2020年07月08日

米軍ホテルでの思い出

休みの昨日、友人たちと食事をしていて、
その中の一人の仕事を聞いて驚いた。

実は僕が19歳の頃、
大学を辞め、その後お金を溜めるため、
アルバイトをしていたホテル関連の
仕事だったのだ。

当時は映画の勉強をしに、
ハリウッドへ行こうなどと
安易に考えていた頃だった。
結果的には、何の準備もしていなかったため、
その後、映画の専門学校になったのだが。

さて、そのホテルというのが、
当時在日アメリカ軍の施設で
単純に英語の勉強になるかな、
と思って入ったのだった。

しかし、入ってわかったのは
あの二・二六事件の舞台となった場所。
1936年当時、反乱軍に占拠されて
クーデターの司令部になっていたらしい。

もちろん、僕が働いた当時は、そんな
面影もなかったけれど。

僕はホテル内のレストラン、
そしてベルボーイとして仕事をしたが、
思えば、そこで知り合った女性と
その後、8年近く付き合うことにもなる
きっかけにもなった場所だった。

僕は午前担当で、朝4時過ぎには目を覚まし、
始発で高円寺から赤坂見附まで
地下鉄とJR(当時は国鉄。笑)を
乗り継いで行ったものだ。
仕事は夕方までで、その後、
高円寺の喫茶店で夜10時まで
働いていた。

とにかく、そのホテルの
レストランで出す朝食が美味しそうで、
美味しそうで。

クリームがたっぷりかかったワッフルや、
カリカリに焼けたベーコンやオムレツ、
そして初めて見たハッシュブラウンポテト。
いつか、こんなブレックファーストを
食べたいなどと思った貧しい時代。

そうそう、一度ルームサービスで訪れた部屋から
全裸で現れた黒人アーミーの巨根には
驚かされたりもした。
ドキドキしながらも、自分が男性に興味がある
ことを隠していた僕は、関係ない、関係ない、と
心に念じていたこともよく覚えている。

とは言え、ずいぶんあとになって
そのホテルを辞めて、映画会社にいた当時、
ハッテン映画館で、そのアルバイト先のホテルにいた
上司が立っていたのを目にして、
一目散に劇場をあとにしたこともあった。

映画館と言えば、当時、
そのホテル内に劇場があって、
そこではまだ日本では公開されていない
アメリカの最新作が上映され、
話題の「サタデー・ナイト・フィーバー」や
日本公開が1年後になった「スター・ウォーズ」も
そこでいち早く、観ることが出来た。

また、ミッドウェイが横須賀に上陸した際に、
ホテルの上司に連れて行ってもらい、
ポインター・シスターズのショウを
観たこともあった。

ネットはもちろん、シネコンもなかった時代、
まさか、その何十年か後、
ゲイバーを開業し、コロナの時代を迎えているとは。
お金はなかったけれど、夢のような時間だった。

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posted by みつあき at 15:33| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする