そう言えば、
人に追われることはなかったが、
喧騒の中で、車に乗る時に
水牛の大群に追いかけられた。
これはかなり恐怖だった。
何十頭いたんだろう。
急いで車に乗ったけれど、
ヴェドさんは、
牛は神様だけど、たまにこういうこともある、
そう言って笑った。
昼間は、広い庭付きの
リオ・ガーデンという
レストランに行き、
あらゆるインド料理が
小皿に並べられたランチ。
これが非常に美味しかった。
食べ過ぎるとお腹を壊すので
抑えながら食べるのが少し無念だった。
この後、アグラ城に行く。
ほぼ赤い石、赤い土で
14世紀に皇帝に造られたモノで
50人にも及ぶ妻たち、それぞれの
部屋があり、それこそ
ハーレムだったらしい。
ここから見えるタージ・マハルは
なかなか見応えがあった。
そのあと、ヴェドさんが連れて行ってくれた
マッサージは、レスリング出身の
マッチョな30代だった。
マッチョな30代だった。
僕の腹にある癌の傷跡を見て
「僕の元奥さんも胃ガンで亡くなった」
と言っていた。
彼は「ダンガル きっとつよくなる」が
大好きで、あの長い映画を何度も
観た、そう言っていたのが印象的だ。
彼のマッサージは大きな手で
柔らかく、力強く、痛過ぎず
非常に気持ち良かった。
夜は、凄い喧騒地帯にあった
前日夜のデリーのホテルとは違い、
静かなかなり良いホテルだった。
入るのに、持ち物検査から
セキュリティーチェックがある、
というのも凄い。
たぶん安宿は安宿で人は連れ込めないだろうけれど、
こういう一流ホテルでも難しいんだろう。
とは言っても、エレベーターは
真っ暗になって止まる、
ジムのマシンは壊れている、
面倒な事もそれなりにあって、
日本や欧米の高級ホテルとは違って
これまたインドだなあと思った限り。
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