2019年10月12日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その4

台風19号が関東上陸。
被害がひどくならなければいいけれど。
今日は、さすがに店を臨時休業にし、
うちにいるけれど、
逆に色々やることがあって、
ブログが進まない(笑)

さて、しつこくも、12周年メイキングの第4弾。

尼僧の派手なコスチュームをめぐって、
何人かお客さんのアパレル関係者や
デザイナーに聞いてみるけれど、
とにかくスパンコールの生地が高価、
そして縫製もかなり面倒だということで、
結局、スタイリストのBちゃんを通じて、
彼の関係者に頼む、といことになる。

結局、周年前に出来た衣装は
素晴らしいモノになって感謝。

IMG_1343.JPGIMG_1097.JPG

9月に入ってからは、ラストの
「すべての山に登れ」の合唱の練習が始まる。
これは、今まで周年で「レ・ミゼラブル」の
"One Day More"や、「レント」の
"Seasons of Love"のボーカルコーチを
やってくれたMさんにお願いする。

IMG_1047.jpg

海外でずっと声楽家として彼は優しくも厳しい。
声の出し方から、発音まで。
ただ、今回はみんなが集まれる日程が
非常に限られていて、結果的には
コーチをしたMさんが満足するモノには
なれなかった。。。
特に歌のオープニングを飾る僕の声量がなくて、
おまけに歌詞は飛ぶわ・・・

まあ、そこは派手な衣装とメイクで
誤魔化そうと。。。。

そうそう。メイクと言えば、これまた
人を探すのが大変だった。
今回、最初のオープニングで出てくるマリアが
ナチュラルメイクで、
ラストの尼僧姿はケバく、ということで
終わったら、すべて落とす、
それを1日3回、2日で6回お願いしようと
何人かに頼むと、それは無理だと断られる。

結果的に、昔からの知り合いでもあり、
もう何年も会ってなかったTさんに聞いてみると
ひとつ返事でOKと。
彼は大物歌手のメイクをしていて、
周年2日目も大阪日帰りでやってくれ、
これまた頭が下がる思いだった。

IMG_1344.JPG

さて、歌練習と並行してダンス部も頑張ってくれる。
振り付けをやっているユウタは
出来るだけシンプルなモノ、とは言うものの、
「羊飼い」をイメージした振り付けが
なんとも可愛い。

ところが、周年一週間前のリハーサル当日、
メインダンサーのヨウイチロウが仕事のため、
1日3回公演のうち、両日とも、
最初の回しか出られなくなる、という!!!

と、今日の嵐のような出来事が次々と
起こっていくのであった。

もう少し、つづく

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2019年10月11日

スティング 来日公演

大型台風が向かっていて、
メディアがここ数日、
安全を呼びかけている。
うちの店は今日はオープンするけれど、
今の時点では、明日は残念ながら
クローズせざるを得ないようだ。
詳細はツイッターなどで、
お知らせします。

********************

さて、今日は、周年メイキングを少し休んで
昨日行ったスティングの来日公演について。

と言うか、実はこのチケットをずいぶん前に
買っていたものの、周年のバタバタで
すっかり忘れていたのだ。

一昨日に急遽、思い出し、
共に行く友人と連絡をとり、
スタッフのタクヤに前日に
店を任せるというありさま。

タクヤはもちろん、僕だと思って
来てくださったお客さんには
申し訳ないことをした。


さて、スティング。
僕はポリス時代からのファンで、
81年の武道館の来日時には大興奮、
大ヒットしたアルバム「シンクロニシティ」の
83年のライブが直前に中止になって
がっかりした事もよく覚えている。

その後、解散してから、かなりの頻度で
来日公演をしているが、
僕は90年代に2度、
そして2008年のポリス再結成ツアーで
観て以来の久しぶりの再会だ。

今回のツアーは、ポリス時代も含めて
自分の楽曲をセルフカバーしたアルバムを
ひっさげての来日。

"Message In A Bottle"から始まった
ライブは、"Englishman In New York"や
"Field of Gold"で泣かせてくれながらも、
"So Lonely"や"Every Breath You Take"で
会場を盛り上がらせる。

3147.jpg

名曲がどんどん演奏され、
ハイトーンの声もまったく変わらなければ、
ルックスもとても68歳とは思えない若さだ。

外国人アーティストを目の前にして
おこがましいけれど、こういう
60代や、スプリングスティーンのような
70を超えても、エネルギー溢れる
あり様を見ると、自分もまだまだ、と
言い聞かせることが出来る。
(ホント、何様だよ。笑)

何よりも良かったのは、流行りのLED映像を
駆使した演出は、ド派手なライティングなどに
まったく頼らず、シンプル、かつ
力強いパフォーマンスになっていたことだ。
本当に素晴らしい夜だった。

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2019年10月10日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その3

昨日までメイキングを書きながら、
果たしてブログの読者(特に
うちのスタッフをよく知らない人たち)にとって
面白いのか、どうか。
ただ、自分の備忘録メモとして
残させてもらいたい。

さて、まずは、宣伝用ポスター制作を考えた。
今回は「サウンド・オブ・ミュージック」
オリジナルポスターを元に作りたい、という思いで
1年目からずっとお願いしていたJIROさんに代わり、
スタッフのデザイナー、ハチに頼むことに。
で、オークションで、このオリジナルポスターを
落とす、ということに。これまた大変だった。

そして出来上がったのが、これだった。

51yaF6APBOL.jpg  → flyer_190903.jpg


さて、ここ数年、周年のダンスだが、
みんなをまとめていく係を
スタッフのヨウイチロウに任せていた。
ただ、彼も仕事が急激に忙しくなってしまい、
今回は、日頃、ダンスを頑張っているユウタが
振り付け、練習を担当してくれることに。

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今回のダンス
「ひとりぼっちの羊飼い〜Wing it Up"」は
そのスタイリッシュに踊る
メインダンサーをヨウイチロウ、ユウタが、
そしてエロく脱ぐバックダンサーがキョウシロウ、ケンイチ、
そしてタク、の5人ということにしていた。

ただ、前回書いたように、タクが外れるので、
ここでタクの代わりにユージが入る事になる。

IMG_1048.jpeg

同時に、衣装をどういうふうにするか。
そもそもスタイリストをしているBちゃんが
ありモノは揃えてくれようとし、
マリアと子供たちが着るカーテン生地の
衣装、そして最後の僕とエスムラルダが着る
スパンコール地の尼僧の衣装は特注に。
これは、「天使にラブソング」くらい
ゴージャスにしないか、と。

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Sister-jumbo.jpg

そこで、うちの店に来てくれていた
服装関連の学校に行っているまだ若いお客さんに
手伝ってもらうことになる。

しかし、軽く考えていたら生地やデザイン、縫製が
ものすごくお金がかかることに。
それもスパンコールがここまでするとは、まったく想像していなかった。


そんな中で、8月になり、それぞれの練習が始まる。
と共に、美術や小道具のプランもBちゃんと
打ち合わせを始める。
決まった事から、構成を書いた香盤表を作り、
みんなに配っていく。

そして、それぞれと連絡をとりながら
自主練習が始まる。
みんなが共にやらなければならないのが
「ドレミの歌」と「すべての山に登れ」だ。

「ドレミ〜」は、エスムラルダとのライブ版、
そしてロケ版の振り付けを、できるだけオリジナルに
忠実に出来るように、店内でやることに。

IMG_1050.jpeg

「すべての山に登れ」は、全員で合唱。
ボーカルコーチは、何度も周年で頼んできた
プロのMさんにお願いする。

そして兼ねてから、ロケの撮影を
どうするという問題。
前の周年用映画制作の時は
僕がカメラもやったけれど、
今回は出演するので、無理。

当初、10周年のラ・ラ・ランド風ワンカット撮影を
してくれたお客さんに頼んだところ、
仕事の関係で無理だと、
そこから何人か当たってうまくスケジュールが
合わない。

やっと辿り着いたのが、僕の前の仕事のスタッフ。
ただ、今はかなり大物になっていたので、
アシスタントでも紹介してくれと頼むと
御大自ら、それも二人の監督が
撮影班として来てくれる、ということになる。

しかし、ここでロケにはユウタが
参加出来ないといことが判明。

結局、タクとユウタの分、
トラップ二人組のハチ、タクヤに
子供たちの役まで入ってもらうということになる。

ドレミのタクの部分をすべてタクヤに、
そして店内ライブをユウタに、
撮影部分をハチに、という分担となる。

お客さんに誰がどの役か、ということが
紛らわしいかと思いつつも、
パフォーマンスがいかに
楽しく見えること、ということこそ先決だと決意する。

そして、8月最終日の土曜日。
カーテン生地の衣装も揃った。

IMG_1012.jpegIMG_1011.jpeg

僕は金曜日の仕事を朝までこなし、
午前9時に葛西駅でみんなと待ち合わせ。

あまりにも広い公園。
はとバスならぬ、シャトルバスの時間
(それもお客さんが少ない時間)に合わせ、
すべてのロケ場所を回る。

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3191_41.jpgsougou-recreation-park1.jpgIMG_0938.jpeg

カメラをやる監督二人が車も出してくれて、
行きつ、戻りつ、最終的に当日、
店をオープンする時間まで
葛西と辰巳ですべてを撮り終える。

それは来ていただき、パーティで
観ていただいたので、全貌はわかってもらえたはず。

あそこがもう少しこうだったら、などと多少の
後悔の念もありながら、
基本的な部分では、かなり満足する出来だった。

辰巳 自転車.jpg

ここで、また衣装担当の学生君が、
スケジュール的なところで、尼僧の衣装は
ちょっと無理かも、と言い出し、
予算編成も含めて、また暗礁に・・・

その時あとひと月あるとは言え、
また人探しに奔走。

もう少し続く・・・・

長くてすみません

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2019年10月09日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その2

しつこくも周年のメイキングの続きだが、
それぞれの楽曲についての細かな
パフォーマンスを誰に、
どう演じてもらうか、考えた。

圧倒的に大変なのは、子供たちの役が
7人確実に必要ということだ。

うちのスタッフは現在僕を除いて
11人いるが、シマは仕事が忙しく、
ケンもちょうど新しい職場に変わるということで
二人は出られないということになる。

あとの9人のうちの7人が子供たち。
そして年長組のタクヤとハチが
二人でトラップを、とする。

そんな間に、ネットなどから
「ドレミの歌」を撮影するロケ地を探すことにする。

当初は、自転車のシーンは
僕が住む近くの湾岸、
馬車のシーンをはとバスの2階で
歌舞伎座の前を通りながら歌おう、だとか、
両脇の銅像のシーンは早稲田の大隈講堂で、
植物園のアーチは小石川で、
噴水は日比谷公園、
銅像の頭を叩くのは哲学堂のたぬき、
大階段は絵画館前、というふうに決めていった。

しかし、どこもとても離れていて、
何日かかるか、わからない。

なおかつ、はとバスに初めて乗って、
ロケハンをしてみると、ずっとバスガイドが
付いているのと、客席がまとまって
取れるか、どうか。
とにかく、観光客次第なのだ。

そして、とにかくスタッフのスケジュールが
どうしても合わない。
その調整は当然ながら、僕が全部
しなければならないのだ。

結局、色々考え、改めてネットで色々な
ところを検索し、葛西にある
総合レクリエーション広場、というところで
ほぼ全部、撮れるのではないか、
ということになり、
そこからロケハンを3日間、自転車で回った。

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これが本当に真夏の暑い日で、
もうクタクタだったが、
結局、ここで撮影が出来ると決定。

そんな中、スタッフのタクから、
急に仕事が忙しくなり、
出演が難しくなったと連絡が入る。

まだまだ、続く・・・

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2019年10月08日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その1

ほぼ、足掛け4ヶ月の準備をかけて作った
12周年の「サウンド・オブ・ゲイシック」


そもそも、お客さんで来てくれている
ミュージカル好きでスタイリストのBちゃんが
「光明さんが大好きな
『サウンド・オブ・ミュージック』をやりましょう!」
そんな言葉から始まった今回の12周年。

ちょっと長文になってしまうけれど、
来てもらえた人たちへのお礼のためも含め、
何日か続けてアップさせてもらうことにする。


まず、主人公、映画でジュリー・アンドリュースが
やったマリアは、どう考えても
いつもゲスト出演してくれている
エスムラルダだろうと思っていたけど
Bちゃんいわく、「いやいや、あなたでしょう」と。

最初はトラップ大佐をやるつもり満々だったんだけど
そか。やっぱり、店主はマリアかと。。。

女装するとか、女性の役をする、というのは
自分の中にまったくなく、
一昨年作った映画「明日、またBridgeで」の中では
いわゆる世の中でいうところの「ゲイバーのママ」を
演じたけれど、映像の中でそれも一瞬。

ゲイバーの周年=普段はしないマスターの女装、とか
ゲイ=女性的、のようなことが
基本的にしたくない、と思っていた自分。

男が男を好き、という中に、女性的なことは
決して含まれない、含みたくない!
そう思っていた自分の中に
結局、多様性を受け入れる、というポリシーに
反しているんじゃないか、という気持ちが
湧いてきた。

まあ、つべこべ言わずに、女装しろ、
女を演じてみろよ、という自分自身の声。

そこから一気にマリアへと気持ちが向かい出す。

ただし、エスムラルダに尼僧長をやらせてしまう、というのは
あまりにも彼の役がなさ過ぎ。

というワケで、マリアを僕とエスムラルダが
ダブルキャスト(とは言え、交代に演じるのではなく、
シーン、シーンで演じる)ということに決める。

***********************************************

さて、あと、何の曲をピックアップしてやるか。
どういう編成にするか、だった。

最も有名どころの「ドレミの歌」は絶対。
もちろん、オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」だって
欠かせない。

images-1.jpeg

CMでもおなじみの「私のお気に入り」

Unknown.jpeg

小学校の教科書にも載っている「エーデルワイス」は
すんなりと決まる。

maxresdefault.jpg

あとは、見せる!というところから
スタッフにやってもらいたい「ひとりぼっちの羊飼い」

1.jpg

そしたラストはやっぱり映画と共に
「すべての山に登れ」だろう、と。

本当なら、ここに「さよなら、ごきげんよう」を
是非とも入れたかったけれど、
それじゃ多すぎるので泣く泣く断念。

ここから肉付けが始まった。

オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」は
テラスに山のセットを作り、その前で僕がマリアをやる。

Sound_of_Music_-_Maria_on_the_hill.jpg

次に店内で、エスムラルダのマリアが
観客を巻き込みながら「私のお気入り」を
ゲイの替え歌で。

それに引き続き、テラスで「ひとりぼっちの羊飼い」を
スタッフのダンスチームに、これはBちゃんのアイデアで
グウェン・ステファニーのラップバージョン。

そのあと、「ドレミの歌」を映画と同じように
街で撮影をして、映像として流す。

と、ここまで考えながら、
それでは最初に「ドレミ」の草原シーンを
どうするか。
本当はドローンを使って撮ろうか、と。
ただ、ドローン撮影がなかなか大変だということ。
あと場所。

それでは、ドレミの山の部分はテラスでライブをやって、
残りの街のシーンを映像にしようか、と。

となると、「ひとりぼっち」に出演したスタッフが
着替える時間がない。

そこでお願いしたのが、うちの元スタッフのマサトに
チェロ演奏でを頼むということになる。
ここで「もうすぐ17歳」が加わる。

Sound-of-Music-You-Are-16-Going-on-17.png

ただ、それだけでは着替えが間に合わず、「何かいいこと」も
加えることに。

Unknown-1.jpeg

結局8曲だ。

テラスと映像の「ドレミ」を挟んで
店内でトラップ大佐の「エーデルワイス」を
スタッフのハチとタクヤに。
何故?トラップが二人?とかいうのは
この時点ではまだ考えていなかった。

そして、最後の大団円「すべての山に登れ」は
店内に残ったハチ、タクヤに加えて
残りが全員尼僧の格好で出てきて歌う、
という演出にする。

hqdefault.jpg

修道院に戻るマリアと尼僧長のエスムラルダ。
そして残りはすべて尼僧。

せっかく尼僧の格好をするのだから、と
マリアよりもさらにケバい女装をするべき、
ということで、僕自身は最初のシーンが終わってから
最後の出番までさらにゴージャスなメイクをすることに決定。

ただし、そうなると、僕は最初のシーンに出演して、
それ以降、まったく流れを観ることが出来ずに
メイクをし続けるということになる。
と言うか、周年の多くの時間、お客さんへの
対応が出来ず、メイクをし続ける、ということに。

これはとっても悩むことだったし、
いまだに周年パーティとして、良かったのだろうか、と。
お客様への感謝の言葉がきちんと伝えられなかったこと。
これは万が一、来年以降やることになった時への
課題として残そうと。
(本当にきちんとご挨拶できなかった多くの
お客さん、申し訳ございませんでした。)

そしてその流れで、「ドレミ」の
ライブシーンは、僕がメイクしなければいけないため、
エスムラルダのマリアへ。
そして「ドレミ」撮影シーンは僕がマリアに、
という構成が決まった。

つづく

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2019年10月07日

12周年パーティが終わった

12周年パーティが終わりました。
来ていただいた多くのお客様、
本当にありがとうございました。
たくさんの声援と、笑顔、
心から、感謝感激しております。

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****************

構想を練り、準備を始めて3ヶ月。
最初はまだまだ余裕なんて思っていたが、
日が近づいてくると、焦ることばかり。

多くの問題も抱えながらも
乗り越えたところに見えてきたのは
達成感と言うよりも、安堵。

キャストを演じたスタッフたち、
そしていつも世話になっている
ドラッグのエスムラルダ、
そして、僕たちを支えてくれた多くのプロたちにも、
今となっては、感謝しかない。

今まで、周年の中で披露してきた歌や
ダンス、そして映像、それをすべて
大結集して作り上げようと試みた
「サウンド・オブ・ゲイシック」。

僕やエスムラルダが歌詞を忘れたり、
音が飛んだり、ライトや衣装を着るのが
間に合わなかったり
というトラブルは、特に初日、
例年のように起こったが、
最終日の最後の回は
それなりに満足してもらえるような
出来になったかと思っている。

何百件とある新宿2丁目の中で、
観光バーは別にして、ショウをやるゲイバーも
よく耳にするし、何軒か素晴らしいモノを
観させてもらった。

それに少しでも近づき、
新宿2丁目の中でも、突出するような
何かを作りたい、そういう思いから
生まれたパフォーマンスだった。

まだまだ周年ロスが続きながらも、
次は何をやろうかな、なんて考える
親父がまだここにいる(笑)

今後とも、末長くよろしくお願いします。

明日からは、ちょっとメイキングを
書かせてもらおう。

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2019年10月03日

サウンド・オブ・ミュージック愛が強過ぎて

さあ!!
いよいよ、明日である。
長々と仕込んできた、12周年だ。

思えば、今回企画から相談の
乗ってくれたBちゃんが、
「マスターが一番好きなモノ」を
何らかの形で見せればいいんじゃない?

そういう言葉から、そか
「サウンド・オブ・ミュージック」か、と
思ったのが、6月くらいだったか。

この映画を超えるほどの名作、秀作は数あるし、
この映画が、映画史上のベストテンなどに
入らなかったりもする。

ただ、子供の頃の僕の胸を鷲掴みにしたのは確かで、
これがきっかけで、映画自体を好きになり、
舞台ミュージカルにも魅了されるようになった。
そういう意味では、何千本と観た映画の中で
これ1本、というのはこの映画に尽きるのだ。

ゲイのみならず、ミュージカル好きな人が
「最も愛する映画」とも言われるけれど、
もちろん映画は映画。
好きな人がいるように、嫌いな人も当然いる。

昨日店に来てくれた年上の
ミュージカルやオペラ好きの
サクムラさんは「僕はこれほど
退屈する映画はなかったし、
とにかく子供が出てくる映画がダメなので
苦手なんだよね」

スタッフの中では、観たことがない、
というのも何人もいたし、
30歳前後だと、生まれる四半世紀も前の映画だから
仕方がないし、今の時代に初めて
観るとどうだろうかとも思う。

なんてことをグチャグチャと考えながら、
自分のこの映画への愛を、きちんと
伝えるためにも、良い周年にしなければ、
そう思う。
この映画が好きな人も、嫌いな人も
まったく興味ない人も、
笑ったり、泣いたり(それはないか。笑)
出来るように、頑張ります。
お楽しみに。。。。

ちなみに、明日、明後日、ブログは
お休みさせてもらいます。

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2019年10月02日

エスムラルダのこと

何だか、毎日、ブログを書けば
周年パーティのことばっかりで我ながら
早く他のことを書きたいけれど、
まあ、残り2日なので、お許しいただきたい。

さて、今日はうちの周年をずっと
支えてくれているドラッグクイーンの
エスムラルダのお話。

彼とは、僕が店をやる前からの知り合いで、
よく映画や舞台の話をしていた。

もちろん、彼のパフォーマンスは
素晴らしく、20年以上前に最初に観た時は
そのホラー女装と言われた表現力には
笑いを超えた凄さがあった。

うちのオープンから、店もよく覗いてくれて、
1周年パーティも多くのゲストと共に参加、
それからは、ほぼ毎年、あらゆる形で
パフォーマンスをお客さんと共に見させてもらっている。

彼や、他のドラッグクイーンがメインで
その合間に、我々スタッフがひとつ、ふたつ
パフォーマンスをやるようになったのが
3周年あたりから。

ただ、10周年と今回は、ガッツリ
うちのスタッフとエスムラルダとのコラボレーション
(なんて、大御所には失礼な話だが)
という形でお送りすることになった。

ともあれ、僕が彼を尊敬するのは、
映画や舞台など、ちょっとこれは、と思うものも
決して毒吐いたり、けなしたりしない。

常にクリエイティブな人たちを
リスペクトする、という彼の姿勢は
本当に見習いたい、そう思わせてくれる。

そんな彼が、去年年末から二人の
ドラッグクイーンと共にユニット「八方不美人」を
結成、それは大ブレイク中だ。

うちの周年初日には、その八方不美人が
同じ2丁目のアイソトープ
ラウンジでパフォーマンスをし、
うちの店とアイソを行きつ戻りつ、という
ステージになりそうだ。

それも、その直前まで、金沢でCM撮影という
ピンクレディーなみのハードスケジュール。

そんなハードな中でも打ち合わせや練習、
そしてメールのやり取りなど、
マメにきちんとしてくれるんだから、
ホントに頭が下がる。

さあ、そんなエスムとのコラボ、
残すところあと2日だ。

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