ジャイプールは「ピンク・シティ」と
言われるほど、ピンクの壁や建物が多い。
その象徴となるのが、風の宮殿と呼ばれる
ハワー・ハマル。
宮廷の女性たちを集めた宮殿で
顔を見られないように、
お祭を観るために、建てられたそう。
そんなワケでここは物凄い車の量と、
人で溢れかえっている場所にあって、
僕が撮ったこの写真でも、その騒々しさは
伝わってこない。
そうそう。とにかくインドは
どこもかしこもクラクションの嵐で、
過去行ったどの国よりも
クラクションを鳴らす。
日本で今話題のあおり運転とはまた違うけれど
とにかくちょっとでも追い抜こう、
前の車や人力車や人がノロノロしていたら
あおる、あおる!
そんな雑踏の中に、この
NYのアイアンフラットビルのように薄っぺらいのが
建っているのだ。
953もの小窓があるせいか、
風がよく循環する、ということで
「風の宮殿」と言われた所以らしい。
そこから歩いて5分のところにあるのが、
世界遺産になっている「ジャンマルタル」と
言われる大型の日時計と天体観測施設。
まるで現代アートさながらの建造物は
なんじゃこれと言う人もいるだろうけれど、
個人的には面白かった。
そう言えば、ここの入場料がインド人は
300ルピーなのに、
外国人は1000ルピー(約 1800円)
インドは物価が安いと言いながらも、
通常料金で楽しめないのは痛い。
さて、ジャイプールで最も良かった、と
思ったのがアンベール城跡。
これも世界遺産らしいけれど、
この堂々とした風格ある城と
その複雑に入り組んでいる宮殿内は
タージマハルよりも魅力的だった。
山々に囲まれる広大な城だけれど、
この城の入り口までの長い坂道が結構大変だった。
そこまで、象のタクシーと呼ばれる
象に乗って入ることも出来るらしいけれど、
昨日は見なかった。
建物内の細かい絵画や、彫刻もひとつ、ひとつ
見ていくと、その繊細さに胸を打たれる。
また迷路状態で、なかなか出口に辿りつけない。
思えば、僕が泊まったホテルもそうで、
難ありと思うか、どうかはともかく、
自分の部屋からフロントまで10分弱かかり、
迷えば20分もかかってしまった。
ま、それが楽しかったりもするのだけれど。
そんな3つの場所をのんびりと見て、
ウーバーで動こうかと思っていたけれど、
ジャイプールは安全そうなので、
初めてバスに乗り、ホテルまで帰ってきた。
バスの車掌の美人女性はものすごく優しく、
最初にホテルの場所を言うと、
2つ前の停留所を何度も丁寧に教えてくれた。
ホテルに戻り、美味しい夕食を食べ、
心残りなく、翌日のチャンディーガルへの旅のため、
早くベッドに入った。
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