2019年02月12日

映画「バーニング 劇場版」

「ペパーミント・キャンディ」「オアシス」
「シークレット・サンシャイン」
「ポエトリー アグネスの詩」
今まで作られたどの映画も見応えある傑作。
そんな韓国の名匠イ・チャンドンが
村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を
映画かしたのがこの「バーニング 劇場版」だ。

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NHKが制作をし、去年の年末BSの4K放送記念番組として
放映されたけれど、それが53分短い短縮テレビ版。
ってなワケで、この映画には「劇場版」という
サブタイトルが付いている。

主人公のジョンスは、父親が暴力事件を起こして
三番沙汰になっているため、小説家志望だけれど、
田舎にある実家で牛の世話をすることになる。

そんな彼が商店街でバッタリ会う幼馴染のヘミ。
整形したという綺麗になった彼女に
ジョンスは惹かれていき、関係も持つ。

しかし、その後、アフリカ旅行から帰国した
ヘミに寄り添うように現れるのが
洗練されたイケメンのベン。
(テレビドラマ『ウォーキング・デッド』の
あのグレイを演じたスティーブン・ユアン!)

ほぼ遊びながら暮らしているんだ、と言いながら
超高級マンションに住み、外車を乗り回すベン。

ジョンスが、牛小屋を掃除している時に
ヘミとベンはジョンスの古い家屋に尋ねてくる。
そこでマリファナを吸いながら、ベンは
「役にたたない汚れたビニールハウスは、
焼かれるのを待っている。
だから僕は火をつけるんだ。」

そんな意味深な言葉。
小説の「納屋」は「ビニールハウス」と
言葉を変えながらも、村上春樹のシンプルながら
深い世界を、映画ならではの広がりを持たせて
ハルキ・ワールドを見させてくれている。

ジョンスは、ヘミに恋心を
打ち明けることが出来るだろうか。
また、ベンが「ビニールハウス」
と意味するモノとは何だろう。

不思議な展開と共に、
どんどん想像力を膨らませてくれる作品。
ワケわかならない!と頭を抱える人もいるのかも。
でも、僕は好きだった。

今、成田です。
今日からインドへ。

留守もBridgeはスタッフが守ってくれています。
10日間、よろしくお願いします。

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posted by みつあき at 09:22| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする