2018年12月02日

バーでのタブー

酒の席では、政治、宗教、野球の話をするな、
と昔から聞いていた。

野球の話、と言うのは、どこのチームを
応援するか、ということで、
つかみ合いの喧嘩などになる、
という事だろうけれど、
ゲイバーではまずない話。

それに変わるのは、むしろ
アイドル歌手の話なのかも知れないけれど、
それでもタブーというワケではない。


それはさておき、昨夜、
30過ぎのシンジロウ君が、
こっそりと僕に
「ちょっと相談があるのです」
と語りかけてくれた。

自分は子供の頃から、親や親戚から
特定の宗教の教義を
しっかりと教えられていて、
高校生くらいの時には
色々、自分が出来ることを
手伝ったりすることもあったと言う。

ただ、その宗教と自分がゲイだということで
随分悩んだ時期もあるようだった。

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それからちょっと解放されたのは
同じ宗教を信じている何人かの
友人が出来た、ということだった。

とは言え、信じることが同じでも、
だからと言って、すべてがうまく行くとも
思えない。
一部の人間とは、まったく宗教とは
違うことで仲違いすることもあったようだ。

それとは別に、恋愛となると
なかなか大変そうだ。

宗教の話をすると、
途端に顔色を変える、
もしくは「付き合えない」と言われる、
または、最初は大丈夫だと言っていたのに
途中から「やっぱり無理」ということも
多いのだと言う。

同じ教義を持つ人の中から
そういう相手を探すのが一番良いのかとは
思いながらも、なかなかそうは行かない。
どうすれば良いのか、
というのが彼の話だった。

これは、日本に限ったことではなく、
たぶん海外だとさらに
深い話になるのだと想像する。

僕は自分自身が、特に
何か宗教を信じている、選んでいる
というワケではないけれど、
そこに強制的なモノさえなければ
なんら偏見はない、そう思っている。

シンジロウ君はルックスがすこぶる良い
(と僕は思うので)
相手を見つけることはそれほど
難しくはないと思う。

彼が、恋人やパートナーになる人に
宗教について話す、というのは
まったく問題はないと思う。

ただ、無理して理解してもらおうと願うのは
ともかく、関心を持ってもらわなくても
こちらもOKである、と思うことが
まず大切な気もする。

そこに何か相手の人に
背負わせてしまったりすることさえ
なければ、あとは相手の問題だと
僕は思うのだが。


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posted by みつあき at 18:44| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする