2020年05月17日

隠されていること、誤魔化されていること。映画「セルピコ」を観て

アル・パチーノが「ゴッド・ファーザー」の
翌年に主演した「セルピコ」を
これまた久しぶりに観た。

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ついこの間観た「狼たちの午後」の
ルメット監督とパチーノが
あれより前に組んだ映画だ。


子供の頃から社会のために頑張る
立派な警察官に憧れ、警察学校に入り、
無事警察官となるパチーノ扮するセルピコ。

彼が配属されたニューヨークの警察署では
駐車違反の揉み消しからはじまり、
幹部が犯罪者を見逃すなど
汚職にまみれていることがわかる。

それは小さな街のデリから、
ギャング団までも含めて、
警察への裏金によって、
あらゆることが見て見ぬふりを
されているのだ。

違和感を感じるだけではなく、
激しく抗議をするセルピコは、
次々と警察の仲間たちを
敵に回してしまう。

付き合う女性に遠のいて行かれ、
ホームレスから引き取った犬だけが
彼の傍らにいるという
孤独と戦う姿は切なく、泣かされる。

これは1970年当時、
アメリカではびこっていた警察の
腐敗を暴いた全米史上初の警察官だった、
という実話の映画化。


今、この映画を観て
いかに一般市民や国民が
時の権力者と言われる人たちから、
隠されていることや誤魔化されていることが
どれほどあるのだろうか。

自分がセルピコのようになれるかどうかは
ともかく、彼と同様に正義や真実を
世の中にさらそうとする動きに
決して目を逸らしてはならない、
この映画は強くそれを教えてくれる。

今の時期だからこそ、この映画と
再び出会えたことは嬉しかった。

余談だけれど、「アマデウス」で
サリエリをやったF・マーリー・エイブラハムが
一人の刑事役で出演。クレジットはされていないので
まだ映画デビューのあたりだろう。

パチーノもエイブラハムも
今年80歳。それには驚いた。
二人とも、若い、若い・・・。

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posted by みつあき at 13:16| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする