2019年07月09日

NY最終日 オフ・ブロードウェイ "Dog Man : The Musical"、「屋根の上のバイオリン弾き」

長い旅行も終わり、このブログをアップする頃は
ちょうど日本に到着する頃。
(飛行機機内で書いています)
留守を守ってくれたスタッフと、
留守中にいらしてくれたお客様に感謝します。


さて、最終日ということで、昼間に急いで
" ART AFTER STONEWALL"展のもう一箇所、
70年代のほうをやっているSOHOにある
公称Leslie-Lohman Museumに行く。

先日観た80年代以降のモノよりも、
さらに挑発的だったり、
時代のせいかサイケデリックな感じが
あり、これまた見応えがあった。

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多くの美術館と同じく、写真は自由なのだが
「撮る時に、音はMuteにしてください」と。
live photoだと音がまだ小さいけれど、
あの動きがある写真の上がりが苦手で、
本当にこのシャッター音、なんとか
してほしい、そう思った。

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さて、この日の昼間、実は何も入れておらず、
オフでやっていて評判が良い" In the Green"
映画にもなっている「リリィ、はちみつの秘密」を
観ようとしたが、両方とも完売。

そして、とっても悩んだのが「マイ・フェア・レディ」が
この日が最終日で、チェックすると、まだチケットが
少しある!!!
それも、去年の主演から僕が好きなローラ・ベナンティに
変わっているのも、観たい理由だったが、
いかんせん、それが15時から3時間。
このあと、観る予定のイディッシュ語版
「屋根の上のバイオリン弾き」が
始まるのが何と18時。
「マイ・フェア〜」をやっている
リンカーンセンターからいくら
急いで動いても15分はかかる。
増して、最終公演とあったら、
すごく盛り上がるだろう。


そんなワケで泣く泣く諦め
(まあ、去年、二度も観たから良いと言えば良いのだが)
僕が敬愛するミュージカル評論家のミソッパ氏オススメの
"Dog Man:the Musical"に行くことにした。

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ドッグマン、僕は知らなかったけれど、
世界的にベストセラーになっているコミックが原作らしく、
「ファミリー・サマー・シアター」と呼ばれるだけあって
子供向けだし、日曜日だったので多くの子供たちで
劇場は溢れかえっていた。

NYでいつも凄いなあと思うのは、
劇場に入って大騒ぎしている子供たちが
舞台が始まると、まったく静かに集中して観ること。
と同時に、オフで、子供向け、とは言いながらも、
いかにしっかりと作られてて、
子供目線ではない、ということだ。

要は、日本のように「子供は子供らしく」という扱いをせず、
大人たちが自分たちの目線で、教育する、
舞台芸術もその上に成り立っているから
非常に大人っぽく、また出来も良いんだろう。

話は犬の頭脳と警察官の身体になってしまった
ドッグマンが、良い男の子になるために、
あらゆるおかしな犯罪と戦うという流れ。

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セットも、コミックを元にしたモノで
手作り感満載だけれど、安っぽくないのがこれまた素敵だった。


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さて、夜の「屋根の上のバイオリン弾き」。

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イディッシュ語版というのは、ウィキペディアによると
東ヨーロッパでユダヤ人の間で使われていた言語らしく、
今では全世界で300万人くらいの
人たちが使っているらしい。

さて、そんなイディッシュ語。
キャストはユダヤ系の役者たちによって
演じられているものの、実はイディッシュ語を
使える人たちは26人中、3人だけで
残りの23人はひと月間で、
イディッシュ語を学んだと言う。

そんなワケで舞台両脇には、
英語とロシア語(そもそもこの芝居の舞台が
ロシアのアナテフカという村だったため)の
字幕が付くから、英語で歌ったりされるよりは
僕にとってはわかりやすかったりする。

とは言っても「屋根の上〜」の舞台は
もう何度も観ているので、シーン、シーンを
かなりしっかりと理解は出来ているのだけれど。

オフで26人も出演、それもStudio 42は
初めて入ったけれど、かなり大きな劇場だ。

とても嬉しかったのは、「ユーリンタウン」や
「ヘアー・スプレイ」
テレビドラマの「フュード」の家政婦など
やっていたジャッキー・ホフマンおばさんが
マッチメイカー仲人役のイェンテをやっていたこと。

この役はかなり年寄りという役だけれど、
本人のプロフィール見てみたら、僕よりも若かった。
それなりにショック(笑)

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ああ、色々書いているとまた長くなってしまうけれど、
この「屋根の上〜」の素晴らしさは、
伝統は守っていかなければならないが、
それでも時代の変化をきちんと
受け入れていかなければならない、
という主題であることだ。

伝統に縛られ、それを守っていこうとする
ユダヤ人のテヴィエが、
仲人を通さずに次々と自由に恋愛を
して飛び立っていく娘たちを
いかに許していくか、という主題と
自分たちの祖先が守り、育ってきた村を
ロシア政府から追い出されてしまうという現実。

3年前に観たリバイバルの演出は
美術セット共に、感銘を受けたけれど、
今回の簡素でシンプルなりに
胸を打つ演出をしたのが、
なんと映画「キャバレー」や
舞台「シカゴ」に出演していたジョエル・グレイ!

もちろん、オリジナルのジェローム・ロビンスの
振り付けは健在で、結婚式後のワインを
帽子の上に乗せて踊るダンスは、拍手喝采だった。

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ただ、最も残念だったのが、主役のテヴィエ役が
アンダースタディ(つまり代役)だったこと。
ちょっと若い、というだけではなく、
頑張って「テヴィエ像」を作っている感が
どうしても否めなかった。

しかし、最後の晩にたっぷり3時間!堪能した。


全部で18本。仕事のように頑張った(笑)
さあ、本来の仕事、頑張らないと。

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posted by みつあき at 16:17| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする