キョウゾウ君、34歳は、ひとつ年下の彼氏と
付き合って、共に暮らし、もう3年になると言う。
キョウゾウ君は元々、漫画家志望で
大学生の頃からアシスタントをやりながら、
自分の作品が発表出来るのを夢見て
日々、暮らしている。
片や、彼氏はラグビー部出身のバリバリ体育会系で
今は大手の会社の営業部に所属しているらしい。
お互いにオンラインのゲームを通じて
知り合った、と言うから、まさに今どきの恋愛だ。
さてさて、キョウゾウ君が仕事場から家に帰り、
また自分の作品作りに夜中までコツコツと
筆を走らせる。
その横で、彼氏はビールをグイグイ飲みながら、
たくさん食事を作ってくれる。
キョウゾウ君が好き嫌いがない、ということを
いい事に、「何、食べたい?」とは聞くことはなく、
パスタやカレーと炭水化物とたっぷりの
食事についついなってしまう。
それはそれで幸せなのだが、
たまに漫画家の先生にキレられたり、
自分のアイデア不足にキョウゾウ君が落ち込み、
彼に相談をしたりすることがある。
「あ、そういう時は、ひとっ走り、
5キロくらいジョギングするといいよ」など
突拍子もないことを言ってきて、
目が点になるのだそうだ。
また、忙しい時に限って
「エッチしたいなあ、エッチしたいなあ。
30分で終わらせるからさあ」と
30分で終わらせるからさあ」と
甘えてくる。
やってしまうと、30分では終わらないことを
キョウゾウ君はわかっている。
あまりの方向性の違いに、
最初はこれは無理かも、と思って
それはそれで悩んだりもしたけれど、
それでも彼はあっけらかんとしている。
いつも頭を抱えてしまいがちなキョウゾウ君を
笑い飛ばしながらも、常に実直で
シンプルな彼。
2年ほどこのままで良いのだろうかと
思ったこともあった。
でも、そこに悪気もなければ、
故意に意地悪なことを言ったりもしない。
ただ、なんだかんだ、考えている中で
この違いを悩んだりするのではなく、
面白がっていれば良いのだ、
そういう事に最近、気がついたのだと言う。
そう思って接していると、これほど楽な
相手はいないのだ、と。
そう。人と人の95%はまったく違うのだ。
キョウゾウ君が言うように、それを
どれだけ許し合い、面白がれるか、なのかも知れない。
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