2019年06月09日

女性恐怖症

今まで何度か来てくれている
サクラダ君 43歳は
うちの店が女性が入ってもいい、
ということを
昨日初めて知ったと言う。

「ホントに申し訳ないですけど、
僕、女性がいるだけで絶対無理なんです。」
そう言う。

子供の頃から、サクラダ君いわく
「病的なまでに」女性が苦手だった。

匂いや肉体的なことも含めて、
声、雰囲気、考え方(これは
彼の勝手な解釈だろうけれど)、
そのすべて女性的なことが嫌なのだと言う。

高校もわざわざ自分の能力よりも
ちょっと落ちる男子校を受けた。
大学はそういうワケにはいかなかったけれど、
極力、女子とは距離をとった。

今まで女性の友人などいたこともないし、
仕事もわざわざ女性社員がいない仕事を
選んだのだそうだ。

IMG_9211.jpg

サクラダ君は、子供の頃、両親が
事故で亡くなり、そのあと独り身の
叔父さんに育てられたということもあったし、
実は幼少の頃、お母さんに
DVを受けていたことが原因なんだと思うそうだ。

いずれにしても、そういうトラウマが自分が
ゲイになった原因なんだろうと思うようだ。
差別だとか、蔑視とか言われようが、
自分の中の女性への嫌悪感、不快感、
ある意味、恐怖症とも言えるこの感覚は
一生、治まることはないのだと言い切る。


これを聞いて、
子供の頃から、人やモノに対して
嫌悪感を持ったり、腹をたてたりすることを
逆にいけないことだとされていた僕自身は、
「不快感を持つ」「それを表現する」ことを
抑えたり、という癖が付いてしまっている。

サクラダ君と、僕とがどちらが楽で、
どちらが正しいか、
なんて誰も答えられないと思うし、
いずれにしてもバランスが
取れていないのかも知れない。

人間、というのは本当に厄介で
複雑な生き物なのだ。

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posted by みつあき at 15:43| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする