2020年05月31日

本日の映画「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」

自粛期間中、Netflixは、
テレビシリーズ、映画とも、
ずいぶんお世話になったけれど、
これはその中でもベストと思えたくらい
チャーミングな映画
「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」
(なんじゃ、このサブタイトルは!)

Unknown-8.jpeg

アメリカの片田舎に住む
チャイニーズの女子高校生エリー。

父親は博士号を持っているのに英語が話せないため
仕事をしないで、家のテレビで古い洋画ばかり見ている。

エリーは家計を救うため、学友のレポートなどを
請け負ったりしている。
そんな中、アメフト選手で
ちょっとすっとぼけた男、ポールから
ラブレターの依頼がくる。

その相手というのが、クラス1の美人、
アスターに渡したいので、
彼女がグッとくる文章を、と。
しかし、実はレズビアンのアリーも
アスターに片思い中だった。

とは言うものの、ポールの代筆や、
スマホのチャットも代わりに送る短文の中で
どんどんアリーの個性が出てくる。

デートとなると、うまく話せないポールなのに、
あまりにも素敵なチャットの言葉ひとつひとつに
惹かれていくアスター。

この微妙な三角関係の描きかたが素敵だ。

登場してくる多くの映画や本の話、
ノートに書かれる文字や、
壁に描かれる絵・・・
ポールが作るタコス、
エリーが漕ぐ自転車、等々
ドラマをつむいでいく細かな演出が
ひとつ、ひとつ意味を持っていて
その謎解きをしていくのも楽しい。

こんな片田舎の高校でも、やっぱり現代。
決して常識にはとらわれずに生きる人たちの
ロマンチック・コメディとして秀逸だ。
必見。

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2020年05月30日

オタクの涙

今まで、僕は多くの映画を、
BSやCSで録画してきた。
モノに寄っては、30年近く前に
放映された映画をVHSに録画したり、
それをDVDに焼き直したり。
ここ20年はDVDに、そして
ここ10年はBlu-rayに焼いて保存。

週に2、3本は観ていない名画や
観たけれどもう一度観たい映画が
放映されていて、それをどんどん録画。

そしてハードディスクが
いっぱいになる前に焼く。
焼いては、名前を書き、ファイルに納め、
パソコンであいうえお順に管理をする。

とは言っても、スクリーンで映画を観たり、
評判が良いテレビドラマなどを観たりしていくと、
焼いたモノは溜まる一方で、まったく観られない。

これは、動けなくなった時の老後の楽しみだな、
なんて思いながらも、それがいつ来るのか、
それまでほとんど封印か。。。

そんなふうに考えていたら、
このコロナ騒ぎ。

店を開けられなかったのは悔しいし、
収入もまったくなかったけれど、
この期間、多くの溜まったビデオを
毎日観ることが出来たのは幸せだった。

新しい発見もあれば、想像していたモノと違ったり、
特に若い頃観た映画の誤認識は驚いたり。


ただ、そういうDVDやBlu-rayの中で
10枚に1枚くらいは、読み込めない、
再生できないというのが出てくる。

ダビングして、ファイルに入れると、そこで
安心してしまうのか、録画後、すぐに
確認もしていないのが問題だ。

ワクワクドキドキしながら、
うちにある3台のデッキ、ひとつ、ひとつに
入れてみると(もう、超オタクがバレる。笑)、
全部再生不可能。
布で丁寧に拭いたりしても、無理。

最近は配信もあるし、最悪、
どうしても観たいモノはDVDレンタルなど
探してみたりするけれど、
再生不可能なモノに限って、
どこにも見つからず貴重な作品だと、
愕然としてしまう。

とは言っても、その何十倍、何百倍と
観なければならない(仕事かよ。笑)映画が
多過ぎる。
そのたびに、1日48時間あれば、
そう思う日々。

さあ、とは言ってもオープンまであと2日。

Blu-rayをデッキに入れる以上に
ワクワク、ドキドキしてきた。。。

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2020年05月29日

本日の映画「七人の侍」

店のオープンも決まり、
今後はあまりゆっくりと長い映画も観ることが出来ない
と、今回、久しぶりに選んだのが
黒澤明の「七人の侍」だ。

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え?
今さら?
何故???などと言われそうだが、
僕自身、学生の時に映画館でリバイバルを
観た以来、何度観たのだろう。

数々の世界映画の歴代オールベスト10で
必ず上位に入り、
何度もベストワンになっているのだから凄い。

とは言っても、
今回は15年ぶりくらいに観たけれど、
何度観ても、この多くの絶賛は
十分、理解が出来る。

芸術的なことも十分含めて
もの凄く面白く、興奮覚めやらぬ
エンターテインメント大作になっている。

休憩も入れて、3時間半近くだが、
どこも切ることが出来ないほど。
脚本、撮影、照明、編集、役者の動き、
そのすべてが計算し尽くされているほどに完璧。
まったく無駄がない。

戦国時代の農村で盗賊と化した野武士たちと
戦うべく、力を貸してくれる侍を求める農民たち。
そして集められるのが、非常に個性的な七人だ。

その中でも、菊千代役の三船敏郎。
他の黒澤映画では、渋い演技や
ミステリアスな部分も見せる彼は
ここでは無鉄砲でやんちゃ、
ちくいち大騒ぎをして異彩を放つ。

IMG_3497.JPG7985df64.jpg

彼の輝かんばかりの芝居は
魅力的とかいう言葉を
取り越して、狂犬、荒馬のごとしだ。

いつも大口を叩き、強気でバカ明るい菊千代。
そんな彼が、一度だけおいおいと泣くシーン。
ここは何度観ても胸が引き裂かれそうになる。

もちろん、彼以外の役者たちも、
ひとりひとりが個性的で、
書き出したら止まらなくなってしまいそうだ。

特に志村喬、宮口精二の二人など
こういう芝居が出来る俳優、
今、いるのだろうか、と思うほど
緻密で深い。

映画は侍たちを集め、野武士たちとの
合戦準備を前半に、そして合戦が後半という
作りになっている。

後半の合戦シーン、夏の収穫後の山村が
舞台となっているが、これが撮影が伸びて
真冬の雪を溶かして、土砂降りの雨という設定。

ここで半裸で六尺、お尻丸出しの三船も含め、
さぞ寒かっただろう、と裏話にも感激だ。

とにかく、映画好きなら、
決して見落とせない傑作。
未見の人には是非とも、しっかりと
腰を落ち着けて、観てもらいたい一作だ。

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2020年05月28日

性的ファンタジーと、そうでないこと

つい昨日、ネットサーフィンなどしていたら、
38歳のお祭り大好き野郎のページを見つけた。
(おじさん、ヒマ。。。笑)

目にモザイクは入っているけれど
顔も身体もほぼあらわになっていて、
六尺画像と色々文章を
たくさんアップしていた。

盛り上がった大胸筋と
毛深い腹筋、その下に
もっこりと盛り上がる股間。
坊主が少し伸びた頭と無精髭、
そして一見さわやかそうでもありながら、
コワモテのひとえまぶた。

仕事は建築現場にトラックで資材を
運んでいる、といながら、現場でも
仕事の手伝いをする、という
いわゆるゲイビデオから
抜け出たような生活を送っている。

また地方都市に住む彼は、
祭りの季節になれば、神輿をかつぎ、
ストレートの知り合いたちの何人かに
酒を飲ませては、抜きあったりする。
それは恒例の行事で、
そのへんの女よりうまい、
とも言われると書いてある。

たまにトラックで温泉に出かけて
そこで目と合った男と
トラックの荷台で絡み合う。
大方、女房持ちの既婚者ゲイらしい。

その克明な描写はかなりエロチックで
おじさんもなかなか興奮しながら、
ついつい読み進めていく。

ただ、読んでいくうちに、彼の心の奥に
潜んでいるモノにぶち当たる。


彼は普段から女性がとても苦手で
性的なことだけでなく、仕事でも
私生活でもまったく
女性と関わりたくないのだ、と呟く。

色々な場所で知り合った男が、
奥さんや彼女の話を
ちょっとでもすると、そんな話は
まったく聞きたくない、とブチ切れて
驚かれるのだそうだ。

また、彼の文章中に、非常に女性蔑視と
思える発言も多く出てくる。
「女のクセに」とか「クソババア」など
差別的なまでの暴言が並ぶ。

そして、その先には「女の腐ったような男」だとか
「オカマはここを読むな」とか
ゲイに対しても、
ホモフォビックな文章まで出てくる。

ゲイのSM漫画やビデオに出てくる
絶対服従的な男性だけの社会への憧れや
こうでありたい、という思いから
彼はそういう方向へと向かったのだろうか。

僕自身の中にも、昔からある
ゲイなりの「野郎幻想」や
ある意味「ノンケ男子への憧れ」。

ただ、ある時から多くのゲイの男性と
知り合ったり、話したりしていると
それは、ほぼ性的ファンタジーでしかない、
ということに気がつかされる。

「男性性」なんて、想像力の中で
作り上げていくモノで、
「男の中の男」という言葉に
色めきたつのは、わざと
スイッチをそちらにひねる瞬間だけのモノなのだと。

彼の書く卑猥な文章にもそうなのだが、
多くの差別発言に、
多くの「いいね」が
付いていたりするのを目にすると、
そこに、男社会が持つ時代錯誤感や、
危険さをついつい感じてしまう。


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2020年05月27日

本日のTVムービー「ミス・アメリカーナ」

今年になってNetflixで配信が始まった
テイラー・スウィフトの
「ミス・アメリカーナ」が話題だ
というから観てみた。


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これ、ライブ、コンサートを中心に
したモノかと思いきや、そうではなく
彼女が音楽好きな少女から
ポップス界のカリスマになり、
いかに変化をとげたか、
というドキュメンタリーという仕上がり。

彼女の新しいアルバムの制作過程を
中心に置かれていて、ノーメイク、
普段着で、どんどんメロディーや歌詞を
溢れさせるシーンは、唸らせてくれる。

彼女の人気は凄く、世界各国でスタジアムクラス、
日本でもドームのチケットがすぐ完売。

とは言っても、その裏側で、
有名になってしまったからこそ味わう
大きな悩みや苦しみがあった。

まだ19歳でスターダムに
躍り出た彼女が、MTVの音楽賞を受賞した際
ラッパーのカニエ・ウエストに
「これはビヨンセが取るべきだ」と
大衆の面前で言われた有名なハプニング、
常にファンやパパラッチに追いかけられ、
20代半ばで、多くのSNSでバッシングを受け、
1年間、休業を決意するシークエンスなど
多くの著名人が経験することだろう。

それまで、保守的なカントリーシンガーとして
常に美しく、良い子である、というアイドルを
演じなければならなかった彼女。
しかし、自分の生まれ故郷で、差別発言を
繰り返す女性議員の存在を知り、
強く政治発言もするようになっていく。

昨今の日本でも、
SNSバッシングによって生じた自殺した女子レスラーや
政府へのアンチテーゼを強く持った女優などのことを
ダブらせて考えずにはいられない。

人はいかに傷つき、そしてその傷から
どう立ち上がっていくことが出来るか。
テイラーは、ただのシンガーソングライターではなく、
一人の女性として、メッセージを投げてくる。

「観客が半分になっても、彼女は太ったと
揶揄されても、私は私である」と
見違えるように強く変わるテイラーは
本当に魅力的だ。

ドキュメンタリー後半では、
同性婚にも強く支援するテイラーと
やはりNetflixのリアリティー番組「クイア・アイ」の
ゲイ5人とミュージック・クリップを
作る姿もあって、楽しめる。

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2020年05月26日

リオープンの準備

緊急事態宣言が解除される、という
ニュースで、ひょっとすると今日から
リオープン出来るかも知れないと思い、
昨日、準備をするために店に行った。

数日前にホームセンターに行き、
カウンターとお客さんの間に
パーテーションとして
吊るすビニールシートを探した。

これが何軒か廻っても、きちんとした厚手のモノは
ほぼ売り切れで、考えたあげく、
園芸用のちょっと薄手だけれど、
破れはしない程度のモノを見つける。

突っ張り棒を何本か立てて
ビニールを左右から引っ張るという
形を考えたのだが、
ポールがお客さんにとって邪魔だと
これはやめた。

配線用のコードを隠すカバーケーブルを買って、
その中にビニールを嵌め込み、
天井から下げることにした。
ちょっとビニールが揺れたりするのが
微妙ではあるけれど、それほど
長く使うワケではない、と自分に言い聞かせる。

ビニールシートをまっすぐにカットしたり、
元々、ビニールがくっつかないように
まぶされている白い粉(コンスターチ)を
裏表綺麗に拭いたり、
そんなことしているだけで
どんどん時間が経つ。

エアコンの風がちゃんと通ることや、
出来る限り見栄えをよくしようとするけれど
しょせん素人。
職人にしてもらうと、きっと
おおっ!というモノになるかも知れないけれど、
このご時世、そんなことに大金は払えない。

IMG_3485.jpg

店をなんとか作って、そのあと髪をカットして家に帰宅。
そこで、結局、東京都は、緊急事態宣言後の
ロードマップ上でステップ3になるまで
バーの営業は自粛しないといけないと知る。

居酒屋などは22時までOK、
でもバーはダメ。
居酒屋は食事が中心だから、
ということなんだろうか。不思議。

たぶん、僕のように気づかず、
他の飲食店のように22時までなら、
と思って今夜あたりからオープンしている店も
ありそうだ。

いずれにしても、来週の月曜日、
6月1日からリオープン出来そうだ、という話も聞き、
とりあえず、準備をして良かったと思う。

多くの生活が変わり、店の内容も変わる。
そういう中で、今まで気がつかなかった
何か素敵なことが見つかればいいなあ、
そんな事を考えながら、あと一週間を
指折り待つ事にしよう。

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2020年05月25日

本日のゲイ映画「ララミー・プロジェクト/語られた真実」

NetflixやHuluが出る前に、
それなりに問題視されるようなドラマや
放映など絶対無理だった
過激なシーンなどで注目されていたのが
HBOというテレビ局だ。

そのHBOが制作し、日本では衛星放送、
CSだけで放映された
「ララミー・プロジェクト/語られた真実」を観た。


Unknown-5.jpeg

98年にアメリカ、ワイオミングで
21歳の大学生が、ゲイであることを理由に
二人の男から暴行を受け、亡くなった。

事件の2年後に、ニューヨークの劇団が
ワイオミング州のララミーで、
事件をとりまく人たちにインタビューし、
それを元に舞台が作られた。

そしてさらにその2年後に
同じ脚本、そして同じ演出家で
作りあげられたのがこのドラマだ。

一瞬ドキュメンタリーかと
見間違うようなオープニングから始まる。

舞台同様、役者たちが
インタビューするのが、
亡くなった学生の友人たちは元より、
学生を治療した医者、保安官、
神父、農場主、主婦などだ。
これを、有名無名の役者たちが
リアルに再現している。

その中には、もちろん彼に同情し、
悲しむ人も多くいながら、
「ゲイだから当然」というような
アンチも何人も証言する。

20年前とは、言いながらも、
さすがにここまでのヘイトや
反対派が多いことにびっくりだ。

こういうところを観ると、
アメリカがいかに広く、
田舎町はまだまだ変わらないし、
ヘイトはいつまで経っても
強くNOと訴えてくることも見えてくる。

キャストには、クリスティーナ・リッチ、
ローラ・ダーン、スティーブ・ブシェミ、
ベン・フォスター、
そしてピーター・フォンダなどなど。
加えて、映画好きだと、
え?あの人も?この人も?
とわかるような名バイプレイヤーたちが
ほんの少しだけ顔を出している。

この悲劇を力に変えて
変化していくことを望む強い意志を
見せるのがこのドラマの素晴らしさだ。
ラストは本当に泣ける。

しかしながら、現在、あれから
いかに世の中が変化したかと同様、
逆にまったく変わっていないことも
よくわかる。










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2020年05月24日

いよいよ、緊時宣(勝手に短縮)解除か

ここに来て、今月いっぱいであろう、
という緊急事態宣言が
明日25日の発表をもって
とりあえず解除、という話。

とは言うものの、今のところ、
東京都はロードマップなるモノを
提示され、ステップ3になるまでは
午後10時までの営業、となりそうだ。

そうなると、オープン、クローズ時間を
しっかりと決めなければならないし、
店内のことも、今までと同じ、
というワケにいかなさそう。


店内に入ってもらうお客さんに
検温をしてもらうこと。
万が一、37.5度以上、という体温が
あった場合、帰ってもらわなければならない。
そういう場合、少し辛いけれど
こればかりは仕方がない。

このことから、日接触型体温計なるモノを
店でも用意して、ここのところ毎日
自分でも検温してみている。

これが、ほぼいつ測っても36.5度。
このコロナ問題が大きくなるまで
ほとんど熱など測ることはなかったけれど、
変化しても、1、2度上下する程度
ということがわかった。

さて、あとは入店時、除菌のための
アルコール消毒をしてもらうこと。
そして出来る限り、トイレで手を
よく洗ってもらうことだ。
今までも置いてあったけれど、
洗面所のペーパータオルは必須だ。

また店内には客席とカウンターの間に、
ビニールシートのパーテーションを
吊るす予定。
飛沫が飛ばない部分で、テーブルとから
何十センチかは、お酒を出せるように
開けるつもりだ。

うちは比較的広いベランダがあり、
そちらで飲んでいただくのは
まず問題はないだろうし、
店内ではひと席開けて
座っていただくようにする。

もちろん、入り口とベランダのドアは
開けっぱなしで営業予定。

このような状態が、どれくらい続くのか。
すっかり元のように戻るのだろうか。

それを待つ、というよりも、
さらなる色々な新しい方法を生み出し、
お客さんたちに楽しんでもらえる形を
しっかりと考えていかなければならない。

いずれにしても、明日の発表を待つばかりだ。

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2020年05月23日

本日の映画「バリー・リンドン」

去年公開された映画
「キューブリックに魅せられた男」
というドキュメンタリーが
あまりにも素晴らしくて、
初公開以来、久々に
名匠スタンリー・キューブリックの
「バリー・リンドン」を観た。

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「魅せられた男」は、
この「バリー・リンドン」で
オーディションで非常に重要なポジション
(主役のバリーの種違いの息子の役)を
勝ち取ったレオン・ヴィタリを追った記録映画。

その後、彼はキューブリックが作る映画の
スタッフに就き、自分の全身全霊を込めて
監督に人生を捧げたのだ。


さて、この「バリー・リンドン」。
当時、「ある愛の詩」や「ペーパー・ムーン」で
一斉を風靡したイケメン俳優
ライアン・オニールが主演。
彼は『パートナーズ』で
ゲイに扮した警官も可愛かった。

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オニールが扮するのは、18世紀半ばの
アイルランドの農家出身の青年バリー。
彼はその後、ありとあらゆる経緯を踏み、
大富豪の未亡人と結婚するまでへと
のし上がっていく。

有名な七年戦争を背景に、略奪と決闘、
華やかなブルジョアの生活を
まるで当時の西洋美術を見せるように
じっくりと描かれている。

ヘンデルのサラバンドに載せて、
どこを切っても、美しい画角。
NASAの全面協力という
ロウソクだけで撮影したという映像。
建造美術、衣装の緻密さ、その豪華さ
追求された様式美。

その美しさとは裏腹に、ドラマの中では
裏切りや嫉妬や復讐など、
ネガティブな感情が
ドロドロともつれ合っていく。

バリーが、自分の身分を変えるために、
湖で裸で愛を語り合う軍人二人の
軍服を盗むシーンがある。
こんなちょっとした同性愛シークエンスが
入っていたのはすっかり忘れていてびっくり。

こんな映画を3時間超えの二部構成として見せる。
インターミッション、つまり途中休憩あり。

思えば、最近の映画、3時間を超えても
休憩が入らないのは、その時間を惜しんで
あと1回分、入れたいからなのか。
昔は映画も、優雅に観られた。

それにしても、この映画のみならず、
「アイズ・ワイド・シャット」
「シャイニング」「博士の異常な愛情」等々、
すべてが粒揃いの名作。
そしてそのジャンルも時代背景も幅広い。

完璧主義、と言われた男の凄さは
どのシーンをとっても、
しっかりと伝わってくる。
長い自粛生活で作る豊かな時間を
何十年も経って再び、与えてくれた。

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2020年05月22日

医療現場の現状

昨夜、医療関連の番組を観ていて、
ふと、看護師のセイヤ君は元気かと思い、
連絡をしてみた。

話を聞くと、なんと彼が所属している病院は
コロナの感染者に対応しているだけではなく、
彼自身も感染病棟で仕事を
することになったのだそうだ。

最初に発表された時には泣き出す女性の看護師や、
やめていった同僚もいたと言う。

もう、ひと月半以上になるのだが、
内容を聞くと、「大変」というような言葉を
遥かに超えて、かなり酷い現状だとわかった。

酷いというのは、患者さんや
お医者さんたちとの事だけではなく、
とにかく、身の回りの反応だった。

院内で仲が良かった
院内にあるコンビニの従業員から
「申し訳ないけれど、
外のコンビニに行ってほしい」などと
言われただけでなく、
防護服を着替えて、前に知り合った
コロナ以外の患者さんを見舞おうと
元いた病棟に行こうとした際に
「来ないでほしい」そう同僚の看護師に
断られたそうだ。

防護服は、たった20分ほど着るだけでも
死ぬほど暑くて、呼吸困難になり、
めまいもすると言う。


もともと、彼はご両親と同居だと聞いていたが、
万が一、自分が院内感染した時のことを思い、
病院の近くにあるウィークリーマンションへと
移ったらしい。

お母さんが「息子が感染病棟で働いている」
と近所の人に伝えてしまってから、
それが広がり、家には「出るな」と
張り紙をされたり、
お婆さんを病院に連れて行く
タクシー利用さえ拒否されたのだそう。

「何故、そんな事を人に話したの?」と
母親に電話で尋ねると
「あなたが立派なことをしている、と
わかってもらいたくて」とお母さんは泣いたと言う。
そんな母親を責めてしまう自分がいやで、
深夜のひとりのマンションで落ち込んだ、
そう書いてあった。

コロナウィルスのせいで、
僕たちが知らないところで、
多くの問題があちらこちらで
広がっている。

それは少なからず、自分にも
自分の店にも通じることかも知れない。

そんなふうに考えながらも、
ひょっとすると、来週から店を
オープン出来るかも、などと
有難いながらにも、
多くのことを考えなければ、そう思った。

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2020年05月21日

本日の日本映画 山口百恵・市川崑の「古都」

先日ここにも書いた「鍵」が素晴らしく、
改めて市川崑の映画を色々観ていこうと決心。
数々の名作を観ながら、そう言えば!と
未見の山口百恵主演の
「古都」を観ることにした。

image.png

僕は山口百恵とは、ほぼ同世代だが
彼女の映画は、「伊豆の踊子」「潮騒」
「ふりむけば愛」の3本だけ。

この中では「伊豆の踊子」
それまで何本か作られているこの作品、
船に乗って島を離れる書生を
踊り子が走りながら見送る涙の場面がラスト。

しかし、百恵版は、数年後、旅館で
踊る彼女に入れ墨を入れた半裸の男が
抱きつくスローモーションから
ストップモーションという
凄いエンディングだった。

潮騒は初々しい三浦友和の褌シーン
見たさに観ただけ(笑)で、
「ふりむけば愛」は、大林宣彦監督だ
ということで観たけど、
彼らしくケレン味たっぷり。


さて、「古都」は、山口百恵が
結婚引退が決まって
最後の記念作品として制作された文芸作で
後に市川崑が撮った「細雪」(素晴らしい!)の
試作とか言われたようだ。

それまでの百恵友和映画と違い、
友和との恋愛が軸に置かれているワケではなく、
別々に育った双子のふた役を
百恵が演じるというのがメインだ。

川端康成の原作が持つ日本の伝統や美しさを
市川崑は、京都の街や、
北山杉の鬱蒼とした樹々や、
そぼ降る雨など、独特の映像美で見せていく。
ただ、原作も含めて、話が面白いかと言うと、
それほどでもない(笑)

三浦友和は結婚してから
俳優としてどんどん良くなった気がするけれど、
この頃は、ハンサムさが売りなだけ。

それに比べて、山口百恵の表現力は、
当時21歳だったとは思えないほど、
深みがある芝居を見せる。
ヘア、メイクや衣装などもあるけれど、
まったく違う環境で育った同じ顔でも
異なる二人の演じ分け。
これを観るだけでも価値がある。

この前の年に、市川崑は
「病院坂の首括りの家」で
百恵と同級生の桜田淳子に
双子の役もさせている、
というのが面白い。

山の雨の中、二人の百恵が
折り重なるようになるシーンや、
同じ布団で寝るシーンなど、
お互いに共に生きていけない悲しさを
見せながらも妙にエロチック。
レズビアン的、とか言うと
怒られてしまうんだろうか。

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2020年05月20日

何故か今どき、ケジラミの話

昨日、友人と電話で話をしていて、
最近の体温計は凄い、という話になった。

このコロナウィルスのおかげで、
額近くに非接触型の体温計をあてて
ものの数秒で、測ることが出来る。

僕自身も、先日、献血センターで
初めて経験して、その素早さに驚いた。

近々オープン出来るかと思われる
うちの店でも必要か、と注文をしようと
ネットを見るとどこも売り切れだったりする。

それにしても、僕が子供の頃、
脇に挟んだりしていた体温計は
水銀を使っていた。
表示された温度を
体温計を振って、次に使う時のために
下げたモノだった。

調べてみると、85年に、水銀体温計の
生産は終わったと言う。
そうか、40歳にもなる人でさえ、
あの体温計を知らなかったりするのだと驚く。


そんな話から、そう言えば、
僕が20代の頃、ハッテン場で
ケジラミを移されたことがあったことを
思い出した。

今思えば、おぞましい事件で、
痛いし、痒いし、気持ち悪いし。

でも、体温計の話と何故、
繋がりがあるかと言うと。
病院に行ったら、すぐに毛を剃り、
陰部に水銀軟膏を塗れ、と言われた。
そう、水銀軟膏!!!

そう言われ、購入した銀色の軟膏を
何度も塗りたくった。
もちろんそれも毒性が強い、と
すぐになくなったようだったが
今となっては、ちょっと恐怖体験だ。
軟膏もそうだが、ケジラミ自体が。

そんな、どうでも良い話へと会話が流れ、
笑いながらも、人からはケジラミの話は
あまり聞かないけれど、
今でも流行っているのだろうかと僕が聞くと
彼は最近でこそないけれど、
自分は5回以上移されたと言っていた。

それこそ、濃厚接触は問題だとされる今、
ほぼほぼ、そういう機会を持つ人は
少ないだろうけれど、お気をつけくだされ。

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2020年05月19日

本日のゲイ(?)映画「メルシィ!人生」

ついこの前ここで取り上げた「昼顔」も
フランス映画だったけれど、
今回はゲイネタ(そう、ネタとして使われていて
ゲイ映画のジャンルに入るのかは微妙
なので「?」を付けた)
そんなフランスのコメディ「メルシィ!人生」。

Unknown-1.jpeg

フランス本国では、ダニエル・オートゥイユ、
ジェラール・ドパルデューという
2大ビッグスターが出演している、ということで
大ヒットしたようだ。


原題の"Le Placard"というのは
クローゼット、という意味。

オートゥイユ演じる、気弱な中年男ピニョンは
コンドームの会社の経理をやっているが、
リストラの危機によって自殺まで考えている。

そんな彼に「自分はゲイだということにしたら
それを理由に会社側は首に出来ないから、
そうしてみれば?」
そんなアイディアを出すのが
隣に引っ越してきた、それこそ自身が
ゲイだという初老の男。

そもそも、ピニョンを退職させようとしている
会社のラグビー・チームに入っている
ゲイ嫌いのサンティニ(これがドパルデュー)。

ゲイだと噂になるピニョンを
バカにして、差別主義者として
リストラに合うのは自分かも、
とサンティニは表面的に心を入れ替え、
同性愛支持者としてピニョンに近づく。

映画のキモは、このあたり。
まったくゲイではないストレートたちが、
いかにゲイを許容して、受け入れていくか
それがこの映画のメッセージでもあり、
いちいち笑える。

特にクネクネしているワケではない
ピニョンに対して
「やっぱり。そうだと思っていた」とか
「あの歩き方は絶対そうだ」とか語る同僚たち。
勝手なストレートのゲイへの偏見や思い込みが
見え隠れし、当事者も含めて爆笑するはず。

これ、2001年公開、というので
ほぼ20年前の映画。
それを思うと、凄い。

ピニョンの離婚した妻とその息子との関係も、
登場し、彼がゲイであったら、という話から
その関係性が大きく変化するところなど
本当によく寝られている。


ちなみにこの映画の監督、
フランシス・ヴェベールは
なんとあの「Mr.レディ、Mr.マダム」や
ライアン・オニールがゲイの警察官に
扮する「パートナーズ」、
そして大ヒットし、舞台劇にもなった
「奇人たちの晩餐会」を作っている。

彼自身はゲイではなさそうだが、
どれも同様のテイストが盛り込まれていて、
なるほどなあ、と膝を打った。

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2020年05月18日

マスク必須時代の辛さ

店に来てくれる聴覚障害者の
サトウ君と久しぶりに
LINEをやり取りした。

彼はずいぶん前に、
やはりデフの友人たちと
共に店に来てくれて、
それから数ヶ月に一度
色々な友人を連れて、
来てくれたりしていた。

その昔、僕もほんの少しだけ
障害者の人と付き合ったことがあって
(付き合ったと言える期間でもないけれど)
その数ヶ月、頑張って手話を勉強したものの、
すっかり忘れてしまっている。

何人か、そういったお客さんが
来てくれるたびに、また勉強しないと、
と思ったりしながらも、
なかなか実現できなかったりするのだが。


さて、そんなワケで、
そういうお客さんたちが
いらっしゃると、多くは筆談や
スマホを打ってやり取りをする。
しかし、サトウ君は、唇を読むことが出来て
コミュニケーションが
かなりうまくとれるほうだ。

ただ、今回、このコロナの状況で
ほとんどの人がマスクをしていて
何を話しているのか、
まったくわからなくなってしまったと言う。

もちろん健常者の人間の多くは
僕と同様、手話が使えない。
そうすると、コンビニでも
郵便局でも、ありとあらゆるシーンで
筆談となってしまうのだそうだ。

もちろん、このような時期に
サトウ君自身もマスクの必要性は
強く感じるけれど、僕たちが思う以上に
不便を感じているようだ。

人に寄っては、筆談が非常に面倒だと
いうリアクションもあり、
慣れてはいるものの、そのたびに
辛い思いをするとのこと。

コロナは、感染や経済のみならず、
多くの問題を生み出している。

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2020年05月17日

隠されていること、誤魔化されていること。映画「セルピコ」を観て

アル・パチーノが「ゴッド・ファーザー」の
翌年に主演した「セルピコ」を
これまた久しぶりに観た。

Unknown-12.jpeg

ついこの間観た「狼たちの午後」の
ルメット監督とパチーノが
あれより前に組んだ映画だ。


子供の頃から社会のために頑張る
立派な警察官に憧れ、警察学校に入り、
無事警察官となるパチーノ扮するセルピコ。

彼が配属されたニューヨークの警察署では
駐車違反の揉み消しからはじまり、
幹部が犯罪者を見逃すなど
汚職にまみれていることがわかる。

それは小さな街のデリから、
ギャング団までも含めて、
警察への裏金によって、
あらゆることが見て見ぬふりを
されているのだ。

違和感を感じるだけではなく、
激しく抗議をするセルピコは、
次々と警察の仲間たちを
敵に回してしまう。

付き合う女性に遠のいて行かれ、
ホームレスから引き取った犬だけが
彼の傍らにいるという
孤独と戦う姿は切なく、泣かされる。

これは1970年当時、
アメリカではびこっていた警察の
腐敗を暴いた全米史上初の警察官だった、
という実話の映画化。


今、この映画を観て
いかに一般市民や国民が
時の権力者と言われる人たちから、
隠されていることや誤魔化されていることが
どれほどあるのだろうか。

自分がセルピコのようになれるかどうかは
ともかく、彼と同様に正義や真実を
世の中にさらそうとする動きに
決して目を逸らしてはならない、
この映画は強くそれを教えてくれる。

今の時期だからこそ、この映画と
再び出会えたことは嬉しかった。

余談だけれど、「アマデウス」で
サリエリをやったF・マーリー・エイブラハムが
一人の刑事役で出演。クレジットはされていないので
まだ映画デビューのあたりだろう。

パチーノもエイブラハムも
今年80歳。それには驚いた。
二人とも、若い、若い・・・。

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2020年05月16日

コロナ後の世界

緊急事態宣言が改めて今月いっぱいまで
延長された。
万が一、来月から店をオープンしたら、
お客さんたちは、すぐに
戻って来てくれるのだろうか。

戻って来てくれたとしても、
どのくらいのお客さんに、どういう形で
店に入ってもらい、どう接客するか。

有難いことに、
うちの店は比較的広いベランダがあるのと
店内もそこそこの広さ。
6階なので、入り口のドアと
ベランダの扉を開けておくと、
かなり換気は出来る。

椅子やカウンターの徹底した消毒。

不便をかけるけれど、出来る限り
ひと席空けて座ってもらうこと。

入り口、手洗いにはアルコール消毒液、
使い捨てのペーパータオルを置くこと。

店内のことを考えただけで、
色々と想像は出来るけれど、
どこまでが完璧なのかは、わからない。

そして、街は、人々の暮らしは
どうなっていくのだろう。

通勤の電車の人が少なくなるとは思えない。

友人たちと会う時は、どうすれば良いのか。

ジムがオープンすると、器具を使う時に
マメに拭くことが出来るのか。

映画館はデートであっても
ひと席ずつ空けるんだろう。
ここ2ヶ月ずれ込んだ公開作と
今後の作品の流れはどうなるのか。

舞台芸術やコンサート、スポーツなどは
リハーサルや練習が長引き、
さらに厳しくなるかも知れない。

もちろん、旅行など、
まだずいぶん先の話になるんだろう。

前代未聞のこの感染症によって、
生じるあらゆる問題を出来るだけ
ネガティブにならずに、解決していければ、
そう願うばかりだが。

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2020年05月15日

本日の映画「昼顔」

あ。今回、久しぶりに観た映画「昼顔」。

先に断っておくけれど、数年前に
テレビドラマから映画化された
日本のモノじゃない。
これ、結構評判になったけれど、僕は観てません。。。

ではなくって、今から50年以上(!)
前に作られたカトリーヌ・ドヌーヴ主演の
超現実的耽美派映画って言われるフランス映画だ。

image.jpeg

ドヌーヴって、僕の中学生の時は
「スクリーン」などの映画雑誌で
オードリー・ヘップバーンと常に
1位、2位を争う女優だった。
(いつの時代だよ。笑)
ホントにこれほどの若さで
まるで整形してるのかと思うほど美人。


さて、このドヌーヴが演じるセブリーヌは、
ハンサムな若い医師の妻。
幼少期に中年男性に悪戯されたトラウマから
セックスに対しての不安感を隠しきれない。

妻を愛する夫は、彼の気持ちを尊重しているが、
実は、セブリーヌ自身、夜ごと見る
夢の中で、夫や他の男たちから
サディスティックに責められている。

彼女は自身の性的な感情を
再認識するかのように、人から聞いた
売春宿に行き「昼顔」という名前をもらう。

この原題となっている"BELL DE JOUR"というのは
直訳すると「真昼の美女」。
先日の邦題の話ではないけれど、ここで「昼顔」と
付けた配給会社のセンスはなかなか良かったと思う。

映画は、彼女がその売春先で出会う男たちと
夫、そして夫の友人を交えて
大変な方向へとドラマは流れていく。

途中、ドラマに挟まれる
彼女の夢や想像、そして現実の交差
という見せかたが、とってもうまく、
映画が終わっても、
キツネにつままれたような
不可思議な気持ちとなる。

この監督、ルイス・ブニュエルは
僕が好きな映画監督のベスト5に入る人。

「皆殺しの天使」や「欲望のあいまいな対象」
同じドヌーヴ主演の「哀しみのトリスターナ」とか
すべてが「昼顔」同様、ヘンテコ。
でも物凄いインパクトで
魅力的な作品群を作っていて、
そんなモノが好きな人には是非ともお勧めする。





posted by みつあき at 18:05| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月14日

果てしのない自己嫌悪

昨日、友人についてのブログを夕方書いた。

家でトレーニングをして、シャワーを浴び、
ビールを飲みながら、タラリラリンと
したためて、特に読み直すこともなく、
ポ〜ンと送信。

そのまま、夜が過ぎ、一度ベッドに入ってから
深夜にふとスマホで、自分が書いた文章を
読み直してみた。

なんじゃ、こりゃ。

誤字脱字もそうだけれど、
友人のSNSについて云々することなど、
とても言えないほど
酷い文章。。。

そもそも、自分でも文がうまいとは
まったく思っていないけれど、
中学生に添削をしてもらっても
たくさん赤が付くような文だ。

お酒が入っていたのと、
友人への思いも含めて興奮していた・・・
なんて言い訳にしか過ぎない。
いやあ、恥ずかし過ぎる。

そこから。気になる部分を修正。
何度書き直しても、
これでちゃんと伝わっているのか
おかしくないか、と心配になる。


思えば、人に送るメールや
LINEでも、読み直さず、ついついポ〜ンと
送ってしまって、あとになって
ミスに気付くこともよくある。

慎重さがないのだ。

基本的にネガティブにモノを考えないように
しているけれど、
このようなことを書いていると、
どんどん自己嫌悪になってしまう。

今日は2日に1度の映画の記事だけれど、
反省を込めて、今日はここまでに。。。

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2020年05月13日

政治理念と友情

高校時代に同じクラブ、同じ寮から
その後、同じ下宿屋で生活を共にし、
加えて僕と同じ関西出身だった
一人の友人がいた。

彼は大学を卒業し、教師の道を選び、
僕は映像の世界へ入った。

それから何十年か経ち、
僕が店をオープンして数年経過した
今から4年ほど前に
久しぶりに電話で話をした。

彼は長い間、アルコール中毒と
鬱病に苦しみ、やっと立ち直った、
そう、言っていた。
加えて、僕と同様、胃癌手術もしていた。

彼の色々な話を聞きながら、僕も
自分が同性愛者であることをカミングアウトし、
ゲイバーをやっていることも伝えた。
少しばかり長い電話の中で、
お互いに色々大変だったんだなあ、
そう笑い合った。

彼が、僕がゲイであることを
すんなりと受け入れてくれたことは
とても嬉しかった。


それからまもなく、他の何人かの同級生と同様、
彼はSNSをはじめた。
そこで、お互いの生活を垣間見ることも
出来るようになった。


しかし、ここ数年、彼はSNS上で
激しく政治的なアピールをするようになった。

彼の政治理念や、思想に対しては
昔からわかっていた。

政治観に関しては、人それぞれであり、
どんな理念を持っていても、
僕はそれで、人を判断しないようにしている。

ストレートやゲイがいるように、
考え方は人それぞれだし、
その人の良し悪しや、僕の好き嫌いは
政治的観点とはまた違ったりする。


しかし、彼の文章はどんどん過激になり、
政治家だけではなく、
それに追従する個人に対しても
とても口汚く攻撃をするようになった。

なんとも言えない気持ちになり、
僕は彼に久しぶりにメールを送った。

彼が何を伝えたいか、という気持ちは
それは、それで理解できる。
しかしながら、子供じみた誹謗中傷や
便所の落書きのような書きなぐり、
決して冷静ではないその文章は
少し考えたほうが良いのではないか。

もっと正面から、自分の信念を
紳士的にしっかりと訴えれば
良いことなのではないか、と。

ゲイである僕のことを受け入れ、
文学を愛し、教壇に立ち、増して
アルコール依存や鬱とも戦った彼が
何故、ここまで暴言を吐きつけなければ
いけないのか、僕にとっては不思議だったのだ。

彼からは僕のメールに対して
「過激になっていることは承知している。
今まで避けていたこともあって、残りの人生、
思いのままに吐露しようとしている。
こちらからは切るのもおかしいので、
切ってもらって構わない」
と、ある程度想像した通りの返事が来た。

思想や哲学の違い、それに対する違和感を
彼への思いや友情という気持ちで
受け入れたり、乗り越えていけるのだろうか。

このコロナという時代は
自分に色々な問いかけを投げかけてくる。

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posted by みつあき at 18:54| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月12日

本日のゲイTVドラマ「ハリウッド」

つい先日、ここに書いた「シークレット・ラブ」も
プロデュースしたライアン・マーフィの
最新テレビドラマ、
「ハリウッド」(全7話)を一気に観た。

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マーフィは古くは「Glee」は、
去年放映された「ポーズ」でもそうだけれど、
自身がゲイだということをカミングアウトし、
LGBTに寄り添ったテレビドラマを
精力的にどんどん量産していく
フットワークの軽さは凄いと思う。

彼の作ったモノの中で、面白かったのが
「フュード/確執 ベティ&ジョーン」。
これは、実存した女優ベティ・デイヴィスと
ジョーン・クロフォードの闘いを描いた
映画業界の舞台裏の話で
始終興奮して観た。

そして、この「ハリウッド」も「フュード」同様、
ハリウッドの舞台裏を
虚実入り交えながら、描いている。

晩年ゲイであることをカミングアウトした
ロック・ハドソンを筆頭に、ヴィヴィアン・リー、
コール・ポーター、ジョージ・キューカー、
ノエル・カワードなどがどんどん出てくるから
映画ファンにはたまらない。

そこに、スピルバーグや、ジェームズ・ディーンを
モデルにした監督、俳優、脚本家などが加わる。

そのエピソードが
とても面白く出来ている。

俳優を目指すイケメン俳優が、
アルバイトするガソリン・スタンド、
給油係をするイケメンたちそれぞれが
実はハスラーだったりする。

彼らと寝たい男女が、
ガソリン入れるついでに、
どんどん彼らを「ドリームランド」と
言われるホテルに連れていく。

そこにはパティ・ルポン扮する
映画製作会社の社長夫人や、
まだ目が出ない俳優の卵、
クローゼットなゲイの
ロック・ハドソンが男を買いに来るのだ。

このロック・ハドソンに目を付ける
タレント・エージェントの
ヘンリー・ウィルソンというのが凄い。

調べてみると、彼はハドソンのみながらず、
タブ・ハンターなど多くのイケメン俳優に
手を出しては、俳優に仕立て上げていたツワモノだ。

ドラマは、ゲイや、人種問題などを含めて
マイノリティにスポットを当てながら、
進んでいく。

もちろん、「40年代であり得ない」と
思われるような部分も確かにある。
ただ、この時代にこういう流れであれば、
世の中はもっと早く大きく変わったであろう、
という気持ちと同時に、将来への思いも託されている。

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posted by みつあき at 19:16| Comment(2) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする