2019年09月16日

旧友の生活

地方都市に住むとても古い友人のタシロが
ぶらりと来てくれた。

タシロと知り合ったのは、それこそ
25年以上前の話で、ハンサムな彼に
付き合ってもらえないかと
告白したことがあり、
「ゲイっぽくないから(今となっては
褒め言葉。笑)ダメ」と断られたりしたのが
懐かしい。

それからは良い友人となり、
ゲイ・クラブ(当時はディスコ)や、
コンサートなど、色々な場所に行ったりもした。

その後、お互いに付き合い出し、
彼はイギリス人と共に、クルーズで
世界一周を旅するようになったりと、
住む世界が大きく変わったような気もしていた。

そして、今は日本アルプスのとある地域で
二人でペンションを経営し、
ゲイ・イベントなどを催したりしている。

もちろん、彼らは町の人々にゲイであることを
オープンにしているようだ。
その地域では、他の地域から移り住んでいる人が
多い、ということもあり、
嫌な思いをしたことはない、そう言う。

ただ、彼がイギリス人である、ということと、
日本では同性婚が認められない、
ということで、将来の不安は大きいようだ。

タシロに何かあったら、強制的に
パートナーは日本から出なければならない。
彼らの隣に住むオーストラリア人と日本人の
男女の夫婦とは大きく違う。

それでも、一縷の希望を持ちながら、
二人で仕事をしながら生活をすることに
充実感を覚えていることは間違いないらしい。

タシロカップルのような二人が
今後とも、増えていけば、
世の中の僕らに対する感じ方も
もう少し変わるかも知れない。

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2019年09月15日

カテゴリーに属することって

昨夜、もう何年も前から来てくれている
マコトと深夜、ゆっくりと話していて
「実は自分はトランスジェンダーだと思う」
彼からそう聞いて、驚いた。

よくよく聞いてみると、彼は自分がゲイだ
という認識でずっと生きて来たけれど、
自分の中のホモフォビア(ゲイ嫌い)や、
女性性、ということに向き合ってみると、
どう考えても、これはトランスジェンダー
だろう、というところに、
落ち着いたのだと言う。

よくトランスジェンダーのM TO F
(男性と生まれてきて、女性であると
確信をしている人たち)が
言う自分のペニスが嫌い、とか
こんな余計なモノ、なければいいのに、と
マコトは思い悩むことはなかった。
ただ、人にペニスを触られたり、
フェラチオされたりするのは
とっても嫌なのだ、と。
もちろん自分がする分には
申し分ないのだけれど。

自分を男として愛してくれたり、
セックスをしたりする男よりも、
実は女として愛されたいのだ、
ということを確実に気がついたのだと。

長い間、ゲイだと思い込んでいたから、
女装したい、女性らしくありたい、
というような事柄にも欠けている。
でも、そもそも、男らしくなりたい、とか
理想の男像というモノは
まったくなかったようだ。

そんな話をしていると、
ストレート、ゲイ、トランスジェンダーとかの
境界線というのは、どこにあるのか、
細かく分析していくと、
人それぞれ、まったく違うワケで、
ある意味、カテゴリーなんて
どうでも良い、そう思ってしまう。

マコトもまさにそうで、
自分がトランスだからと言って、
世の中でいう「M to F」というところに
落ち着かせられるのは、絶対嫌なのだ。

人はいろんなグラディエーションの中で
生きている。
僕もごくごく一般的に言う「ゲイ」なのかどうか、
それもわからなくなってきた(笑)

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2019年09月14日

12周年に向けて その5

昨夜の深夜、現スタッフと旧スタッフで
付き合っている二人
(ここでは敢えて名前は伏せるけれど)が
相変わらず、仲良く来てくれた。

二人が今後、定年前までに
どんな付き合いをし、
どういう生き方をするかという
理想をゆっくりと語ってくれた。
加えて、お互いに周年パーティについての
色々な話をしてくれた。

旧スタッフの彼は、3周年パーティ(もう9年も前!)で
共に、レディ・ガガの"Bad Romance"を踊った。
あの時は、暑い夏、毎週、みんなが集まって
練習をし、ワイワイと飲んだりしていた。

現スタッフの彼は、去年の11周年、
ちらっと手伝ってはくれたけれど
今回の12周年が実質的に出演が
初めてとなって、先日行われた撮影は
楽しかったと言ってくれて、
我ながらホッとした。

とは言え、12周年、日々、少しずつ
出来上がっていくということに
喜びも感じながらも、
まだまだ到達できないところで、
ジレンマも持ってしまう。

そんな中、今月から来月にかけて、
周年月間。
スタッフスケジュールを見てもらうと
わかるように、店には週末、新旧入り乱れての
スタッフが並んで手伝ってくれる。

古い周年パーティの映像を見ながら、
その一人、一人を思い起こす。
また次への一歩を踏み出せる幸せを噛み締めながら、
12周年パーティに進む日々だ。
お楽しみに。


ちなみに、昨日、ブログに書いた
「賢者タイム」お店に来てくれた
若い人たちに聞いたら、
ほとんど知っていて、逆に年配者
(僕も含めて)は知らないという結果に。
ちょっと恥ずかしかった(笑)

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2019年09月13日

賢者タイムについて

昨夜、来てくれたキョウスケは、
かつて女性とも付き合っていて
普通にセックスも気持ち良く出来たと言う。

そんな話から、隣にいたソウヘイが
「今でも、女性と出来る?
だとしたら、気持ちいい?」と
聞いていた。
それに対してキョウスケは、
「きっと、女性を前にしても
『賢者タイム』みたいな感じだと思う」
と言っていて、その場にいるお客さんたちは
僕も含めて、その言葉は初めて耳にした。

「賢者タイム」は、まさに
英語でも"Sage Time"と言うらしい。
要は、男がセックスやマスターベーションで
射精したあとに来る何とも言えない
喪失感、何をやっていたんだろう、
というくらいの冷めた感じ、
それを「賢者タイム」もしくは
「賢者モード」と言うのだそうだ。

ネットで調べてみると、出てくる、出てくる
え?こんな言葉、みんな常識???というほど
普通に使われていたりするようだ。

特に、男女の性行為のあとの場合、
女性が気持ちが盛り上がっているのに、
すぐ背中を向けて寝てしまったり、
冷たい感じがする、という
この「賢者タイム」は女性にとっては
かなり寂しかったり、辛かったりするらしく、
「それを乗り越えるためには」的な
文章がそこ、ここに載っている。

確かに男同士だと、お互いにスッキリ、
ということはあるかも知れないけれど、
これも人に寄るだろう。

僕の場合は、スッキリ、というよりも
(特に一人での時に襲ってくる)自己嫌悪がひどい。
ホント、笑ってしまうくらいに
ネガティブな気持ちになる。
だったら、やらなきゃいいのに、
そう思ったり、言われたりするのだけれど。
確かに、そろそろアガる歳だし(笑)

ってなワケで、あなたの賢者タイムはどうでしょう。

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2019年09月12日

友人のお見舞い

長い友人でもあり、うちのお客さんでもある
同世代のカズヤちゃんが
喉頭癌と舌癌を患った、と
知ったのはちょうどひと月ほど前。
それも、facebookでだった。

あまりにも急で、なおかつ
冷静かつ、大胆な発表に
ショックを受けながらも、
カズヤちゃんが腹をくくっているのが
理解できた。

それから、友人たちとのグループLINEも含めて、
個人的なLINEをやり取りしていて、
手術に向かうまで、そして手術をしてから、
の経過が、写真と共に送られてきた。

何よりも驚いたのは、
手術を受けるにあたり、
「今後、飲食をまったく出来なくなるか、
話せなくなるか」
そのどちらか選ばなければならない
という選択を、カズヤちゃんが
迫られたということだ。

カズヤちゃんは考えた末、
声を出さない、というほうを選んだようだった。
芸能人のつんく氏と同じだ。

術後、2週間ほど経って、
落ち着いている様子だったので、
昨日、お見舞いに顔を観に行くことにした。

つい数日前まで、顎から喉にかけて
ものすごく大きく腫れ上がっている写真を
見ていたけれど、腫れはほぼ引いていた。

声帯をすべて取ってしまっているため、
呼吸するための小さな穴を喉下に
あけており、
「これを塞ぐだけで、すぐに死んじゃう。
簡単に殺されちゃうよ」と笑っていて
カズヤちゃんのその強さに、ビックリした。

何よりも、素晴らしいなあと思ったのは
遠距離で付き合っているパートナーの
ササキさんが、時間があるたびに
来てくれていることだった。

筆談で話すカズヤちゃんの脇で、
病気の経過のことなどを
ササキさんは、丁寧に説明してくれる。

そのせいなのか、カズヤちゃんは
思いのほか、とても元気そうだった。

声が出ない、言葉が話せない、
という想像を超えた大きな出来事を
「舌がない(8割ほど切ってしまっているため)ので
もうフェラとか出来ない」と
笑いながら、ボードに書いたりする
カズヤちゃん。

僕も話しながらも、今までと
なんら変わらないような笑いが
絶えない会話になっていて、
むしろ僕のほうが元気をもらったほどだった。

たぶん、術前に聞かされていなかったことや
目の前に起こるさまざまな現実に
腹がたったり、辛かったり、
そういう事も多いだろうことは
容易に認識できた。

ここ数年、僕と同世代も含めて、
僕よりもずっと若い人が色々な病気になり、
そのたびにたくさんのことを考える。

20代や30代の頃はまったく考えもしなかった
健康や、いずれ訪れる死に対して、
人はその時を、どう受け入れていくのか。
自分自身がその時のために、
どういう心持ちでいられるのか。

まだまだ退院や、その後のことも
わかっていないカズヤちゃんが
「12周年パーティ、行ければいいなあ」と
言ってくれたことは、本当に有難く、嬉しかった。
そのためにも、素敵で楽しんでもらえるモノを
仕上げていかなければならない、
そう思った。

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2019年09月11日

電気のない生活

先日の台風によって、千葉に住む
うちの旧スタッフのツカサと
連絡を取り合った。

彼の住む地域は、台風が過ぎ去って3日目の
今日現在、まだ停電が続いていると言う。

職場は都内だし、携帯の充電は夕方までは
なんとかなるらしい。

しかし、もちろん近くのコンビニやスーパー、
飲食をする店はクローズしているし、
冷蔵庫の中のモノは持たない、
シャワーは浴びられない、
洗濯も出来ないのはかなり辛く、
最も大変なのはエアコンだろう。


思えば、僕が子供の頃は、停電は
結構あった(っていつの時代?笑)。
ただ、子供だったせいか、
それとも時代なのか、
今ほど大変ではなかった気がする。

震災の時もそうだったけれど、
ネットに繋がらないイライラや不安は
ある意味、現代病だなあと。

あと、先日、ニューヨークで1日大停電があった
そのニュース報道の中で、
みんながキャンドルを灯して、
ワインを飲みながら歌っているのを見て、
ある意味、アメリカだなあと思った。

災害や大変さを、どう受け止めていくか、
辛い立場にいることをどう考えるか、
それは人それぞれだ。
少なくとも、大変な時に、どういうふうで
ありたいか、という心構えだけは持っていたい、
そう思う。

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2019年09月10日

不思議な力

世の中には、目に見えない霊感が
見える、感じる、という人がいる。
子供の頃から、そういう人がいるということは
テレビやメディアで知ることはあったけれど、
まったく感じたことがない鈍い僕は
にわかには信じられなかった。

しかし、学生時代に、そういう友人がいたり、
うちの店にも僕が知っている限り、
数人、そんな人がいることによって
僕も少し変化した。

変化というのは、
もちろん僕が感じることになったのではなく、
そういう世界があることを少し
理解できるようになったということだ。

こういう話をブログに書いて良いか、
微妙なのだけれど、僕自身、
そんなネガティブなことではない、と
思うから、書かせてもらうことにする。

最近、よく来てくれる20代のリョウジ君も
そんな一人。
子供の頃から、色々な言葉や司令のようなモノを
頭の中に強く感じて、薬がないといられないくらいに
頭が割れるように痛くなったりする、と言う。

人をちょっと見ていると、その人の持つ
良いモノや悪いモノ、そして運命や宿命も
強く感じるそうだ。

10代の頃はよくわからず、
友人や周りの人に話をして
気持ち悪がられたり、感謝されたり。

占いのようなモノを仕事にしようかと
考えたりもしたが、それを商売にすると
さらに疲れてしまう気もする。

そんな話を聞いて、彼よりもふた回りほど
上でよく来てくれているケイスケも
よくそんな話をしていた、と前に思ったことがあった。

そんな二人が昨日の深夜、顔を合わせた。
僕がそう言えば、と二人を紹介したこともあるが、
リョウジ君は、ケイスケと会った瞬間に
すごく金属的な音が走ったと言うし、
話しているうちに、ケイスケの身にも
最近感じなかった何かを強く感じたようだ。

話を聞いていると、その対処の仕方を
知ったケイスケと、そんなケイスケよりも
より強く多くの情報を受け取り、クタクタに
なってしまうリョウジ君の違いも
少しわかったり、凡人の僕には
やっぱり、わからなかったり。

ただ、ちょうど二人が帰る時に
僕が履いているブリーフの話になった。

そう言えば、つい先日、リョウジ君が
来てくれた時も、「マスター、今日は
黒の下着でしょ」と言われ、
その日はたまたま黒だったりしたのだが、
昨日は「黄色のラインが入ってますよね」と
言われた。

実は、メインはグレーなのだが、
腰のゴムの部分が黄色になっているモノを
ずいぶん前に人からいただいて、
昨日初めて履いたモノだったのだ。

これには唖然。。。
目の前に明確に見せつけられた
パワーにぶっ倒れそうになった。

不思議で解明できないようなことは
たくさんある。。。。

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2019年09月09日

台風一過、そして「岸辺のアルバム」

昨日は六尺デイ。
9月最初の六尺デイにかかわらず、
台風の予報で、どういう状態になるかも
わからず、スタッフのタクヤは
オープンしてくれた。

結局、東京で風雨が酷くなったのは
22時も回った頃で、そういう状態でも
お客さんがちゃんといらっしゃったのは
本当に有難く、最後まで営業が出来たと言う。

それにしても、去年の関西の台風と言い、
昨日から今朝にかけては凄かった。

僕が住んでいるマンションは、築15年を
迎えるに当たって、大改築作業中で、
その風で鉄骨がすごい音を立て、
足場が落ち、朝見ると大変なことになっていた。

朝のニュースでも、交通だけではなく、
多くの家屋で停電や、浸水や漏電なども
あったようだ。

台風と聞くと、僕の学生時代、
大きな話題となった1本のテレビドラマがあった。
「岸辺のアルバム」だ。

title-752.jpg

これは1974年にあった大型台風によって
流された崩壊した19棟の家屋のうちの
一軒に住んでいたひとつの家族の話だった。

ショーケンが亡くなった時に、ここでも書いた
「前略、おふくろ様」の翌年に放映されたドラマで、
「前略〜」を書いた倉本聰と、
ドラマ界の人気を二分していた
脚本家、山田太一の作品。

東南アジアから風俗業の女性を斡旋している
という裏の顔を持つ父親(杉浦直樹)、
昼間にかかってきた一本の電話から
不倫に走ってしまう母親(八千草薫!)、
白人の留学生にレイプされる姉(中田喜子)、
そんな家族の秘密を知る大学生の主人公(国広富之)。
まさに台風の前、多摩川の岸辺で
笑顔で写真を撮るそんな家族が
いかに偽物だったか、
家族の崩壊と再構築をする、という
見事なドラマだった。

当たり前だけれど、出演者がみんな若い(笑)

今、観ると古臭い部分も多いかと思うけれど、
その古さもなかなか面白いはず。
テレビ史に残る名作であることは間違いないので、
興味あれば、是非とも。

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2019年09月08日

ふたりだけのカレンダー

つい、一週間ほど前に、一周年を送った
カップルのコウイチ 45歳と、
テツヤ 33歳が
昨日も来てくれて、
自分たちの恋愛事情、恋愛観も含めて、
いろんなことを話してくれた。

彼らはずいぶん前から色々なところで
顔見知りだったけれど、
ある時にゆっくり話したことがあり、
気になったテツヤが
コウイチがとある店に行く情報を聞き、
通ったのだそうだ。

ここ1年、
だいたい店に来てくれる時も、
ほぼ90%は一緒にいて、
仲が良く、リスペクトし合っていて、
落ち着いているなあ、そう感じさせてくれる。

二人は自転車でもすぐ、という場所に
住んでいて、今のところ、一緒に住む、
ということはまだ考えていないようだ。

二人が一週間の間に、どう約束をして
会っているのかと、よくよく尋ねてみると、
共通のカレンダーをスマホに入れているのだそうだ。

コウイチの仕事の日、
テツヤの仕事の日、
そして二人で会える日などを
共有していると言っていて
ちらりとそのスマホカレンダーを
見せてくれた。

コウイチはブルー、
テツヤはグリーン、
そして二人で会える日がピンクの色で
書かれている。

そんなスマホのカレンダーを見ながら、
同棲ばかりがパートナーシップではないなあ、
そんなふうに思った。
末長く、幸せにね。

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2019年09月07日

好奇心について

ソウタは、僕がうちの店を始める前から
知っていたイケメンで、
あの頃、まだ30になるか、
ならないかだったのに、もう45歳となる。

ここ数年、あまり店には来ていなかったのだが、
昨日の深夜、久しぶりに顔を見せてくれた。

少しはむっちりしたのかなと思うけれど、
相変わらずいい男だし、最近、どうなのかと
聞いてみると、
「いや。まったく何もないです」そう言う。

恋愛なんて、15年していないし、
(え?うちの店、オープン前から?)
セックスも4年ほどしていない。
驚くことに、マスターベーションでさえ、
3ヶ月に一度、と言うから
40代で、これは驚きだ。

「昔は、男のお尻の形を見て、
『触りたい、やりたい』とか
言っていなかったっけ?
ソウタではなく、エロタとか
みんなから言われていたよね」
僕がそう聞くと、
「口で言うほどじゃないんですよ。
よくよく考えると、淡白なのかも知れないです」
そう言う。

余計なお世話だけれど、心配なのは、
性的なこと以外、彼が好きだった
趣味も、ほとんど関心が薄くなったようだった。

何が何でも観ていたフィギュアスケートや
サッカーも、ほとんど観なくなったようだし、
お祭りや、映画鑑賞や、その他色々なことに対して
あれだけ熱く語っていたのに、
そのどれもが熱が冷めた、と言っていた。

数年前にお父さんが亡くなったことを聞いていて、
それがとても大変だったようで
そういうことで、多くの好奇心が
削がれてしまったのかも知れない。

40代半ばというまだまだ男盛り。
昔の元気なソウタの顔が見たいなあ、
勝手だけれど、強くそう思った。

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2019年09月06日

コレクターの悩み

ちょうど一年ほど前から、基本的には
よほどのことがない限りは、ブログは
アップしよう、そう思っていたにも関わらず、
昨日は外で打ち合わせがあり、
PCを持って出かけるのを忘れてしまった。

携帯で書こうとすると、パスワードを入れろと。
打ってみると、パスワードが違う。
いつもPCを使っていて、パスワードは
PCが覚え込んでくれていて、
通常、そのまますんなり入れる。
おっさん連中がよくはまる手だ。

結果的に、アップできず、悔しいやら
毎日読んでいる方には申し訳ないやら。

ま、気をとりなおして。

一昨日来てくれたナオト君は、
とあるカフェの社員。

そのカフェに行くと、たとえば、マドンナとか
カイリー・ミノーグやら、安室やらの
ポスターやレコードジャケットが
その月によって、ずらりと並んだりしていた。

驚くのは、ディズニーアニメの古いポスターや
レコードジャケット。
まずまずのディズニーオタクの僕でさえ、
パンフレットは持っていても、オリジナルポスターや
レコードはない。

洋楽の大好きなアーティストや
ディズニー映画関連のモノの
コレクターだと言うナオト君。
若い頃から集めたモノをそうやって
みんなに見せられる場所がある、
というのは良いね、僕はそう言った。

で、ナオト君に、最近の店の傾向を尋ねてみると、
オーナーの意向もあって、彼のコレクションを
展示したりするのは、取りやめにしたと言う。
ナオト君自身、自宅の置き場に困ったり、
好きな人が喜んでくれる、というのは
嬉しかっただけに残念だと言う。
そして、そろそろ手放そうかとも
思っているらしい。

僕も多くの写真集やゲイ映画のパンフレット、
ブロードウェイ・ミュージカルのパンフレットなど
自宅のクローゼットには入らないような
多くのモノを店に持ってくることが出来た。

今や、僕はそこまでのコレクターではなくなってしまい、
出来るだけ、PCで管理できるモノはそれで良い、
そう思うようになった。

けれど、他の人が集めたモノを手放す、
と聞くと、惜しいなあなんて思ってしまうのだ。

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2019年09月04日

建築業者のエロス

ここひと月、僕が住むマンションは
築15年を迎えようとしていて、
大型改修作業にかかり出した。

で、各ベランダに3人から4人の
建築業者の人たちが入り、
色々仕事をするのだけれど、
うちのすぐ隣が出入り口に
なっているので、当然うちの
ベランダの通行が激しくなる。

12周年を迎えるにあたり、
やる事が山のようにある中で、
毎朝、9時過ぎになると
ベッドルームのすぐ脇で
大きなドリルの音で起こされる。

休みの日などは出来るだけ早く寝て、
翌日早く起こされても大丈夫なように、と
心がけようとするのだけれど、
そもそもすぐ眠れないタイプだから、
なかなかそうはいかない。

とは言いながらも、業者の人たちも
この暑い中、半袖でハーパンで作業する
ワケでもなく、長袖に作業ズボンという出で立ち。

起こされて、ついつい不機嫌になってしまう
自分をいさめざるを得ないくらい
大変だなあ、そう思う。

と同時に、そんな大変な仕事をしている
彼らには本当に申し訳ないけれど、
ゲイ特有のエロい妄想が膨らんでくる。

これを読む数少ないストレート男性や女性は
え?と思うかも知れないけれど、
「男臭い」というキーワードに
ひっかかるモノは、ほとんど
ゲイの妄想の材料になる。

スポーツ選手、祭りの担い手、
エンジニア、警察官、自衛官、消防士なども
そうだが、建築労働者は
わかり易く、アガる材料。

もちろん、どんな職業、コスチュームを
着ていても、よくよく顔や体型を見れば
まったくダメ、ということもあるだろうけれど、
要は、そんな仕事をしている、
というだけで妄想は膨らんでいくのだ。

そんなワケで、物凄い音に
日々、うんざりさせられながらも、
カーテン越しの作業している若者たちを
思い浮かべ、ぐっと堪える日々だ(笑)

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2019年09月03日

自分のルールの中でのセックス

セイヤ 26歳は、かなりのデータ好き。
家計簿も付け、どこでどれくらいお金を
使っているかもきちんと付けている。
それと同じくらいに、セックスの記録も
きちんと付けているというのが可笑しい。

年上、それも既婚者好きなのだが、
どういう人と、何月何日にどこでしたか、
ということが彼の携帯には
しっかりと入っているらしい。

今年になって、
セックスした相手は18人。
でも、回数となると
(ダブっている人もいるため)
もう少し多いと言う。

ただ、それだけ几帳面なせいもあって、
3ヶ月に一度は検査に行くことにしている。
基本的にはゴムも
きちんと付けているようだ。

とは言っても、ディープキスだけでも感染の
可能性がある多くの病気に対しては
それなりに怖いと思っていると言う。

そもそも、セイヤは、セックスはしながらも
人を好きになったことはほとんどない。
決して決めているワケじゃないし、
そういう憧れもある。
でも、今じゃない、そう思う。
年に一度しか会わないセフレもいるようだ。

それは地方都市で妻子がいる彼が
出張の際に、声がかかるようで、
セイヤから連絡をすることがない。
でも、好ましく思っていることは確かだ。

しつこくされるのも、するのも
苦手なセイヤからすると程よい関係なのだ。

これを読むと、なんだかなあ、
とか、今時の若い人は、
と思う人も多いかも知れないけれど、
僕がセイヤのことが良いなあと思うのは、
セックスした相手を
決して悪く言ったり、ネガティブな表現をしない、
ということだ。

もちろん、そこには失敗もあるけれど、
比較的、笑顔で「やっちゃいました〜」
そう言っているセイヤが、
可愛いなあ、なんて思う僕が
間違っているんだろうか。。。

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posted by みつあき at 14:51| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月02日

「全裸監督」から考えたこと

ちまたで話題のNetflix制作の「全裸監督」。

あのドラマを観ながら、あの中で描かれる
村西とおる氏の生き様に
色々考えさせられた。

貧乏だった幼少期に
形成されただろうお金への執着。
父親と母の関係、そして自身の妻の
裏切りからくるエロへの疑問。
そこから、彼が作り上げていく世界を観て、
なるほどなあと思った。

あの中で描かれていたアダルトビデオという
業界に、僕も長い間いた。
村西氏自身が出演する前の
プロデューサーという位置は同じだった。

しかし、僕自身はまったく違っていた。

もっとも違うのは、当時の僕自身に
お金やエロを追求していく、
というモノはなかった。

ここにも何度か、書いたけれど、
そもそも映画が作りたく入った会社が倒産、
その流れでAVを作る、という事となり、
まして自身がゲイでありながら、
ストレートのエロスを追求する、
ということで面食らっていたことは確かだった。

ただ、その中で出来る自分の映像表現を
模索すること。
そして多くの女優と接するうちに
自分の中にある性的なコンプレックスに
向き合うということ。
そのあたりから、自分も成長した気がする。

今、思えば、ネットですべて丸出しのセックスが
観られる環境で、それでも法的には
猥褻とされる世の中には強く疑問を感じるけれど、
当時は、修正が加わって当然だと思い、
僕自身は警察の世話になったこともなければ、
会社が何十億も儲けたということも
なかった。

まさに、業界の表と裏を描いている、
そういう意味では、僕にとっても
非常に興味深い作品ドラマだった。

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posted by みつあき at 17:41| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月01日

12周年に向けて その4

2日前にも書いたように、
昨日は今回、初めての撮影日。

前日は、いつもは朝までだけど
少し店を早く閉め、
タクシーで自宅に戻ったけれど、
あれをやったか、あれを忘れていないか
などと気になって、
結局、ほとんど寝ずに、
朝、9時に東西線葛西駅に集合。

前日、仕事でクタクタになっているはずに
店のスタッフ7人、
そして今回、ありとあらゆる部分で
手伝ってくれているBさん。

彼は今回、スタイリング、メイク、美術、
そして演出的な補佐、何よりも進行など
すべて見てくれている重要なポジションにいる。

彼がいなければ、今回の周年は
決して成り立たないので本当に感謝、感謝だ。

そして、数日前にも書いた
AVの大御所監督二人。
当初、カメラを回せる学生のような人を
探している、と思っていたのが、
この二人が来てくれたおかげで、
あり得ないような状況で
うまく撮影が進行した。

S__248766468.jpg

↑ほんの少しだけネタバレ写真。。。


僕らスタッフの芝居や動きが
彼らの尽力に少しでも
貢献出来ていればいいのだけれど。

ただ、1日だけで、これだけ撮る、
というタイトなスケジュール、
それぞれの協力がないと決して出来なかったので
頭が下がるばかり。

店内でのライブパフォーマンスと共に
流れる映像部分、
お楽しみに!!!!

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