2020年05月06日

本日の映画「仁義なき戦い」

自分が若い頃、映画の中で、
かっこいいおっさんと
思っていた俳優が、時間が経過して
同じ作品を観ると、いかした兄貴となり、
今度、その年齢を自分が追い抜いてしまうと、
やんちゃな若い衆みたいになったりする。
映画って不思議だ。

この休みの間に、物凄く久しぶりに
「仁義なき戦い」の5本のシリーズを観賞、
菅原文太が、まさに上に書いたようで
改めて惚れ直した。

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それにしても、やくざ映画。
西部劇、戦争映画、時代劇、史劇なんかと共に
多くのゲイは、苦手だという人も多いだろう。

僕もさほど得意ではない。
暴力描写もそうだけれど、
いわゆるノンケ男の
勝つか負けるかという
闘いの中に、ほとんど心躍るモノはない。

「ゴッド・ファーザー」が
公開されたあとだったせいか、
血飛沫が飛び散り、主要な人物が
どんどん殺されていくのは、
それまでの仁侠映画以上の壮絶さ。

でも、この映画が公開される前の
いわゆる高倉健や鶴田浩二主演のやくざ映画で
描かれている渡世の美学、ヒーロー然とする
モノはここにはない。
むしろ、辛いほどに切ない青春群像劇で、
その昔の「やくざってカッコいい」など
ほぼ感じる部分もない。

「唐獅子牡丹」を聞きながら、映画館で
「ケンさんっ」と声をかけていた60年代の時代とは
確実に違うのだ。

とは言え、それでも菅原文太はかっこいいのである。
それは、やくざとして、ではなく、一人の男として。

そもそもはみ出しモノの集団であるのに、
その組織の中でいいように使われ、
ハミ出たモノはどんどん犠牲になっていく。

それを許せないのが、文太扮する昌三だ。
やくざ社会に救われ、裏切られ、報復しながらも
それでもやくざとして生きていく男。

躍動するカメラワーク、そして血飛沫の中に
見える孤独感や、世の中に対する怒りは、
その後、菅原文太が社会活動家として
発言していたことにもどこか繋がっているのかも知れない。


ゲイ的にも・・・
天井から撮られたファックシーンで
全身に鯉の刺青を乗せた締まった文太の肉体。

また、刑務所内で、梅宮辰夫と兄弟の契りを
交わすシーンなど、その手のシークエンスが
好きな人たちは、生唾を飲み込むはず。

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しかも、どの映画のどこを切り取っても
「兄貴」という言葉が連呼されるのも
人に寄っては、とてもアガるかも(笑)

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posted by みつあき at 13:58| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする