウンターは10人ほど座ることが出来る。
そのうしろにも畳敷きの座敷があって、
そこは20人近く入れる。

観光客はGo To Travelが始まって
戻ってきたようだったが、僕が行った時には
観光客は数人。
それでも、平日にも関わらず、
地元の人たちが10人近くいたのは驚いた。
なんだかホームパーティに
招かれているような気分になる。

マスターは15年ほど前に、内地から
あちらに行き、その当時あったもう一軒の
ゲイバーでアルバイトをしたのだそうだ。
結局彼が働いて、1年あまりで
そのゲイバーの店主が辞めると言い出した。
じっくり考えた末、そのお店のお酒などを
引き取り、新たな物件で自分で始めたのが始まりだ
ということで、今年13年目だそう。
うちの店と1年くらいしか違わない。
行けなかったもう1軒のほうのお店は、
もう20年を超えると聞く。

トイレに入ると、
日本中のゲイバーのポスターや
チラシがところ狭しと置かれている。
こちらの店も含めてこの2軒に、
日本中から石垣島に訪れる
ゲイが来るのだと思うと、
凄いなあと感心した。


とは言え、与那国もそうだが、
なかなか受け入れられない土壌は
この日本にも、世界中にも
まだまだあるのだということを
改めて知っただけでも、
今回の旅に大きな意味があった。

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2020年11月19日

与那国、そして石垣島への旅 その1

日曜日から、今日、木曜日まで、
足掛け5日間、初の与那国、石垣を旅した。

ここ数年、旅行に出ていても、出来る限り
その日にブログを書こうとしていたのだけれど、
今回ばかりは、どうしてもその時間が取れなかった。

3日間のブログの空白を今日1日でも
埋められないので、
ぼちぼちと書かせてもらおうとしているけれど、
いつものように旅の順を追って、というよりも、
その折り、折りで感じたことを今回は順不同で。


今回、沖縄、それも与那国島に行こうとした理由。
世の中のGo To Travelにあやかって、
ということもあったのだが、
数ヶ月前に、日本最西端の島、
与那国から来てくれた
アツシ君というお客さんのことを
思い出したからだった。

「もし、沖縄に来るようなことがあったら
是非、寄ってください」という言葉に
強く心を動かされたのだ。

彼は、もともと関東出身なのだが、
数年前、地元でスナックバーを人から譲り受けた。
95%のお客さんが地元の人たちで、
そのうちの8割が年配者、
だから、アツシ君がゲイだなどと、
とても公言出来ないと聞いていた。


日曜日、東京の自宅を朝9時過ぎに出て、
那覇、石垣を経由して
与那国島に到着したのが、18時半。

そこからホテルに荷物を置き、
アツシ君からメールで勧められた
ホテル近くの沖縄料理のお店で食事をとり、
その後、島を循環する無料のバスで
島の東側にある(僕のホテルは西側)
アツシ君のお店へと向かった。

アツシ君に店を譲った、
というモトコさんという女性は僕と同い年。
子供たちが5人、孫もたくさん、
そしてひ孫もいる、というので唖然とする。

あちらのほとんどの人たちは
二十歳前後で結婚をすると言うから、
僕の年齢でひ孫がいるのも
まったく驚くことではないようだ。


8年ほど前にホテル関連の仕事で
与那国に来たアツシ君は
ひょんな事からこのモトコさんと知り合い、
そこから家族同然の付き合いとなったと言う。

島の人たちとの付き合いは
持ちつ持たれつ。
面倒も多いけれど、良いとこ取りを
している、とアツシ君。

そんなこんなでこの日から、アツシ君と
モトコさんにはずいぶんお世話になった。

アツシ君の店では、熱くて優しい地元の
お客さんたちと、盛り上がった。
カラオケなんて、本当に何年ぶり、
という感じだったが楽しかった。

お酒を飲まないアツシ君が
ホテルに車で送ってくれる途中、
風力発電の風車が回る丘の上から
見た降るような星空は、
一昨年、ペルーのクスコで見たのと
変わらないほどの光景だった。

その翌日も、そして与那国最終日も、
アツシ君は、車で多くの
名所に連れて行ってくれた。

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断崖絶壁が続く場所と、ほぼ誰もいない砂浜、
そしてダイバー憧れの海。

ナーマ浜、日本最西端の燈台、
35年ほど前にダイバーによって見つけ出された
海底遺跡(ただ、本当に遺跡かどうか、
わからないとの話)、
そして僕は観ていなかったテレビドラマ
「Dr.コトー」の撮影のために作られた診療所、
男根をイメージさせる立神岩や、
東崎展望台、六畳ビーチと言われる
ものすごく可愛い砂浜、
そして日本で最後に日が沈むのが見える丘、
女首長が住んでいたとされる
洞窟とジャングル、ティンダバナ。

こうやって多くの名所を動いていながらも、
島のほとんどの場所で、働く人も、
観光客もほとんど目に
することもなかったのが不思議だ。

海をぼ〜っと見ながら、本を読んだりすることも
十分可能な島だったけれど、
アツシ君のおかげで、非常に充実した
2泊3日で、彼には感謝してもしきれない。

さて、石垣島については、またの機会に。

今、まだ帰りの機内ですが、
今日はこのあと、店に出ます。

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2020年11月15日

息子の誕生日

ここ数年、よく来てくれるようになった
ケンタはバツイチの42歳。

若い頃は、ちらっとハッテンバの
ような場所に行っていたが、
30を超えた頃、仕事柄ということもあり、
社会的なことも考え、結婚をした。

ほどなく男の子が生まれたが、そのあと
結婚後、2年も経つか、経たないうちに
奥さんから離婚を突きつけられた。

原因はケンタがゲイであることではなく、
単純に性格の不一致だったようだ。

ケンタにとって、狐につままれた
出来事だったが、
もちろん、子供は彼女が育てることになり、
ケンタは養育費だけ払うことになった。

それから10年近く。
クリスマスや子供の誕生日に
実家に住む元妻の元に、
プレゼントを贈ったりするのだが、
送り返されてくる。

ほとんど一緒に暮らしていないけれど、
それでもケンタは子供のことを
考えずにはいられないそうだ。

そして、いつの頃からか、子供の誕生日には
東京近郊の海に行き、ケンタは一人、
子供のバースデイを祝う。

ケンタがゲイだろうが、なかろうが、
子供への愛情をこういうふうに持てる、
ということは素晴らしいなあと思う。



さてさて、先日ここに書いたように
本日から初の与那国、石垣島に行ってきます。
15日、16日はタクヤ、
そして17、18日はハルキが
店を守ってくれます。
よろしくお願いします。

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2020年11月14日

ゲイの美醜 人の美醜

夕べ来てくれたケイジは、ガッチリな38歳。
彼氏と付き合って10年、別々に飲みに来ながら、
色々なところでモテたりしている。

でも50歳を超えた頃、自分がどうなっているか、
誰にも相手にされないようになるんじゃないかと
すごく不安になるのだと言う。

ジャニーズ系ではないけれど、いわゆるイモ系
モテ筋で、何を心配しているんだろうと僕は思うが
彼にとっては「死活問題です」と。

最初は冗談かと思っていたら、40を超えたら
いくら払っても良いから、良い整形外科に
顔を治してもらい、今よりもさらに
身体を鍛えて、決して
落ちぶれていきたくないのだそうだ。

そんな話を聞いて思ったのは、
40近くなったストレートの男性は
ケイジみたいに考えるのだろうか、ということだ。

増して結婚していたり、彼女がいたりすると、
恐らく自分の外見など、ほとんど気にしない
ノンケのほうが多いんじゃないか、と。

その点、多くのゲイは女性の感覚と近く、
自分が何歳になっても、人(男)から
どう見られるか、を気にするのだと。

歳をとると、外見よりも、もっと深い
人間味とか、味わいとかがカバーする、
それを頭でわかっていても、ゲイは
なかなかそこの部分を超えられなかったりする、
ケイジは「だから頑張るんです」
そう言い放った。
ふ〜む。。。

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ゲイの美醜 人の美醜

夕べ来てくれたケイジは、ガッチリな38歳。
彼氏と付き合って10年、
普段は別々に飲みに来ている。
そして、それぞれが
結構モテていて、
羨ましがられるところもよく目にする。

でもケイジは50歳を超えた頃、
自分がどうなっているか、
誰にも相手にされないような
外見になるんじゃないかと
すごく不安になるのだと言う。

ケイジは、ジャニーズ系ではないし、
決して美男子!というワケじゃないけれど、
いわゆるイモ系モテ筋で、
何を心配しているんだろうと僕は思うけれど、
彼にとっては「外見の衰えは、死活問題です」と。

ジョークだと思って聞いていると、40を超えたら
いくら払っても良いから、良い整形外科に
顔を治してもらい、今よりもさらに
身体を鍛えて、決して
落ちぶれていきたくないのだそうだ。
ふ〜む。

そんな話を聞いて思ったのは、
40近くなったストレートの男性は
ケイジみたいに考えるのだろうか、ということだ。

増して結婚していたり、彼女がいたりすると、
恐らく自分の外見など、ほとんど気にしない
ノンケのほうが多いんじゃないか、と。

その点、多くのゲイは女性の感覚と近く、
自分が何歳になっても、人(男)から
どう見られるか、を気にするのだと。

僕自身、気にしないというワケじゃないけれど、
シワもシミも、ある意味、男の味わいであり、
その年輪が魅力に繋がっていくんじゃないか、
そう思っている。
歳をとって容姿が変化することは
仕方がないことだから。。。
それよりも、僕くらいの年齢になったら
まず、健康かどうかなのだ。

それを頭でわかっていても、ゲイは
なかなかそこの部分を超えられなかったりする、
ケイジは「だから頑張るんです」
そう言い放った。
ふ〜む。。。
色々な考え方がある。

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2020年11月13日

書店店主の悩み

昨日、1年ぶりに地方都市で書店をやっている
トシオが、出張帰りに寄ってくれた。

コロナ時代になって、どうか、という前に
街の書店に人が来なくなって久しいけれど、
今年になって、どうなった?と尋ねてみた。

それが、彼の書店近くの大型書店が
自粛期間、クローズすることになり、
その時期、彼の書店に人が
どっと詰めかけたのだそうだ。

そういう意味では、近年稀に見る
人の多さだったと言う。

そして、それに追い討ちをかけるように
「鬼滅の刃」の大ヒット。
映画が始まる前に原作漫画、
入荷しても、入荷しても、
多くの人が買いに来る。

ただ、不思議だったのは、22巻ある中で、
たとえば、5巻と、7巻と、11、14、19巻、
というような買い方をした人がいたと思えば、
まったく別の人が翌日、1巻、3巻、6巻、
というようにおかしな買い方をする。

何故だろうと思っていたら、数日後、
それがフリーマーケットに出品されている
ような情報が入ってくる。

書店では売り切れをするところも続出。
そのあと、フリマを見ると、少し高音で
売買されているのだ。

上のような不思議な買い方をした人によって
買い占められたあとで、小学生や
中学生がお小遣いを持って一冊だけ
買いに来ても、手に入らない状態。

店の売り上げが上がっても、
こういう事態に気が重くなる日々が続いているらしい。

コロナだからなのか、それ以前の問題か、
日に、日に、ストレスフルな時代に
なっていることは確かなようだ。

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2020年11月12日

はびこり続ける差別意識

昨日はロスから帰国した
サエジマ君 36歳が久しぶりに来てくれた。

彼はあちらに行って6年ほど。
仕事も順調で、コロナ禍の中でも
忙しくはしていたようだ。

ただ、さすがに冬になり、
新たに感染者が増えたことによって
PCR検査を受け、陰性であることがわかった。
ひとまうず、健康なうちに、と
日本に帰国することにしたようだ。

3月。まだそれほどコロナが
広がっていない時期、
トランプが「チャイナ・ウィルス」と
言い始めた頃に、サエジマ君は
仕事帰りにバスに乗っていた。
その中で40代くらいの男に
「お前は国に帰れ!
これ以上、感染者を増やすな」と
胸ぐらを掴まれたと言う。

サエジマ君は、この6年間、
アジア人とか、日本人ということで
それほど嫌な思いをすることはなかったのに、
この時の怖く辛い思いは忘れられないと言う。

その日、ダウンタウンにあるアパートに戻って、
日本のゲイの友人から久しぶりに
SKype電話がかかってきた。

さっき起こった話をすると
「ホントに迷惑だよな。
だから中国人はイヤだ。
間違えられたくない。」彼はそう言った。

サエジマ君は、アメリカでの差別の話を
しているのに、その友人が、
まさかそれが中国人への嫌悪に
飛び火するとは思わなかったと言う。

自分はゲイということで、
差別を受けたことはないけれど、
差別を受けた人のことはよく耳にする。
だから、差別する、差別される、
ということに人一倍、敏感だと思うようだ。

自分には関係ないとは、とても思えない、と。

人種が違うから、女だから、ゲイだから、
違う政党を支持しているから、
そのような事で差別が起こり、
分断が始まるのだ、サエジマ君は
そんなふうに思う、と言い、
僕も同意した。


僕の子供の頃は、まだまだ色々な差別があった。
三国人、なる言葉が使われていたり、
多くの差別用語が会話の中でも
普通に出てきた。
「女こども」なんていう言葉でさえも。

ここ20年ほど、少しずつ
そういう意識が改革されてきている、
僕はそう思っていた。

でも、サエジマ君の話を聞いたり、
昨今のニュースなどを見ると、
世界には激しく、他者を
傷つけてしまう差別がまだまだ
はびこっているのだ、ということを強く感じるのだ。

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2020年11月11日

2度目の映画は何故こんなに違うのか

今年は自粛することもあって、
多くの古い映画を配信や
録画済みのBlu-rayでたくさん観ている。

そんな中で、初見のモノが半分、
前に観たけれど、是非もう一度観たいモノが半分。
この前に観た映画は、
凄く良かったと思うモノもあれば
少し眠ってしまったとか、あと自分は今ひとつと
思ったけれど、評価が物凄く高い、
というようなことを確認するためだったりする。

ショーン・コネリーが亡くなった、ということで
追悼の意味も込めて、昨日は「アンタッチャブル」を
リアルタイム以来、2度目の観賞。

これは「殺しのドレス」や「キャリー」など
大好きな映画を多く撮っている
ブライアン・デ・パルマ監督の映画で、
当時はその演出方法が話題となり、
とても興奮して観た覚えがあった。

特にラスト近く、シカゴのユニオン駅での
一人のの女性が、乳母車を押して
階段を上がろうとする中での
銃撃戦が有名で、手に汗握って観たのが懐かしい。

しかし、改めて今、観てみると、
鞄を階段に置き、乳母車を一段押して、
という女性と、それを見るケヴィン・コスナーの顔の
切り返し、カット割りなどが、あまりにも
あざと過ぎて、イライラさせられる。



ここで、スローモーション、ここで顔のアップ!
というのが、あたかも効果的に見せるのが
「ほら、名人芸でしょ?」という風に
見えてしまう。

それも、この犯人を待つコスナーが
乳母車にずっと気を取られている、というのが
非常に不自然に見えてしまうのだ。

これは、僕が演出がわかっている
二度目の鑑賞だからなのか、
それとも、歳をとってしまったからなのか。

ところが、そのあと、観たのが
ウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」。

昔はとても退屈で居眠りをしただけでなく、
細部をまったく忘れていたのだけれど、
その脚本の面白さ、続々と出てくる登場人物たちの
魅力的なこと、そしてコメディだけれど
恋の切なさや妬みからくる人間関係のもつ複雑さが
ものすごくうまく描かれていた。

