2019年02月22日

インド10日目 帰国の前に その2

さて、宮殿や寺院の周りのカオス。
チャンドニー・チャウク、と言われる
小さな店が細い路地の中にひきめしあい、
それは迷路のようになっている。
どこかで見たなあと考えてみると、
バンコクにもこういう露天商が
集まっている場所がたくさんあった。
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その脇を、何台もの車やリキシャー、
自転車やバイク、そして人や牛や馬や犬が
ぐっちゃぐちゃに動いている。
あまりにも多過ぎて、どうしようもないので
それぞれが大音量でクラクションを鳴らす。
公衆便所もお店や人通りの中に
あったりするのも普通だ。

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これを見ただけで、インドはもうこりごり。
二度と来るもんか、と思う人も多いのかも知れない。
特に日本ほど静かな道路は
世界でも例を見ないから、
そんな我が国から行くと、うんざりするだろう。


日本人の金持ちさえ手が出せないような
超が付くような金持ちと、生きているのか
死んでいるのか、わからないような路上生活者が
まったく同じ地域で生息している、というこの街。
そんなこの混沌は、僕の人生の中では
ほぼ経験したことがなかった。

疲れると言えば、疲れるし
面倒だと言えば、面倒。
でも、このエネルギーに満ち溢れた空間は
僕にとっては、何とも魅力的だった。

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日本人と見ればどんどん声をかけてきて、
詐欺まがいなことを言われ、
とんでもない場所に連れて行かれる、
嘘八百で信じられない、
そんな話をネットや本で
嫌というほど聞かされてきたインド。

しかし、今回、僕に声をかけてきたインド人は
ほんの数人。
(リキシャーに乗らないか、という運転手は別。
それでもキューバよりも少なかった。)
そんな数人を除けば、イヤな思いは
まったくしなかったし、
むしろ、ちょっと道を聞いたり、
モノを尋ねたりした学生や女性、
警察官など、笑顔で丁寧に
教えてくれたりした。

特にバスや電車に乗って、ここで降りたい、と
僕がスマホを見せると、次だよと教えてくれたり
する優しい人はとても多かった。

加えて、他国で見られるような
怒鳴り合いや罵声、のようなモノを
僕はインドで見ることはなかった。
比較的、穏やかなキャラクターなのではないか
僕は勝手にそう思った。

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色々な意味で、
たまたま、僕が付いていたのかも知れない。
でも、11日間の旅の中で
ネガティブな気持ちになることがなかった事は
心から感謝したい。


何よりも、一番不安だったお腹を壊す、
ということがまったくなかったのは
僕にとって本当に有難く、
これは奇跡だと言っていい(笑)。

日本でも、ちょっと油モノを食べたりすると
すぐにお腹を壊すにも関わらず、
むしろ東京にいる時よりも
快便だったりしたのだ。

水や食べ物に、それなりに気を使っていた、
ということもあるけれど、
最も大きかったのが、アルコールを
それほど飲まなかった、ということかも知れない。

日本だと仕事柄、週末などはついつい
飲み過ぎてしまう。
しかし、前にも書いたように
インドはホテルで夕食時などに
1、2杯飲むだけ。

他国へ行くと、ついつい宿泊する場所の
近くの店でアルコールを買って帰る。
でも、インドではなかなかそれが出来ない。

ルームサービスでビールを何度か
頼んだけれど、1本飲むと
疲れているせいか、横になるとすぐに寝てしまう。

そういう旅だったからなのかも知れない。

そうそう。
今回の旅ほど、ゲイの世界と無縁だったことも
僕としては珍しい。
12億人以上もいる、というインド人の中で
他国と同様、山ほどゲイの人たちも存在しているんだろう。

いつもなら、ゲイの人がやっている
B&Bなどを利用したりもするけれど、
今回ひるんでしまったことは、
少しだけ後悔している。

たぶん、お世話になっていたら、
あちらのゲイ事情を知ることが出来ただろう。

まあ、でもこれをきっかけに
また是非、この地に戻ってきたい、
そう思わせてくれたので
その日をまた楽しみにしようと思う。


正直、毎日このブログを書く1時間を作るのは
それなりに大変だった。

特にこんな文章を楽しみにしている、という人が
どれくらいいるかは、わからない。
でも、営業をスタッフに任せ、
僕がいると思って来てくださったにも関わらず、
がっかりされたりするお客さんがいる、
そんな東京の店の現状を思うと
せめて、このブログを書き続けることが
旅行中、僕が出来る唯一のことだった。

と言うか、もうそろそろ老いぼれてきているので
備忘録として、自分のためにもなるから、いいかと。



それにしても、最後の最後に長々と失礼しました。
深夜に飛んでいる機内で
ほぼ眠ることは出来なかったけれど、
自宅で少しだけ休んで、
今日から元気に店に出ます。

また、よろしくお願いします。

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posted by みつあき at 08:17| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インド10日目 帰国の前に その1

前日のブログでは最終日の夜、と書いたものの、
昨日の帰国便が夜の20時20分だったため、
結局、昨日一日が実質、最終日となった。

思えば、僕が日本で入っているジムが
デリーでも何軒もある、というので
Googleマップで調べて行ってみた。

思えば、今さらだけれど、僕が
マメに海外旅行に出始めて、30年
その間に、世の中はインターネットに寄って
物凄く変わった。

とにかくどこに何があって、
そこにスマホひとつあれば
連れて行ってくれるワケだ。

それも、歩きか、タクシーか、
電車か、バスか、という事なども含めて、
的確に教えてくれる。

紙の地図だけを頼りに、
迷い迷っていたのが、つい10年少し前。
思わぬ場所との出会い(これ、意外と大切)が
なくなってしまったのは残念だけれど、
それでも、無駄な時間は大幅にカットされるのだ。


話を戻そう。
そんなワケで、ジム。
着いてみたら、これまた先日のレストランと同じく、
そこは数年前に「プロテインショップ」に
なってしまっていたようだった。
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地図上でも、またGoogle先生も「営業中」と
書いてあるのにだ。
で、聞いてみると、そこから車で20分ほどの
ところにある同系列のジムも、他のジムに
買われてしまったらしく、
僕の会員証は使えないらしい。

インドのジムの様子を見たかったけれど、
こればかりは仕方がない。

それにしても、そのプロテインショップの並びは
何十軒プロテインショップがあったか。
こういう光景は、日本はもちろん、
アメリカでも見たことがない。
街でそこまでのマッチョを見ることもなかったけれど、
フィットネス人口はそれなりに多いのだろう。


気持ちを入れ替えて、
市内観光へと繰り出すことにした。

まず、アグラセン・キ・バーオリーという
14世紀に造られたという階段状の井戸。
これは住宅地のいきなり裏手にあるのだが
意表を突かれて、見応えあった。

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その後、世界遺産になっている
ラール・キラー(赤い砦、という意味らしい)。
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タージ・マハルや、アンベール城とは
またひと味違うこれまた広大な宮殿跡。

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1640年代に作られたというこの宮殿も
1850年代にイギリスとインドの反乱軍に
よって、破壊されたらしく、
今、残っているのは、ほんの一部らしいけれど、
それでもゆっくり歩くと
たぶん何時間もかかる。

このあと観たジャマー・マスジットという
イスラム教の寺院もそうだけれど、
すぐそこには、ほぼカオス状態の
ニューデリーの街が広がっている。
しかし、一歩、足を踏み入れたら、
精神が落ち着き、歴史の中のひとつの時代に
すっぽりと入ってしまったような気になるのが凄い。

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そうそう。この寺院に限らず、
インドの多くの寺院に入る時は
靴を脱ぎ、裸足にならなければならない。
そのあたりは、西洋の教会などとは違い、
日本のお寺と同じく、アジアなのだなあ、
そうしみじみ感じたりもした。

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