2019年07月31日

パーソナル・トレーナーの重要さ

つい先日、ものすごく久しぶりに
ジムでパーソナルトレーナーについてもらった。

僕が最初にトレーニングジムに入ったのは
25,6歳の頃だ。
東中野にあったボディビルジム。
「スッキリした身体だねえ。鍛え甲斐があるねえ」
そのジムの会長にそう言われたことが
ついこの前のように思い出される。
そして、ほんの3年ほどだったが
しっかりとトレーニングを教えてもらった。

余談だけれど、そこで仲良くなった同世代の友人は
その数年後、NHKの朝ドラの主役に
大抜擢されて驚いたりした。
彼がそのドラマの中で
赤フンで海で泳ぐシーンがあり、
ゲイからファンレターが殺到して困った、
というのを聞いて、まだクローゼットだった僕は
微妙な気持ちになったことも覚えている。

その後、職場に通うのが楽だったので、
新宿に出来たジム(今、武蔵野館という
映画館がある場所)、
そのあと、中野にある当時
多くのボディビルダーを輩出していたジムに移り、
ここ25年近くは有名なチェーン店に落ち着いた。

20年くらい前に3年ほどトレーナーに
付いてもらったことがあって
とてもそれはためになったけれど、
僕が闘病生活になって、ほどなく中止。

それ以来、ずっと自己流で続けてきたけれど、
この年齢になり、筋肉を付ける、
ということだけではなく、体幹を鍛えたり、
身体を柔らかくする、ということも含めた
トレーニングをしたい、と思っていた。

そんな中で、半年ほど前から
非常に丁寧、他のトレーナーには見ない
色々な方法で、ビジターを支えている
コーチング指導している青年を見て
彼に頼もうと。
色々話してみると、なんとピッチャーで
甲子園に3度も出場した、というツワモノだ。
頼もしいし、ありがたい。

そんなワケでまた、新しい世界を発見。
「長くやってきて良かったですよ」と
なかなか嬉しい言葉をかけられながら、
これからも長くトレーニングは
続けていきたい、そう思った次第。

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2019年07月30日

彼氏と家族との間で

お客さんのセイジちゃんは、
ほぼ僕と同い年だが、
もう20年付き合っている彼がいる。
彼とは東京で一緒に住んで
そろそろ15年になる。

彼と出会うずっと前に、
彼の地元で結婚をし、
一人娘を設けたのが、もう35年も前。
その娘にも子供が二人出来た。

ちょうど一人目が生まれた時に、
うちの店の2年目くらいで
「おじいちゃんになったね」と
セイジちゃんの彼氏共々、
お祝いをしたりしたものだ。

セイジちゃんは地元で会社を作ったが、
その支店を東京に移し、
そこと地元を毎月、行き来している。

地元には、大きな家があり、
結婚していない二人の姉がいる。
ご両親が亡くなり、娘さんは離婚し、
実家に帰ってきたけれど、
その娘さんと、二人のお姉さんとそんなに
うまくはいっていない。

お姉さんたちも歳をとってきたり、
障害を持つ孫や、娘のこともあり、
近い将来、彼は地元に帰らなければならなくなる。

セイジちゃんは誰にも
カミングアウトしているワケではなく、
それを思うと、今の彼氏との家を出る決断を
せざるを得ない。

20年付き合った相手と別れる、という
選択肢はないけれど、かなりタイトな
決断をしなければならない、という
時期に来ているらしい。

彼の複雑な話を聞いて、
人には色々な事情があるのだ、と
改めて考えさせられた。

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2019年07月29日

恋愛の傷

昨夜、来てくれたコジロウとセイヤ。
二人はうちのお客さんだったけれど、
アプリで昨日、初めて出会ったとのこと。
よくある話だ(笑)

さて、お互いの恋愛の話になり、
40過ぎたコジロウは
過去、恋愛で傷つき、泣いたこともある、
とつぶやいた。
30過ぎのセイヤも僕も泣きました、
40度くらいの熱も出ました、と言った。

ただ、セイヤの場合、1日熱を出してしまうと、
その翌日はすっきり。
それ以上、尾を引かないと言う。
それって、傷ついたことにならないのでは。
という話で笑った。

そもそも、恋愛をして「切ない」と
思うことはどうなのか、と話になり、
メールやLINEを出すことに躊躇したり、
考えてしまうことがあるか、と聞くと
いや、それはないです、と答える。
あまり気にせず出すけれど、
返信がなければ、忙しいのかなと思うだけ。

セイヤは常にダメなら、
ダメで仕方がないと思うとかなり楽天的。
コジロウは、そんな簡単なモノではない、そう言う。

もうずいぶん昔に、僕も大好きな相手にふられて、
3年ほど引きずってしまったこともあった。

途中、デートをした相手もいれば、
少しの間、付き合った相手もいるけれど、
ずっと前の彼を忘れることが出来なかった。

あんな重い気持ちになったことは
あとにも先にも初めてだけれど、
今となっては懐かしい。

よくみんなが言う「重い」とか「軽い」
という言葉が当てはまるか、どうか
わからないけれど、少なくとも
あの苦しい時代があったから、今がある、
そんなふうに最近は思える。

セイヤのこれからの恋愛は
どんなふうに運んでいくのか。
ちょっと興味深い。

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2019年07月28日

スーツ専フェチ

先週の木曜日、21歳の学生というショウゴ君と
26歳というリーマンのエイタ君、
二人が初めて来てくれた。
うちを何故知ったのか、と尋ねると
「スーツ専の飲み会」で知り合った人が
うちの店を勧めてくれたと言っていた。

二人は本当にスーツフェチで、
平日の電車の中でリーマンを見ただけで
ドキドキすると言う。

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特にまだ学生のショウゴ君は
ネクタイをしていて、わざわざ
そういう格好をしている。
スーツが好き過ぎて、スーツ専門店に
就職しようかと思ったけれど、
逆に仕事になると、冷めてしまう
自分が怖くて、他の就職先を探しているのだとか。

スーツの何がそんなに?と尋ねると
「きちんとしていそう」
「仕事が出来そう」
「男らしさを感じる」
「ピッタリとしたパンツや、
腕をまくったシャツに色気を感じる」
などという理由のようだ。

逆に、建築関係や、工事などに
携わったりしている、
いわゆる「ドカタ系」とかは
どうかと尋ねると、それにはまったく
感じないのだそうだ。

そう思えば、僕自身、前の仕事も
いわゆるサラリーマン的な
職種ではなかったので
ネクタイを締めたことは
パーティや、冠婚葬祭くらいしかなかった。
この長い人生の中で、30回も
ないのかも知れない。
この年齢で本当に珍しいのかも。

逆に、そういうラフな世界に生きていると、
スーツに憧れる、そういう人もいるかも
知れないけれど、僕はラフな格好のほうが
昔から好きだった。

若い頃から、いつまでもTシャツやジーンズを
着こなしているオッサンになりたい、
そう思っていた。

好みやフェチというのは、本当に人それぞれ。
たぶん、リーマン好き、スーツ好きの中でも
細かい好みが色々あり、
別れるところだろうし、
それはラフな格好が好きだったり、
ユニフォームフェチでも色々あるのだと思う。

ノンケ男子が女性のフェチに対しても
細かくあるのだろう。
それを思うと、本当に性というのは
奥が深い。ただ、出し入れするだけ、
というのが良いワケじゃないのだ。

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2019年07月27日

バンコ・デ・ベビータさん24周年

周年パーティの準備などしながら、
前からあの店の周年は凄い!と言われている
お店のうちの一軒、
バンコ・デ・ベビータさんの周年パーティに
お邪魔した。

基本的に、お店との付き合いがほぼない
うちの店、と言うか僕にとって、
それでも行かなければ!と思うのは
ブロードウェイまで毎年行ってしまう、
というのに等しいのかも知れない。

とにかく、凄い!一度観るべき、
そう聞いたのが一昨年くらい。
とは言え、行ったこともないお店に
いくら何でも転がり込む、という
勇気はさすがにない。

数ヶ月前に、常連だと言うスタッフの
マサヤに連れて行ってもらった。
もちろん、お店の雰囲気も知りたかったのだけれど、
どんな店でどんなことをやるのか
知りたかったのだ。

その時には、昨年の周年の映像を
見させてもらったのだけれど、
昨日、観た生ライブは、その映像を
遥かに超える本当に素晴らしいモノだった。

IMG_0817.PNG

うちの店の1/3くらい、と思われるほどの
狭い空間の中で、パフォーマンスの凄さも
さることながら、ライティング、衣装、
あらゆる部分がよくもここまで!と思う作り。
店には入れない楽屋は店の前の路地を
そのまま使って、衣装やウィグなどが
並び、お会計班もそこにいたりする。

24年ということは、うちの倍だ。
初めて観たけれど、少なくとも
マンネリにはなっていないだろう、
その想像力の豊富さ、そして演出の斬新さ。
スタッフ、ヘルプもいかに
楽しんでやっているか、という熱気。

まったくお付き合いもない僕が
初めてバンコさんママ、スタッフと
話をさせてもらい、
本当に感動したことを伝えた。

あのクォリティは、
たぶんかなり細かい練習の成果だと思われる。
うちの12周年が、彼らのどこまで
追いつくことが出来るか。。。
少し落ち込みながらも、
新たな目標が出来た、そんな一夜だった。


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2019年07月26日

歳をとる、ということ

昨夜、久しぶりに来てくれたソウタが
20年ほど前から仲良くしている
オオタさんは、今年80歳を超えたと言う。

オオタさんのことは、僕も随分前から
知っていて、若いコを追いかけたり、
海外にオペラを観に行ったり、
とても精力的だった。

つい数年前会った時も、
店で会った誰それが可愛いと言いながら、
彼が好きなオペラの楽曲について
朗々と語っていた。

しかし、去年、体調が悪く倒れ、
そこから一気に生気を失ったようで
ソウタとしては、前に出来たことが
出来ないオオタさんを見るのは辛い、
そんなことを言っていた。

思えば、オオタさんも
70を超えたあたりから
旅行で他国に行くと、
誰かから後をつけられたり、
狙われると思うことが多くなったと言っていた。
だから、少し若い人にちょっとお金を出しても、
危険から免れるのであれば良い、
そう思っているという言葉も聞いた。

そんな話を聞くと、僕なんかも
まだそれほど年寄りには見られないだろう、
とたかをくくっているところはある。
そういう思いがあるけれど、
いつ、自分が他人から年老いて
見られるのか、ちょっと想像がつかない。
気がついていないだけで、
もう、そう思われているのかも。

そんなふうに考えると、
元気なうちに、出来る限りやりたいこと、
行きたい場所に行っていたい、そう思う。

おかげさまで、何かをやる時に、
面倒臭いとか思わないタイプだっただけ
良いのかも知れない。

自分で言うのも、なんだけれど、
このアグレッシブな気持ちが
いつまで続くのか。。。
不安でもあり、楽しみでもある。

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2019年07月25日

炭水化物ダイエット

47歳になるキョウゾウは、ここ数ヶ月、
驚くほどの勢いで大きくなった。
大きくなった、という言い方は
とても良い伝わり方をするけれど、
正直、え?と思うくらいに太った。

2週間ほど前に来てくれた時に
そんなに大きくなりたいのかと
僕が聞くと「痩せたいけれど、
食べることをやめられない。
とにかく、食べるのを我慢する、
というのがものすごい
ストレスになる、そう言った。

聞いてみると、元々とっても
グルメだったそうだし、
お美味しいモノを食べるのに、
借金をしてでも食したい、
という考え方だったらしい。

そのせいか、とにかく朝でも昼でも
深夜でも、ガンガン食べる。
太るとわかっているけれど、
ストップがかけられない。


デブ専の人って、若い頃、こんなにかっこいい、
こんなにハンサムと僕が思っても、
とにかく太っている人にモテたい、
だから太りたい、というスパイラルに
入っていくので、
僕の理想とはどんどんかけ離れていったりした。

もちろん、大きな人同士が好きな人から言えば、
大きなお世話で、顔が丸くなっていくことが
とてもチャーミングで、かっこいい、
そう思う人のほうが多かったりする。
その好みは人それぞれだ。
ただ、キョウゾウはそんな事はないらしい。

「キョウゾウはもともとハンサムなんだから、
個人的にはもったいないと思う。」
他の人に言うように、
大きなお世話を僕は伝えた。

「1日一回、夜だけ炭水化物を抜いたら
それだけですごく変わるって聞くけれど」
僕のそのひと言で、彼はこの2週間、
夜は絶対炭水化物は取らない、と決めたらしく
昨日、2週間ぶりに会ったら
見事にその成果は表れていた。

僕もそれほど効果があるかどうか、わからず
(そもそも、僕は運動しなければ、
すぐ痩せるほうなので、そういうダイエット
する必要もないため)
人に聞くままに伝えただけだったのに、
顔がシュッとして、身体も
心なしか締まった感じになっていた。

彼の携帯にあるダイエットグラフを
見せてくれると、僕が言ったその翌日から
少しずつ下降しているのだ。

「炭水化物やめた分、タンパク質とか
野菜とかもっと食べるようになったけれど、
それでも効果が見えるから、良かった」

彼のファンの人には申し訳なかったけれど、
本人も喜んでいるので、ちょっと良いことを
した気持ちになった、そんな夜だった。

嗚呼・・・
ちょっとデブ専の人に怒られる
ブログになってしまっていたら、申し訳ない。
そんなつもりはないです・・・(って弱気)

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2019年07月24日

友人の自宅復帰

僕にはもう30年以上になる
サチオという友人がいる。

彼はその昔、バーで知り合った彼は
僕よりも7歳ほど年下だったが、
頭のてっぺんから出す高音の喋りと
オペラやクラシックや
ミュージカル好きなところが
気に入って、仲良くなった。

知り合って何年かが経ち、
一緒にニューヨークに行き、
ミュージカル三昧したこともあった。

彼はその後、東京から大阪、
そして実家がある広島へ帰り、
そこで仕事に就いていた。

大阪へ行っても、広島に帰っても、
月に数度は、メールのやり取りをし、
近況報告や、最近の舞台事情などを
こと細かに連絡し合っていた。

しかし、今年の1月。
いつもなら、すぐに返信が来るメールが途絶え、
2月になって、もう一度連絡しても返信がなく、
非常に心配をしていた。

何度か電話をしても、
出なかったのだけれど、
3月のある日、お母さんが電話に出られた。

1月の10日過ぎに会社で倒れ、
入院中である、今は意識もある、
ということを知ったけれど、
その時はそれ以上、
聞くことが出来なかった。

意識があるのに、何故メールを打てないのか、
心配は募るばかりだったが、
少なくとも健在であることは
本当に嬉しかった。

5月になり、彼と彼のご家族宛に手紙を書いたら
彼自身から返事がきた。
その手紙には「今、病院でリハビリ中です。
元気になれれば、と思います。」
非常に短いけれど、
しっかりとした字が書かれていた。

それから2ヶ月。
つい一昨日、共通の友人がまったく知らずに
久しぶりに電話をしたら、
「つい最近、退院した」とのこと。
でも、それしか話せなかったと言う。

あまりこちらから連絡をしても、
そう思いながら、また手紙でも書こうと
思っていた矢先に、
サチオのお母様から
今日、電話がかかってきた。

彼は脳出血で会社で倒れ、
その周りに誰もいなかったため、
病院に搬送されるのが遅くなってしまったそうだった。

結果的にひと月ほど、まったく
意識が戻らない状態だったが、
その後、彼の頑張りもあり、
少しずつ意識を取り戻したと言う。
しかし、半身が付随で、
脳の状態も前とは違うけれど、
とりあず、今月の18日に
退院することが出来たようだった。

サチオが変わりたいと言ってくれたので、
二人で話をした。
「俺のこと、わかる?」
そう尋ねると、「もちろん」とサチオは答えた。

「あまり元気じゃないけれど、退院が出来た。
でも、頭が小学生くらいしか働かない。
僕ってついていないんだ。」
そう言った。

「古い記憶がまだらのようなんだ。
今週にもメガネ屋でメガネが出来るので
それが出来たら、メールも読めると思う。」

ひと言、ひと言がとってもたどたどしかったし、
あれだけ高い声だったのが、
少しばかり低かったけれど、
サチオは紛れもなくサチオだった。

これから彼がどういうふうに
元気になっていくのか。
前のような状態に戻ることが
出来るのか。
僕にはわからない。


思えば、彼が最も観たいと言っていた
グレン・クローズ主演の
「サンセット大通り」を
彼の帰国する前日に
チケットを取ったにも関わらず、
機会の故障で開演出来ず、結局彼だけ
観ることが出来なかったことを
思い出した。
その時も言っていた「僕ってついていないんだ」と。

軽はずみに勝手なことは言えないけれど、
そういう状態で倒れ、でも半年後に
自宅に戻り、こうして電話で話せたこと。
それは、決して彼が「ついていない」
ということじゃないんじゃないか。
そんなふうに思った。

命を落とすことなく
自宅にまで復帰できたことを喜び、
近いうちに顔を見に行こう、そう思った。

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2019年07月23日

叔父さんはゲイ?

いつもは恋人と来てくれる
アキヒコ君、22歳が
昨夜は一人でぶらりと来てくれた。

アキヒコ君は大学生で、比較的
うちの店から近い場所に住んでいる。
家賃も高いだろうし、何故、
こんな場所に?という聞いてみた。
お父さんの弟、つまり叔父さんが
新宿区に住んでいて、彼の口利きもあって、
このへんに住むことになったと言う。

アキヒコ君の叔父さんは、
もうそろそろ
50歳になる独身男性で、
一度も結婚したことはないし、
父親の話によると、女性の話を
聞いたこともない、とのことだ。

アキヒコ君は叔父さんと一緒に
住んでいるワケではないけれど、
新宿近辺というから
必ずしもゲイとは限らない。
ただ、たまに部屋に行くと、
とても簡素でほとんど荷物も何もなく、
物凄く綺麗に片付いているのだそうだ。

確かにインテリアなども含め、
女性の匂いはしない。

「ゲイの可能性、あるのかも知れないね」
と僕が尋ねると、
「そうですね。半々かなあ」とアキヒコ君。
逆にゲイじゃないだろう、と思う半分の
理由って何かと聞くと
一緒に食事に行ったりすると、
あまり気取った場所じゃなく、
普通の居酒屋に行くとのこと。

でも、ゲイだって、普通の居酒屋に行く人は
山ほどいるし、増して甥を連れて
そんなお洒落なレストランバーに
行くほうが不思議な気もする。

アキヒコ君いわく、
万が一、ゲイだった場合、
一緒に飲みに来たい、という思いもあれば、
子供の頃からずっと優しかった叔父さんという
イメージを壊したくない、という思いもあると言う。

叔父さん自身も、甥っ子がゲイであっても
カミングアウトしたい、とは
まったく考えていないかも知れない。

なるほど。
なんて言いながら、今まで
そんな偶然は山ほど見てきたし、
仮、にそうであっても驚かないけれど、
いずれにしても、叔父さんと仲が良い
というのが一番だなあ、そう思った。

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2019年07月22日

12周年パーティについて

旅から帰国して、連休を超えて
昨日は久しぶりに休みをとった。

とは言え、これからやらなければいけないのが
恒例の周年パーティの準備。

大体、周年の構想はゴールデンウィーク
前後に決め、それから旅行前までに
大枠の取り決めを作っていくのが恒例。

旅行中の合間の時間に色々考えたり、
思いついたらメモをしたりして、
帰国後、それをまとめて行き、
骨組みや練習、リハーサルなどの
日取りを決める。

基本的には、毎年、周年は
僕がやりたいこと、好きなことを
スタッフに手伝ってもらい、
物凄く労力をかけてしまうのだけれど、
いかんせん、そこに行き着くまでが大変。

ってなワケで、帰国後、そんなこんなで
毎日、パソコンとメモ、
そして手伝ってもらう外部の人などと
打ち合わせをしたり、という日々が始まった。

このブログについては、出来る限り、
休まず書き続けよう、そう決めたのが
去年の9月。
それまでは結構歯抜けだったけれど、
それがよほどのことがない限り、
書く、という指令を自分に発した。

加えて、写真を豊富に使う、もしくは
僕自身が下手でもイラストを描く、
そういうふうにしてきたけれど、
これだけで毎日、1時間から2時間ほど
取られてしまう。


ブログは短くとも(書き出すと
いつも長くなってしまうのだけれど)、
出来るだけ日々、書こうと思っている。
モノに寄っては、写真があれば
写真は入れるけれど、当面、
ヘタなイラストもちょっとお休みさせてもらおう、と。

その分、周年は思い切り楽しいモノにしようと
画策中。
内容はまた8月中旬くらいに発表する
つもりですが、とりあえず、12周年パーティは
10月4日(金)5日(土)になるます。

今年も多くのお客様に来ていただるように
頑張ります。

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2019年07月21日

価値観の違い

昨夜、遅くに来てくれたミヤケちゃん。
彼はもう10年ほど付き合っている彼氏が
いて、僕も何度も会ったことがある。

ミヤケちゃんは一部上場のかなり良い会社の
叩き上げサラリーマン。
劣等感ばかりだった若い頃から
自分の努力で今の地位を
勝ち取ったのだという自負はある。
とは言え、子供の頃から親しんだ
庶民的な生活こそ、とっても彼は
落ち着このだそうだ。

逆にミヤケちゃんの彼氏のほうは、子供の頃から
かなり恵まれた環境にいたらしく、
ごくごく一般的な会社に勤めていながらも、
食事を食べる時も驚くほどゴージャスな
レストランに行き、旅行をしても
ミヤケちゃんが映画やテレビでしか
観たことがないようなホテルに宿泊する。

ミヤケちゃんは、
たびたび彼氏にそういう場所に連れて行かれたり、
高価なインテリアを買ったりするたびに、
何か違う、自分はそんなモノを求めていない、
という意識にかられてしまい続けて
10年が経過している、そう言う。

「でも、楽しいよね。
リラックス、出来るよね。」と彼氏に言われると、
決して否定出来ない自分もいるから
どんどん「これで良いのか」と自問自答する。

無駄にお金を使っているという気持ち、
それがとても幸福とは思えない何かが
やっぱりそこにあるのだと言う。

確かに、僕の友人にも、医者の家庭で育ち、
お金にずっと恵まれている人がいる。
彼は「同様の価値観を共に出来る人としか
付き合えない」そう断言している。


何が大切で、何が心地よいのか。
それは人によって、大きく違ってくる。
ただ、どうであれ、それでも10年付き合っている
という事実はそこにあり、
少なからず、少しずつでもお互いに
影響し合ってここまで来ているのだから、
それには意味があるのではないか、
ミヤケちゃんに対しては、僕はそう思う。

基本的には誰もがまったく同じ価値観で
あることはないと思うし、
自分に欠けているモノを補うこともある。
それが、人と付き合ったりする醍醐味ではないか、
ついつい、そんなふうに考えてしまうのだ。


価値観の違いを大きく感じさせられた映画
「そして父になる」。

poster.jpg

経済的に余裕があり、
物事を上から見てしまう福山雅治扮する
父親に育てられた息子と、
裕福ではないけれど、家族で共に
幸福を追求していくリリー・フランキー扮する
父親に育てられた息子。
取り違えられていたという事実から、
価値観を考えさせられるドラマだった。

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2019年07月20日

火災の恐ろしさ

一昨日のトップニュースだった
京都アニメーションの放火殺人は
本当に心痛む事件で、
店でも、この痛ましい出来事を
とても見ていられない、
そういうお客さんが大勢いた。

親族の方たちや、この会社のファンの方々が
どれほど辛い思いをしているかと思うと、
言葉が出ない。

僕はとことん映画好きで、
アニメーションももちろん観るけれど、
この京都アニメーションの作品は
恥ずかしながら、まったく観たことがなかった。

世界中にファンがいて、
これほどまでにリスペクトされている、
という事実を報道で知り、
無知な自分を恥じた。

320.jpg

京アニの代表作とされる「けいおん!」


報道される中で、行き場を失った
従業員の人たちが火に包まれるさまを
耳にして、建物の構造も含めて、
改めて火災の恐ろしさを強く感じた。

僕自身、過去を振り返っても、
火災現場に居合わせたことは、ほぼない。
それこそ、4、5歳の幼少時に
自宅の風呂から、近所(と言っても
自宅から1キロほど)の家が燃え盛っている
のを目にしたくらいだ。

僕が先日、旅行中に、新宿2丁目で
火災があり、これも大きな話題となった。
ツイッターなどで見ると、ビルの間から
大きな炎が燃え上がり、
かなり大変なことになったようだった。

亡くなったり、怪我をした人がいない、
というのが幸いだった。

うちの店は火を使わないけれど、
携帯やPCそれ以外の電化製品からの
引火も含めて、気をつけていかなければ。

今回の事件で、お亡くなりになった方たちの
ご冥福をお祈りします。

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2019年07月19日

参院選前に

27になるアツシと35歳のヨシオが
二人で来てくれた。
なんかの話の流れでアツシは
ヨシオに「選挙、どこに入れようと
思ってる?」と聞いていた。

ヨシオが「実は俺、選挙行ったこと
ないんだよね」
そう言うと、アツシは驚き、
「え?僕は二十歳になった時に
一番嬉しかったのは、選挙が出来ることだった。
今は、18になったので、さらに羨ましい、
そう思う。」と言うと
逆にヨシオは驚いていた。


IMG_0804.jpg

僕が二十歳の頃は、さすがにアツシのような意識は
薄かったけれど、ちょうど25、6歳になる頃、
初めての比例代表が始まり、
そのことをきっかけに
投票するようになったことを
よく覚えている。

そして、たまたま、この選挙で
当時、ゲイである事を公言し、
雑民党なる政党を作って出馬した
東郷健氏が、選挙演説の放送で
差別用語を連発し、NHKがそれを
削除した、というちょっとした事件があった。

クローゼットどころか、まだ女性と
付き合ったりしていた僕は、
オネエ全開で、かなり過激な彼の発言を
少し嫌な気持ちになったりしていた。

しかし、その中のささやかにも強い真実に
考えさせられたことも事実で
それはいまだに僕の心に残っていたりする。

投票する、ということは、ある程度
政治のことを知ったりしなければならず、
ネットや携帯がなかった当時は
ただ、ただ新聞を読むしかなかった。

保守か、リベラルか、
どこの党に入れるか、
誰を支持するか、日本が、そして世界が
どういうふうに動いたら良いのか。
それは個人個人の生きて来た背景や
考え方によって、大きく違う。

歳をとってくると、
政治で決められてしまう色々なことが
生活に密接していることに気が付く。

自分の意思が反映されずに
物事が決められていく理不尽さはない、
そう思うようになったのは、
40も半ばを過ぎた頃かも知れない。
でも、今、思うと、それでは遅かったなあ、と。

若い頃に将来を見据えて、きちんと
投票する、という習慣を付けておけば
良かった、そんなふうに思ったりする。

たとえば同性婚とかでもいいし、
憲法改正でも、原発についてでも、
メディアで報じられていることに
疑問や怒りを持ったり、
もしくは賛同したり、
若い人たちが動けば、
何かが大きく変わるはずだ、そう思う。

20年後、今の若い人たちがどうやって
生きていくか、ということも含めて、
是非とも20代、30代の人たちに
選挙に行ってほしい。

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2019年07月18日

Saku Saku Mondayとマサヤのこと

1年半以上に渡り、Bridgeの月曜日、
Saku Saku Mondayを
やって来てくれたマサヤが
9月いっぱいで卒業、という告知を
つい先日、ここでお知らせした。

実は、前から彼はいつか自分の店を
持ちたい、そう考えていたようで、
そんな話を、春先からマサヤ自身の
御家族に相談していたらしい。

そして、突然だけれど、この夏(来月)から、
大阪のマサヤの実家のすぐそばで
家族みんなでレストランバーを
経営することに決まったらしい。

当初の予定のように、今月いっぱい、
そして8月9月は週2度、
大阪からうちの店のために
やって来てくれるつもりで
予定を組んでいてくれたようだ。
しかし、色々やる事も山ほどあると思うし、
あまり無理はしてほしくない。

増して、店がオープンしてからは
さらに大変だろう、ということで
ひとまず、うちの店は卒業。
ただし、来月中旬に上京する予定がある
ということで、
8月19日の日をマサヤの最後の
Saku Saku Mondayとする、
という運びになった。

staff_masaya.jpg

思えば、彼は今から6年前の2013年の
初夏に、うちのお客さんのヨウジさん
(当時、彼はまだNYに住んでいた)に
店に連れて来られた。

嵐やKinki Kidsなどに楽曲を提供していて、
彼自身もシンガーソングライターだと聞いた。
凄いなあなんて思いながらも、
そんなマサヤに、その年の周年のボーカルコーチを
頼んだことがきっかけだった。

あれから6年。周年では、彼自身の
ライブをやってくれたこともあったり、
またあらゆるパフォーマンスを
手伝ってくれた。

もちろん、Saku Saku Mondayもそうだが、
僕やBridgeにとって、マサヤの存在は
周年の思い出がとっても大きい。

今回のことは、とても驚き、
残念でもあるけれど、
それでも新たな第一歩を歩く
マサヤを応援していくことに
なんの変わりもない。

今年の周年は、来ることが出来ても、
1日カウンターの手伝いに入るくらいかも知れません、と
言ってはいたものの、
大阪の店に尽力を尽くしてほしく、
それでも万が一、大丈夫であれば、
顔を見せてくれるかも知れない。

いずれにしても、残り一回。
それ以外の月曜日は以前と同じく
僕みつあきが、ずっと入ります。
もちろん、その8月19日も、
一緒に入るので、よろしくお願いします。

マサヤのすべての活動が
素晴らしいモノになりますように。

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2019年07月17日

「決め事」が好きか、嫌いか

ヨウヘイは、まだ40前で、特にデブ専という
ワケでもないし、太りたくて仕方がないことでも
ないのに、ここ半年で10キロほど太った。

「どうしようかって、毎日思うんですが、
走ったりしたくないし、
運動で痩せたいと思わない」そう言う。
「夜だけ炭水化物を食べない、というのも
かなり効くって言うけれど」と僕が言うと、
「決め事を作るというのが苦手なんです」だそうだ。

同じルーティーンであることはもちろん、
とにかく自由でありたい、
やりたい時にやりたい事をやる、というのが
ヨウヘイの生き方らしい。

面白いなあと思ったのは、
たとえば仕事であれ、
プライベートであれ、電車に乗る際に、
降りた時に便利なように、
多くの人は駅の階段やエスカレーターの
近くに降りられるように、
いつも同じ車両に乗ったりする。
彼の中では、そういうのがまずない。
ない、と言うか、嫌なのだそうだ。
決めたくない。縛られたくない。


逆に、僕は超ストイック、
というワケでもないけれど、
とにかく決め事を作らないとダメなタイプだ。
いつジムに行き、いつこの映画を観て、
いつまでにこの本を読む、
店のこともしっかりと
スケジュールを決めておかないと、
自分がダメになってしまう気がするので
事前にビッシリとスケジュール表に
まとめておく。


そう言えば、前の会社に税務署が入ったことがあった。
その時に僕の手帳に「C」とか
「B」とか「L」とか「S」とか
書いてあって、「これは何の暗号ですか?」と
問い詰められたことがあった。

IMG_0800.jpeg

これは僕のジムの日程表で、
単に胸のトレーニングの日、
背中の日、脚の日、肩の日という
イニシャルを書いただけなのだと
説明をしたのだが、とても不思議がられたりした。

いつもながら、何が良いか、悪いかなんて、
まったくないけれど、ヨウヘイの話を聞いて、
人って本当にとことん違うのだなあ。
つくづくそう思った。

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2019年07月16日

お勧め映画「Girl ガール」

僕が30代の頃のことを考えると、
トランスジェンダー、前で言うと
性同一障害と言われていた人たちのことを
どれほど理解していただろう。
いや、理解はともかく、存在を
どれくらい受け入れていただろう。

時代が大きく変化すると同時に、
僕自身も変わってしまっていて、
それがいつ、どういうふうに変化したのか、
きちんと覚えていない。

しかし、僕がその事について、きちんと
考えようとし始めたのは、
このブログにも何度か書き、
今やありとあらゆるLGBTの活動をしている
杉山フミノ君と、14年ほど前に
僕が手伝っていたタックス・ノットで
出会ったことからだった。

「自分にペニスがない。元々あったモノが
付いていない、という感じ、その違和感は
もう障害以外でも何物でもない、そう思った。」と
フミノ君は僕に言った。

女のコのヴァギナに自分のペニスを
挿入したり、立ち小便をする、
そんな夢を何度見たか、わからない。
そんな話も聞いた。

彼との出会いのおかげで、僕は
自分の店のスタイルを確立することが出来た、
そう言っても過言じゃない。
ゲイバーではあるけれど、
極力そこにジェンダーに関して
線引きをしないということ。

それについて書き出すと、また
とりとめない方向に行ってしまうので
その話はまたの機会で。

*******************

今、東京で上映している「Girl ガール」という
ベルギー映画は、フミノとは逆の
男性として生まれてきながら、
自分を女性だと信じて生きている
主人公ララの話だ。

girl-lucas-dhont.jpg

設定は現代のベルギーで
バレリーナを目指すのがララだ。
彼女は、父子家庭に共に住む父親や弟、
学校の先生、そして友人たちも
彼女がトランスジェンダーであることを
理解している。

ひと昔前のことを考えると、
彼女は物凄く幸せであるはずだ。

しかし、トランスジェンダーの人たちが
他人に受け入れてもらえるかどうか、
という事でだけではない苦しみが
どれほどあるのかを、
この映画は教えてくれる。

肉体のこと、性のこと。
それは僕らゲイやレズビアンでさえ、
理解しているつもりでも、
まったく気が付かない心の葛藤、
深い傷が横たわっているのだ。

僕らゲイは、単純に男に性欲を感じる。
その部分を、かなり乱暴に言ってしまうと、
他人がどう考えようが、
(その部分が、昨今のLGBTの社会的な問題として
物議を醸し出していることは確かだけれど)
とにかく性的な問題さえ
自分で乗り越えていけば、なんとかなる。

しかし、トランスジェンダーの人たちは
決して、そうは行かないのだ。

人に気付かれないようにひっそりと
生きる、ということだけで
済まされない問題がそこにあるのだ。

LGBTの映画として、ということはなく、
我々が共存している人たち、
それこそ少数者のことを
理解できずとも、考えていかなければ、
そう思うことが出来る傑作である。


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2019年07月15日

レインボー・リールに行けなくて

毎年、この時期にLGBT関連の映画を
積極的に公開している
「レインボー・リール東京」。

先週まで旅行に行っていたこともあり、
帰って来て色々整理することがたまっていた
この三連休が朝までの営業、という
ようなことがあって、今回は
1本も観に行くことが出来なかった。

お客さんや友人たちは、せっせと通い、
これは良かった、あれは良かったという声も。
その中で、僕がとても観たかった、
そう思うのは「1985」という作品だった。

220px-1985_poster.jpg

まさにエイズ危機という時代に、
テキサスで暮らす保守的な家族と、
ニューヨークからクリスマス休暇で帰って来た
ゲイの主人公のドラマだそうだ。
モノクロの映像は美しく、
また脚本が素晴らしかったらしい。


今まで、映画祭で多くのゲイの映画を観て
素晴らしいと思ったモノも数多くある。
"The Beautiful Thing"として
非常に評価が高いイギリス映画は
「とても素敵なこと」というタイトルで公開された。
ほかにも「トリック」「ラター・デイズ」
「ブロークンハーツ・クラブ」
「第二の皮膚」「ヨッシ&ジャガー」
「ビッグエデン」「サマー・ストーム」
「シェルター」「湖の見知らぬ男」
など、本当にその年のベストに入れたいような
作品が多く公開された。

とは言え、ビッグバジェットでもなく、
有名な俳優が出ているワケでもないので
劇場公開されるモノは少ないし、
上に書いたのは、劇場はおろか、
日本ではDVDは配信サイトでも
観ることが出来ない。

それを思うと、何が何でも、この映画祭は
外してはならないのだ。

うううむ。
ともあれ、今日の夜はスタッフの皆さん
打ち上げでホッとひと息つくのだと思う。
お疲れ様でした。

これからも、この映画祭がずっと長く続きますように。
そして、来年こそ、しっかりと追いかけられるように
スケジュールを組まなければ、と反省しきり。

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2019年07月14日

恋愛から友情へ

一昨日、店のオープン前に
ちょっと寄った他店で、久しぶりに
友人のショウタと会った。

また、同じ日の遅い時間に、
店にアキオが来てくれた。

ショウタとアキオは、3年前のうちの
周年パーティで知り合った。
僕は二人とも、店をやる前からの
かなり親しい友人でもあったので、
まさかその時が初めての出会いとは
知らなかったが、とにかく二人は意気投合。
すぐに付き合いだした。

40代半ばのアキオと50代を超える
ショウタは、これが最後の恋かなと
言っていた。
ありとあらゆるところに
二人でデートに出かけ、
その帰りにうちの店に
寄ってくれたりもした。

しかし、残念ながらそれから1年後に
二人は別れてしまった。

その時にショウタから聞いたのは、
これからもずっと良い友人でいよう、と。
そのほうが、二人にとって
さらに良い関係作りが作ることが出来るから、
どちらからともなく言い出した、
ということだった。

そして、一昨日も、それぞれから
先月、二人で旅行に行ったこと、
アキオは自分自身のことを
ショウタに色々相談したりしていること、
などを聞いた。

過去、付き合った人とは
絶対に友人にはなれない、
そういう人はたくさんいる。

僕はここには何度か書いたけれど、
別れた人たちとは、ほぼ友人でいる。
しかし、少なくとも、何年も経過してから
そういう関係になることが出来た。

ショウタとアキオのように、
そんなに長い付き合いでもなかったのに、
別れてすぐに強い友情で
結ばれる、というのは珍しいけれど、
それはそれで素敵なことだなあ、
そう思った。

男同士の友達関係の映画もたくさんあるけれど、
僕が最も好きな友情を描いた映画は、
ベット・ミドラー主演の「フォーエバー・フレンズ」
(原題" Beaches")だ。

beaches-movie-poster.jpg

ショウタとアキオも、生涯、
この二人のような友情で結ばれていくのだろう。

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2019年07月13日

夢を追いかけること

つい最近、30になったばかりのセイヤが
昨夜、深夜に来てくれて、
久しぶりにゆっくりと話をした。

セイヤは、学生時代、
小さな会社を設立、
それでひと儲けして、2年もしないうちに
この先はもうないだろう、と閉業。

それから、彼は前の会社に移り、
その後、今の会社へと転職した。

現在の会社には不満はないし、
仕事もやり甲斐があるけれど、
セイアYとしては、数年後には独立し、
自分がやりたい事に向かって
走って行きたい、と言う。

イヤはまさに
日本の経済をしっかりと見据えて
ビジネス論理を追求していっている、
そんなふうにも見え、
僕自身とはまったく違う
生き方をしているように思えたりした。

しかし、話せば、話すほど、
僕自身が店をやった流れ。
自分が、そして店を支えてくれる
お客さんやスタッフたちが
幸福感に満ち溢れる、
そこに行きつきたい、
と同時に、前回の旅行なども含めて
自分の夢の自己実現をすること、という意味では
ほぼ同じなのだ、そう感じた。

とは言え、自分が30歳の頃、
セイヤのようにそういう事について
真剣に追求していたか、と言うと
まだまだ、もう少し目先のことで
精一杯だったような気がする。

IMG_0797.jpg

いずれにせよ、闘志がある若さというのは
素晴らしいなあ、そう思った。
頑張れ、セイヤ。

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2019年07月12日

マーガレットの紹介で

昨夜、雨が降り続く中、一番に扉を
開けてくれたのは、2丁目の店に
初めて一人で来た、と言うススム君だった。
ススム君は、ノンケっぽさが光る36歳。

ここ10年ほど、色々アプリで人と
出会ったりするけれど、なかなか
うまく行かない、多くの人と同じように
そう言っていた。

そのあと、来てくれた他のお客さんも含めて
2時間ほど店にいてくれたけれど、
物怖じしないあの爽やかさなら
大丈夫だよね、と残ったお客さんと
話をしていた。


それはともかく、彼にうちの店を
どうやって知ったのか、と尋ねると
ドラッグのマーガレットに聞いて来てくれたと言う。
マーガレット!ちょっとの間、
会っていないけれど、とても嬉しく思った。

IMG_0793.jpeg

僕は、ドラッグ・クイーンやGOGOで
活躍している人をそれほど知っているワケではない。
増して、仲良くしているドラッグなんて
うちの店の周年を手伝ってくれたりしている
数人プラスアルファだ。

マーガレットとは、もう30年近く前に
バーで会い、古いミュージカル
映画の話で盛り上がったことがきっかけだった。
その後、二人で深夜のロイヤルホストで
何時間も話し込んだり、
もう一人の友人と、とある大晦日、
マーガレットの家で朝まで飲んだこともあった。
考えれば、六本木のゲイクラブに
行ったこともあったし、
店を始めてからも、
物凄く貴重でチケットが取れない
歌舞伎の公演に誘ったりしてくれた。

もちろん、この長い間に、彼は多くのメディアに
出演し、ドラッグクイーンのそれこそトップとして
存在するようになって久しい。

僕が店をやったこともあって、それほど
会えなくなったけれど、
彼が3年前にゲイカルチャーのモニュメント的存在として
オカマルトをオープンさせて、
多くのメディアにもとりあげられている。

上に書いたススム君は、友人に誘われ、
一緒にそのオカマルトさんに行き、
一人で行ける店、というので
マーガレットに勧められたということだった。

いずれにしても、ありがとう。
マーガレット。
また、僕も遊びに行かせてもらいます。

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