多くの映画を観ていると、こういう経験は
誰にもある。

一度観たら十分、というモノもたくさんあるだろうけれど、
違う角度からもう一度観ることは、
僕にとっては結構大切なようだ。

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2020年11月10日

Go To の恩恵って

昨日はGo To キャンペーンの話で
あちらこちらで盛り上がった。

まずは、Go To Eatやらで、
1000円分の食事をして、
そこでもらえるポイントで
何度も使える、という話。
これは、あの話題になったお寿司やさんも
そうだけれど(予約だらけらしい)、
他にも焼肉やら、ハンバーガーやら
リーズナブルに食せるらしい。
こういうのに、なかなか疎い僕は
Eatに関しては、乗り遅れ気味(笑)


関西地方からそれぞれ来てくれた
トヨ君と、タツジ君。
豪華なホテルも新幹線も安く、
おまけにクーポンが付くと
驚くほど格安だったと言う。

トヨ君は、前から出会い系でやり取りを
していた人と会えたようだし、
タツジ君は行きたかった美術館に行けた。

このキャンペーンを使って
旅行をする人が増えたことも多いようだが、
ホテルを取ることが出来ない、
という話も耳にする。

加えて、都民割りというサービスに
関して、都内の人間はまったく繋がらない、
繋がっても、もう売り切れていることが多いとも聞く。


ちなみに、来週、日から水まで
スタッフにお店を任せて
僕は休みをいただき、
初の石垣島、与那国島に、と
このGo Toを使うことが出来た。
確かに近場に旅行に行くのと
変わらないほど安かったりする。

当分は海外に行けそうもなかったりするので
数日のんびり出来ればと。
また、ご迷惑おかけしますが、よろしくです。

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2020年11月09日

手をつなぐ男たち

大統領選挙がほぼ決まった。
法廷闘争の姿勢を崩さないトランプらしいが、
バイデンは勝利宣言を出し、
昨日、スピーチを行なった。

全米各地からテレビのニュース番組に
あらゆる映像が流されていた。

そこで、キスをしたり、ハグをしたりする
ゲイやレズビアンカップルの様子も映し出された。

さすがにこのコロナ禍、ずいぶんニューヨークにも
行けていないが、あちらでは男性同士で
手をつないで歩いているのをよく目にした。

これが、アメリカでも地方都市だと
なかなかそうはいかないだろうが、
日本の場合、新宿2丁目はともかく、
昼日中、東京でもこういう姿を
観ることはあまりない。

したいけれど、やっぱり出来ない、
というカップルもいれば、
したくもない、というカップルもいるだろう。

何故、出来ないのかと尋ねると、
気恥ずかしいという人以外に、
誰かに何かをされたり、
言われたりするかも知れない、
という不安もあるようだ。

ロシアでは、手をつないでいる
ゲイカップルが殴られている映像などが
YouTubeにもアップされた。

誰に迷惑をかけているワケではなく、
ただ、したいようにしているだけでも、
不快な人は不快である、ということを
あらわにする。

もう21世紀も20年が過ぎた。
色々なことが変わっていく中で、
もう少しやりたい事を堂々と
出来る世の中になればいいなあ、
つくづくそう思う。

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2020年11月08日

あの男は、ノンケ?ゲイ???

42歳のケイゾウは昨日、ジムの飲み会があり、
その帰りに来てくれた。

ケイゾウは、自分より7、8歳年下の
30代半ばが好きらしく、よく、自分に
合ういい奴がいないかな、なんて言っている。

そんなケイゾウだが、今日の飲み会で
あれ?と思う人がいたのだと言う。

飲み会には、男女合わせて20人くらい
来ていたのだそうだ。
その中で、いつもトレーニングの時に
自分よりも10歳近く年上だけど、
若々しくて、いい身体をしているなあ、
そんなふうに思っていた人がいた。

その彼の私服姿を初めて観たけれど、
それがめちゃくちゃオシャレだったと言う。

これはゲイじゃないかなあ、
50代でこれはないだろう、
そう思ったケイゾウが、
彼のジムのSNSでその彼の写真を
見せてくれた。

大きい筋肉に割れた腹筋、
なおかつ爽やかな顔立ち、
確かにこの年齢にはまったく見えないほど
若くは見えるけれど、
その写真からは、僕には
まったくゲイには見えなかった。

「そうですか。。。プロが言うのなら
間違いなさそうだな」
ケイゾウはそう言ったけれど、
まったく僕の想像なんて当てにならない。
ひょっとして、ゲイだったら
是非、店に連れてきてほしいな、と。

ケイゾウは自分からはとてもカミングアウト
出来ないから、永遠にわからないかも、と。
ちょっと残念(笑)

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2020年11月07日

公務員の肖像権について

昨日はかつて公務員だったムラジ君と
ジャーナリズムを長く勉強していた
アサイちゃんが来てくれていた。

不審尋問している警察官が
スマホで撮影されていることなどの
話になった際、
「公務員は一般人に比べると、
肖像権侵害となる事案は
比較的少ない、つまり公務中、
写真を撮られても、それに対して
なかなか文句を言いにくい」という話になった。


それなら、たとえば警察官や自衛官の写真を
その手のフェティッシュなゲイが
「かっこいいおまわりさん」とか
「頑張っている自衛隊!」と言って
ブログやSNSなどに顔にモザイクもかけずに
載せても、罪に問われることは少ない。

しかし、それがあたかも
エロ目線の写真だったり、
撮られた本人が傷つくようなことであれば、
話は別になるそうだ。

しかし、それは裁判まで持ち込まなければ
ならないようだが、よほどのことがない限り、
それを大騒ぎする人(撮られる側)は
少ないのかも知れない。

そういう人たちの顔写真を、
ひっそりと個人や仲間で楽しむ分には
問題ないけれど、今のネット時代、
その手の写真はすぐにいらぬ注釈がついて
拡散されていく。

ネットを見ると、国会議員が公務以外で
不倫をしている写真を撮られたりするのは
かなり微妙らしい。
公務とは無関係という意見もあれば、
どういう時では国民の監視下にある、
という考え方もある。

いやはや、公務員とはまったく無関係な
世界に生きてきた。
ある意味、人のために働く人々を
リスペクトもしつつ、そんな世界に
生きなくて、ちょっと良かった、などと
思ってしまう夜だった。

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2020年11月06日

キレやすさの理由

うちの店が始まった頃からふらりと
来てくれるショウちゃんはもう40代後半。
当時は付き合って10年くらい経つ
パートナーとよく来てくれたのだが、
その後、別れてからは、
たまに顔を見せてくれるくらいだ。

あの頃、まだ30代だったのに、と思うと
なかなか感慨深い。

当時のパートナーはインパクトも強く
声も通るタイプだったが、
落ち着いたショウちゃんは
しじゅう穏やかに笑っている印象が強かった。

ところが、昨夜久しぶりに色々話したら
「実は僕はちょっとしたことで
キレてしまタイプなんですよね」
そう言う。

今のショウちゃんの彼氏は、彼がキレやすいのを
知っているので、レストランなどで
少しこれは?と思うことがあれば、
ショウちゃんがキレる前に
先に店の人にひと言、言いにいくのだそうだ(笑)

ただ、ショウちゃんは、自分に対してよりも、
他の人などに迷惑をかけたりする人に
ブチ切れやすいのだそうだ。

つい最近、そこそこ混み合っている電車の中で
大音響で音楽を携帯から鳴らしている
子供を放置しているアジア系の親がいた。
周りの人は明らかに迷惑しているのだが
誰も何も言わない。

そこで、ショウちゃんは
「うっるせ〜んだよっ」と一喝。
短髪でたまたまサングラスを
していたショウちゃんの怒号に
電車の中が静まり返ったそうだ。

そもそも、怒鳴ったり出来ない僕は
万が一、ちょっとイラっとしても、
落ち着け、落ち着けと思うタイプ。
穏やか、と言うより気が弱いのかも知れない。

電車で怒鳴って、
そういう時って、自分自身、
どんな気持ちになるの?
ショウちゃんに、そう聞いてみると
「あ〜、スッキリした〜!って思います。」と(笑)
やっぱり僕と違って、なかなか大物である。

ただし、あまり人様を怖がらせないように
お願いすると
「Bridgeではまず吠えませんよ」
と笑っていた。

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2020年11月05日

接客のしかた、それぞれ

夕べ来てくれた古くからの友人の
オサムは、自営でレストランをやっている。

従業員を3人も4人も使ってやっているから
大したものだなあ、そう思う。
おまけに、このコロナ禍でも
お客さんの入りも良いし、羨ましいばかりだ。

ただ、オサムは自分の店ではカミングアウトも
していないこともあってなのか、
根が真面目だからか、もしくは
結構緊張するタイプなのか、
僕や他の友人が行っても、
結構他人行儀なのだ。
逆に言うと、いわゆるいちげんさんのように
丁寧にサービスをしてくれる。

別にオネエ言葉を使うワケでもないから
もう少しフレンドリーに扱ってくれても
良いのに、と言うと
「ゲイだからじゃなくて、ストレートの
学生時代の友人が来てくれても、
こういうタイプなんだよね。
たとえば、姪や甥に対しても」と言う。
なるほど。

仕事になると、どうしても
そういうふうに接してしまう、
クセのようなモノだと。

逆に言うと、僕なんかは古い友人だけではなく、
ちょっと慣れ親しんだお客さんに対して、
フレンドリーと言うよりも、
ちょっと近しい感じで接し過ぎることもある。
それは人に寄っては「こちらは客なのに」と
思っている人もいるのかも知れない。

感じ方は人それぞれで、
そこに正否はないのだろうけれど、
オサムのこの話から接客というモノを
改めて考えさせられた。

とは言え、今さらガラリとは変えられないけれど。。

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2020年11月04日

アメリカ大統領選を見ながら

ネットを見ても、テレビを見ても
アメリカ大統領選挙真っ只中だ。

驚きを隠せないのは、
あまりの下品な暴言や
人をバカにした態度、
知的なモノをまったく感じることが
出来ないトランプが
ここまでの票を獲得していることだ。

日本の政治に対しても、そうだが
その政治家の言動や、在り様、
そこから見えてくる性格などよりも、
政策を優先する人がいることはよくわかる。
それにしても、ここまでとは。。。

確かにバイデンは、高齢で
頼りなく、今後の世界を背負っていけるか、
という声もわかるけれど、
それでも傍若無人なトランプに
半分、数が入っているのだ。

トランプ支持者の中には、
差別主義者も多く、
トランプを守るために
過激な行動に出ていることも目に付く。
投票所を見張れという大統領の令で
白人層が少ない地域で投票所に
行かせないようにしている、とも聞いた。

また選挙演説期間中に、
バイデン陣営のバスを
トランプを応援している人々の車が
取り囲み、キャンペーンを
断念せざるを得なかったのも酷い。

非常に幼稚で姑息な手段を
それでも経済的な理由で良しとする、
ということに、全米の半分近い人がいるのか。

気候変動や、人権も含めた
これからの人たちの未来を、
お金を回すことに追従する、
という選択。

キラキラしていて、世界を引っ張っていく
僕の子供の頃のアメリカは、
もうないのかも知れない。

今夜、もしくは明日には結果が出ているのか、
それとも郵便投票を待ち、裁判に持っていかれるのか
人の国のことながら、本当に胃が痛くなるような1日だ。

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