2020年06月19日

高倉健の魅力

昨日、ヤマトちゃんと映画の話をしていて、
彼は自粛期間中、高倉健の任侠モノを
ずいぶん観た、と言っていた。

ちょっと若い高倉健。
かっこ良かったです、とヤマトちゃん。

僕は僕で、つい最近、山田洋次監督の
「幸福の黄色いハンカチ」を久しぶりに、
そして「遥かなる山の呼び声」を初めて
観たことを話した。
どちらかと言うと、中期から
後期にかけた高倉健の熟年時代だ。

正直、僕は若い頃、高倉健、ただのおっさん
(ホント失礼)としか思えず、
あの鋭い眼光、というのも、セクシーには
まったく感じられなかったのだ。

しかし。
今回、改めて観ると、いやあ、ホントに
「男」をここまで感じさせる
役者がいただろうか。
下世話だけれど、
あのピンと伸びた背筋や
ガッツリと鍛え上げられた身体、
そして太い眉、時には強く、
時には優しい瞳、そしてきりっと閉じた唇、
すべてがエロチックなのだ。

「幸福の〜」は、多くの映画賞を受賞し、
彼と武田鉄矢、桃井かおりの3人の
コンビネーションによるロード・ムービーは
今観ても、細かい部分まで
山田監督の演出は素晴らしい。
もちろん、健さんの存在も。

しかし「遥かなる〜」は、
映画自体は想像した以上でも以下でもない
出来ではあったものの、これは健さんの魅力全開。
農家で上半身を脱いで働くシーン、
激しく駆けゆく馬を乗りこなすシーンなど
まるで、高倉健のビジュアル・グラビアだ。

増して「幸福〜」は46歳、「遥かなる〜」は49歳。
あの年齢でこの肉体。
そう言えば同時期に放映されていた
テレビドラマ「あにき」でも、
あの均整の取れた体には驚いた。

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彼が亡くなった時にも、ここに書いたけれど、
健さんは、僕らゲイの間で
(たぶん、一部のストレートの人たちの間でも)
ゲイ説が根強くあった。

一度、写真誌に若い青年と一緒に
自宅に入るところを撮影された写真が
掲載されたりもしたし、
ゲイバーで出会ったとある人が
「奥さんだった江利チエミさんが、
麻雀をしながら、今日も男のところなの」と
呟いていた、という話も耳にしたことがある。

しかし、多くの話は、
どれも決定的でなことでもなく、
ある意味、どうでも良いことだ。

と言うか、仮りに彼がゲイであったとしても、
墓場まで持っていきたい、と思うそのことを
他人がどうこう、言うことではない。

それでも、ゲイから見て、
あそこまで完璧なる「男」像を造りあげた
一人の俳優の姿には、胸を打たれる。
それがあくまでも「役者」としての
表現であるとしても、素晴らしい。

まだ、まだ彼の観ていない映画は多くあり、
これからそれらの健さんに触れられることが出来る、
というのは、楽しみでもあり、嬉しいことだ。

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posted by みつあき at 18:16| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする