2020年06月08日

愛しのミニシアター

僕が中学生や高校生の頃の映画館と言えば、
いわゆる封切りのロードショー館と、
それから半年、1年遅れて観られる名画座の
2つのパターンだった。

もちろん、まだ複数の劇場を持つシネコンなど
なかった時代で、指定席もなかった。

どの映画館にも長蛇の列が出来、
2時間並んで入って眠ってしまい、
入れ替え性じゃないから、もう一度観る、
というような時代。

それが大学に入る頃から、
岩波ホール、そして新宿に出来た
シネマスクエアとうきゅうなど
ちょこちょことミニシアター
(その頃は単館上映劇場と言っていた)
なるモノが出来てきた。

そこは、入ったら何度も観られる
というモノではなく、完全に入れ替え制
というシステムだった。
有名俳優が出ていたり、凄い予算が
かけられた大作や、アメリカ映画ではなく、
聞いたこともないような小さな国の映画や
低予算で作られた日本映画も上映されていた。

中学、高校時代はアクションやパニック映画、
有名な俳優が出ている恋愛映画を追いかけて
いたけれど、大学に入り
ちょっと背伸びをした僕にとっては
有難い場所だった。

中にはB級でチープだけれど、
その安っぽさが逆に楽しいモノや、
もちろんアート系の前衛映画もあった。

何よりも、観ている間だけ楽しい、とか
泣ける、という売りのモノではなく、
ずしんと胸に響く
想像力を膨らませる秀逸なドラマに
数多く出会うことが出来た。

そんなミニシアターが、このコロナウィルスの
影響で、大変な状態にあると言う。
劇場もそうだけれど、配給会社、
そして制作会社も同様。

うちの店自体も、なかなか大変な時に
そんなこと考えている余裕があるのか、
と言われるけれども、そういう数々の映画に
よって、僕自身は作られたと言っても
過言ではない。

僕も参加させてもらった
クラウドファンディングによって
ここ数ヶ月は生き延びることが出来たと聞くけれど、
まだまだ余談を許さない状態。

少しずつ劇場もオープンするらしいので、
配信やDVDだけでなく、また劇場通いを
しよう、そう思う今日この頃だ。

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posted by みつあき at 17:37| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする