2019年06月21日

ブロードウェイ・ミュージカル「ザ・プロム」

NYからコロンビアのボゴタに到着。
午後2時のフライトが1時間半遅れて
結局、ボゴタの市内に着いたのが
22時半を過ぎていたので
今日は何もせず。

さて、とりあえずたまった観劇記録を。


昨日のマチネで、話題の「ザ・プロム」を観た。

卒業記念のプロムパーティの
パートナーに何故、同性がダメなの!?と
インディアナの片田舎の高校で
女子高生をバックアップする
ブロードウェイスターたちの
奮闘ぶりを描いた舞台。

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「キャリー」をはじめとする
多くの映画でもよく出てくる
男子と女子がパートナーとして
パーティに参加するこのプロムは、
アメリカでは1920年くらいから始まったようだ。

高校生カップルが学校公認でダンスパーティに
出られるなんて、と若い頃は
単純にアメリカってなんて進んでいるんだ、
なんて思っていた。

けれど、近年これだけLGBT問題が
どんどん具体化している中で、
確かに男女に限る、というのは
おかしいだろう、という声が出てくる。

現に、グーグルで検索してみると
多くの高校で問題になり、
一方的に否定されている学校も
まだまだ多いようだ。

単純に大好きな女のコ
(その彼女の母親がPTA会長)と
一緒にプロムに参加したい、
という主人公エマの気持ち。

そして、ちょっと落ちぶれたブロードウェイ
スターや、もうひとつ売れない俳優たち4人が
名声を得るために思い立ち
「プロムに同性愛者を!」と
NYからインディアナへとやってくる。

決して、激しいプロパガンダという形ではなく、
ロマンティックさと共に
ところどころたっぷりと皮肉をこめた
コメディとして見せていくから
ひたすら楽しく観ることが出来る。
最初はゲイ・バッシングとも取れる
イジメが横行している学内だが、
俳優たちの努力によって、
LGBTを受け入れる学生たちと
PTAや学校との闘いとなっていく。

ティーンエイジャーたちの派手なダンスと
中年俳優たちの言葉の中に張り巡らせられる
ソンドハイムやら、ボブ・フォッシーへの
オマージュ、とブロードウェイ好きには
たまらなかったりもする。

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ダンスと笑いに満ち溢れた演出を手がけたのが
「アラジン」「ブック・オブ・モルモン」
「ミーン・ガールズ」のケイシー・ニコロウ。
彼はほかの作品同様、
振付も兼ねているから凄い。

個人的には「ヘアースプレイ」や
「プロデューサーズ」を思い出したけれど。

私生活ではレズビアンと公表した
主演のケイトリン・キナナン、
そして舞台上ではクネクネした思いっきりゲイを見せる
ブルックス・アシュマンスカスが良い。

彼らが舞台上で、権利を勝ち取っていくと、
客席はやんやと大騒ぎで、
ラストシーンのプロムのダンス、
そして女子高生二人のキスには大喝采、
笑いながらも泣けて仕方がなかった。

オープンから半年以上経っているのに
この盛り上がりかたに
改めて時代は大きく変化しているのだなあ、と思った。


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posted by みつあき at 14:37| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする