2019年06月22日

ブロードウェイ・ミュージカル「ハデスタウン」

さて、ボゴタ一日目は、朝から動き回ったけれど、
その話は明日のブログで。

今日は、今年のトニー賞、9部門も受賞した
「ハデスタウン」”Hadestown”を観た話。

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これ、どう聞いても発音的に
「ヘイディスタウン」なんだろうけれど、
オルフェウス神話に出てくるHADESが
日本では「ハデス」と訳されているので
個人的にはとても気持ち悪いけれど、
とりあえず「ハデスタウン」という事に。


舞台は、そのオルフェウス神話を元に、
20世紀のどこか、不思議な時代空間で
シンプルな話を、ジャズ、フォークを
交えた楽曲で見せていく。

それにしても、この圧倒的なまでに
支持されているのは、どうしてだろう。

オフで評判になり、ロンドンへ渡って、
ブロードウェイに入ったということで
ブラッシュアップされて
かなり大掛かりになった感がある。

舞台変換はほぼないけれど、
バーを模倣した舞台に奏者が囲み、
回転する舞台や奈落や階段上に演者が動く。
振り子のように動くライトの傘の使い方や
壁が割れ、光が差し込むような背景のセットなど
想像力を膨らませるスタイリッシュな演出だ。

そのあたりが、人気の秘密で、
パフォーマンスが終わると
いちいち熱狂的な歓声と
拍手があるから驚いてしまう。


話は、オルフェウスとユーリディケが
出会い、惹かれ合うところら者が立ちは始まる。
二人は愛し合い、結婚を決めるけれど、
貧しい生活の中で、ユーリディケは
ハデスという男からもっと良い仕事を、
と「ハデスタウン」という街の工場に送り込まれる。
彼女の愛を求めて、オルフェウフが
ハデスタウンにやってきて、
ハデスと大きな約束を結ぶ。

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舞台は、先日トニー賞をとった、
72歳のアンドレ・デ・シールズが
この物語の語り部となって、
存在感も本当に凄い。
彼はオープンリー・ゲイだそう。

そしてハデスの嫁になったのが
アンバーグレイ扮する女。
彼女は残念ながら取れなかったが
トニー賞候補にもなった。

オルフェウスには「スパイダーマン・ザ・ミュージカル」で
スパイダーマンを演じていたリーヴ・カーニー、
そしてユーリディケは、つい最近まで
リバイバルをしていた「ミス・サイゴン」で
キムをやっていたエヴァ・ノブルサダ。

思い切り低音で歌うハデス役の
パトリっク・ペイジも
この役でトニー賞候補だった。

演出がどうも似ている、と思ったら
「ザ・グレート・コメット」を作り上げた
レイッチェル・チャフキンだった。
そして、この作品はある意味、
「レント」や「ONCE」にも
通じるところがあった。

そのどれもが日本で公演を
行なっているから、いつかこの舞台も
日本で観ることが出来るかも知れない。

さすがに、今回の前半、NYで観た
舞台の中で、観客の沸き方が
最もすごかった1本だった。


さて、明日のブログからは、
観劇記録はひと休み。
コロンビアについて、書くことしよう。

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posted by みつあき at 17:17| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする