2020年08月31日

まさかの殺人事件!

昨日、店に着くやいなや、
お客さんのジュンジから
「今日、僕が住む阿佐ヶ谷近くで
殺人事件があったらしく、なんだか
慌ただしい」そうメールがあった。

へえ、物騒だなあ、なんて
思っていたら、その次に
「阿佐ヶ谷と言うよりは、鷺宮のほうらしい」と。

鷺宮と言えば、僕が今住んでいるところに
引っ越す前に9年ほど住んでいた街。

実は、5日ほど前に、たまたま
その近くに住む友人宅に遊びに行き、
そのついでに、その場所がどうなっているか、
見に行って写真を撮ったばかりだった。

IMG_3826 2.jpg

その友人にその旨を伝えると
「こんなマンションらしい」と
送られてきた写真が、
なんと僕が住んでいたマンション!!!

ストーカーだった男性が、
そのマンションに住む女性を殺し、
近くで飛び降り自殺をしたらしい。

僕はそのマンションの4階だったが、
彼女が殺された2階の部屋は
当時僕の友人が住んでいた部屋だった。

思えば、このマンションは、僕が
初めて人と同棲した、という記念すべき
部屋でもあった。
そこで僕はガンも克服し、
両親にもゲイであることを
カミングアウトした
多くの思い出が詰まった場所だ。

あまりにも今の住まいからは、
遠いということもあるし、
特に用事もなかったので
15年近く行くこともなかった。

それだけに、何故、その直後に
このようなことが起きたのか。
本当に不思議な気持ちと同時に
大きくショックを受けた。

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2020年08月30日

日本在住の外国人の人たち

アイルランド人で、たまに来てくれるコリンが、
コロナ後、初めて来てくれた。

どうしていたのかと尋ねると
2丁目や他の地域のバーには
まったく出なかったようだ。

しかし、10人ほどの友人宅に
いつも、4、5人が集い、
ハウスパーティのようなことをしていたが
その際は、いつも検温をして、
中にはマスクをしながらの人もいたらしい。

コリンはほとんど外食はしていないけれど、
友達の外国人によると、
都内のレストランで、「外国人はちょっと
ごめんなさい」と断られたこともあるようだ。
あまり表面的には出ていないけれど、
あちこちでちょっとした差別があるのが
よくわかる。

アイルランドに帰りたいとは思ったけれど、
あちらは日本とは比較にならないほど
コロナ対応に関しては厳しく、
ロックダウンが続き、今の状態が
来年の夏まで続く、と言われているのだと言う。

もちろん、あちらでも若い人たちは
ある程度自由にしているようだが、
お酒を売る時間はもちろん、
レストランもバーも外で飲める場所だけ、
そして時間も限られているようだ。

これから寒い季節になると、
感染者もどんどん増え、
なおかつ外で飲食もできず、
そんな状態なら、日本にいるほうが
ずっと楽だ、コリンはそう言う。

とは言え、今、日本に住む彼がやっている
出会い系のSNSには
「今晩、空いていますか?」
「今日、やりませんか?」という連絡が
どんどん来るらしい。

とてもきちんとしている部分と、
そうでない部分。
それはアイルランドももちろんそうだが、
微妙に違うのが、とても不思議で面白い、
コリンはそう笑った。

とは言え、コリンがコロナ後、3人目の外国人だった。
それも日本に住んでいる人ばかり。
いつになれば前のように
外国人のお客さんたちと
ワイワイ飲むことが出来る日が来るのだろうか。

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2020年08月29日

この国の未来

昨日は、日本にとって物凄く大きなニュースが
駆け巡った。
それはある程度、予想されていたと思う人もおり、
でも、まさか、と驚いた人もいるだろう。

僕が大きく感じたのは、これだけ長期政権を
とった人が首相を辞める、という出来事を
多くの人は比較的、白けて見ている、
という印象を受けた。

それは世の中の人たちを見ても、
うちの店のお客さんたちの反応を見ても、だ。

海外に行くと、多くのゲイシーンでは、
政治の話をすることにぶつかったけれど、
普段仲が良い連中が、「それはこうだと思う」
「いや、その部分は」と語り合ったりしていた。

そもそも、日本ではバーや人前で
政治や宗教の話をするのがタブーとされている。

意見や思想の違いを戦わせると
冷静に意見交換をする、というよりも
徹底的に自分が言いたいことを言い、
違う意見には耳を貸さない人も多く、
ついつい感情的になってしまいがちだ。

そんな事がわかっているからこそ、
空気を読む日本人は、そういうことを
避けようとする。

人は人、自分は自分。まあ、いいじゃないか。

こういう出来事があった時に、
自分の中にも流れる「穏やかさ」と
気持ちの悪さと、ある意味「事なかれ主義」を
感じざるを得なかったりするのだ。

一人の首相が変わることで
日本が、大きく変化する、ということは
ないのかも知れない。

しかし、10年後、20年後、
今の若い人たちが、希望に満ち溢れる
世の中に、少しでも近くことは出来ないのだろうか。

誰が指揮をとるにせよ、
せめて過去のダメであった事を精査し、
新たなる方向性を示してくれる
未来への希望を持てる人事になることを祈りたい。

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2020年08月28日

大坂選手の勇気

昨夜、ショウヘイちゃんが来てくれて、
このコロナ禍の中で、何が感動したか、
と言うと、昨日の大坂なおみ選手の
準決勝棄権のニュースだったと話していた。

僕も彼女のステートメントには
強く胸を打たれた。

ウィスコンシン州の黒人男性銃撃事件に対し
「私はテニス・プレイヤーの前に
一人の黒人女性。
私のプレイを見てもらう前に
もっと重要なことがある」と伝えた。

彼女がどれほどの思いで、久しぶりの
テニスの大舞台から降りると言ったのか。
スポーツ選手(または芸能人)が
政治や思想について、云々するな、
という多くいるようだ。

それはトランプ不支持にテイラー・スウィフトが
拳を挙げた際に、こてんぱんにやられた。

しかし、そのような自分自身の生き方や
存在価値にかかわることでさえ、
僕も含めた多くの日本人、
それも著名人は特に
忖度してしがちになる。

人々に注目を集める人ほど、
そういう意見を表現する、ということは
大切だ、そう思う。

今朝のニュースでは、彼女の意を尊重し、
組織委員会がすべての試合を
1日延長することを決めたと伝えた。
結果的に大坂選手は「ここで試合に出たほうが
その事件をさらにアピールすることになる」
そう決めたらしい。

ここでまた、結果的に売名行為だとか、
スポンサーからの圧力や、ファン離れを恐れた
という心ない意見さえ出ているらしい。

辞めると宣言するのも、改めて出場すると言うのも、
若い彼女にとって、どれほどの勇気がいったのだろうか。

一人の女性プレイヤーとして、
これからも応援していきたい、
心からそう思った。

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2020年08月27日

飛び込み台の恐怖からアクアスロンの話題まで

スタッフのハルキが、水球の練習中、
練習に1秒でも遅れたら、
10メートルの飛び込み台から
プールに飛び込むか、
坊主頭にするかのどちらかを選べ
という罰則がある話をしていた。

もちろん、飛び込み選手でもないので
手や頭からではなく、
足から飛び込むのだが
身長の分、飛び込み台よりもさらに高く
それが物凄く怖いのだ、と。

images-2.jpeg

特に冬場は、ライトもないし、
水面も見えない、おまけに寒い。
その恐怖たるや、たとえようがないらしい。

それでも坊主(それも5ミリ)に
するのはみんなイヤらしく、
コワゴワ、飛び込む。
打ちどころによっては、
ものすごく痛いようで、
下手をすると、大怪我までする。

そんな話をしていたら、
レイジは「僕は高所平気症だから、大丈夫」と。
いや、高所がダメとか、好きとか
そういう問題ではない、とハルキ。

また、坊主なんて毛が生えてくるじゃない、と
ソウスケ。
でも、若いコたちにとっては
それほどかっこ悪いことはないらしい。

加えて、冬場のトレーニングは
水温10度とかで、
いくら身体を動かしていても
ものすごく寒い。
プールも、もちろん温水などではないらしい。

そこでウェットスーツを着て、
動くのだが、重くてかなり辛く、
結果的には脱いで寒いほうが
まだマシ、ということになるそうだ。


それを聞いていたアクアスロンを
やっているショウジは、
「競技中、特にウェットスーツ、重く感じなかった」
そう言う。

アクアスロンとは、トライアスロンの
自転車がないバージョン。

そんな話からアクアスロンをやっている
ゲイはなかなかいない、との話。

水球も水泳もここのところ休んでいる
ハルキは興味あるらしく、
「是非、やりたい!」と乗り気だったりする。
「マスターも」
「Bridgeでアクアスロン部を作りましょう」
とか大いに元気(笑)

僕個人は、「いや。若いって素晴らしい」と
冷ややかに笑うしかないのだ。

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2020年08月26日

自己責任論と自己管理について

昨日、ニュースで「コロナに感染したのは
その人自身の管理の問題」と言う日本人は
10%くらいいる、と聞いた。

諸外国はそれぞれ違いがあるだろうけれど、
同様の問いには1%ほどだと言っていた。

そもそも、日本人は
「自己責任論」という意識が強い。
海外に取材に行った記者などが
事件に巻き込まれた際には、
行った本人が悪い、となったりする。

コロナ感染者も、ジャーナリストも
自己管理が悪い、ということなんだろう
ということらしい。

それは昨今の「自粛警察」などが
生まれるのもそういう背景なんだろう。

「一般」「普通」ということが当たり前で
それから少し外れてしまうことを叩く。
内容の良し悪しや、原因や理由などに
耳を傾けることもなく、許せないと怒る。

これは島国という国民性なんだろうか。
右へならえ、空気を読む、
ということを教え込まれていく。

突き詰めて考えれば、ゲイも
そうして生まれてきたお前が悪い、
なんとなくそう考えてしまう人も
いるのかも知れない。

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2020年08月25日

「ワイセツ」の定義

トモキはゲイビデオ収集家らしく、
いまだに2丁目のビデオショップで
DVDを買ったり、ビデオメーカーから
ダウンロードしたり、
そういうことに使うお金は
2万円をくだらない、と言う。

いまだに薄消しやボカシ、モザイクが
入るのがDVDは仕方ないけれど、
それが配信になると、モザイクないモノも
ある、これは何故でしょう?

トモキが僕にそう聞いたけれど、
これはサーバーが外国にあって、
そこ経由だとモザイクなしで
発進出来るのだろうと。

しかし、これだけノーカットで
どんどん色々なモノが観られる世の中で
日本はいまだに修正が必要。

ネットなどで個人間だけ観られる、
というサイトに全裸動画を掲載していた人が
逮捕される、ということも耳にする。

片や、配信サイトで流れる映画では
ノーカットで丸出し、というのもある。
このあたりは、映画館で観られる作品も
一部そうであるように、その会社の
自主規制、ということなんだろう。
ポルノか、どうか、ということが問題なのか。

しかし、最近再見した映画
「ぼくのエリ 200歳の少女」では
DVDでも、スカートを上げた部分に修正が入る。
これは「少女」であるはずの子供が
男だった、という大切なシーン。
これにボカシが入っていると
まるでこの映画の意味が
ものすごく変わってくるのだ。

同じように、女性シンガーが
ペニスを持っていた、というシーンが
重要な「クライング・ゲーム」は
DVD化された時に無修正になっていた。

その昔、猥褻とはなんだ!と
世の中に噛み付いていたコメディアンの
「レニー・ブルース」を描いた映画で
裸体で死んでいるダスティン・ホフマンの股間に
修正が入っていたのには、
ホントにがっかりした。


ネットで未成年でさえ、観ようと思えば
いくらでもポルノが観られる時代。
それを規制するのは、
まだわからなくもないけれど、
これだけ無修正を目に出来る昨今、
それでも修正を入れ続ける日本。

無修正、絶対反対、と言っている人って
一体、どのくらいいるのだろうか。

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2020年08月24日

懐かしのmixi

昨日、たまたま古い友人のことを思い出して
ふとmixiを見てみた。

mixi。まだガラ携時代で、SNSはさほど
発達しておらず、Twitterもfacebookも、
インスタグラムもなかった時代。

色々見てみると、僕がmixiを始めたのが
2005年初頭のようだ。
15年と半年ほど前。店をやるたった2年半前で
まだ、前の仕事をやっており、
鷺宮のアパートから、今のマンションに
引っ越した頃。

それから、まさかのタックス・ノットでの
週一度のアルバイトに誘われ、今にいたったワケだ。

当時のmixi日記をちょっとここで抜粋。

「何と俺が、ゲイ・バーに
バーテン・デビューする事になった。

たぶんこれを読んだ人、びっくりだろうな。
何せ、凄い人見知りだし、不器用極まりないし。
って言うか、おっさん、いい歳こいて
何考えてんの?っていうのが大半の意見かも。
確かに。

ただ、逆にこの年齢にならないと
こういう冒険がなかなか出来なかった。
30歳になるくらいまで、ずっとゲイフォビアで
2丁目なんかに行って、ゲイの世界にどっぷり
染まるのが怖かったし、
オネエ言葉も大嫌いだったし。
逆に「ノンケっぽい」とか言われて
喜んでたりしていたくらいだから
(単に揶揄されてるだけだったのに)。

で。
何も、ゲイという事に限ったことじゃないんだけど、
とりあえず色々やってみっか、っていうのが
今の自分の気持ち。
今までの色々なしがらみや、
自分自身が作って来た建前みたいなものから
もっともっと自分を解放してやろう、
自由になろう、と。
だから、これから仕事も遊びも
どんどん自由なこと、やりまっせ。
もう捨てるもんはないし。
(あ、ヤケになってるワケじゃないよ。念のため。)

あれだけゲイ・フォビアだった自分が
ここまで変わったのは、
この店に来られたお陰。
最初に行った頃は、何だかお客さん同士が
仲良くて、かなり居ずらい店だと思った。
でも、行くたびに居心地がどんどん良くなって・・・。
ゲイの友人なんて数えるほどしかいなかったのに
どんどん友人の輪は広がっていき、
殻に閉じこもっていた自分も変わって行った。

そんなワケで、今回「入ってみれば?」と
声をかけてくれたマスターに心から感謝。

水商売など、大学生の時にちらっと
喫茶店でバイトした以来だから、
全然イタにつかないかも。
まあ、新宿に来たら冷やかしにでも
寄ってみてください。

ひとりで思うようにやっていいので、
というマスターの言葉に甘えて頑張ります。」

だそうだ。。。すべてがここから始まったのだ。
なんとも恥ずかしい。

あれから15年。
アルバイトから自分の店のオープン、
前後して父親の死。

mixiでの活動は、2011年でほぼ終わっており、
それからはSNSや、このブログに
移ったようだった。

思えば、mixiで多くの人と知り合い、繋がった。
もう連絡を取っていない人もいれば、
亡くなってしまった人さえ何人かいる。

しかし、今のBridgeがあるのは、
このmixiの存在が
あるからこそだったのかも知れない。

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2020年08月23日

ゲイが子供を持つということ

このブログにも何度か書いたけれど、
最近は日本でも、ゲイやレズビアンで
子供を育てているカップルが
少しずつ出てきているという話を
耳にするようになった。

最近、よく来てくれるケイジと、
たまたまそんな話をしていた。
僕がずっと子供が欲しかったと伝えると
彼はそんなことを思ったことはないと言う。
しかし、彼自身、かつて子供を育てる
という流れになりそうになったことがある、と
ひとつの出来事を話してくれた。

ケイジが昔、つきあった相手が
子供好きで、二人で子供を育てたい、
よくそう言っていたと言う。
そんな夢物語のような話を
ケイジは特に真剣にも聞いていなかった。

しかし、その彼氏とケイジの妹と3人で
飲んだことがあった。

ケイジの妹は、なんとレズビアン。
彼女はその元彼の前で、突然
「私はたぶん結婚はしないけれど、
子供を産みたい」そう言ったらしい。

そこから、ケイジの元彼と妹は
人工授精の話で大いに盛り上がっていく。
当のケイジは、子供なんて出来てしまったら、
その元彼が自分よりも子供のほうに
興味がいくのでは、と気が気でない。

結局、その話は立ち消えとなり、
その後、ケイジとその彼も別れた。

しかし、もしその彼と妹の間に
子供が出来ていたら、別れることも
なかったのかも知れない、
人生って不思議なモノだ、
ケイジはそう言った。

同性愛者同士の兄弟(兄妹も含めて)は、
今まで何人も見聞きしてきたけれど、
さすがにケイジのような話は
耳にしたことはなかった。

諸外国では、意外と普通に
ありうる出来事なのかも知れない。

同性愛者が子供を持つことを
単なるわがままだ、という人は多い。

しかし、望まれて生まれてくる子供たちは
おそらく深い愛情に包まれて
幸せなのではないか、そう思うのも、
僕の身勝手な考え方なのだろうか。

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2020年08月22日

今年の周年は・・・

昨日、手伝ってくれたスタッフのショウゴが
今年の周年パーティはどうするんですか?と
聞いてきた。

これは何人かのお客さんから
聞かれることでもあり、
例年だと今、この時期はスタッフみんなで
汗だくで色々な練習などを
やっている頃でもある。

毎年このあたりのブログを
読んでみると、その準備で
目まぐるしい日々を送っていたりする。

最も店をやっていて良かった、と
思うと同時に、日頃あまり感じない
ストレスを少しは感じる時期でもあるのだ。

ただ、今年はさすがに例年のような規模の
パーティは出来そうもない。

多くのイベントが中止されたり、
他店も周年は辞めたり、規模を縮小したり、
という話も聞く。

そもそも、うちのオープン日は、9月20日で
その頃は秋分の日などの連休があるため、
その翌週や翌々週にずらしている。

とは言え、9月末から10月にかけて
台風も含めて雨に降られることも多く、
ベランダのパフォーマンスや
準備なども頭が痛かった。

増して、去年はたまたま周年の週は
大丈夫だったが、その前後の週末は
あの全国を襲った大型台風が来たのだ。
そんなワケで、今年からは10月後半の
週末に、などと考えていたのだ。

あとふた月の間に、今の状況が
それほど大きく変わるとは思えず、
また、いつものパフォーマンスは
作ることも出来そうもない。

週末の2日間、とするとかなり
混み合うことも予想されるので、
1週間ほど周年週間とさせてもらい、
過去周年の映像などを編集して
見てもらおうか、などと考えているところだ。

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2020年08月21日

コロナ禍での恋愛事情

ジョウジは、数ヶ月に一度
とある地方都市に行っていたが、
去年の秋あたりに自分とはずいぶん歳が離れた
若いコと出会ったそうだ。

それから何度か行くうちに、
親交は深まり、このお盆にも
あちらで会うという約束をしていた。

しかし、昨今の県またぎで、特に
東京から地方に行くことが云々される中で
ギリギリまで、どうしようか悩んでいた、と言う。

ただ、このコロナの時期、何度か
直前に何度か断念したこともあり、
さすがに今回は行くことを決意。

それも、出来る限り、密になることを避け、
極力、二人でゆっくりいられることに
専念したのだそうだ。

3泊4日。
食事をしたり、海に行ったり、
ジョウジがこれほど幸せそうに
語ることもそれほどなかっただけに、
よほど楽しかったのだと思った。

結局、付き合う、付き合わない
という具体的な話はしないままだが
「二人の写真をインスタグラムに
載せていいですか?」
彼がそう言ったことが
これは、きっとそういう意味だな、
ジョウジはそう思ったらしい。

彼らのように、コロナ直前、
もしくは最中に恋愛が
始まったカップル、それも少し距離が離れた
人たちは、色々大変な思いをしているのだろう、
そう思う。

昨日のブログの話ではないけれど、
最初にセックスに関しても
ちょっと不安が頭をよぎるだろうし、
なおかつ、ジョウジのように、
県をまたがざるを得ないこともある。

それでうまく行かなくなってしまう人も
いるだろうし、だからこそ、
続けていこう、そう思うカップルもいる。

いずれにしても、コロナは様々な
人間関係も変えてしまっているのだと思う。

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2020年08月20日

コロナ禍での撮影

昨日は、役者の友人のことを書いたけれど、
親しくしていて映画を撮っている
今泉監督が来てくれた。

彼は去年から新作の撮影中で
2丁目のあるお店を使っており、
その合間を縫って覗いてくれた。

この時期に撮影?
大変じゃないのか尋ねてみると、
本人いわく、大変も大変。
撮影になっていないとのこと。

そもそも、ドイツやオーストラリア、
香港、インドネシアなどから
役者を呼ぶ予定だったのだと言う。
しかし、このコロナですべてアウト。

おまけにカメラマンや助監督もダメ。

それでは、どうやって撮影しているかと言うと、
彼が自分を自分で撮りながら、
ひとりで演技をしているのだ、と。
いわゆるひとり芝居だそうだ。

そもそも、今泉監督は、必ず
自分の映画には主演しているので
それは何とか撮れるだろうけれど、
ピントや画角など、何度も一人で
テストしながら撮る、という
気が遠くなりそうな作業だと言う。


また、彼の映画で欠かせないのが
ゲイのセックスシーン。
こういう中で、そんなシーンが
いつ撮ることが出来るか、わからないけれど、
知り合いのお医者さんに
「セックスでコロナウィルスは感染るのか」
監督自ら、聞いてみたのだそうだ。

お医者さんが言うには、
どちらかが感染していた場合、
キスは100%感染るだろう、とのこと。
飛沫感染よりも近いのだから、
そりゃそうだろう。

それを思えば、世界中の
多くの恋愛映画やドラマの
キスシーンは、よほど両人が
PCR検査をしていなければ
撮影できない、ということなのだろう。


何はともあれ、色々考えることばかりで
頭が痛い、そう言いながらも、
現場に戻った行く監督だった。

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2020年08月19日

好きな仕事をやる、ということ

昨日、久しぶりに役者をやっている友人と
連絡を取り合った。
彼は舞台を中心に仕事をしているが、
コロナ禍の中で、まったく
仕事が出来ていないようだ。

3月にやっていたリハーサルは
すべてなくなり、もちろん本番もなし。

9月から始まる公演も、
席を埋められないため、
完璧に赤字で、ギャラも出るか、
どうか、不安だと言う。

役者ばかりではなく、
音響、照明、映像その他
多くのスタッフが仕事がなくなり、
みんなアルバイトをし出したようだ。

特にまわりの役者連中は、
普段でもその仕事で
食べていけるのはひと握り。
彼らがアルバイトしていた飲食店も
人員を減らしているため、
路頭に迷っている人も多いのだと。

非常にショックを受けていたのは
友人のアルバイト先の同僚に
そういう話をしたら
「まあ、好きなことやって生きているんだから
自業自得じゃないの?」と言われたのだと言う。

好きなことをやる、ということは
もちろん多くの責任も伴うと同時に
もちろん喜びもある。
しかし、その職業が法に
触れているワケでもないのに
そういう言い方はない、そう思う。

しかし、世の中、自分が好きなことを
一生懸命やっている、ということに対して
そんなふうに思う人たちは
ひと握りいる。

自分はこれほど大変な仕事を
イライラしながらやっているのに、
君たちは楽しい日々を送っている、と。
そこにはやっかみや嘲笑や
ありとあらゆる感情が
入り混じっているのかも知れない。

いずれにしても、この状況が
いつまで、どこまで続くのか。
飲食をやっている自分も含めて、
気の重さを持ちながらも、
自分がやりたいことをやっているのだ、
というプライドは捨てずにいきたい、
改めてそう思った。

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2020年08月18日

亡き父と姿なき息子と

ボディビルダー(とは言っても、もちろん
ちゃんとメインの仕事がある)
マサムネちゃんが、半年ぶりに来てくれた。
「お!!身体、また大きくなったね」と言ったら、
「いやあ、7キロくらい太っちゃったんです。
トレーニングも3ヶ月ほどしていなくて」と。

これくらい大きくなると、筋肉なのか、
贅肉なのか、ちょっとわかりづらい。
僕から言わせると、太ることが
出来る人は羨ましい(笑)


そんなマサムネちゃんと色々話していると、
父子家庭だった彼は、お父さんから
とっても大切に育てられたらしいが、
そのお父さんも一昨年、
お亡くなりになった。

若い頃、水泳のコーチをしていた彼は、
子供たちに教えながら、
ああ、自分も結婚していたら、
これくらいのコがいるんだろうなあ、
そう思っていた。

自分に子供がいたら、お父さんも
とても喜んだのに、と思うと
辛くもなり、残念にも思うらしい。

そして、近年、うちの店に来る
25歳前後のコたちを見て、
「あの時、自分が教えていたコたちが、
今はこれくらいに
なっているんだなあ」
そんなふうに思うと、愛おしさが募ると。

その愛おしさが、恋愛や性的なモノなのか、
それとも、単に子供を作ることが
出来なかった悔恨なのか、
よくわからなくなったりするとのこと。

そういう気持ちをふりきるために、
またボディビルを頑張っていかなければ、
そんなふうに呟いていたマサムネちゃんだった。

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2020年08月17日

巨根伝説 美しき謎

昨夜は、映画好きなサチオが貸してくれた
日本初のゲイ映画(と言うよりも、
ゲイ専門映画館などにかかっていた
最初の薔薇族映画と言ったほうが
良いかも知れない。)の話になった。

サチオは、アメリカから宅配便で
"Beautiful Mystery"というタイトルで
購買したと言っていて、借りて観てみると
なんと「巨根伝説 美しき謎」だった!!

Unknown-4.jpeg


「なんと〜だった!!」というのは、
実は僕が前いたビデオ会社で、この映画の
中村幻児監督、そして脚本を書いた
望月六郎監督らと知り合ったこともあり、
当社でビデオリリースした、ということを
思い出したのだ。

上は当時の映画館でのポスターのようだが、
下が当社で出した時のビデオ・パッケージだった。

img598.jpg

しかし、当時、僕は完璧にクローゼットであり、
どうしても観ることが出来ずに、
なんと今日まで来ていたのだ。

ただし、この映画に出演している長友達也という
俳優は当時、ゲイの間でも話題で
その前後に映画館で上映された
「薔薇と海と太陽と」という映画は
当時の新宿東映パラス(現在のバルト9が
入っているマルイのあたり)で観た覚えがあった。
調べてみると、彼も、もう67歳となっている。

そう。資料によると、「巨根伝説」よりも
この「薔薇と海と〜」のほうが1年早く、
それも「白い牡鹿たち」と「薔薇の星座」との
3本立てだったらしいので、実質的には
こちらのほうが最初の薔薇族映画だったのかも。

「巨根〜」はENKという大阪のピンク映画会社。
その会社で作られた初の、という意味だったのかも。


さて、この映画、なんと三島由紀夫と楯の会の
パロディで、それも三島ではなく三谷麻紀男を
去年亡くなった大杉漣氏が演じている。

「左翼は思想だ。右翼は心情だ。」と言いながら、
日の丸の前で、日本刀でお互いの腕から
流れる血をすすりあいながら、六尺で
まさぐり合う、という流れ。

Unknown-5.jpeg

「自分はゲイボーイじゃありません!」という
入隊したばかりの青年に、
「化粧とは、闘いに挑む男たちの心意気だ」
というような檄を飛ばしたりする(笑)

これ、右派の人たちが観ると、どう感じるんだろう。

以下、ネタバレになってしまうけれど、
(観ようと思う人は読まないで)





結果的に、自決の日に、二人の隊員は
寝坊をしてしまい、その2年後、
2丁目で女装をしている、という結末。。。

自分を受け入れた、ということはともかく、
女装になっている、というのが、
いかにも当時の日本らしいと、
笑っていいももやら、という気持ちで観た。

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2020年08月16日

BBQ帰りの卒業生たち

毎年、この時期に、
店を手伝ってくれていた
若い旧スタッフたちが
集まって、バーベキューをやっていると
いうのは、よく耳にしていた。

まあ、僕は店もあるし、
年齢もグ〜ンと離れてもいるので、
あとで見せてもらう写真などから
その楽しそうな雰囲気を見て
ほくそ笑む日々だったりする。

例年はその帰りに、うちの店よりも
もう少し広い店を選んでワイワイと
やっているらしいけれど、
昨日は、コロナだということもあり、
みんなで寄ってくれた。

僕よりも10歳も、20も、30以上も
違う若い旧スタッフが、その年、その年、
店を手伝い、支え、周年パーティの
準備などに精を出してくれたりし、
仕事や色々な事情で
いつかは辞めることになる。

それでも、その多くは店にふらりと
来てくれたり、友好を深めたりしてくれることは
とても嬉しいことだ。

それはもちろん、スタッフに限らず、
お客さん同士が、うちの店で繋がり、
仲良くなってくれることもそうだ。

それなりの大人数、
それもBBQ帰りということで
多くはベランダで飲んだりもしていたが、
他のお客さんたちに、ちょっと迷惑を
かけたかも知れない。
来ていただいていた方で
うるさく思われた方には
申し訳なかった。

店に入ってくれたスタッフは
この13年で、軽く50人を超える。
その中で何らかの流れで今でもこうして
繋がっているのは、店主としては
本当に有難い、そう思う一夜だった。
これからもこういう交流がずっと
続いていくと良いなあ、そう思った。


本日、15日、日曜日から、
今月いっぱいまで、また18時オープン、
22時までの営業となります。
よろしくお願いします。

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2020年08月15日

男探しの日々

昨日の昼営業、一番に来てくれた
ヒロシ 34歳は、コロナが始まる直前に
前の男と別れた。

つきあって半年で理由もよくわからず、
別れを切り出されたのだそうだ。

生まれて二度目の恋愛で
今度こそうまく行くと思っていたが、
残念ながらダメだった。
落ち込んでるヒマもなく、
とにかく早く次を探そうと焦るばかり。

彼は、早く相手を見つけたい、
そして一緒に住みたい、と思うヒロシは
かなり恋愛至上主義。

2丁目の店がほとんど閉まっていたり、
時間短縮営業だったりするから、
出会い系SNSにどうしても頼ってしまう。

良いと思ったら、メッセージをする。
返事があると、出来るだけ早く会おうとする。

しかし、なかなかそこまで漕ぎ着けるというのが
大変なのだそうだ。
ズルズルとチャットばかりが続き、
いつ会えるか、という問いかけには
なかなかきちんとした返信がない。

ヒロシの横にいるショウスケは、
「それ、普通ですよ」とつぶやく。
「ほとんどが暇つぶし、かつ
付き合う気はほとんどない人も多いです。」と。

確かに、ヒロシがやり取りしていても
「こんにちは」のあとのチャットで
「会ってやりませんか?」という
いわゆるヤリモク、というのが多いとのこと。

モテ筋のヒロシだから、そういう相手が
寄ってくるのはいたしかたがない。

いくら写真がかっこ良くても、
一度会ってやって、さよなら、は
絶対嫌だと言う。
ここは、たぶん大きく別れるところだろう。

悲しいかな男という動物の多くは
かつては種の保存のため、という名目のもとに
いかに性欲を満たすか、というような
生き物なのだから。

とは言え、ヒロシのように必死に
恋愛を求めている人ももちろん多い。
かつての僕だって、2丁目よりも
好き嫌いがわかりやすいハッテン場に通い、
ことごとく、セックスオンリー、というところで
落胆していたものだ。

「いや。とにかく理想の男を追い求めます!」
と心強い言葉で、夕暮れの町にヒロシは出て行った。


さて、本日の15日、土曜日でBridgeお盆営業もおしまい。
今日は15時から22時。明日から18時から22時となるので
お間違いないよう。。。

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2020年08月14日

コロナ入院の話

古くからの友人でもあるアメリカ人のベンが
昨日、今年初めて、店に来てくれた。

ベンはもう35年以上日本に住み、
永住権も健康保険さえ持っている。

彼は去年の年末、
言葉を勉強するために
スペインに行ったが、2月、あちらで
新型コロナウィルスの感染した。

熱だけが38度ほどあったものの、
それ以外は特に問題もないので
入院をしろとは言われず、
借りたアパートで
2週間を過ごしたと言う。

やっと落ち着き、
3月末にアメリカの実家に帰ると、
そこもロックダウン中。
どこもかしこも閉まっていて
ほとんど家にいた。
スペインも含めてほぼふた月半、
ほぼ悶々とした日々を送っていたのだ。

日本にいる友人たちに、日本は比較的自由だ、
と耳にして、何とか日本まで戻って来ようとしたらしい。
しかし、彼が住む場所から羽田へは
なかなか直行便は飛ばない。

結局、カナダも含めて、4箇所ほどを
軽油して、東京に戻って来た。
そして羽田空港で、2ヶ月前にスペインで
感染したことを告げると抗体はありながらも、
なんとPCR検査でまた陽性と診断された。

そこから、緊急入院。
スペインの時よりも、かなり楽だったが
2週間の入院を余儀なくされた。

個室で、防護服を着て診てくれるお医者さんや
看護師さんたちには非常に頭が下がったと言う。
食事は美味しくないけれど、
Uberイーツなどは自由に頼める。

一週間ほど経った時に、ベンはふと
保険はあるけれど、個室。
大体いくらくらいになっているのか気になり、
会計の人に聞いてもらうことにすると、
全額、国の負担なので無料ということがわかった。

ちょっと胸を撫で下ろしながら、
自宅待機をせざるを得ない若いお金が
ない人たちは食費の心配も含めて、
大変なことを思うと、複雑だと語っていた。

退院して、3週間が過ぎようとしていた
ベンだが、感染した経験者の話は
色々、考えさせらることも多かった。

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2020年08月13日

映画から思い出した中国の友人のこと その2

昨日の店のトピックスもあるけれど、
ひとまず、昨日のブログの続き。


上海から亡命してきたチョウとは、
家が近いことや通っているジムが
同じということもあって、
よく一緒に食事や飲みに出た。

そして見る見るうちに、彼の日本語は
素晴らしくなっていった。

筋肉質で、ハンサムなチョウは
どこに行ってもよくモテた。

そんな折り、彼の中国に住む
著名なピアニストのゲイの友人が
同性愛行為が見つかり、
中国本国で投獄されたことを知り、
チョウは非常に落ち込んでいた。

いつか、もし自分が中国に帰国したら、
自分はどうなるのか。
先行き不安だということもあり、
チョウは、レズビアンの友人と結婚をした。

固い家で育った彼女は、婚姻の証明が
欲しかったし、チョウは永住権を
獲得するためだったと言う。

元々、頭脳明晰、かなり優秀だった
チョウは、どういう流れなのか、
わからなかったが、日本の外資系の大手に
就職をして、バリバリと仕事を始めた。
まだ言葉もままならなく、八百屋で
アルバイトをしていた時のことが嘘のようだった。


それから何年も経ち、
チョウは何人かの恋人と
付き合ったり、別れたりしながら、
多くの人が彼を日本人だと
思うほどになっていた。

しかし、ある時にチョウが凄い表情で
「日本を離れなければならなくなった」そう言った。

よくよく話を聞いてみたら、
情緒不安定だった、チョウの奥さんが
自殺をしたのだ、ということだった。

彼女と結婚していながら、
帰化していなかったチョウ。
役所に呼び出されて行くと、
「すぐに日本を出て行ってください」
ということだったと言う。

役所では、隣にアメリカ人や
ヨーロッパの人たちがいて、
同じ内容でも、彼らと中国人のチョウに対しての
役人の接し方はまったく違っていたのだそうだ。

23歳から43歳くらいまで
20年以上住んで大好きだった日本を
こういう形で追われる、ということは
非常に悔しくも残念だったようだ。

彼が20年日本にいる間に、
中国もずいぶん変化を遂げた。
それでも、彼は中国に帰ろうとはせずに
オーストラリアに移住を決めた。

それから何年経っただろう。
僕が初のオーストラリア旅行に
行った時、彼の住む
ゴールドコーストに立ち寄った。

彼ホテルチェーンの副社長をやっている
オーストラリア人の恋人が出来、
プール付きの豪邸で暮らしていた。


彼の数奇な人生。
色々な意味で、彼がとった行動を
避難する人も多くいるのかも知れない。

しかし、彼がそうせざるを得ないほど、
中国の文革で彼に与えられたショックと
トラウマ、そして人権の問題は奥深いようだ。

彼がオーストラリアに渡って、
もう20年近くなる。
コロナのこともあって、
先日、ものすごく久しぶりに
電話をしてみると、日本語を話すのが
久しぶりだと、チョウは嬉しそうに泣いていた。

今度、彼に会うのは、いつになるのだろう。
あのマッチョなハンサムガイは、
まだまだ健在なのだと良いのだけれど。

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2020年08月12日

映画から思い出した中国の友人のこと

昨今、アメリカとの確執や、香港問題で
注目されている中国。

だからと言うワケじゃないけれど、
昨日、暑い中、8時間半という長さの
「死霊魂」という中国人監督ワン・ビンが
撮った映画を少し早起きして観に行った。

タイトルだけ聞くと、ホラーかと
思う人も多いだろうけれど、
(それほど長時間のホラーとか怖すぎ。笑)

1950年代後半に、中国共産党から
「自由な発言を歓迎」という「百家争鳴」という
キャンペーンがあった。
国や社会の少し気になることを
言っただけで、「右派」と呼ばれ、
収容所に送られた55万人。
この映画は、その収容所から
生存できた10%ほどの人の証言を
集め、また現地が今で亡くなった多くの
人骨などを追ったドキュメンタリー映画。
本当に凄い映画。

国家とは、思想とは、死生観とは、
そして尊厳とはなんだろうか。
そんなことを深く考えさせられた
本当に素晴らしい実録だったけれど、
この映画を観ながら、僕は
もう何十年も前に出会い、今は
オーストラリアで暮らしている
一人の中国人の友人のことを思い出した。


僕とほぼ同い年のチョウは、
中国上海からそれほど遠くない都市で
それなりの裕福な家庭で生まれ育った。
彼が多感な時期を過ごした少年時代から
始まった文化大革命。

この文革の中、彼のお父さんが
ロシア語を勉強していたことが理由で、
彼は中学、高校時代、田舎の村に送られた。

いわゆる、エリート層を農家に入れて
行われた「再教育」だ。

当時の中国でも、かなり良い暮らしをしていた
彼がいきなり牛小屋で寝ることになり、
目が覚めたら真横に牛の顔があったのが
ものすごい恐怖だったと言っていた。

彼はその数年の間で、完璧に毛沢東思想を受け、
共産党員となり、配属されたのが
上海のテレビ局だった。

ルックスも良く、身体もしっかりしているチョウは
そこで最初、俳優をやったそうだ。
毛沢東が死去して、文革が終わった彼が
二十歳を越えた頃、ニュースキャスターへと転身。
彼は多くの人に知られた顔になっていたらしい。

しかし、彼はその局に入ったおかげで、
西側諸国のあまりにも自由な生活、雰囲気を知り、
単身で日本に亡命することにした。

まだ少数の中国人しか来日出来なかった
80年代初頭、上海空港から飛行機が出た瞬間、
彼は泣きに泣いたらしいけれど、
それは故郷を離れる辛さではなく、
共産主義との別れという歓喜の涙だったと言う。

まだ2丁目に出たばかりの僕が
チョウと出会ったのは、当時、
昼間は八百屋を手伝っている彼が
夜、バイトをしていたゲイバーだった。

彼の運命は、このあとまた大きく動いていくのだが、
長くなりそうなので、この続きはまた明日。


今日から土曜日までは、15時オープン、
22時までです。お盆営業で、お待ちしております。

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