2019年11月22日

友達の境界線

昨夜、来てくれたアヒヒコが
「少し前に、ツイッターに友人が
『知り合いがこんな事を言っていた。』と
書いていたんだけど、それが
自分のことだったんですよ。」と言った。

アキヒコが言っていることを
何かねじ曲げて書いたのか、と思いきや、
そうではなく、自分を「友人」として
ではなく、「知り合い」と
書いていたことに、ちょっと残念な
思いをした、ということだった。

その彼とは共に二人で旅行したり、
長年しっかりと付き合っていた親友なのに
「知り合い」と書かれていたことに
少しだけ傷ついたのだそうだ。

書いたほうも、
さほど大した気持ちじゃないことも
よくわかっているし、それで腹をたてたり、
憤ったりするほど若くはないけれど、
なんとなく寂しかったと言う。

これを聞いて、考え過ぎ、
デリケート過ぎ、という人も多いと思うだろう。
ただ、この話を聞いて、
昨今、「友人」の境界線が
曖昧になっているなあ、そう思った。

思えば、インターネットが出来てからなのか、
親友、友人、知り合い、というのが
どこから、どこまでなのか。

特に最近の若い人たちは
「親友」というような
言葉が気恥ずかしい、
という思いもあるだろうし、
そこまで友情を深めるということを
しないのかもしれない。

僕のように、バーなど経営していると
さらに複雑だ。
バーを開いて来てくれている
お客さんとの間で、友情は生まれるか。

思えば、僕が若い頃、年上のマスターを
友達だと思うのは、おこがましいと思っていた。
そう思うと、マスターはマスターなのかも
知れない。

まあ、カテゴリーなどどうでも良いと
言えば、良いのだけれど(笑)

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2019年11月21日

小学校時代の記憶の中で

昨日、20代、30代、40代の
常連の3人と話をしていて、
子供の頃の友人との話になり、
その時、自分のことでハッと
思い出したことがあった。

小学校4年生くらいの頃だったか、
同級生で仲良しの女のコが
放課後、僕に声をかけてきた。

「すごく面白いおじさんがいて、
『みつあき君、連れて来て』と言うから
ちょっと行ってみない?」

そう言われ、学校の近くにある
鬱蒼としげった林の中へと
入っていった。

そこに、作業服を着た40前後のおじさんが
「ええもの、見せちゃろか」と
僕にささやいた。
僕はまったく知らないおじさんだった。

そして、僕を連れてきてくれた女のコは
「うち、先に帰るわ」と言って、
そそくさと帰ってしまった。

おじさんは、ゴソゴソとポケットに
突っ込んでいた封筒から
写真を取り出し、僕に見せた。

全裸で股を開いている
女性の写真だった。

その時に、興奮するどころか、
とっても嫌な気持ちになったのは
僕自身、もはや、ゲイだったということだろう。

「おちんちん、大きくなるやろ」
おじさんは言ったけれど、
僕は逃げるように走って
林を駆け抜け出た。

咄嗟のことで、その時にはまったく
何とも思わなかったけれど、
今、思うと、そのおじさんは
ゲイだったのではないか。そう思う。

何故、僕を知っていて、指名して、
女のコに頼んだのか、
そしてそのコとおじさんの関係は
何だったのか。

謎が多い話だけれど、
もしあのまま残っていたずらを
されたりしていたら、
と思うとゾッとする。

トラウマになって、
男嫌いになったのだろうか。
まあ、それはないだろうけれど。。。

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2019年11月20日

ゲイが苦手な映画監督

昨日、今、大変話題のNetflix制作映画
「アイリッシュマン」を観に行った。

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劇場が限られているので、
僕は吉祥寺で観ることにしたのだが、
学生時代、よくこの辺りのジャズ喫茶に
行っていたことを思い出した。

ともあれ、「アイリッシュマン」は、
スコセッシらしい手堅い演出、
そしてデ・ニーロ、パチーノの
芝居には唸らされ、
(若いメイクは辛いけれど)
老いる、ということも深く考えさせられた。

しかしながらも、同じギャング映画
というジャンルの中では
やはり「ゴッド・ファーザー」には及ばない、
そうとも思った。


映画好きな友人は「スコセッシ監督作、というだけで
評価しなければならない、
という世の中の雰囲気がいや」と
言っていたが、少しなるほどとも思う。

確かに僕自身も、スコセッシは
「タクシー・ドライバー」
「アリスの恋」それからずっと飛んで
「ヒューゴの不思議な世界」
くらいが好きな映画で、
それ以外の作品は、意外と苦手かも知れない。

そんなことを友人とメールのやり取りで
話していながら、
ふと気が付いたことがある。

いささか乱暴な言い方をすると、
この「男臭く、比較的暴力描写が多い
タイプの映画」を作る監督は、
スコセッシに限らず、結構苦手、という
ゲイが多いのかも知れない、
そう思ったのだ。

西部劇、戦争映画、やくざ映画など
女性があまり出てこない映画なのに
(だから??笑)、あまりゲイは
飛びつかない。

監督で言うと、昔のジョン・フォード、
ジョン・スタージェス、サム・ペキンパー、
深作欽二、三池崇史、白石和彌とかが
入るかも知れない。

もちろん、この前ブログにも書いた野球の話同様、
それは偏見だという意見も多いだろうし、
僕も上記の監督作の中で好きな映画も結構ある。
(特に深作監督の『仁義の墓場』など最高)

それでは、ゲイが好む映画監督とは
誰なんだろう。
これは難しい。
最近増えたゲイだと公言している人の
モノは比較的良しとされるだろうけれど、
だからと言って好きかと
言われると難しかったりする。

監督とすると、かなりわからないけれど、
ジャンルで言うと「男の闘い」ならず
「女の闘い」これをゲイが最も好きだということは
間違いがなさそうだ。

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2019年11月19日

気に入った女性との関係

昨夜、1年ぶりくらいに来てくれたのが
地方都市に住む36歳のオサム。

彼は過去、男とは二人ほど付き合い、
それぞれ1年ほどで別れた。
一人目は、若かったので
それぞれのわがままだったらしいが、
二人目は、どうしても結婚をしたい、と
幼なじみの女性と結婚をし、
子供を設けたらしい。

それから、オサムは東京も含めて
いくつかのゲイ・イベントなどで
ゴーゴーボーイなどとして出演したりした。


その後、仕事の忙しさ、
そして少しゲイの世界から
距離を置こうということで、
ここ1年ほどは地元で、黙々と
「ほぼストレートのような生活」を
していたと言う。

そんな中で、たまたま行った一般のバーで
5歳年下の女性と知り合った。
話をしていて結構楽しいと思い、
そのあと、たびたびデートをすることになった。

映画に行ったり、近場のアウトレットに行き、
食事をして帰るという感じだ。

会って話をしていると、気が合うし、
ゲイの気にいった男性と話しているのと
それほど変わらないほど充実している。

唯一違うとしたら、性的なことだ。
自分が彼女に、まったく手を出さないので
相手は冷めてきている気がする。

しかし、そもそも、男性に対しても
さほどガツガツせずに、淡白なほうなので
なければないで良い、そう思っている。
でも、女性のほうは、淡白だということで
了解してくれるのだろうか。

もちろん、彼女に自分がゲイだと
カミングアウトする気持ちにはなれない。
オサムは、過去、女性体験もあるので、
無理をすると出来ないワケではない
そんな気もする。

男とだって、いつかは性的関係は終わる。
それからは家族のようになる、そう聞く。
それなら、自分と彼女さえ良ければ、
そういう関係になっても
おかしくないのではないか。
オサムは最近ではそう思っているとのこと。

色々な考え方の人がいて、
ホントに人それぞれだ。

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2019年11月18日

1年ぶりの会食

昨日は休みだったので、ほぼ1年ぶりに
親しい友人、タダシとカオリと
ちょっと早い忘年会をした。

去年のこともこのブログに書いたけれど、
1年経ち、40代中盤になるカオリは
あれからどんどん自分の力を蓄え、
また新たな決断をしたようだった。

バーを経営して7年。
去年から寿司を習いに行っていた彼女は
そこで知り合った若い実業家や、
何人かとタッグを組み、
来年早々、アメリカ、シアトルに
移り住み、寿司を教えると言う。

将来、住むと言っていたオランダは
とりあえず、ペンディングだけれど、
もちろん、その夢も実現したい、と言う。

またカオリがすごいのは、ここ3ヶ月ほど、
英語を習いに行っていて、その高額なのはともかく、
1日3時間ほどしなければならない予習、宿題があり、
それが非常に大変だということ。

彼女は仕事、そして習い事、打ち合わせ、
そして渡航準備の合間に、その3時間を
作っていくのだと言う。

僕もよく「時間に追われているように、
生き急いでいる」とか言われるけれど、
カオリの時間の作り方は半端じゃない。

タダシは、タダシで、ここにも何度か書いた
同性婚の原告として走り回った1年だったようだ。
とても時間も取られるし、精神的にも
大変だったようだが、充実していたと言う。

いずれにしても、二人とも自分の目標に向かって
着実に歩いているのが、頼もしかった。
それぞれ、世代が少しずつ違うけれど、
くだらない話で爆笑しながらも、
ポジティブなエネルギーを見習い、
刺激を受ける関係というのが良いなあと想う。

これから、こうして3人で会う、というのが
今度はいつになるか、わからない寂しさを
少し感じながらも、また、前に一緒だった
ニューヨークででも、会えればいいね、と
笑顔で別れた。

まだ暖かさが残る11月の日曜日の夜、
楽しく充実した1日だった。

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2019年11月17日

薬物依存について

昨日は、店でも沢尻エリカの
突然の逮捕が話題となっていた。

いつものことだけれど、
それについて、テレビやネットなどでは
あらゆる意見がやり取りされる。

もう、彼女は終わりだ、
二度と戻っては来るべきじゃない、
という人も多い。

確かに薬物は、今回のMDMAであれ、
覚醒剤であれ、大麻であれ、
10年少し前までは簡単に手に入った
ラッシュであれ、すべて検挙、そして
逮捕に繋がる違法薬物だ。

もちろん、法に触れてしまったので
しっかりと罪を償わなければならないだろう。


ただ、いつも僕が思うのは、
殺人や窃盗などの凶悪犯と
薬物使用を同列に考えるのは
どうかということ。

多くの薬物依存の経験者たちの声を聞くと、
ほとんどがアルコールやセックス、
下手すると買い物なども含めて
多くの依存症の人たちと変わらない。

そこに線引きがあるのは、
法に抵触するかどうかということだ。

大切なのは、依存症の人がそれ以上、
自分を責めたり苦しんだりしないような
環境を作るべきなのではないか。

と同時に、罪に問われた彼らの出演していたモノの
上映や放映中止にするのも、どうなのだろう。


アメリカなどでは、多くの芸能人が逮捕されても
彼らが出演しているテレビや映画は普通に
放映されるが、しかし、彼ら自身は罪を償い、
支援団体によって更生施設に入り、
中毒と闘うことは多く耳にする。

今や、「アベンジャーズ」シリーズで
押しも押されぬ大スターのロバート・ダウニーJr.は
ドラマ「アリーmy Love」出演の頃は
最悪の状態にあったようだった。

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彼は6度逮捕され、留置所から撮影所に
通ったというから、凄い。
そして、とりあえず、今現在は
誰もが知っているトップ俳優だ。

もちろん、どうしても抜けることが出来ず、
人生の落伍者のような言われかたを
する人もいるし、中には自死を選ぶ人もいる。

甘過ぎると言う人もいるかも知れないけれど、
必要なのは刑罰ということだけではなく、
介護や支援だと心から思う。

ダルクなどで頑張っていながらも、
また手を出してしまった田代まさしが
最悪最低な人間なのか、どうなのか、
本当によく考えていかなければならない。

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2019年11月16日

映画音楽(サントラ)の行方

最近、深夜遅く、まったりとしている時に
ダウンロードしたアカデミー賞の音楽賞に
ノミネートされた曲などをかけたりしている。

それを聴いたお客さんが
「あ、これ、タイタニックだ」
「これ、ロード・オブ・ザ・リングだ」
「E.T.だ!」とか、わかるモノも多いのだけれど、
少なくとも昨今のサントラは、これ何?と聞かれて
この映画の曲、と言っても、そうだっけ?と
言われることが多い。

それほど、耳馴染みがあって、聴いたら
この映画、と言える曲が少なくなっていることは
確かだ。

それも、もう1980年代くらいから、
この傾向は強くなっている。
上にあげた3本は、それでもまだ
耳に残るモノだけれど、
曲を聴いてもわからないスコアばかりだったりする。

80年代は、確かに映画音楽というよりも、
「フラッシュダンス」「トップガン」
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような
テーマソングブームだったりして、
サウンドトラックという意識がなくなった。

とは言え、その後も、なかなかあの映画の
曲、良かったねえという話にならない。

アカデミー賞受賞作の曲を選んでいて
困るのは、1本の映画のメインの曲を探していて。
どれがこの映画のテーマ曲、と言えるのか
まったくわからなかったりすることだ。

昔は「ある愛の詩」ならこの楽曲、
「ゴッド・ファーザー」だったらこれ、
「野生のエルザ」ならこれ!!
(40代以降の人はまったくわからないかも)
というふうに、すぐにわかったのだが、
たとえば、今年の「ブラック・パンサー」の
曲ならこれ、とか、去年の「ダンケルク」は
このテーマ曲、とすぐにわかる人は少ない。

耳に残りやすい=安っぽいことなのか、
なかなか難しいところだけれど、
もう少し映画とテーマ曲がきちんと
心に残る作品が増えてほしいものだ、そう思う。

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ちなみに、これはブラックパンサーのサントラ版。

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2019年11月15日

オスロから一時帰国

昨夜、初めて来てくれたケント君は26歳で
ノルウェーのオスロに住んでいる。

子供の頃から寒いところが大好きで、
大学の時に一度留学し、
卒業して、改めて大学院に入っていたようだ。

長い冬は、10月後半から4月前半まで続き、
その間は11時くらいに日が昇り、
15時過ぎると暗くなる。

他の北欧諸国と共に、自殺者も多く、
僕の兄も長くスウェーデンにいるけれど、
冬は東南アジアへと居を移したりしているが、
逆に夏のシーズンはすこぶる快適だと言う。


ケント君がゲイだと気がついたのも、
男性との初体験もすべてオスロ。
同性愛者はごくごく普通に一般庶民に
受け入れられ、子供や老人まで
きちんと存在だけでなく、友人、知人に
LGBTの誰かはいるそうだ。

税金は25%と高いけれど、医療費は無料。
彼も含めた海外からの学生も、
学費はすべて免除されているのが
非常にありがたいと言う。

大学院を卒業して、日本に戻るか、
オスロに留まるか、かなり悩むところで
あるらしい。

いつも思うことだけれど、
若い大切な時間を、
ありとあらゆることが違う
海外で暮らすという贅沢は
たぶん一生の宝物になると思う。
頑張って、素敵な体験を
どんどんしてほしいものだ。

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2019年11月14日

個と集団

昨夜、遅い時間に来てくれたユキオ。
つい最近、ユキオは
友人が急死してしまって
その時に何人かの友人から
「お通夜とお葬式、どちらに行く?」とか
「何時くらいに着く?」とか聞かれて、
とても違和感を持ったと言う。

何故、故人を偲ぶ場所を、
まるでパーティのような交流と思うのか
ワケがわからなかったと言う。

そこから、ユキオと僕とで
集団行動、そして一人で行動する、
ということについて色々と話をしはじめた。

僕は、昔からどちらかと言うと
かなりの恋愛至上主義のようなところは
あったけれど、それでも基本的に依存体質ではない、
そう思っている。

ユキオも同様だが、恋愛も
依存の一種だと考えているようで、
そこは少し僕とは違っていた。

僕はパートナーというのが、
常に寄り添って生きていく、
ということではないと思っている。
それぞれが自立していた上で
何か困ったことがあった時には、
支え合える形が理想的だと。

基本的には、僕はなんでも
一人でやることが好きだ。
よく、お客さんに「映画や舞台など
絶対、一人では行けない、行かない。
まして、一人旅など、ワケがわからない」と
言われたりする。

ボランティアに行った話をすると
「ひとりで?」と聞かれて
ちょっと唖然とした。
ボランティアとは、
誘いあって行くものだろうか、と。

ユキオも僕もそうだが、
決して人との交流が嫌だというワケではない。
大勢でいることが楽しいと
思うことだってある。

そして、もちろん、寂しい、という感情もある。
海外を旅などして、食事をする時には
誰かと話をしながら、食べたいとも思う。

ただ「つるむ」というのが
苦手なのだろう。

色々考えてみると、団体行動からくる
「仲間意識」というモノが
強く生まれてくると、そこからこぼれてしまう人、
誘われなかったりする人や、
排除されたりする人、
そういうことをついつい、
考えてしまったりするのかも知れない。

それは協調性がない、ということとは
まったく違う話だったりする。

だから、昔から団体スポーツをやるよりも、
個人で黙々とやる、もしくは
一対一で対戦する、というほうが
性に合っていたのかも知れない。

ユキオと話しながら、
そんなことを考えた一夜だった。


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2019年11月13日

岸辺のアルバム

先日の大きな台風で多摩川が
氾濫しかけたこと、
そしてその直後に女優の八千草薫さんが
亡くなったということから、
僕が大学の頃に放映していた
テレビドラマの傑作「岸辺のアルバム」を
思い出し、久しぶりに観てみた。

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僕の学生時代、まだビデオもなかった訳で、
とにかく金曜日の夜、とにかく
バイトを終えて、大急ぎで帰り、
映りが悪い室内アンテナの小さなテレビで
一生懸命観たことが懐かしい。

改めてしっかりと観てみると
いやあ、やっぱり骨がある。
時代背景で、え?と思うところは
多々あっても、ベーシックなドラマは
胸に突き刺さってくる。

多摩川の堤防添いの一軒家に住む
ひとつの家族の話。

オープニング、
ジャニス・イアンのテーマソング
"Will You Dance?"が流れるだけで
鳥肌が立つ。

国広富之演じる高校生の繁は、大学受験前。
色々なことに気が散って勉強が手につかないけれど、
ひと一倍、家族を愛している優しい青年。

杉浦直樹扮する父親(この時46歳!というのが驚き)は
家のことなど顧みず、仕事一筋だが、
倒産寸前の職場を救うため、
海外から売春婦を受け入れたりしている。

片や、家で寂しくしている八千草薫扮する母親
(杉浦同様、46歳!美しい!)は
いたずらのようにかかってきた電話の相手、
竹脇無我(33歳!とは思えない渋さ)と
浮気をしてしまう。

長女役の中田嘉子は、友人と
レズビアンの関係になり、
アメリカ人にレイプされる。

一見、平穏そうに見えるこの家族が
台風と共に崩壊し、再生する姿を
描いていく。

それにしても40年以上も前のドラマ。
もちろんネットも携帯もない時代。
あらゆる場所でタバコをくゆらす姿や、
公衆電話に、同伴喫茶(男女が身体を
まさぐりあったりする喫茶店)など、
その時代の風俗が、
ありとあらゆる形で出てくる。

八千草薫の浮気の舞台となる
渋谷もまだまだ開発途上。

余談だけれど、
当時の渋谷の最も大きな映画館、
渋谷パンテオン(現、ヒカリエの場所)。
ドラマ内で、このメジャー系大劇場に
かかっている看板が
「メイデイ40,000フィート」と
映画好きの僕でさえ、ほとんど覚えていない
パニック映画というのが面白い。
デビッド・ジャンセン主演って、
どれくらい人が入ったのだろう。。。

いずれにしても、テレビドラマ史に
残る名作であることは変わりはない。
YouTubeででも全編、
観ることが出来るので
興味がある方は是非。

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2019年11月12日

九死に一生を、という体験

昨夜、古くから仲良くしている
音楽家のシュウゾウが、友人のリョウタ君を
連れて飲みに来てくれた。

色々話をしていると、偶然にも
シュウゾウは僕が先週、栃木に
行った同じ日に、いわき市に
ボランティアに行っていたようだった。

彼は平日、ヒマな時間もあるから、と
彼はバスで行ったようだったが、
行くだけで結構時間がかかる。
2日、3日手伝おうとして、
宿泊施設に泊まると
お金もかかってしまうから
結局1日で帰ってきたと言う。

都市部から遠い場所ほど
人手不足が深刻だというだけに、
そこに行くのにはお金も時間もかかる。

被災者への支援もそうだけれど、
ボランティアをする人たちへの運賃の補助なり、
それは無理でも、東京からバスなどを出すという
助成金が出れば、
もう少しボランティアをしようと
思う人たちが増えるのに、と思う。

政治家の「何とかの会」とかに
使われるお金を少しでも回せれば、と。


まあ、そんな話から、神戸の震災の話になった。
シュウゾウの友人のリョウタ君は
その頃、大学1年で
神戸の古いアパートに暮らしていたらしい。

それも、あの倒壊した阪神高速道路の
真横にあったアパートらしく、
あの大きな揺れで一気に倒れてしまったらしい。

2階に住む人たちは助かったモノの、
彼が暮らす1階は全滅、彼は壁を腕で支え、
辛うじて足の骨折で終わったが、
彼の両隣りに住む人たちは
すべて亡くなったということだった。

そのトラウマはいまだに消えないようだが、
その時に経験した被災のこと、
来てくれたボランティアのことなど
色々思うことは多いようだ。

まさに九死に一生を得たことは、
何かをする時に、必ずリョウタ君の
頭をよぎるようだ。

彼とは逆に、僕の知っている人のご家族で
震災の時はまったく大丈夫だったのに、
その後、余震で瓦屋根に頭があたり、
お亡くなりになった、という
辛い話も聞いた。

災このように人の力では
どうすることもできないこともあれば、
何らかの形で乗り越えることもあったりする。

いずれにしても、そこから
僕らはどう学んでいくか、ということを
災害は教えてくれるような気がする。

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2019年11月11日

マスターベーションの頻度

今日は少しばかり
エロい話なので、苦手な方は
ご遠慮ください。


一昨日、遅くまでいてくれた
7、8人いた中で、
セイヤが「つい最近、久しぶりに
HIV検査をしてきた」と言った。
「と言うことは、ここ3ヶ月以内に
セックスがあったっていうこと?」と
ケイゾウ。

「俺なんて、今年まったくないよ」とヨウヘイ。
「今年って、もう終わっちゃうじゃん」
とジュンジが言う。
そんな会話があってから、
セックスもなくて、オナニーは
どれくらいやってる?という
最もゲイバーならではの、通俗的な話題へ。

そこで登場するショウジロウ 33歳だが、
なんと彼は休みの日には10回、
平日でも6回はやるのだそうだ。

平日6回ってなんだ!という話になり、
「まず、朝起きて3回やります」

3回!?
時間を聞いてみると、1回にかける時間は
モノの1分と早い!!
それから30分くらい色々準備をして、
次に、というのが、
朝も夜も同じくらいだそうだ。

「18歳じゃないんだから」
「それにしても、準備をしてから
イッてしまうまで1分というのも
楽しめないんじゃない?」と
セイヤや、ヨウヘイが聞く。

「完璧に習慣化していて、
特に楽しもうっていう感じがない」と
ショウジロウはくったくなく笑う。

ジュンジはやる時にはたっぷりやるけれど、
2週間に一度。それもみんなに驚かれていた。

ホント、人それぞれだ。
あなたのマスターベーションの頻度はどのくらい?

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2019年11月10日

Bridgeカフェのこと

いつもは日曜日、もしくは祝日月曜日に
オープンしているBridgeカフェ。
しかし、本日(まさに日曜日)、
うちのビルが夕方まで停電になる、
ということで、急遽、昨日の土曜日に
オープンすることになった。

それも、夜のスタッフだったミキヤが
昨日は手伝っていた。

そう。カフェに来てくれているお客さんは
すでにご存知だと思うけれど、
今月いっぱいをもって、
Bridgeカフェはクローズとなる。

お客さんは徐々に増え、毎週
満席になったりするようになっているのに
何故、と聞かれることも多い。

オープンして4年。
アキヒロ、キムカツ、
二人のスタッフが、それぞれ
年末から来年頭にかけて
自分の目標を達成するため、
というのが大きな理由だったりする。

そもそも、カフェの話が現カフェスタッフの
キムカツから出たのが、もう6年以上も前だった。

キムカツと僕の友人でもあり
お客さんでもあったアキヒロを誘って
昼間の空いている時間、カフェを
やるのは、どうか、という話だった。

ただ、その時はキムカツが、ロンドン留学を決め、
1年経過して、戻って来てから、という話だった。

あっという間に、1年は過ぎ、
あっという間に、カフェの流れは決まった。

明るい光が入る昼間のカフェは
夜のBridgeの雰囲気とはひと味もふた味も違い、
クラシックが流れる中で、
語らいが生まれ、
暖かい日にはベランダで
パソコンやスマホを
見る人も多いようだ。

コーヒー、紅茶もそれぞれ何種類か、
そして日本茶に加え、
お菓子、ケーキ、サンドイッチなど
こだわったメニューが人気だった。

また、夜を手伝ってくれていたセーダイや
素敵な歌を披露してくれていた
トウリ君など、手伝ってくれる人もいて、
そういうスタッフの魅力も
カフェ人気のひとつだったようだ。

残念な気持ちもたくさんあるけれど、
また新たな形での再会を願って、
あと3回、頑張ってほしい。

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2019年11月09日

プライド高いM募集

ここ数ヶ月、週に一度か二度
来てくれる40代後半のイケメン
髭マッチョのユウタロウちゃん。

今年、27年つきあった年上の彼と別れ、
新たな道を歩こうと決心。

ここのところ、週末になると
色々なゲイバーをまわり、
自分のタイプの男を探す。
もちろん、アプリでも会ったりもするけれど、
なかなか思うようにいかない、と言う。

それなりに声をかけてくれるのは
自分の好きなタイプではなく、
自分が良いと思う人からは
無視される。
往々にしてそんなモノだ。

ただ、僕が個人的に思うのは、
彼のルックスもさることながら、
人を寄せ付けない、という
クールでな感じが、
「どうせ、この人には、俺なんて」と
思わせてしまうのではないか、と思う。

そう僕が言うと、「確かに人からはコワいといか、
とっつきにくいとか、言われる」らしい。

それでは、ユウタロウちゃんは
一体、どういう人がタイプなのか。

聞いてみると、プライドが高いけれど、
M志向がある人だ、と。
プライドの高さ、というのは
上からモノを見るということではなく、
自尊心を持って、
上昇志向を持っている人、
でも、征服されたいという願望がある人のようだ。

そういう双方が備わっている、
というのも、なかなか難しいのかも知れない。

見かけは比較的ふっくらとした
40代のおじさんタイプ、と言っていたので
何軒かの店を紹介したら、
んじゃ、行ってこようかなと席を立った。

このアグレッシブな行動力こそ、
大切なんだろうなあ、そう思った。

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2019年11月08日

深夜の恐怖体験

昨日は最後の12周年パフォーマンスの上映会で
パーティに来られなかった人も、
自分が観た回ではなく
違う回を目にした人も、
なかなか楽しんでもらえたようで良かった。

深夜の回に来てくれた旧友のショウジちゃん。
僕よりも少し若いけれど、
彼いわく、「もうすっかりおっさん」

そんなおっさんの彼が、前日、
結構遅くまで2丁目で飲んでいて、
半分嬉しいような、でもとても恐い
体験をした、と言っていた。

彼がふらふらと歩いていると
タクシーが横につき、運転手がちらっと
自分のほうを見ている。
ガッチリとした可愛いタイプの
40前後だったと言う。

そうこうしていたら、ショウジちゃんを
少し追い抜かして、側道に止めたと思ったら
その運転手が降りてきた。

「俺とHしませんか」
個人タクシーのようではあったけれど、
こっちがどういう人間かもわからず、
大胆だなあと思ったと言う。

「いや。酔っ払ってるし、
最近、糖尿病の薬を飲んでいるから
勃たないから、ダメだよ」
そう言うと、「ええ・・・そうなんですか」

名残惜しそうに、彼は自分の車に戻った。
ゆっくりとタクシーは発車したが、
そのあと、うしろから
「あの・・・」と声をかけてくる人間。

タクシー運転手よりも、少し若いけれど
オタクっぽい。
「あの、既婚者の方ですか?」

もちろん独身でゲイなんだけど、
面倒臭いので「そうだよ。子供も3人いるけど何か?」

「このへんにいるっていうことは男に
興味あるっていうことですよね?」
と聞いてくる。

「だとしたら、何?君は何を求めてるの?」
「いや、あのタクシーに乗らなかったから、
むしろ僕に興味があるかと思って」

「いや。まったく興味ない」
ショウジちゃんは小走りに歩くと
小走りに着いてくる。

最終的にショウジちゃんは角を
曲がると全速力で走って逃げたと言う。

「いい歳こいて、何やってんだか」と思ったと言うので
「モテたからいいじゃない」と僕が言うと、
「そういう問題じゃない。
ひょっとして、運転手もあの男も
グルだったのかとか色々考えて
ホント、気持ち悪かったし、怖かった」

確かに。みなさん、気をつけましょう。

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2019年11月07日

初のボランティア その2

火曜日の朝、栃木の
ボランティアセンターがある
市民会館まで歩いて10分ほどの新栃木駅に
到着したのは、9時半を回る頃だった。

万が一のことに備えて、都内を出る時に
僕は昼食べるおにぎりやサンドイッチを
買っておいたが、駅前にはコンビニは
見当たらなかった。

IMG_1632.jpg

センターでは、さすがに、平日だったからか、
来ている人はそれほど多くなく、
壁には、日々の合計人数が
張り出されてあった。

耳にした被害の大きさに比べると、
ボランティアの数が
本当に足らないのだとよくわかる。

IMG_1634 2.jpg

現地では、NPOの方や
福祉協議会の人たちがせっせと動いており、
テレビ局のカメラなども来ていた。
そんな中で、簡単に受付けを済ませ、
グループに分かれて、被災した
お宅に伺うのだと説明を受ける。

センターには、長靴や手袋などに加え、
水やお茶も準備はされていたが、
多くの人たちはしっかりと自分で
持って来ているせいか、
僕が見た範囲では、
そこに手を出す人はいなかった。

IMG_1885.jpg

僕の前後に来た何人かのグループで
車で来ている人が率先して車を出し、
現場へと移動することになった。

使うスコップや、土のうを入れる袋、
土かき棒など、作業に必要なモノを車に積む。

一昨日は雲ひとつない晴天。
そんな天気だったせいかのか、
現場までものの15分ほどの道中、
まさかここでそれほどの被害が
あったとはとても思えなかった。

しかし、車の窓外をよく見てみると、
路面の多くの店は休業中だったり、閉鎖中で
運転してくれている女性のハシモトさんいわく、
「この辺りは、ほとんど1メートル以上、
水に浸かっていたそうです」とのことだった。


僕らが到着したのは、10棟ほどの
古い平家のアパート群だった。
周りのマンションも1階に住まれている
方たちの部屋の前には土のう、
そして粗大ゴミが多くまとめられていた。
僕らが作業するアパートも全滅だった。

IMG_6962.jpg

僕らの前に、もう何人かの人が
先に来ており、後継車も含めると
10人ほどのボランティアで
作業に取り掛かる。

前日まで来ていた方たちが、
おおかた、被災している方たちと共に
荷物を整理し、ゴミを出したりしていて、
僕ら男性は床下に流れついた泥を
スコップでかき、
土のう袋にどんどん入れていく。
それを手押しの一輪車で
所定の場所まで運ぶ。

IMG_1641 3.jpg

女性たちは大きな窓枠を外し、洗い、拭き、
また窓枠に戻していく。

トイレは、アパートの大家さんが
その中の2軒の中にあるトイレを
貸してくれていたけれど、
場所によって対応は違うのだろう。

ボランティアの中には20代もいれば、
70代の方もいらっしゃった。
僕のように初めてだという人もいれば、
何度も経験をしている達人も、もちろん。
また、自分が震災時に被災し、
世話になったお返しとして、
ボランティアをしているという人もいた。

福島から来たという
60代後半のアクツさんは、
暗いうちに家を出て、埼玉のある
ボランティアセンターに行き、
「もう、今日は募集していないんですよ」と言われ、
栃木までやって来た、とのことだった。
「動けるのは今日しかないから」
とおっしゃっていた。

僕くらいの年代の人は、
多少、気持ちに余裕があったり
するだろうけれど、若い人たちは
もっと自分のやりたいこともたくさんあるだろうに、
と思ったけれど、
30そこそこの青年ナガツカ君は
「こういうことが、日々のエネルギーになるんですよ」
と言っていた。なるほど。

IMG_1642 2.jpg

来ている人たちは、それぞれ穏やかで
明るく、その上、必要以外なことを
口にしない人が多いと思ったのは
たまたまなのだろうか。

どの人も、ポジティブな気持ちに
溢れていて、彼らと共に動けた時間が
またこの経験をしたい、そう思わせてくれた。

思えば、日常の9割をゲイの人たちと
共に共有している僕だが、
まったくそういう事とは関係なく
こういう環境にいることが出来た1日は、
僕にとって貴重だったのだ。


作業が終わったのが午後3時。
昼食40分を除いて、4時間強の労働。
多少腰が痛かったりするものの、
これで終わり?と思うほど
あっという間だった。

ただ、あまり無理をせず、
この、ほどほどな感じが、また来ようと
いう気持ちにさせてくれる。

それまで想像していた
「大変で、立派で、偉い」という
災害ボランティアに対する敷居の高さ。
それは、ほとんどなかった。

ちょっと面倒だけど、ジムでも行くか、
というくらいの気分で、ふらりと覗いてみても
まったく良いんじゃないか、
そう思った。

ちなみに、ボランティア保険なども、
各ボランティア・センターでも簡単に
入ることが出来るので、事前準備は必要なしです。

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2019年11月06日

初のボランティア その1

うちの周年の翌週、それも
土曜日に大型台風19号が来た。
それに続く20号、そして大雨の
被害は誰もがメディアで
目にしているだろう。

あの台風が1週間、ずれていたら
一体どうなっていたんだろう。

あのパーティのために、準備をした
美術も飾れず、テラスでのパフォーマンスも
出来ず、何よりもお客さんのことを
考え、中止にせざるを得なかったかも知れない。

やっとの思いで、日程を合わせた
スタッフや、手伝ってくれた多くの人たちの
都合を考えると、延期というのは
とても出来なかった。

それからどんどん大きくなる被害と
被災地の状況をニュースなどで目にし、
なおかつボランティアの手が足らない
ということ耳にして、
たまたま、一週間ずれてくれた、という
感謝の念と共に、
自分でも何か役に立つのなら、
動かなければ、と初めて考えた。

いつも自分のやりたい事ばかりやっていて、
たまには人のためになる事を
やっても良い時期かも知れない。
まだまだ自分が元気なうちに
出来ることを、と。

とは言え、周年翌週からコロンビアからの客人や
妹の上京があり、やっと落ち着き、
さて行こうと思ったら、先週は
あの結膜炎。。。。

そして、今週こそは、と。


ネットで色々調てみると、
被害が大きかった場所が書かれており、
どれだけの人数が必要なのか、
ということがわかる。
また、中には地域限定
(つまり近郊の人だけ)
というのもあった。

最初は千葉、と考えていたけれど、
千葉は意外に遠く、被災地は電車と
バスを使い、ほぼ2時間以上かかる。
なおかつ、栃木や長野のほうが
現在、人出が足らないこともわかってくる。

栃木だとやはり2時間以上かかるが、
早起きすれば9時半過ぎには
何とか行けそうだ。
早速ボランティア保険なるものを
かけて、ゴーグルや安全靴などを揃える。

一昨日は店を0時に閉めたので
出来るだけ早く休み、
7時過ぎに家を出た。

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2019年11月05日

岩崎宏美 新宿2丁目に降臨

シンガーソングライターではない
いわゆる歌謡曲の歌手で
僕がライブを観たことがある
数少ない人が岩崎宏美嬢だ。

僕とほぼ同世代の彼女は
スター誕生というオーディション番組で
登場したのが、僕らが高校時代。

当初、百恵、淳子、昌子という
中三トリオのあと追いのような形で
デビューしたアイドルだったが、
彼女たちとは違い、伊藤咲子と共に
歌のうまさはピカイチだった。

僕が彼女のコンサートを観たいと思い、
ライブのチケットを買ったのが
それから随分時間が経ち、
ミュージカル「レ・ミゼラブル」に
彼女が出演し、結婚をした後だった。

デビュー曲「二重唱」や
「想い出の樹の下で」など
筒美京平が彼女のために作った楽曲も
好きだったが、「思秋期」「あざやかな場面」
など、まだ二十歳になっていない頃に
歌っていた名曲で聴かせる
どこまでも伸びる声は
40歳を超えても、まだまだ健在だった。

彼女の30周年コンサートを
名古屋の友人と岐阜で
観たことも懐かしいし、
40周年は、もう店をオープンしてからだった。

このブログにも書いたが、彼女の妹で
タッチで有名な良美ちゃんは
ある時期、よくうちの店に来てくれた。

その流れで、二人のライブを
聴かせてもらいに行ったこともあった。

それから何年経っただろう。
お客さんでもあるkeiZiroちゃんの
音楽パフォーマンスライブ
「新宿おとあそび」に
彼女が出演する、と耳にした。

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周年で世話になっているエスムラルダが
ユニット、八方不美人で参加、
そして30年前から知っているVoiceもミーコ、
他にも多くのドラッグクイーン、
もちろん、keiZiro率いるまめしばも登場する
楽しいイベントだった。

それにしても、まさかうちの店から
1分もかからない場所、
目の前で、彼女の歌を聴くことが出来るとは
感無量だった。

店に戻り、40歳前のお客さんに聞くと
良美ちゃんと宏美嬢をわからず
大ヒット曲「聖母たちのララバイ」も
知らないとは、時代の流れを感じた。

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2019年11月04日

ノンケとゲイの壁

常連のアキモトちゃんは、ここ数年で
四十七都道府県を周り切る、ということで
つい先日、鳥取に行き、
昨日は鹿児島に行ってきたのだそうだ。

鳥取では、漁師町の居酒屋で
漁師のおっちゃんとか兄貴とか
大勢で飲んだのだそうだが、
それがゲイバーで飲むよりも
ずっと楽しかったとか。
みんなアキモトちゃん好みの
イカついイケメンだらけ。

それは鹿児島もそうだったとのこと。

面白いのは、アキモトちゃんが
酒瓶を両手に持って、注いでいると
「お!お兄ちゃん、両刀使い?」と
言われ、「いやいや、片方ですよ〜」と
笑顔で答える。
でも、内心、固まったという話。

そういう話を聞くたびに、
地方のノンケがたくさん
集まっているところで
カミングアウトしたら、
どんな反応になるのか、と。

気持ち悪いと言うのか、
男同士はどうやってやるのか、と言うのか、
それとも、意外に「時代が、時代だからねえ、
いいんじゃない?」と言うのか。

東京だと、ずいぶんそういう話に
慣れてきたストレートも多いだろうけれど、
地方だと、どういう流れになるんだろう。

ただ、アキモトちゃんも言っていたけれど、
往々にして、ノンケのイケメンの良さは
よほどホストっぽいアンちゃんとかじゃない限り、
自分がかっこ良い、とは思っていないところ。

ゲイの多くは、自分のイケメン度は、
客観的に気がついている。
そこが同じイケメン枠でも、
ノンケのほうが点数が
高くなるところだったりするんだろう。

あくまでも僕の個人的な話だが。。。

もちろん、とは言え、いくら点数が高くても
そこで図に載って、手を出したり、
本気になったりして、痛い目に合う人も
よくいるので、それは御法度だ。
当然のように、ストレートとゲイの壁は大きい。

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posted by みつあき at 14:37| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月03日

首里城、燃える

先週、首里城が燃え落ちた。

うちの店だけでなく、多くのゲイの人たちで
沖縄へと行く人は多い。
古くからの友人もつい数年前に
沖縄に移住した。

僕はと言えば、休みと言えばニューヨーク、
プラス海外が多いこともあって、
もうずいぶん沖縄には行っていない。
そして、残念なことに、実際の
首里城を目にしたこともなかった。

理由はいまだにわからないけれど、
この世界遺産を失くしてしまったことを
多くの人たちが悲しみにくれ、
辛い思いをされている。

昨夜大阪から来てくれたナオト君は
もう10年ほど前に、初めて行った沖縄で
出会った現地の青年に連れて行ってもらったのが
首里城で、彼の人の良さと共に
思い出は深く刻み込まれていると言っていた。

また、昨日、久しぶりの
土曜日営業に入ってくれた、
タクヤが今まで何度も沖縄に行っていた。
しかし、つい先日、ご両親を連れて
首里城に行ったのが初めてで、
最後に目に出来たことは
良かった、そうつぶやいていた。

14世紀末に建築され、終戦の年、
1945年の沖縄戦などで破壊され、
30年に渡る復元工事はやっと去年、
完了したばかりだったらしい。

工事に関わった人もそうだが、
沖縄の人たちは、さぞ辛い思いを
されているのだろう。

自分自身が生きている間に、
あの華麗な姿を目にすることが
出来ないのだと思うと、
もっと日本で観ていない多くのところに
行っておかなければならない、
そう強く思った。

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