2020年02月04日

彼が仕事を辞めたワケ

先週、初めて来てくれた38歳
リュウジ君は、大学時代に先輩が
勧めてくれたいわゆる探偵社で
アルバイトをしていたらしい。

依頼者からの内容の下調べなどを
ネットや図書館でするのが主な仕事で
当時としては時給も良かった。

大学を卒業する時に、社員にならないか
という話になり、色々考えた末、
そのまま社員となった。

ちょうどその頃、彼は2丁目などで
飲むようになり、好きな人も出来たりした。

しかし、友人もそうだが、
好きになる相手にも
しっかりとした自分の仕事の内容を
伝えることが出来ず、
(それは会社からも止められていたようで)
それが別れの原因になったりもした。

そして、何よりも辛かったのは
依頼者の人格を疑うような
仕事が来ることが多かったことだ。

当然だが、そこには恨み、辛みからくる
疑いがあり、下手すると
自分はストーカーまがいの
手伝いをしているのか、と
思うこともあったらしい。

中には、依頼者の勝手な思い込み、
推測で、何の事実も出てこないこともあった。

リュウジ君が、この仕事を辞めよう、
そう思った原因は、ある人妻から
自分の旦那の浮気の
調査を依頼された件だった。

リュウジ君が調べると、
そのご主人の浮気相手は男。
つまりゲイだったということだ。

調査の時に、リュウジ君の知っている
ゲイバーに行き、行ったことがある
ホテルに入っていく。

彼が清廉潔白であるとは言わないが、
当時、リュウジ君も将来、自分は
どうするか、と悩んでいた時だからこそ、
その旦那さんに寄り添うような
気持ちになってしまったそうだ。

リュウジ君は、悩みぬき、
本当に申し訳ないと思ったが、
その仕事は完了することなく、
辞職する、ということにした。

彼はその仕事をやって良かった、
そう思っていると言う。
何の事実もないのに猜疑心を持つこと、
また自分の都合だけで
女性を傷つけてしまうこと、
そんなありとあらゆる事を
学ぶことが出来たのだそうだ。

そして「正義」とは何か、
ということをきちんと考えることが
出来たことだと言う。

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posted by みつあき at 17:03| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする