2019年01月31日

新しい椅子

店も10年を超えると
店の中のモノにも色々ガタが来る。

4年ほど前にはまずカウンターが
傷だらけになった。
3年前には冷蔵庫が、そして冷凍庫が、
2年前にはエアコンがいかれてしまった。
壁や床も少しずつメンテナンスしないと、
これまた大変なことになっていく。

そして、ここ1年くらいの間に、
椅子の背もたれが取れてしまった。

長い間、多くのお客さんに背もたれなしで
ちょっと不自由な思いをさせてしまっていた。

10年以上も経つと、前入れた同じ形の椅子が
もう見つからない。
それなりに気に入っていた椅子なので
出来れば同じようにしたい。

すべて取っ替えてしまう、
というのもあったのだが、
とりあえず、奥の座席三脚を、
特別仕様(笑)として
座っていただくことにした。

IMG_7771.jpgIMG_7772.jpg

これからはちょっとは
ゆったりと座っていただけそう。

また、ところどころ、気になるところは
変化していくので、お楽しみに。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 15:57| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月30日

憧れのインド

スタッフの人数やスケジュールの関係もあって、
昨年晩秋の旅行は断念。
しかし、ちょっと落ち着いてきたのと、
2月は客足が減るということもあり、
10日ほど旅に出ることにした。

当初はロンドンで観たい舞台を、
と検討していたのだけれど、
その何本かは、ブロードウェイに
移るので初夏にはあちらで観られそう。
加えて、冬のヨーロッパはあまりに寒いので
結局、アジアへ目を移した。

いつもお世話になっている
お客さんカップルが住むシンガポールに
と考えたけれど、うまく日程が合わず、
結局、昔から行きたかったインドへ
行くことを決めた。

379-600x375.jpg

いつも行く比較的大きな都市に行く理由は、
ほぼ舞台、ライブなどを観るためだ。
それ以外は、年をとったら
なかなか行けない場所
(前回のマチュピチュや、
一昨年のキューバも
そうだったけれど)に行こうと
思っている。

南米ももう少し制覇したいし、
アフリカにも行きたいのだけれど、
まずその前にインドかなと。

治安やら、食べ物やら多少心配はあるけれど、
人生観が変わるという人も多い未知の国を
色々と味わおうと思っている。
何か情報があったら、是非とも。

旅行中、今まではブログも
休んだりしていたけれど、
今回は(多少、抜ける日もあるだろうけれど)
アップしたいと思っている。


来月12日に出て、21日に戻り、
店には22日の金曜日から出ます。
まだ10日少しありますが、
留守をスタッフが守ってくれるので
よろしくお願いします。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F






posted by みつあき at 15:56| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月29日

テレビドラマ"This Is Us"

ここ数日、親子の話、
その繋がりについて
このブログに書いたけれど、
家族について、まさに同じようなことを
色々考えさせてくれるテレビドラマがある。

一昨年の秋から
NHKで放映されていたドラマ
"This Is Us"(NHKでは『THIS IS US
36歳、これから』というタイトル)がそれ。

91+QgftdAJL._RI_.jpgThisisUs-S3.jpg

本国よりも1年遅れて、去年の年末から
アマゾン・プライムのレンタルで
第2シーズンを観ることが出来るけれど、
これが本当によく出来ていて、
そのドラマの作り方、脚本の見事さに
第一話から目が釘付けとなった。

ドラマは、36歳の二人の恋人同士に
子供が出来るが、なんと三つ子。
その中の一人が死産となり、
たまたまその子のベッドの隣に寝ていた
身寄りがないアフリカ系の男の子を
養子として、三人を育てることになる。

残った男女の双子とこの黒人の子は
成長し、やはり36歳を迎える。
このふたつの時代を軸に、
夫婦間の問題、子供たちの成長、
そして大人になった彼らの苦悩など、
時代を行ったり来たりしながら、
描いていく。

双子の一人ケヴィンはハンサムで
テレビのコメディ番組に大抜擢され、
注目を集めているが、
人知れずコンプレックスに苦悩する。
双子の妹ケイトは一時期は歌手を
目指すほど音楽好きだが、
肥満に悩まされている。
そして、養子となった黒人のランダルは、
成績も優秀、
若くして結婚をし、二児の父親となるが、
自分の出生やルーツに苦しむ。

このドラマでは、血の繋がりとは何か
人との関係とは何か、
愛情はあらゆる問題を
超えることが出来るかを
観ている者に問いかけてくる。

アメリカらしいユーモアを随所に
ちりばめながら、親子、恋人、
兄弟、友情などの
関係性を深く描きながら、
少しずつ色々な謎が解かれていく。

最近のアメリカのドラマにしては、
ゲイ・キャラが出て来ないなあ、
そう思って観ていくと、
意外なところで意外な人がゲイだと
わかったりもして、ここも興味深い。

オススメです。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 18:26| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月28日

スタッフの新年会

昨日、27日はカフェのクローズを早くし、
夜の部のオープンを少し遅くさせてもらって、
その間に、店のスタッフの新年会をした。

S__770051.jpeg

店のスタッフがほぼ全員集まる、と言うのは
周年の時と、その打ち上げくらいで、
それ以外はもう少し少人数の集まりと
なってしまっている。

こういう集いをしようとすると、
どうしても店の営業に
時間が被ってしまうのと、
17人近くいると(カフェスタッフなども含めて)
なかなか日にち、時間の調整も難しい。

そういう意味では昨日は珍しく
全員が集まることが出来る1日だった。
(一人、日にちを間違えて
来られなくなったのは残念だったが)


ともあれ、店のそれぞれのスタッフが
それぞれを知り、
キャッチボールしていけることは
有り難く、かつ大切だなあと思う今日この頃。
特に大きな話し合いをしたワケでもなかったけれど、
交流が深まり、楽しそうに飲んでいる
スタッフを見るとちょっとホッとし、
こういう時間は改めて大切だなと思った次第。

去年は仕事の事情もあって、
結構な人数のスタッフが
辞めざるを得なかった。
長いこと、店をやっていると、
卒業していく人たちはいて、
寂しいけれど、
それは仕方がないことだと思う。

その分、新しいスタッフが入り、
また新たな店が作られていく。

「ゲイバーの店子」という
一般的なカテゴリーにとらわれずに、
また、Bridgeスタッフと共に
この2019年をまた作っていきたい、
そう思う。

ひと月、過ぎてしまいましたが、
本年もスタッフ共々、
Bridgeをよろしくお願いします。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F






posted by みつあき at 18:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

つきせぬ子供への思い

昨年の初夏だったか、若い友人二人から
驚くような話を耳にした。
友人二人は、一人はゲイ、
一人はトランスジェンダーのF to M。


トランスの彼のパートナーが、
ゲイの彼の助けを借りて、
子供を身ごもったという話だった。


フミノは、店を始める2年ほど前に知り合った
トランスジェンダー。
ゴンも店を初めて、ほぼすぐに来てくれた
ゲイの会社員だった。

彼らは色々な偶然が重なって繋がり、
ここを読んでいる人の中にも
知っている人も多いかと思うけれど、
この10年、ありとあらゆる
メディアに出て、LGBTについての
活動を広げて来た。

彼らの起こしたムーブメントは
かつて経験したことないほど
大きく、広がった。

高齢者のシェアハウスへの考察、
来年にも1万人を超える
カミングアウト・フォトのプロジェクト、
そして渋谷区のパートナーシップ条例の成立、
そして同性婚への提訴
などなど、ただのブームとは言えない
アクションを次々と起こし、
日本で「LGBT」という言葉を
認知させたのも彼らではないかと思う。


もう60を過ぎてしまった僕が、
暗くて重いクローゼットの世界から
ゲイを受け入れるまで、
(まさかのゲイバーの主人になるなどとは
思えず)
長い長い時間が経過した。

自分を受け入れることもままならないのに、
他者に受け入れられるということに
終始していく彼らのエネルギーって
一体どこから来るのだろう。

「そんなつもりもなかったけれど、
ふと気がつくと、使命感のようなモノに
かられて、何かせずにはいられなかったんです」
ゴンは僕にそう言った。

そんな二人がフミノの彼女と共に
悩みに悩んで、子供を作ることを決意し、
昨日、以下の記事が出た。


これを読むと、フミノカップルが
いかに子供を欲しいと望んだか、
その思いをどうやって叶えようとしたか
理解出来る。

ここに何度か書いたけれど、
僕自身、ゲイとして生まれ、育ち、
それでも自分のDNAを残したい、
自分の子供を育てたい、
そういう気持ちを持ち続けた。
僕にとって、子供を持てなかったことは、
人生で唯一心残りであるかも知れない。

彼らが頑張ってきた
今までの流れを知っていると、
今回の公表が、彼らの活動の一環、
そして子供を使ったプロパガンダなどと
言う意見も多く出てくるのだろう。

LGBTであるからには、
子供を持つべきではないのか。

僕が知っている子供を育てる同性カップルの
子供たちは愛情に満たされ、
それぞれが伸び伸びと幸せに
成長しているように僕には見える。
もちろん、そこにはいくつもの問題があるだろう。
でも、それはストレートカップルも
持つそれぞれの問題とは
大きく変わらないような気がする。

彼らの公表は、生まれた子供にとって
どういう影響をもたらすかという問題は
彼らの強い愛情によって超えることが
出来る、僕はそう信じている。

色々な家族の形があり、それは望めば実現出来る。
そういう方向性を示した、という意味で
僕は彼らにエールを送りたい。

IMG_7638 2.jpeg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 13:20| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月26日

つきせぬ母への思い

タスクさんは、僕よりも少し若いけれど、
少しコワモテで若いコが憧れるような
素敵なミドルエイジだ。

彼は都内から少し離れている
ということもあってか、
たまにしかお店には来られない。
去年の11月頃に来てくれた時に、
ここのブログで僕が母のことを
書いていた記事を読んでくれていた。
そして、彼もお母さんを
半年前に介護施設に預けるようになり、
毎週末、顔を見に行っていると言っていた。

昨日、今年、初めて
うちの店に来てくれた。
最初はざわざわとした中、
僕は相手も出来ず、
バタバタと動いていた。
その間、特に隣の人と話すこともなく、
ゆっくりとお酒を飲むタスクさんの
ちょっと遠い目が気になった。

落ち着いてから、
「お母様の具合はどう?」と尋ねると、
少しだけ潤んだ瞳で
「ついこの間、
9日の日に亡くなりました」
タスクさんはそう言った。
まだ、2週間と少し前のことだ。

うちの母親と同じ90歳で、
去年の暮れから意識が遠のき、
そのまま最後の言葉も交わさず、
逝かれたのだと言う。

うちの母は介護施設に入って
(途中、施設を変えたことも入れて)3年だったが、
タスクさんのお母様はたった半年。

施設には本当にお世話になったけれど、
でも、やっぱり入居してから
それまでの「気」のようなモノが
ちょっと失せたような気がした、僕がそう言うと
それはタスクさんのお母様も
同様だったのだそうだ。

タスクさんは、お兄さんがいるけれど、
彼がお母様と同居していたこともあり、
喪主を務められたと言う。
その辺りは、僕とも似ている。

半年経って、1年経って、
そして3年経った今も、
ふとした瞬間に母のことを思うと
何とも言えない寂寥感に
さいなまれることがある。

タスクさんは、まだまだ
そんな気持ちのまっただなかにいるんだろう。
90歳、大往生と言っても、
子供の心にはありとあらゆる
後悔の念はなくならない。

両親に恩を返すことは
自分の子供を作り、
育てあげることだったりする。

そんなことを思いながらも、
自分に言い聞かせるのが
僕がまだ赤ん坊だった頃、
または少年だった頃、
母の胸の中で抱かれていたあの感覚を
きちんと思い出すことだ。

image 2.jpeg

あの心地良かった気持ちさえ
忘れずにいることが
きっと母への感謝と供養になるんじゃないか
そんなふうに思ってしまう。

タスクさんのお母様のご冥福をお祈りします。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 13:50| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月25日

2019年度アカデミー賞ノミネートの発表

今週の月曜日、今年のアカデミー賞の
ノミネートが発表された。

今年は大注目、大本命というのがなく、
多くの賞レースでも、色々な作品、俳優が
賞を分かち合っている。

とは言っても、僕の大好きな
アルフォンソ・キュアロン監督の
「ローマ/ROMA」は10部門に
ノミネートされていて、
多くの作品賞を取っていて
かなり有力視されているようだ。

キュアロンと言えば、
「リトル・プリンセス」の美しさには
度肝を抜いたし、最も知られている
「ハリー・ポッター」シリーズ、
「ゼロ・グラビティ」の完成度の高いこと。

ただ、今回の「ローマ」は
監督の生まれ故郷メキシコで作られていて、
スペイン語の映画、つまり英語圏じゃない
ということで、作品賞が微妙とも思われている。

アカデミー賞の歴史の中で、外国語圏で作品賞を
とったのは、フランス映画の「アーティスト」。
ただし、この映画には、ほぼセリフがなく、
そういう意味じゃ、外国語映画ではなかった。

お客さんのエイジは、「アーティスト」が
映画の出来としても、何故作品賞をとったか
わからないと言っていたけれど、
これには僕も同意(笑)

加えて「ローマ/ROMA」は
日本では劇場公開されずに、
東京国際映画祭で2度上映されただけ。
あとはNetflixで配信でもう観られるという、
いろんな意味で曰く付きの映画だ。


また、多くの賞レースで、主演男優賞を
取っている「魂のゆくえ」のイーサン・ホーク。

「ビフォア〜」シリーズや、「ガタカ」
そして去年の「しあわせの絵の具」など
超イケメンではないのに、ついつい泣かせてくれて
僕も大ファンだ。

GTY_HAWKE2_150515_DG_16x9_992.jpg

今回、まったく無視されていて、
ノミネートなし。これは残念。
どうやら、公開時期の問題もあって、
オスカー会員があまり観ていない
ということが理由らしい。
こういう事はよくあるようだ。

もちろん、そんな中、
われらが日本から「万引き家族」が
外国語映画賞にノミネートされたのは嬉しい。
圧倒的な人気の「ローマ」に行くのが
妥当な気がするけれど、
個人的には「ローマ」が作品賞、
「万引き〜」が外国語映画賞、となるのが
最も喜ばしい結果だ。

あと楽しみなのは、
主題歌賞にノミネートされている
「アリー スター誕生」の
レディ・ガガのパフォーマンスだ。
彼女の主演女優賞は、強敵オリヴィア・コールマン
(『女王陛下のお気に入り』)、
そしてグレン・クローズ(『天才作家の妻』)
がいるのでかなり微妙だけれど、
出来れば、主題歌は映画と同様、ブラッドリー・クーパーと
会場で歌ってほしいもの。

さまざまな憶測やら、楽しみも含めた
アカデミー賞授賞式はちょうどひと月後の
2月24日(日本時間25日)。
また、今年もテレビに釘付けになりそうだ。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 11:56| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

これがないと行きていけない

先日、店で「あなたにとって、仕事以外で
これがないと生きていけない」っというのは何?
という話になった。

セイジは「旅行」と「セックス」
ユウトは「山登り」と「肉」
ショウゾウは「ディズニーランド」と「デザート」
ヤマトは「グルメ」と「ケイタイ電話」
キミヤは「お金」と「健康グッズ」
などと、みんなそれぞれに
なるほどなあ、とその人なりのモノを
あげていた。

常連のミトちゃんは、
いつもの様子から
「オシャレとお酒でしょう」
そう尋ねると、
「いや。そのふたつを上回るモノが
あるんだよね。それはトマト」と言った。

Unknown-2.jpeg

トマト!?
みんなが顔を合わせた。
トマトそのものも好きだし、
トマトが入っている料理はなんでもいい。
なんでも好き、そう言うのだ。

僕の選択肢は、もちろん映画だったり、
旅行だったり、恋愛だったりするけれど、
そこに「食べ物」というのは入って来ない。
入るとすると、かなり下のほう。
食べることは好きだけれど、
他の好きなことが出来れば、
お腹を満たせれば、なんとかやっていける(笑)
グルメと答えたヤマトは信じられないみたいだけど。

だから「トマト」という答えは
ちょっと驚いた。

でも、漠然と映画やら恋愛やら
広い間口のコトを言っているよりも、
小さく、ささやかな好きなモノを答えた
ミトちゃんが、何だか素敵に見えた。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 19:58| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

ビデオに映っていたモノ

先日来てくれたセイヤ君は、
恋愛について、ちょっと痛い思い出があり、
なかなか先に進めないのだと言う。


3年ほど前、セイヤ君には
初めて付き合った相手がいた。
ほとんど喧嘩をすることもなく、
うまく行っていた、そう思う。
24歳のセイヤ君にとって、
彼と一緒にやることは
何から何まで初めてだった。

その年の暮れ、友人に誘われて
ゲイの人たちが集まる
ホームパーティに招かれた。
4歳年上の彼は、そういう集いは
苦手なので、行っておいで、と言われた。
彼とはゲイバーも
一緒に行ったことがなかった。

パーティには、20代から30過ぎくらいまでの
人たちが8人ほど集まっていた。

それなりに遅い時間となり、
お酒を飲みながら、
パーティを開いている家主が
「僕の秘蔵映像」と言いながら、
彼のPCに入っているエロ動画を
映し出した。

そこには、いわゆるそのへんで売っている
ゲイAVではなく、家主の彼が拾ったり、
人からもらったりした
アマチュアのエロ動画が流れていた。

何人か観ていたら、
なんとその時に付き合っていた自分の彼が
映っていたのだと言う。
それも、3人でかなり派手なことをやりながら、
交代でカメラを撮影しながら約30分。

そこにいるみんなは
「凄い」とか「エロい」とか
言っているけれど、セイヤ君は
脂汗が出るだけではなく、
気持ち悪くなって、
途中トイレに立って、吐いてしまったのだ。

確かに、彼とのエッチは
ビデオこそ撮らなかったけれど、
それなりにマニアックなこともあった。
しかし、ほぼ初めてだった
セイヤ君にとっては、
それが普通なのかと思っていた。

自分とやった行為に近いことが
そのビデオの中で展開されていた。

そこにいる人は、
連れてきてくれた友人も含めて
セイヤ君の付き合っている彼の顔は知らなかった。
その事についてはもちろん誰にも言えず、
一人、帰りのタクシーの中で嗚咽した。
  
結局、ビデオのことは
どうしても、その彼には言えなかった。
そして理由もなく、別れた。

優しくて、そのビデオの中の彼を除けば
とっても良い人だった。

あれは何だったんだろう。
夢を見ていたような気にさえなると言う。
あれから彼とはまったく連絡を
とっていないけれど、彼を超える人は
まだ現れていないらしい。

ちょっと内容は違うけれど、
映画「セックスと嘘とビデオテープ」を
ちょっと思いだした。

137919_01.jpgMPW-24207.jpeg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 20:13| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月22日

会えない時間が育てた愛

昨日少し書いたskypeが取り持つ縁の話。

随分前からうちに来てくれていた
ケイスケが、数年前に
「付き合う人が出来ました」と
報告に来てくれた。
「でも、まだ会ってないんです」と
ちょっとよくわからない物言い。

よくよく聞いてみると、
Facebookで知り合ったアメリカ人と
何日か、チャットをやり取りしている間に、
Skypeの動画チャットで
お互いの姿を見ながら
話すようになったようだ。

お互いの雰囲気を気にいってから、
二人は裸になり、そのうちに
マスターベーションも
見せ合うようになったとのこと。

結局、二人の間で色々なやり取りが
毎日続き、それが半年、
そして1年近く続いた頃に
二人は付き合うことを決め、
ケイスケが僕に報告したのだった。

結局、その後、ケイスケはアメリカへ飛び、
初めて会うことになった。
実際目の前にするのも、
肌を合わせるのも初めてだったが
まったく何の違和感もなかったと言う。

ケイスケが最後に来たのが
2年ほど前。それから二人は
どうなったのかは、わからないけれど、
僕にとっては衝撃的な出来事だった。

会えない時間がどんどん
二人の関係を育む、
そんな映画を思い出すと
後々、ハリウッドでもリメイクされた
韓国映画「イルマーレ」

10010281432.jpgsim.jpeg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 17:57| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

遠距離での会話

posted by みつあき at 12:49| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月20日

好きな人の子供を産みたい

「マスターって、誰かの子供を
身ごもりたいって思ったこと、ありませんか?」
いきなりそう言われたのは、
たまに来てくれるトウジロウだった。

「え?それは子供が欲しい、
っていうことじゃなく、
自分が産みたいって
本気で思うっていうこと?」と
僕が聞き返すと
「そう。もちろんそれは理屈上では無理だし、
絵空事のようなことだけど、
真剣にそう出来ないのが悔しくてと
思ったりすることはないですか?」と
大真面目な顔をして言う。
さすがの僕も、それを笑ったり、
適当に答えるのは
申し訳ない気持ちになってしまう。

トウジロウが言うには、
昔から好きな男性とセックスをするたびに、
中でイッて欲しいって思っていたし、
この二人の子供を何とかして
身ごもりたい、そう思ったと。

彼はトランスジェンダーでもなければ、
女性になりたい、と思ったことはないと言う。
かと言って、単なるファンタジーでもない。

このブログに何度か書いたように、
僕が人生で唯一悔やんでいるのが
子供が欲しかったということだけれど、
トウジロウのように
「自分で産みたい」というのは
ちょっと僕の中にはなかった気持ち。

「ある意味、病気なのかも知れないし、
ずっと引きずっていくんだと思います」
そんな言葉を残して帰って行ったけれど、
ほぼほぼ、良い助言が出来なかった。

彼の悩みから、この映画を、と書くのは
ちょっと無神経かなとも思うけれど、
思い出したのがこの映画。

Unknown-1.jpegモン・パリ.jpg

日本では「モン・パリ」というタイトルで公開。
僕が中学校の時に、
女優カトリーヌ・ドヌーヴ好きで観に行っただけだが
この原題が「人類が月面を歩いて以来、
最も重大な出来事」と言って
旦那のマストロヤンニが妊娠した!という話で
盛り上がるというコメディだった。

決して、揶揄しているつもりはありません。
トウジロウ、ごめん。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 16:42| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月19日

ゲイの田舎暮らし

一昨日、山陰地方から初めて来てくれた
45歳のユウスケさんは、長身でガッチリした
穏やかで優しい感じのモテ筋君。

若い頃には関東地方にいたこともあったが
その頃にはゲイとしての経験もなく、
30代に入り、関西に移り住み、
そこで初めてこっちの世界を知った。

とは言っても、不慣れなこともあり、
何度か飲みに行ったりする程度。
結局、人と付き合ったりすることもないまま、
Uターンで、地元に帰ることになった。

趣味はずっと続けてきた空手と
体を鍛えることで、
暇があったら、トレーニングをする。

何度か結婚の話や、見合いの勧めも
あったけれど、どうしても踏み切れず、
貯めたお金は、家の一室を改造して
自分だけのためのトレーニング施設に
した、と言う。

人との出会いは、出会い系アプリ。
地方に住んでいると頼るモノが
それしかなく、自分の住む
周りの県などに場所を移して
相手を探すが、なかなか見つからない。

山陰と言えば、僕も高校時代の3年間だけ
松江で暮らした。
その前にも、後も都会で暮らしている
僕にとっては、風光明媚な城下町という
素敵な印象しかない。
でも、いざ二十歳も超えて
そこで暮らしていたら、どうだったんだろうか。

Unknown.jpeg

地方から上京する人に聞くと、
数キロ四方にゲイがウジャウジャといる
東京や大阪とは違って、
地方はどこに行っても、数キロ先に
ポツリポツリとゲイがいるか、いないか。

ユウスケさんに、
仮に相手が見つかったとしても、
そんな片田舎で二人で暮らすワケにも
いかず、共に出かけるのも
人目を気にしなければならない。

とは言っても、たぶん50を過ぎてから
都会で暮らすということは
まったくリアリティがないのだそうだ。

僕からすると、ユウスケさんはまだまだ40代。
色々なことが出来るし、
これからの人生もたくさん楽しめる、
そんなふうに思えるのは東京という
大都会にいるゲイだけなのだろうか。

「LGBT」という言葉が、これだけ
広がっていっても、地方都市だと
実態を伴っておらず、
まったくピンと来ない、というのが
現状なのかも知れない。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F








posted by みつあき at 16:01| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月18日

24年という時間

昨日、阪神大震災から24年が経過した。

earthquake-19950117.jpg

24年前のあの日。
前日、とある店で久しぶりにばったり
会った10歳年下のコと深夜まで飲んで
当時シングルだった僕のうちに
彼は泊まったのだった。

もう何年も前から知り合いで
たぶんお互いに好きなタイプでも
なんでもなかったはずだった。
酒の力なのか、ノリだったのか。

彼は翌日休みで、
僕は午後からの仕事。
朝10時くらいに目が覚めたら、
うちの留守電がたくさん入っていて
(当時は携帯もなかった)
聞くと、関西で地震があって、
大阪出身の僕を心配するメッセージだった。

テレビを付けると、
大変なことになっていた。
実家に電話をしても繋がらず、
神戸に嫁いだ妹も
もちろん連絡は取れない。

僕の隣に寝ていた彼がどういう反応だったか
そして彼が先に帰ったのか、
一緒に部屋を出たのかも
ほとんど覚えていない。

結局、職場に行き、夕方になって
やっと両親と連絡がついた。
豊中という場所柄、うちの壁にもひびが入り、
お袋は「本当に怖かった」と言っていた。

おかげさまで妹も含めて、僕の親族に
大きな被害はなかった。
でも、知り合いも含めて
あの被害の大きさには
強いショックを受けたことは
つい昨日のように覚えている。

あの時の彼とは、たまに
バッタリ会ったりする。
店にも数度来てくれている。

お互いにあの日の出来事は
しっかりと覚えているはずだ。
でも、行為としてではなく、
大きな出来事が起こってしまったことへの
うしろめたさがきっと
なんとはなしにあるのだろう。
24年経過しても、
その事にはいまだに触れられないし、
触れることはないんだろう。

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 17:50| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

Queen フィーバー

もう随分前からのお客さんであり、
トロントのプライド・パレードで
バッタリ会ったりもしたサクマちゃんが
昨夜、来てくれた。

サクマちゃん自身のことを語り出すと
このブログが10本くらい書けてしまう
(ところどころで書いている部分もある)
けれど、今回はクイーンについて。

サクマちゃんは、
トランスジェンダーのM to F
(男性から女性になった人)であり、
ロック・グループ、クイーンの楽曲を歌う
Queerというグループのボーカリストでもある。

トランス女性なのに、
何故フレディ・マーキュリー?
と思う人もいるのかも知れないけれど、
サクマちゃんが目指すのは、
宝塚の男装のようなトランスらしい。

ま、そのあたりもともかく、
ここでも紹介した映画
「ボヘミアン・ラプソディ」の
超大ヒットによって、
彼女のところにもオファーが続々
来ているらしいし、
NHKのラジオ特番や、
クローズアップ現代にも
出演していたので、僕もビックリした。

彼女を含めたグループは、他県での
ホールライブ(それも2時間のフル)とか、
あらゆるところから招聘のオファーが
来ているとのこと。凄い。

当初、7億円目標だった映画「ボヘミアン〜」も
来週には100億を超える勢いで
リピーターも続出しているという。
思えば、僕はこの映画で
「一般的にはともかく」なんて
書いたけれど、まさに一般受け
してしまった。

店に来るお客さんも、泣いた、興奮した
との声も多数。

おまけに、まさかのゴールデン・グローブの
作品賞をとったし、日本で先駆けていた
応援上映(みんなで歌いながら観るらしい)
がアメリカにも飛び火。
先週から"Sing Along”バージョンが
上映されていて、あちらでも劇場で
観客の歌声が行われているとのこと。

320.jpg22316bf21acf2b8b7f74b67a137a9ffe_500x735.jpg

ここまでのフィーバーぶりは
"アナ雪”こと「アナと雪の女王」を
思い出すが、あの映画は日本で
250億を超えたと言うから凄すぎる。

この両作品に言えるのは、
「アナ雪」は、2D、3D上映、
そして「みんなで歌おう」SING ALONG版、
「ボヘミアン〜」も、通常、IMAX、
DolbyAtmos版、応援上映版と
リピーターが続出していること。
ただし、「アナ雪」は子供を巻き込んでだから
さらに強いのかも知れない。

クイーン、フレディ・ファンのサクマちゃんとしては
自分のライブにお客さんが来てくれるのは
嬉しいけれど、色々なことが
描ききれていないあの映画を
手放しで大絶賛は出来ないと言う。

フレディの人生、という部分で
ゲイやHIVを描ききれていないということも
ありながらも、僕は今回の映画は
「歌の力」のパワーであり、
だからこそのヒットだと思う。

ちなみに、LIVE AID後の部分を
描くパート2の噂も出ているらしい。

***********************

posted by みつあき at 12:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月16日

成人年齢とは

一昨日、店に出る前に街を歩くと、
成人式で着物を着た女のコたちや
スーツを決めた男のコたちが
はしゃいでいる姿があった。

10年ほど前までは昨日、
1月15日が成人の日で、
いつの間にか、第2月曜日と
いうふうになっていた
なんて、改めて気付いたのも最近。

それほど、成人の日や、
成人式というモノに
若い頃からまったく関心がなかった。

一部の若者たちが大騒ぎする
光景などテレビで見ると
何が何だかわからなかったりする。

大阪で生まれ育ったということもあり、
たぶん都会よりも地方都市のほうが
成人を祝う気持ちが強いような気もするし、
当日、市民会館でそのような催しを
やっていた事すら、わかっていたのか。

当日、僕は妹を連れて、当時正月映画で
まだ観ていなかった「007 私を愛したスパイ」を
観に行ったことをよく覚えている。(映画かよ。笑)
ということは、何故か
帰省はしていた、ということだけれど。

320.jpgMV5BNDk3ODM2NDgtMGE3Ni00ZGVhLTk2ZTctN2JkMDVkMmRhNDQ5XkEyXkFqcGdeQXVyNjc1NTYyMjg@._V1_.jpg

選挙権が18歳となり、2022年から
成人も二十歳ではなく、
18歳に引き下げられる。

40も過ぎると、2歳ほどの差なんて
まったく関係ないけれど、
18歳と20歳の2年というのは
今さらながらに大きいかも知れない。

成人式が18歳で行われれることに対して、
17歳から19歳の若い人たちの8割くらいは
反対しているらしい。

煙草、飲酒は二十歳からでそのままだが、
犯罪者として氏名、顔が
公表されるのは18歳となる。
もっとも、彼らが反対している、というのは
受験と式が重なるという問題が
大きいようだけれど。

若いうちから、政治や環境問題に
興味を持つ、ということは
とても良いことだけれど、
成人年齢が18歳に引き下げられたから、
そういう人が増えるとも思えない。

むしろ、中学生の頃から
その手のことに、
好奇心が持てるような環境を
作ってあげるべきだと思う。
もちろん、そこには学校側、
教師側の個人的な考え方を
決して入れるべきじゃないことは
言うまでもないことだけれど。

***********************

posted by みつあき at 18:21| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月15日

ツイッターのフォローについて

一昨日、1年ぶりくらいに
覗いてくれたユキオちゃん。
彼とはインスタグラムや
ツイッターで繋がっていて、
彼が色々とアップしているのを
見たり、読んだりしているせいか、
それほど久しぶりという気持ちがしない。

そんな話をしていたら、
「みつあきさんは、お客さん以外は
どういう人のツイートを
フォローしているの?」と聞かれた。

f-twitterceo-a-20180826-870x541.jpg


さすがに関心があることをつぶやく人であり、
考え方とか意見もそうだが
趣味的なことの情報を得るために、
フォローしているかなと答えた。

そうするおt、ユキオちゃんは、
「僕ももちろん、自分と考え方が近い人を
フォローしているのだけれど、
真逆の人もそれなりにフォローしている。」
そう言った。

自分の興味があることや、近い人は
当然のようになるほど、と思って読むけれど、
そうすると、どうしても偏ってしまう。
だから、そうではない人たちを
フォローすることによって
見えてくることもあるのだと。

Aという考え方もあれば、 Bという人もいる。
そこに決定的な違いもあるけれど、
どこか、自分の考え方とは違うけれど、
納得できたり、感心したりする意見も
あったりする。
また、さらに自分の考えていることが
きちんと整理出来たりするそうだ。

昔のように本を読まなくなった、
と言われる昨今。
本を選ぶ時には、自分が興味が
あるモノしか読まなかったけれど、
確かに、ネットによって(くだらない言葉も
山のように溢れているけれど)
様々な意見を聞くことも
出来る時代になった、それはそう思う。

ユキオちゃんの意見は、
僕にとっては、なかなか説得力があり、
うなづけることもあった。

しかし、数限りなく流れてくる
ツイートやインスタグラムを見るのは
かなり限度もある。
こことのところ、僕は1日一度
目にするか、どうかだったりする。

そう思うとなかなか選択肢が
広がらなかったりもするから、
SNSには出来る限り、
躍らされないようにしているのだけれど。


***********************



posted by みつあき at 14:57| Comment(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月14日

猥褻とはなんだろう

25歳のキョウタは、旅行好きで
若いのに、多くの国に行っている。
アジア圏もそうだが、欧米、
最近では南米やアフリカ諸国にも行ったそうだ。

そんなさなか、去年、ロンドンの美術館で
ゲイ・アートの展覧会があり、
その図版を買ってきた。

その中に勃起したペニスの写真だとか、
フェラチオをしているアップなどが
若干、入っていたらしく、
それが入国審査の時に止められ、
没収されたと言う。

キョウタは、仕事柄、
ネクタイやスーツとは無縁、
ワイルドと言えばワイルド、
オシャレと言えばオシャレな
出で立ちをしているのだが、
そういう格好からなのか、
よく警官から職務質問を受けたり、
海外旅行の帰りでも
ほぼ止められるのだそうだ。

それはともかく、
キョウタいわく、ポルノではなく、
アートなのに、何故なのだと
税関職員に抗議したのだが、
まったく話にならなかったようだ。

それにしても、今さら
「猥褻」ってなんだろう。

昨今、インターネットで
海外のサーバーを通して、
いくらでもエロ画像や動画が
観ることが出来る現状。
ネット配信などの映画やテレビドラマでも
まったく修正が入らず、
流されているモノも多い。

18歳未満が「あなたは18歳以上ですか?」という
メッセージをクリックするだけで
アダルト系が見放題ということこそ、
いかがなものだろう。
成人に達していない若い人への
配慮さえ厳しくするのは致し方ないし、
それはそうであるべきだと僕も思う。

しかし、このポルノ帝国とも言われる
日本でいい大人が、まるで戦時中の黒塗りの
伏せ字のようなモノを、されているのは
本当に奇妙なことだ。

この日本で、成人が芸術、ポルノ関係なく、
享受することが出来るようになることこそ、
文化レベルの高さへと繋がると思うのは
僕だけだろうか。

もうすぐノミネートが発表される
今年のアカデミー賞で作品賞を取るだろうと
言われている「ROMA/ローマ」という映画。

Roma_6_Sheet_Huddle_RGB.jpg

日本では残念ながら劇場では上映できず、
Netflixでの配信で観ることが出来るのだけれど、
映像の美しさ、ドラマの深さも
さることながら、男性器がきちんと
修正なしでテレビ画面で観ることが出来る。

いつか、これを劇場で上映する際に、
修正ボカシが延々と入る、と思うだけで
興ざめしてしまう。

僕が生きている間に、くだらないワイセツ論争に
ピリオドが打たれればいいんだけれど。。。


***********************


posted by みつあき at 15:14| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月13日

縛らず、縛られない人生

九州から久しぶりに来たガチムチ、
短髪イケメン、いわゆるイカニモ系の
タケルさんが深夜にふらりと現れた。

彼の隣に座ったマサオが
「これだけのイケメンだと
さぞ色々なところでモテるでしょう」
と尋ねると
「どうだろう。それよりも変わってると
思われるほうが多いのかも知れない」
そうつぶやく。

何故かと尋ねると、
「特定の人と長く付き合うのは苦手だし、
束縛されたり、したりするのはダメ。
生まれてこのかた、恋愛という意味で
人を好きになったことはない」らしいのだ。

人と映画やデートらしいデートを
したこともなければ、
同じ人と5回以上セックスを
したこともないのだそうだ。

僕も含めて、恋愛に
重きを置いている人はともかく(笑)
ゲイに限らず、ストレートでも意外に
こういうタイプは多いのかも知れない。

ただ、そのルックスのせいなのか、
全国に友人はたくさんいる。
その中には肉体関係を持った人もいれば、
いない人間もいるらしい。
一緒に飲んだり、話したり
仮にセックスがあっても、
サバサバとした付き合いがいいと言う。

とは言え、興味深いなあと思ったのは、
彼が多少セックス依存症だったりはするものの、
ハードなことを好むと言うよりは
最も好きな性的行為は、
ガッツリではなく、
ハグチューだということ。

その瞬間だけ、「愛情のようなモノ」を
感じさせてくれればいいらしい。
そういうことで、本気になったり、
という相手もいるんじゃないかと聞くと、
それでもそれなりの距離感を持って
接するから、さほどしつこくはならない。

もちろん、孤独を感じるなんてことは
ほぼないのだそうだ。
タケルさんいわく「自由で楽しい人生」なのだそう。


「孤独」と「ゲイ」で思い出したのが
「孤独のススメ」というオランダ映画。

200.jpg220px-Matterhorn_(film)_POSTER.jpg

内容は「孤独」ということに
執着した映画じゃなかったけれど、
映画の主人公がしがらみを捨て切って見つけるのは
タケルさんとは違う生き方だった(笑)


***********************



posted by みつあき at 17:20| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月12日

既婚者ゲイの生き方

昨夜、このブログを辿って来てくれたのが
既婚者で子供が二人いるという
セイジさん。

昨日は、ずいぶん前から行っている
「既婚者ゲイ」の集いの帰りに
寄ってくれたようだった。

一昨年だったか、うちの店にも
既婚者ゲイのグループが
10人ほどで来てくれたことがあった。
セイジさんに尋ねると、
そういうグループは結構あって、
彼が昨日顔を出したのは、
また違うグループらしい。

セイジさんは、20代から30代にかけて
2丁目やハッテン場も含めて
ずいぶん遊び回ったらしい。

こういう既婚者グループには
セイジさんのような人のような
昔、たっぷりゲイ体験したタイプと、
まったく経験がなく、
恐る恐るネットからこういう
グループに属した、というタイプに
分かれるようだ。

セイジさんの場合は、何らかの形で
ぼんやりと結婚を考えつつ、
今の奥さんと出会った。
しかし、結婚直前に、彼女には
自分の携帯からゲイであることが
バレてしまった。

もちろん、何度も話し合いや
喧嘩を超えて、結果的には結婚。
子供が出来て、落ち着いてからは
「わからないようにしてくれればいい」
ということを言ってくれたようだ。

まるでゲイの長いカップルが
言うような言葉だったりするが、
女性としては、辛いんじゃないかと思う。

とは言え、セイジさんは
その分、出来る限り、子供のことは
大切にしようと心がけているそうだ。

昨今のLGBTという言葉が
一人歩きしている中で、
既婚者のゲイは
ものすごく多いのだと思う。

そして、それぞれが
あらゆる形で、奥さんや子供との
バランスをとっているのかも知れない。

既婚ゲイで奥さんにバレるということで
映画「おこげ」を思い出した。
今、観ると、かなり時代の差を
感じるんだろうなあ。。。

70b7cd0f-7d23-45b9-875e-27ed0054feb6.jpg

***********************

posted by みつあき at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする