2019年04月20日

突然のキス

ヨウジ君、28歳はデザインの会社に勤めて4年。
それほど大きな会社じゃないので、
スタッフも特に増えも減りもせず、
8人くらいの面々の中で
黙々と仕事をしている日々だ。

それくらい小さな会社だから
カミングアウトしよう、しようと
思いながらも、まだ出来ていないのだと言う。

仕事柄、そういう事には
比較的寛容な社長や社員だと思っている。

そんな矢先、花見をみんなですることになり、
会社の近くの公園で、夕方から夜まで
酒を飲んだ。

あまり強くないヨウジ君は、
女性の先輩だとか社長とかに
かなり飲まされて、ちょっとヘロヘロだった。

みんなで飲んでいる場所から
少し離れたところに公衆トイレがあり、
そこに行こうとすると、
7歳ほど上の先輩(男性)が
一緒に行こうと言う。

くだらない話をしながら、トイレに行き、
用を足して、戻ろうとしたその時に、
その先輩がいきなりキスをしてきた。

舌こそ入れられなかったけれど、
濃いヒゲがヨウジ君の頬にあたり、
それは、それは衝撃的だったと言う。

IMG_8887.jpeg

先輩は今は別れたとは言っていたが
つい去年まで彼女がいて、職場にも
連れてきたことがあった。

確かにヒゲ面だけど端正な顔立ちで
ヨウジ自身、入社した頃、
かっこいいと思ったことはあったけれど、
また、何故。

唇を奪われたあと、
「え!先輩。ゲイなんすか?」と聞くと
「わからない」そう言う。

「酔っ払ってるからですか?」
そう聞くと「うん、たぶんそうだと思う。すまん。」
と言う。

その日から、ヨウジ君は、その先輩と
どう関わればいいか、わからなかった。
先輩は自分のことをゲイだとわかっているのか。
それとも実は彼もなんだかんだ言って、ゲイなのか。
本当に酔っ払っていたからか。

まったくわかならいまま、
あれから3週間ほど
悶々とした日々が
過ぎようとしているようだ。

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posted by みつあき at 20:05| Comment(0) | 職場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする