2019年03月01日

すべての人が違う、ということ

一昨日、地方都市から来ていただいた
タケモトさんは、自分が教える大学に
トランスのコが来ることで、
どう対処すれば良いか、と考えていたと言う。

うちのお店に来る多くのゲイの人たちも
そうだし、僕自身も昔は知らなかったのだが、
ひと口にトランスジェンダーと言っても、
F to M(女性として生まれ、自分は男性だとしか
思えない違和感を持つ人)でも、ストレート
(男性として女性を愛する人)と、
ゲイ(男性だが男性を愛する人)もいるし、
加えてそこにX(あまり性別にこだわらない)
という人もいる。

そういう話をしたら、タケモトさんは
「まったく知らなかった。それを
聞くと、なおさらどうして良いか、わからない」
そう言っていた。


そんなところに、それこそM to Fのトランスの
カオルが入ってきた。
そもそもトランスジェンダーで女性として
生きていきたい、それを選んだ彼女だが
いつもボーイッシュ。
どちらかと言うと、宝塚の男性役のようなふうに
生きていきたいのだ、そう言う。

また、彼女の場合、男女、どちらでも
付き合える、そう思っていたのだが、
いざ女のコと付き合った場合、
男性制を求められることに
すごい違和感を持ったのだと言う。
だから、今は男性しか興味がない、
そう言っていた。

「人の生き方や趣味趣向など、それは
ストレートの人たちも様々。
みんな違う。
だから、トランスだと言って身構えたりすることなく、
みんな違う人なんだ、でもだからと言って
特別ではない、
そう思うことが大切だと思います」
カオルはタケモトさんにそう言った。

実に僕もそう思った。
タケモトさんは大きくため息をつき、
「今夜はすごく勉強になった。
新年度からの方針がなんとなく見えてきた。」
そう言って、帰って行かれた。


写真はトランスジェンダーの生き方を
描いた傑作「トランスアメリカ」
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posted by みつあき at 15:04| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする