2020年05月25日

本日のゲイ映画「ララミー・プロジェクト/語られた真実」

NetflixやHuluが出る前に、
それなりに問題視されるようなドラマや
放映など絶対無理だった
過激なシーンなどで注目されていたのが
HBOというテレビ局だ。

そのHBOが制作し、日本では衛星放送、
CSだけで放映された
「ララミー・プロジェクト/語られた真実」を観た。


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98年にアメリカ、ワイオミングで
21歳の大学生が、ゲイであることを理由に
二人の男から暴行を受け、亡くなった。

事件の2年後に、ニューヨークの劇団が
ワイオミング州のララミーで、
事件をとりまく人たちにインタビューし、
それを元に舞台が作られた。

そしてさらにその2年後に
同じ脚本、そして同じ演出家で
作りあげられたのがこのドラマだ。

一瞬ドキュメンタリーかと
見間違うようなオープニングから始まる。

舞台同様、役者たちが
インタビューするのが、
亡くなった学生の友人たちは元より、
学生を治療した医者、保安官、
神父、農場主、主婦などだ。
これを、有名無名の役者たちが
リアルに再現している。

その中には、もちろん彼に同情し、
悲しむ人も多くいながら、
「ゲイだから当然」というような
アンチも何人も証言する。

20年前とは、言いながらも、
さすがにここまでのヘイトや
反対派が多いことにびっくりだ。

こういうところを観ると、
アメリカがいかに広く、
田舎町はまだまだ変わらないし、
ヘイトはいつまで経っても
強くNOと訴えてくることも見えてくる。

キャストには、クリスティーナ・リッチ、
ローラ・ダーン、スティーブ・ブシェミ、
ベン・フォスター、
そしてピーター・フォンダなどなど。
加えて、映画好きだと、
え?あの人も?この人も?
とわかるような名バイプレイヤーたちが
ほんの少しだけ顔を出している。

この悲劇を力に変えて
変化していくことを望む強い意志を
見せるのがこのドラマの素晴らしさだ。
ラストは本当に泣ける。

しかしながら、現在、あれから
いかに世の中が変化したかと同様、
逆にまったく変わっていないことも
よくわかる。










posted by みつあき at 19:12| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする