2019年02月17日

インド5日目 ジャイプールの1日 その2

ジャイプールは「ピンク・シティ」と
言われるほど、ピンクの壁や建物が多い。


その象徴となるのが、風の宮殿と呼ばれる
ハワー・ハマル。
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宮廷の女性たちを集めた宮殿で
顔を見られないように、
お祭を観るために、建てられたそう。

そんなワケでここは物凄い車の量と、
人で溢れかえっている場所にあって、
僕が撮ったこの写真でも、その騒々しさは
伝わってこない。

そうそう。とにかくインドは
どこもかしこもクラクションの嵐で、
過去行ったどの国よりも
クラクションを鳴らす。
日本で今話題のあおり運転とはまた違うけれど
とにかくちょっとでも追い抜こう、
前の車や人力車や人がノロノロしていたら
あおる、あおる!

そんな雑踏の中に、この
NYのアイアンフラットビルのように薄っぺらいのが
建っているのだ。

953もの小窓があるせいか、
風がよく循環する、ということで
「風の宮殿」と言われた所以らしい。


そこから歩いて5分のところにあるのが、
世界遺産になっている「ジャンマルタル」と
言われる大型の日時計と天体観測施設。

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まるで現代アートさながらの建造物は
なんじゃこれと言う人もいるだろうけれど、
個人的には面白かった。

そう言えば、ここの入場料がインド人は
300ルピーなのに、
外国人は1000ルピー(約 1800円)
インドは物価が安いと言いながらも、
通常料金で楽しめないのは痛い。


さて、ジャイプールで最も良かった、と
思ったのがアンベール城跡。

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これも世界遺産らしいけれど、
この堂々とした風格ある城と
その複雑に入り組んでいる宮殿内は
タージマハルよりも魅力的だった。

山々に囲まれる広大な城だけれど、
この城の入り口までの長い坂道が結構大変だった。
そこまで、象のタクシーと呼ばれる
象に乗って入ることも出来るらしいけれど、
昨日は見なかった。

建物内の細かい絵画や、彫刻もひとつ、ひとつ
見ていくと、その繊細さに胸を打たれる。
また迷路状態で、なかなか出口に辿りつけない。
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思えば、僕が泊まったホテルもそうで、
難ありと思うか、どうかはともかく、
自分の部屋からフロントまで10分弱かかり、
迷えば20分もかかってしまった。
ま、それが楽しかったりもするのだけれど。

そんな3つの場所をのんびりと見て、
ウーバーで動こうかと思っていたけれど、
ジャイプールは安全そうなので、
初めてバスに乗り、ホテルまで帰ってきた。
バスの車掌の美人女性はものすごく優しく、
最初にホテルの場所を言うと、
2つ前の停留所を何度も丁寧に教えてくれた。

ホテルに戻り、美味しい夕食を食べ、
心残りなく、翌日のチャンディーガルへの旅のため、
早くベッドに入った。

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posted by みつあき at 17:09| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インド5日目 ジャイプールの1日 その1

ジャイプール。
当初、今回、予定に組み込んではいなかった。
それよりも、旅の中、一度だけの週末は
当初、デリーでゲイシーンを
楽しもうと思っていたからだ。

しかし、デリーのつもりで押さえていた
超豪華ホテル(しかもその時期だけ格安)が、
デリーから250キロも離れた
ジャイプールだと知ったのは、
旅行直前の数日前。

しかも、そもそも僕が通した旅行会社によると
(たぶん安く提供してくれるからか)
キャンセル不可とある。
とりあえず旅行会社に説明してみたが、
直接ホテルと交渉してくれ、と。
インドのこのホテルまで電話をしたら、
来られない理由を説明してくれ、と。

ホテルをデリーだと間違ってしまったと伝えるのも
なんなので、体調悪く行けない、と伝えた。
結局、ホテル側から出発前日にメールが来て
「病院からの診断書を送ってください」と。

なんじゃ、こりゃ。
高級ホテルだから、さくっと対応してくれると
思ったのに。

とりあえず、インドのゲイシーンは、
ほぼないのに等しく(イベントはあっても、
基本的にゲイバーはないようだ)、
それであれば、このジェイプールまで
足を伸ばして、豪華ホテルに泊まってもいいか、と。

店に来てくれている同世代のお客さん、
ショウさんも「前に泊まっているけれど、
素晴らしかった」とのこと。

というワケで、出発ギリギリに、
ベナレス→ジャイプール
ジャイプール→デリーのチケットを取った。
実はこの日曜日(まさにこれを書いている今日)
デリーからチャンディーガルに
移動する予定も入れていたので
いささかバタバタだ。

そんなワケで、一昨日の夜、
ジャイプールの到着。
説明が長くて申し訳ない。
さて、ウーバーで着いたホテルは・・・・


まあ、かつて観たことも泊まったこともない
凄いホテル!

そもそも宮殿だった場所を今から20年前に
改築して作られたようだった。

とにかく、広過ぎて、迷路のようになっていて
フロントから部屋に行くまでが大変だ。

「食事の時間がギリギリなので、
バッグは部屋に運んでおくので
もし良ければ、レストランに」
テーブルに通されたら、あまりの煌びやかさに
ため息が出る。
と言うよりも、何か落ち着かない。

IMG_8088.jpeg

ここで、夕食も飲み物以外は
ホテルの代金に入っております、と言われ
それでもアラカルトでかなり高額のモノから
そこそこの料金の食事を自分で選択できる。

そしてどんどん運ばれてくる食事。

「僕は胃を切っているので、
それほど食べられないのですべて
半分ほどにしてください」
そう頼んでも、大丈夫です、と
ものすごい量を次々に持ってくる。

10時半過ぎで、他のお客さんがいないせいか、
僕一人なのに、ワインサービスの人が一人、
料理の説明をしてくれる人が一人、
何か困ったことがあれば、という人が一人。
その3人がテーブルの少し離れたところで
笑顔でいてくれる。

あの「診断書」を送ってくれ、と
言ったホテルとはとても思えない。

食事はもちろん、どれもが日本の一流レストランで
食べているように美味しい。
しかし、正直本当に物凄い量で食べられない。
部屋に持って帰ったところで、
明日の朝食までに食べられはしないだろう。


食事をしながら、
ついこの日の朝、ガンジス河のほとりで
人々からの恵みを受けていた
お年寄りや子供たちを思った。

一日の中で、まるで世界を支配しているのかと
勘違いするような場所と、
今日生きるのが精一杯という場所。
その大きな落差をここまで感じることは
日本にいるとなかなかない。

このホテルと日本での自分の生活とのギャップは
多少感じながらも、いつもなら、この心地よさに
うっとりするだろう。
嗚呼、旅行ならではのリラックスだ、と。

でも、この日だけはとても
そんな気持ちになれなかった。

素晴らしい対応で、
丁寧にもてなされば、もてなされるほどに
何だか居心地悪くさえ感じたのは
ホテルのせいではなく、
一昨日の僕自身のせいだった。

部屋に案内されるとそこは
70平米ほどあるあまりに広い部屋。

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ある意味。王様気分である。
一人で泊まるにはあまりにも必要のない広さと
何だか「分相応」ではない感覚。

本当の幸せとは何だろう。
人が人として、生まれ死ぬ間に、
何が必要で、何を必要じゃないんだろう。

毎日贅沢をしている中で
苛立つこと、怒る多くのつまらない事柄。

逆に、空腹で死ぬかも知れない人が
たとえば一本のアイスクリームを
食べられた瞬間の幸せな気持ち。

世界の半分以上を占めると
言われる飢えた人たちのことなど
もちろん日々考えていくことなど出来ないし、
自分の置かれた状況の中で
幸福を追求していくことがベストなのだろう。

そんな事ばかり考えて
あまり寝付けなかったのが4日目の夜。


朝、燦々と日が降り注ぐ、
ホテルの庭で美味しい朝食を食べた。
そして思った。

いずれにしても、このような素敵な場所に
自分は来ることが出来ている。
ひょっとすると、この王様気分は
そうそう僕の身に起こることも
ないかも知れない。

大袈裟に言うと、一生ないような
自分が置かれたこの状態を
感謝しながら、
心から楽しむこと、
そして何かを学ぶことこそが、
今の自分に必要なことなんだろう。

美術館のようなホテル内を
ゆっくりひと回りする。
従業員もお客さんも笑顔である。

IMG_8129.jpegIMG_8105.jpegIMG_8132.jpeg

前日の疲れを癒してくれる
暖かなな日差しを浴び、
ちょっと気持ちを入れ替えて
朝からジャイプールの街を歩くことにした。

(2に続く)
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posted by みつあき at 16:20| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする