2018年12月31日

「伯林(ベルリン)漂流」トークショー

昨夜は、ずっと前に頼まれていた
今泉監督の映画「伯林(ベルリン)漂流」の
上映後のトークショーに
ゲスト出演させていただいた。

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ゲストとして監督、出演者、
カメラマンの田口さんなどと
一緒に話をさせていただいた。

思えば、店以外で人前で話す、というのは
店がオープンした直後、
アクタからの要請で出演した
「HIV陽性者の手記のリーディング」以来。

元々、人前で話す、というのは
かなり苦手だったが、
慣れというのは恐ろしいモノで、
店に立つようになってから
あの昔の極度な緊張などからは
ちょっと解放されたような
感じになっていた自分がいたから不思議だ。


まあ、それはさておき。
映画は、ベルリンを舞台に、
今泉監督自身が演じるコウイチが
ゲイバーのハッテンスペースで
複数の男たちとセックスをする
リョウタと出会うところから始まる。

うちに滞在しろと言ったはずの男に
放り出されたリョウタだったが
コウイチの好意から
コウイチ自身のアパートで暮らすことになる。

毎日携帯の出会い系アプリで
男と遊びまくるリョウタだが、
部屋に戻って、昼間のセックスを
コウイチに報告しながら、
どんな事をやったのか、
肉体で再現するのが日課となる。

リョウタに惹かれていくコウイチだが、
それを知ってか知らずか、
出会ったオランダ人と
恋に落ちるリョウタ。
結局、アパートを出て行ってしまう。

一人残されたコウイチの元に
かかってくるのが、元恋人で
HIV感染者でもあるミオからの電話。
コウイチのお母さんが病に倒れ、
帰国しないかという。

ミオもリョウタも快楽主義で
セックス依存症のように見えながら
やっぱりどこかで愛を求めている。

二人に別れを告げたコウイチが
求めているモノは一体なんだろうか。

孤独と闘うということ。
共にいても、違う人間を
いかにして受け入れることが出来るか。
ほとんど素人という役者を使いながらも、
深いテーマに向かって
映画は動いていく。

ポルノという表現を使って
自分なりの映画を作り続けたいという
今泉監督。
あらゆる質問を投げかけながら
僕なりの感想を伝えることが出来たのは良かった。

ハードコア・ポルノゆえ、
なかなか多くの人の目に触れることが
出来ないのが本当に残念だ。


さてさて、思えば、これが
今年最後のBridgeのブログとなります。
来年、2019年も、皆様にとって
良い年になりますように。

また、Bridgeでお会いしましょう。
(今夜はぶっ通し営業ですよ)

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posted by みつあき at 12:59| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

破天荒な芸術家の人生って

昨夜、とある楽器演奏家たち3人が
うちの店で忘年会の二次会をしてくれていた。
色々横で聞いてみていても、
僕がまったくわからない専門的な話や
その深さになかなか圧倒された。

でも、もっと圧倒されたのは、その中の
40歳のキミヤ君の話。

彼は13歳の時に、伝言ダイヤルを知り、
その中にゲイのチャンネルを
見つけたのだそうだ。
これだ!と思ったキミヤ君は
すぐさま、20代後半になる人と
デートをした。

ほぼ一回り以上違う人との関係。
相手にとっては、もし見つかれば
これは犯罪にもつながるくらいの年齢差となる。

その人から一緒に暮らそうと
という話が持ち出され、
キミヤ君がうちを出た日は
台風の凄い日だったことは忘れられないらしい。

それから数ヶ月、キミヤ君は
学校にも行かず、実家にも連絡をせず、
ずっと彼との同棲生活を楽しんだ。

半年が過ぎた頃、キミヤ君は
それまでやっていた楽器や、
勉強がいきなり恋しくなり、
彼の元を出て、実家に戻った。


なんと、実家では
いなくなってしまったキミヤ君に
捜索願いが出された。
その後、数ヶ月経っても、
まったく連絡が途絶えてしまったことで
彼は川に落ちて死んだ、とされ、
葬式も終わり、
墓も建てられていたのだそうだ。

母親はキミヤ君を見た瞬間、
泣き崩れたのだが、
彼は母の涙を見ながら、
自分がもっとやりたいことをやって、
いつか母を喜ばせよう、
そう思ったらしい。

その後、彼は高校から音楽大学に入り、
優秀な成績を収め、
今ではあらゆる音楽会に出演したりするほどに
なっているようだ。

あまりに破天荒な部分は
今でもそれほど変わらないと言う。

優れた芸術家がすべてそうだとは思わないが、
キミヤ君の話を聞いて、
そこから飛び抜けた何かが
生み出されていることは確かなのかも知れない、
そう思った。

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この話から思い出したのが
「イミテーション・ゲーム」という映画。
写真は、狂気の天才と言われた
ゲイのアラン・チューリングの人生を描いたモノ。
とてもよく出来ていたので、お正月にでも是非。

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posted by みつあき at 16:35| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

年末に思うこと

年末からお正月を迎えるこの時期。
せわしなさと、
少しのんびりした瞬間とが
入り混じっているこの数日、というのは
ひょっとすると、年間で
最も好きな時間なのかも知れない。

季節的にはいくら暑くても
夏のほうが好きではあるけれど、
(露出度も高いし。笑)
それでも、この暮れゆく時間と
新たな気持ちを迎え入れるキュッと
引き締まった時間が、
なんともたまらないのだ。

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子供の時に、クリスマスを迎え、
その後、バタバタと大掃除の手伝いをし、
暖かい部屋でレコード大賞や紅白歌合戦を見て、
家族で近所の神社へ深夜に初詣に行く。

あまり長時間寝ることもなく、
元旦の朝は家族で早起きをし、
かしこまって
「あけまして、おめでとうございます」
そう挨拶をして、年賀状を見る喜び。

色々なことが時代と共に変化した。
そう。いつもとそれほど
変わらない日常となった今。

レコード大賞は日にちが変わり、
誰が取ろうとどうでもよくなってしまったし、
紅白も観たいと思える人がほとんど出ない。
正月だと言っても、コンビニを始め、
量販店や多くの店は開いている。

しかしながら、
急に冷え込んできた空気の中で
「良いお年を」という言葉と、
今年について思うこと、
そして来たる新しい年について
考えたり、決めたりすることは、
昔も今も変わらない。

ちょっと切ない気持ちの中で、
新しい明日への志を見ていく時間。

店を始めて11年。
毎年、みんなでカウントダウンをして
乾杯をするのも、
今年で12回目となるのだ。

今日も含めて残り3日しかない
2018年。
僕の中で平成最後のカウントダウンが始まった。


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posted by みつあき at 16:14| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

UNCUTの話

これくらいの日にちになると、
年末気分でみんな盛り上がっている。

そのせいなのか、昨夜は
ゴロウが、銭湯に行くと、
ペニスが包茎の人はともかく、
あ、この人は皮が剥けているのか、
頑張って剥いているのか、というのが
すぐにわかる、と言っていた。

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そんなによく見ているのかと聞くと、
「チラ見でも十分、わかりますよ」と言う。

それを聞いていたセイゴが言うには
自衛隊の陸上などにいる自衛隊員は
包茎手術をさせられると聞いた、と言う。

長い時間、風呂も入れず、
衛生面という意味で、というのが鉄則だと。
どこまで本当の話なのかはわからないけれど。

ゲイの中には「包茎好き」が結構いて、
僕の友人もそうなのだが、
覆われている皮が剥けて
中が出てくる、というのが
たまらんと言う。

二丁目でもイベント「包茎ナイト」は
結構人が集まるらしいし、
欧米でも"UNCUT"好きは多く、
そういう雑誌さえ売られているようだ。

僕はあまりこだわらないタイプだけど、
こういうのって、ストレートの人たちが
知ると、へえって思うんだろうな。

これって、年末らしい話題?
特別そうでもないよね(笑)

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posted by みつあき at 10:33| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月27日

若者のセックス・ライフ

先日、ラジオを聴いていたら、
キャスターとゲストが
最近の若者のセックスについて、
話していた。

現在の日本人というのは、
18歳から34歳のうち43%が性体験がなく、
64%が交際相手がいないのだそうだ。

これを聞いて、このうちゲイは
どれくらいいるんだろう、
そう思った。

そもそも男性というのは、
女性よりも下半身で動く動物で、
それがゲイになると、双方ともそうだ。
だから、どうしても性的行動が
活発になってしまう。
そう言われていた。

でも、若い人たちのセックスへの
関心の薄さは、ストレートもゲイも
今は変わらないのかもしれない。

確かに店で若い連中と話すと
「俺、そんなに強くないんですよ」とか
「僕、バニラです」とか
「ソフレ(添い寝フレンド)募集中です」と
言っているのを耳にしたりする。

80年代は、続々とラブホテルが作られ、
東京から船で行ける八丈島なんて
セックス・アイランドと言われ、
10代、20代が詰め掛けていた。

ゲイに関しても、80年代から
ハッテン場というのが
どんどん増えていたけれど、
それはどうだろう。

ただ、出会い系アプリもあるだろうから
別にそういう傾向だけの
せいじゃないのかも知れない。

感染症や、依存症で苦しむ人もいるので
そんなに簡単には言えないけれど、
セックスを楽しむ、追求する、
と言うのは、健康的なことだと
個人的には思うのだけれど。

セックスと言えば、依存症の映画
「SHAME シェイム」は、
とても興味深く、良く出来た映画だった。
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その後、「それでも夜が明ける」で
オスカーを受賞した
スティーヴ・マックイーン監督作。

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posted by みつあき at 12:47| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

映画「アリー/スター誕生」

今まで何度も映画され、
そのたびに主演女優を中心に
話題となった"A Star Is Born"。
往年の女優、ジャネット・ゲイナー、
ミュージカルファンの永遠の恋人
ジュディ・ガーランド、
そして名歌手バーブラ・ストライサンドに
続いて、今回、3度目のリメイクの
白羽の矢が立ったヒロインはレディー・ガガ。

ちなみに、ジュディ、バーブラは
ゲイ・アイコンとして有名。
ガガは、バイセクシャルであることは
多くの人に知られている。

そして、今回の映画化が、僕的には
最も良い出来だと思うのに加えて、
今年観た映画の中でも出色だと思った。

表題の「アリー」は
別にいらないと思ったけれど(笑)

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今回のガガは、いつもの奇抜で破天荒な
出で立ちから一転。
シンプル、かつ驚くほどの演技力で、
観客を圧倒させてくれる。
この好演は、来年発表される
アカデミー賞主演女優賞にも
確実にノミネートされそう。

というか、そうか、レディー・ガガ、
本当はこんな顔だったのだ、と改めて
スッピンに近い素顔を見せてくれ、
いつものガガの印象とはまったく違う。
歌手として、
または派手なパフォーマーとしての
ガガが苦手とか興味ない、
という人にも今回の彼女の存在感は大きいはずだ。

映画は、歌手に憧れていたガガが演じる
アリーが、有名な男性シンガー、ジャクソンと
恋に落ち、彼のおかげでどんどん世界から
注目を集め、彼を追い越すほどの大物になる。
片やビッグだった男は酒やドラッグに溺れ、
ボロボロになるという人生の皮肉を
描いている。

そもそも、ガガの起用を決めたのが、
相手役のジャクソン演じる役者でもあり、
製作、そしてこの映画を初監督した
ブラッドリー・クーパー。
ガガと共に、素晴らしい生歌を劇中で披露し、
いやおうなしに興奮させてくれる。

特に全米チャートを賑わしたデュエット
「シャロウ」は、二人の歌唱力もさることながら、
胸が鷲掴みにされるほど感動的。

想像以上の大ヒットを記録した
「ボヘミアン・ラプソディ」が
大躍進しているので、
ちょっと分が悪い。
もちろんここで紹介した「ボヘミアン〜」の
楽曲のインパクトは眉唾ものだけれど、
映画としては、この「スター誕生」のほうが
よく出来ている、そう思う。


「アリー/スター誕生」↓

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posted by みつあき at 11:19| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

クリスマス・イヴのサプライズ

20代でうちが初めてのゲイバー
という人も多いけれど、
30歳や、40歳を超えてから
うちの店でゲイバーデビューする、
という人は結構いらっしゃる。
その多くがこのブログを読んで、と聞くので
それを聞くと、単純に嬉しかったりする。

コウジも40代後半で5年ほど前に
うちの店に来てくれた一人。
彼の場合、既婚者であることもあったり、
一部上場の大企業に勤めている、
ということもあり、
クローゼットな日々を送っていた。

とは言え、奥さんにバレてしまったり、
地方都市にいる男性と
お付き合いも始めたりして、
彼の中でのゲイライフは
徐々に変わって来ている。

そんなコウジが、昨日30代の
長身のイケメンを連れて来た。
え?このイヴの夜に
みんなから新しい恋人?と
聞かれたりしていた。

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しかし、なんと、うちに来る前に
路上でバッタリ会った
会社の部下だそうだ。

もちろん、二人はそれぞれが
ゲイだということは認識していなかった。

それも、会社でも数メートルしか
離れていないようなところに
座っているほどの距離感!

彼もコウジ同様、
既婚者なのだそうだが、
うちの店にはカフェにも
来たことがあったようだ。

うちの店に会社の同僚同士で
来てくれるゲイも何組かいる。

仕事のことや、家庭のこと、
そしてもちろんゲイであることを
色々話している二人を見て
隣に座っていたエイゴは
「微笑ましいし、ある意味、
羨ましい」と言っていた。

店内、このあと、朝まで
カラオケで大盛り上がりとなって
それもビックリだったが、
コウジたち二人にとっても、
ビッグ・サプライズなイヴの夜に
なったようだった。

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posted by みつあき at 11:14| Comment(0) | 職場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

年末年始営業のお知らせ

先日、お知らせしたように、本日、明日は
Bridgeクリスマスで、スパークリング・サービス。

また、26日はマサヤ、27日はマスターみつあきが
20時から0時までの営業。

28日はお休みをいただきます。

29日の土曜日は通常営業で、みつあき、
ユウタ、シマの3人で20時から4時。

30日、日曜日はタクヤ一人営業で
19時から0時。

31日大晦日は、20時オープン、
スタッフは、マスターみつあき、
マサヤ、タクヤ、
年越し蕎麦のサービス、
紅白歌合戦をみんなで観たあとは
スパークリングで新年の乾杯、
元旦はカラオケで盛り上がって
朝までの営業。

新年は元旦、2日は休み。
3日、新春六尺デイをタクヤが
19時からオープンします。
通常営業は、4日の金曜日から
始まります。

平成最後の年末、年始を
よろしくお願いします。

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posted by みつあき at 19:35| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地獄から天国へ その2

昨日のブログの続き。

ホスト勤めをするパートナーから
暴力を受け続けたエイジだったが、
そんな中、仕事関係の書籍を求めて
神保町の本屋街を訪れた時のこと。

そこそこ大きな本屋で
本を買ってレジに行った時に
包んでくれた店員の顔を見て
あれ?と思った。

「あの・・・」とエイジが彼に
声をかけると、相手もじっとエイジを見て
わかったようだ。

エイジが大学に入ったばかりの頃、
ドキドキして行ったゲイバーで会い、
何度か話をした2歳上の人だった。

「久しぶりだね!俺、もう少しで
上がるから、良かったらお茶でもしよう。」
と言われた。

あれから10年近く、その頃は
なんとも思わなかった彼は
とっても落ち着いた大人になっていた。

エイジ2年半同棲している相手がいて、
その彼から理不尽なまでのDV被害に
あっている、ということを初めて人に伝えた。

彼はうん、うんと頷き、
「俺、お前のこと、実は
とっても好きだった。
だから、お前を守ってやる。」
そう言われた。
エイジはキュンと来た。

とは言え、守ってやる、と言われても
エイジはどうして良いか、わからなかった。

とりあえず、相手がいない間に、
すべて自分の荷物を俺の部屋に
移動すると同時に、
何故、別れなければいけないのか、
という手紙を書き置きするべし。
そして当分、俺の部屋にいろ、
というのがその彼の言い分だった。

二人の関係はどうであれ
とにかく、死に物狂いで
自分のことを守ってくれようとしている。

結果的に功を奏して、
エイジは元カレから離れることが出来た。

エイジの携帯には、留守電も
メールも山ほど元カレから連絡は入ったけれど、
取ることはなかった。

それから半年。
エイジは、本屋の彼の元で
カップルとして幸せになった。

「本当に地獄から天国に登った気持ちです。」
エイジはそう言った。


誰かに救われるゲイの映画を
想像してみたし、たぶんあるのだろうけれど、
本屋の出会いと言えば、この映画。
「ノッティング・ヒルの恋人」

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posted by みつあき at 13:06| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

地獄から天国へ その1

3年ぶりくらいだろうか
28歳のエイジが土曜日の営業に
久しぶりに来てくれた。

どうしてた?と尋ねると、
本当に色々あって・・・と言う。

良いこと?悪いこと???
そう聞くと、とても悪いことがあったけれど、
それをすべてクリーンにしてくれるような
素敵なこともありました。
そうつぶやいた。


内容を聞いてみると・・・
エイジがうちに来なくなった3年ほど前、
とあるハッテン場で
一人の男性と会った。

エッチな内容はともかく、
二人は個室で、3時間ほど
話をした。

年齢的にはエイジと
それほど変わらない。
でも、話し方や、在りようがゲイっぽくなく、
若いのに、ひょっとして既婚者かと思うほど
ノンケっぽい人だった。

どんな生活をしているのか、と尋ねると
彼はなんと
ホストクラブで働いていると言った。
もちろん女性相手のノンケの社会である。

え?女性といやらしいことを
してしまうんだ、この人は、
そう思った瞬間、
「僕は女性とはエッチはしない、
デートはたくさんするけれど」
彼はそう言ったのだそうだ。

別れ際に、彼から連絡先を聞かれ、
LINEで繋がったら、
翌日、すぐに連絡があった。

エイジの爽やかさを気にいったらしく、
良かったらデートをしよう、そう言われた。

二人は何度となくデートを繰り返し、
それから良い感じで付き合うことにし、
ひと月も経たない間に、
彼の部屋へモノくを移す作業をし始めた。


その後、数ヶ月経った頃から
彼からの激しい暴力が始まったと言う。

最初は、エイジがジョークで、
「今日は仕事で、いい女の人、いたの?」と
聞いたことから、小突いたりされた。
そのうちに、ホストクラブの件だけではなく、
ちょっとした事でも、
本気で殴る、蹴るが始まった。

殴りながら、「俺がお前をどれだけ
愛してるか、わかんねえのか」と怒鳴る。
ある時は、泣きながら蹴り続ける。

友人に相談し、
間に入ってもらおうとすると、
「本当に俺が悪いんです。
でも、心から好きだから」と言って、
また、激しい暴力が続くという日々だったようだ。

その間、2年間、エイジは
別れるにも別れられず、
本当に辛い日々を過ごしてきた。

ただ、その後、驚くような出来事が舞い込んだそうだ。

長くなりそうなので、この続きはまた明日。

この話を聞いて思い出した映画は
DVを描いた秀作「スリング・ブレイド」
まだ有名ではなかったビリー・ボブ・ソーントンが
素晴らしい。
ちと重いけれど、オススメだ。

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posted by みつあき at 14:57| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月22日

クリスマス営業のお知らせ

クリスマス・イヴの24日(祝日・月曜日)と
クリスマス当日25日(火曜日)は
スパークリング・サービスがあります!

聖なる夜に、みんなで乾杯しましょう。
ちなみに、イヴは Bridgeカラオケありです!
posted by みつあき at 19:10| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パイパンの秘密

昨夜、23時過ぎに、なんとセーターに
キラキラとクリスマス・イルミネーションを
光らせてケンジロウが来た。

お客さんは口々に「凄い」を連発。
エロ好きなサヤマは
「さすがにセーター着たまま
ハッテン場には行けないしなあ」と言い、
だったら、このイルミネーションを
付けたコックリングは?
というような話から、

「コックリング」
(いわゆる勃起を持続させるために
キンタマにはめるゴム性や金属性のリング)
をはめた時に、陰毛がはさまらないか、
という話になった。

常連のカズマと、たまに来てくれるユウイチが
「僕はパイパンで、すべて剃っているので
そういう心配はない。と言う。

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そこで、そこにいた多くの客さんたちは
「え〜!!」という声をあげる。

そこに来ていたタケヨシや、あと数人は
揃えてはいるけれど、パイパンはない、と。

ユウイチは、子供の頃から
あそこに毛が生えてくることに
ものすごく抵抗があって、
ずっと剃り続けていて、
自分の長い陰毛は見たことがないらしい。

それも長い修正で、鏡など見なくても
お尻からタマからその周辺に
生える毛は見事なくらい、
綺麗に剃るのだそうだ。
これはすごい。

カズマも、性的にどうこうと言うよりは、
清潔だから、そうしているらしい。

そこに来ていたタクオは、
一度毛じらみを移されて、
その時、剃ったことが一度だけあるとか。

なるほど。

パイパンの人は、あそこを大きく見せる
そのためや、エロさを発揮するため、
そう思っていたのだけれど、
それだけではないようだ。

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posted by みつあき at 18:02| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月21日

深夜のドランカー

ハラダ君は、
自営で小さな事務所を営む40歳。
つい数日前にジムの帰り、
自分の事務所近くを
ふらふらと酔っ払って歩く
お年寄りを見かけた。

道路で車が走っているにも関わらず、
その状態はまずいと思って
「大丈夫ですか?
とりあえず、信号だけは一緒に
渡りましょう」
そう言って、肩を抱いて渡りきった。

車の通りからちょっとはずれた
細い道に入ったので
「もう大丈夫ですね」と見送り、
自宅のほうへ帰ろうとしたら、
もう1本の道から、
その方がフラフラ歩くのが見え、
そこで前につんのめり、倒れた。

ハラダ君は、走っていったら、
額から血が少し流れてる。
ハラダ君のシャツに、
その血がベットリとついた。
「おうちはどこですか?」と
尋ねると、なんと自分の事務所がある
隣のビルらしいのだ。

結局、そこまで見送って
「気を付けてくださいね。
傷の部分、ちゃんとして」
と言い残して帰った。


その翌日、事務所の1階にある
いつも行ってるパスタ屋にランチを食べに行った。

そこのマスターが
「昨日、この近くでおじいさんの介抱とかしなかった?」
と尋ねられた。
え?と一瞬ビックリして聞き返すと
その人は、このあたりで有名な地主の人で
結構飲んで酔っ払って帰ったんだけど、
この近所の青年に優しくしてもらったので
探しているとのこと。

「深夜にこのあたり、ふらついているのって
ハラダ君だと思って」というマスターの言葉(笑)
僕でした、と笑いながら伝えたハラダ君。

その数時間後、彼は仕事で事務所を離れていたが、
その間に、菓子折りとクリーニング代を持って
そのおじいさんが事務所を訪れたらしい。

ハラダ君、そんなつもりではなかった、と
言っていたが、「お礼なんていらないから
可愛い男のコでも紹介してほしかった」
そう笑っていた。

優しい人の笑顔は素敵だなあ、そう思った。


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酒飲みの映画と言えばこの映画。
「ラウンド・ミッドナイト」
ジャズ・サックスのデクスター・ゴードンの
アルコール依存には泣けた。。。

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posted by みつあき at 15:40| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月20日

不思議な偽装結婚

5年ぶりに来てくれた、という
ツシマさんは56歳。
30年一緒に住んでいる
パートナーがいる。

ツシマさんは外資系の企業に勤めていて、
30歳の時に、とある女性から
結婚してほしい、と言われた。

彼女は一流企業に勤め
ずっと仕事がしたい、
夢もたくさんある。
そんな話をうんうん、と聞いてくれるような
男性はツシマさんだけだった。

ツシマさんは、ゲイであることを
彼女にカミングアウトし、
共に住んでいるパートナー
(当時はまだ数年だったようだが)
のことも話した。

「ご家族や職場は知ってるの?」と
彼女から聞かれて、知らない、と
応えると「そのためだけでも良いから
私と結婚してほしい」
そう言われたのだと言う。

要は、パートナーと同居しながらも、
たまに会ったりする、というだけで
彼女的には満足。
むしろ、そういうほうが
自分も仕事が一生懸命できるのだ。

迷った末、結婚に踏み切った。
両親も喜ばせたかったし、
外資とは言え、時代的に
結婚はまだかと職場で言われるのも嫌だった。

彼女が若くして買ったマンションを
世間的には自分たちの新居、
ということにして、
会社の同僚やストレートの友人を
招くこともあり、
そういう時だけ、ツシマさんは
彼女の元へ行った。

パートナーとの関係も、
彼女(つまり奥さん)との
関係もうまく行っていた。

ひとつ問題なのが、
たまに会うツシマさんの母親が
どうしても奥さんと気が合わない。
頼むからあんな女性とは別れてくれ、
という話になったのだそうだ。

お父さんが亡くなったこともあり、
お母さんに落ち着いて
真実を打ち明けることにした。
「僕は愛する男性と一緒に住んでいて、
それも全部受け入れてくれて、
彼女は結婚した。
だから別れられない。」と。

お母さんとしては、
貴方が同性愛者ということは
受け入れるけれど、とにかく彼女と
別れてくれ、と。

ツシマさんはそんな母の言葉で
数年悩んでいたのだが、
その中で、奥さんのほうから
別れたい、という話になった。

仕事がうまく行っているからなのか、
二人のこの関係が嫌になったのか、
好きな男が出来たのか、
よくわからなかった。

そんなワケで、結婚数年後、
ツシマさんの不思議な結婚生活に
ピリオドが打たれた。

80を軽く越してしまったお母さんの様子を
たまにパートナーとたまに見にいくようだ。

あの結婚って、一体
なんだったんだろう、ツシマさんは
マイナスにはならなかったけれど、
誰のプラスになったかもわからない、
そう呟いた。


ゲイの偽装結婚と言えば、やっぱり
「ウェディング・バンケット」を思い出す。
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posted by みつあき at 13:24| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月19日

友人のカミングアウト

僕の親しい友人であり、
店にもよく来てくれるタダシ
(他のお客さんは基本的には仮名だけれど、
彼の希望で本名です)から
一昨日の昼間、「母親にカミングアウトしたよ」
と連絡があった。

タダシの事を知っているお客さんなら、
は?今頃?もうとっくにしていると思った、
という人も多いかも知れない。

彼は渋谷区の同性の
パートナーシップ証明書の発行の際、
テレビなどにもよく映っていたし、
LGBT1万人のポートレートを目指す
"Out in Japan"の活動にも深く関わったいる。

ただ、もう80に近いお母さんに
わざわざ今、言うのも、
とも思っていたようだし、
再婚された義理のお父さんのことも
あったようだったから、
長く控えていたようだ。


タダシには今年で7年目になる
若いパートナーがいる。
九州に住んでいた彼と
数年遠距離恋愛だったが、
2年半ほど経って、
彼が上京、同棲を始めた。

そして、今回、「同性婚を認めないのは
違憲である」という訴訟について、
自分も少しでも何か出来れば、と
動こうかと考えたらしいのだ。

タダシのお母さんは、とっくに
わかっていたようだし、
「貴方がやりたいようにやればいい」
と言ってくれたようだ。
むしろ、義理のお父さんは
ショックを受けられていたと言っていた。

もちろん、タダシだけではなく、
パートナーの家族の問題もある。
一応、御両親にはカミングアウトはしたものの、
まだタダシも会ったことがないし、
マスメディアに出ることへの
躊躇は当然のようにあるようだ。

タダシと出会ってから、彼の生活や
環境、考え方も変わったように、
タダシも良い意味で大きく変わったと思う。

何よりも、彼のことを常に最優先しているし、
あれだけ派手な事は興味がない、と言っていた
彼が、ささやかでも結婚式とかしてもいい、
などと言うようになった。

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人は変わる。
そこには、自分が少しでも成長出来ること、
残された日々を、より素敵な人生になるべく、
生きていくような変化になるといい。
僕にとって、タダシは
そういう事に努力を惜しまず、
どんどんかっこ良く
変化していく友人なのだ。

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posted by みつあき at 18:13| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月18日

愛情の確認

月曜日担当のマサヤが急遽
休みになった昨日の深夜、
古い友人カップル、
シンヤとオサムが来てくれた。

彼らは今年で18年という
長く続くカップル。

二人が今月末からアジア各国を
旅行するという話から、
一度くらいはセックスをしなきゃね、
と言っていた。

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え?セックスはまだ続いているの?
と聞くと
「え?だって誰とやるの?」
と応える。

前にもここに書いたけれど、
海外のカップルに比べると
ゲイに限ららないことのようだが、
長く続いていると、
セックスがなくなる人たちは多い。

そんな中で、18年、きちんと
セックスがある、というのは驚きだ。

「え?僕らの知り合いで35年付き合っている
人たちは、いまだにあるようだし。」

やりたい、と言うよりも、
やらなければ、という気持ちも確かにあると言う。
義務かと問われると、
いや、愛情の確認だと。

「僕らにとって、セックスって
プレイじゃない。
そういうのは、ビデオで
観ているだけで十分」だと言い切る。

その二人のしっかりとした応え方を聞いて、
単純に素敵だなあ、そう思った。

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posted by みつあき at 15:27| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

彼が愛したケーキ職人

不覚にも、この映画の事を
まったくノーチェックで
(今、思うと、タイトルからゲイが
関わる映画?という
予想は付いたかも知れないはずなのに)
公開ひと月以上経った昨日、
クリスマス・イルミネーションの恵比寿で
観てきた。

320.jpgthe-cakemaker-israeli-movie-poster.jpg

(日本のポスターとオリジナル 随分違う)

映画はドイツのベルリンと
イスラエルのエルサレムが舞台。
両方とも、僕がここ数年間に
行った土地だったので
非常に懐かしい気持ちを感じながら
観ることが出来た。


映画はベルリンに出張中の
イスラエルの男性が
カフェで会ったケーキ職人の若い男性と
そういう関係になるところから始まる。

イスラエル人は妻子持ちで、
ドイツの青年とは不倫の関係、
ということになる。

彼はエルサレムと
ベルリンを行ったり来たりして
愛人(?)関係を続けるが、
突然、連絡が取れなくなってしまう。

ケーキ職人は何度も携帯の留守電に
メッセージを残すが、そのままだ。

エルサレムまで出向くと、
結局彼は交通事故で死亡した事がわかる。

その後、若い彼はエルサレムに
新しく出来たカフェで働くことになるのだが、
その店の主人は、なんと死んだ
彼の奥さんだった。

二人が死んだ彼との繋がりを
知ってしまうの。
そしてこの二人はどう関わっていくか。


こう書くと、少しサスペンスフルにも
感じられるだろうけれど、映画は実に
静かに穏やかに、
まるで小説を読んでいるかのように
綴られていく。

僕の個人的な友人たちに感想を聞くと、
映画の展開に、リアリティが欠ける、という意見と
残された者の孤独を、こういうふうに
描いた傑作、という意見とに分かれているようだ。
僕は両方の意見がよく理解出来た。

あなたはどう感じるだろうか。

色々とこれは、と思う部分も
あったけれど、観て損はない映画だと思う。


「彼が愛したケーキ職人」↓

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posted by みつあき at 19:24| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

中年ファッションについて

昨夜、同世代(と言っても、僕より
少し下ではあるけれど)のショウゾウ、マサル
カップルが来てくれて、
着ているモノに関しての話になった。

この冬になっても、
スウェットを履いている人が
増えたけれど、僕は街で
スウェットを履いて歩くのは
かなり抵抗がある、と言うと、
二人は別に抵抗はない、
と言っていた。

45歳を超えたあたりから、
自分が着ているモノが、
若い人から見てどう見えているか、
これって痛くはないか
なんて気になるようになった。

ショウゾウは、スウェットの選び方、
その履きかた、そしてそれに合わせる靴の
選びかたで、「痛さ」は違ってくる、そう言う。
なるほど。

sweatpants-main-3.jpg

スウェットに限らず、
一般的な格好に関しても同じ。
そこには、もちろん好みもあれば、
センスもある。

僕がティーンエイジャーの頃は、
Tシャツやジーンズが似合う
親父になりたい、そうは思っていた。

スーツが似合う、とか
奇抜な格好、というのは
僕の選択肢の中にはなかった。

しかし、この歳になり、
店に毎日立っている者としては
どうなんだろう?と
考えてしまったりもする。

そんな事を考えながら、
何を着るかなんて、個人の自由だし、
それを他人がとやかく言うことではない。

基本的に、誰が何と言おうと、
自分がしたいことをやり、
着たいモノを着ている、というのが
最もカッコいい生き方なのだろう
ということに落ち着いたりするのだけれど(笑)

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posted by みつあき at 13:27| Comment(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

欧州一周ゲイの旅

パリ在住の40代のサブロウが一時帰国した。
2年か、3年ぶりだ。

彼は仕事で世界中飛び回っている、
という理由もあり、
特にパートナーを探すということもなく、
仕事に生きる!と決めていることは
サブロウの友人たちも
いつもそう話している。

で、それなりにストレスフルな中で
彼の楽しみは、各国のゲイ・サウナを
回るということらしい。

サムソン高橋氏の「世界一周ホモの旅」は
とても興味深く読んだけれど、
サブロウはここ5年ほどのヨーロッパのサウナは
ほぼ回っている、というからこれまた凄い。

みすぼらしく、汚いところもあれば、
日本では考えられなくほど
ゴージャスだったり、
スタイリッシュだったりするところも。

つい先日、ベルリンの行った時に
2日間、続けて行くことになったが
なかなか濃い2日間だったとか。

とにかく最近出来たベルリンのサウナ
"THE BOILER"は、日本のサウナの
20倍くらいの広さらしく、
清潔さも、スチリッシュさも
ずば抜けているらしい。

あらゆる部屋の照明は舞台装置のようで、
ダークルームも映画の世界のように
想像力が膨らむように作られているらしい。

Der-Boiler-5.jpg
↑THE BOILER

サウナの作られ方が違うように、
人種によって、
セックスのやり方もずいぶん違う。

パリでやると、結構前戯が長く、
ロマンティックなパターンが多いようだが、
ベルリンは野性的。

かつ、サブロウが初日にやった相手は
随分派手に声をあげて、凄かった。
終わって、どこから?と尋ねると
セルビアからということだった。

翌日、イケメンといたすことが出来たようだが、
それは、それでゴージャス(サブロウいわく)。
彼の出身を聞くと、彼もセルビア!

なんと2日間、ベルリンでの夜は
セルビア人とのくんずほぐれつだったようで
サブロウはしっかりと満悦したようだった。

近々、また来てくれるとのことで、
その他、詳しい話はその時に聞いて
ここに書く予定(笑)
お楽しみに。

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posted by みつあき at 19:37| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

狭いゲイの世界

夕べはスタッフのケンが
会社の同僚を連れてきてくれた。
今まで会社に入った中で
初めてカミングアウトした人らしい。

ケンよりも2歳ほど年上で
既婚者で子供も二人いるストレートで
色々と物分かりが良いと
ケンは思ったらしい。

昨日、ちょうど同じタイミングで店に
来てくれていたリョウジも、
そう言えば先月あたりに
会社の同僚とその社長を
連れてきてくれていた。

面白かったのは、
リョウジの社長というのが
若い頃にウリ専のアルバイトを
していたことがあったらしい。
もちろん、彼はストレートで
経済的な理由だったらしいけれど、
それを会社の部下にあっけらかんと
言うことが出来るのは
すごいなあと思った。

話をケンの同僚に戻そう。
僕が彼に
「ゲイの人と会ったことは今まである?」と
尋ねたら
「そうそう。僕の元彼女の
弟がそうだった。」と彼は言った。

その彼女と弟の写真が
たまたまFacebookにアップしてあるらしく、
「これ、これ」とその写真を見せたら
なんとケンがよく知っている人で、
二人は思い切り驚いていた。

こんな偶然は、狭いゲイの社会では
意外によくある話で、
今まで店で仕事をしていて
どれくらい、お客さんたちが
驚くとろこを見てきたか。

その半数以上は、このブログに
書いているはずだけれど。。。

思えば、僕もそういう偶然は
何度かあった。

30年ほど前に、僕が初めて
NYに行った時に、バーで
声をかけられたアメリカ人。
僕よりも5歳上の彼は
とてもアジア人好きだった。
翌日、彼の親友であるという日本人を
紹介された。
色々話していると、
その彼が僕の日本にいる友人を
たくさん知っていて、本当に驚いた。

ゲイの社会での偶然、というのは
ほぼ必然のような気もするし、
映画「私に近い6人の他人」に
描かれる六次の隔たりのように、
人の知り合いを辿っていけば、
全世界の人に繋がり、7人目には
自分に踊る、と言うから、
ゲイの知り合いだと、
4人くらいで繋がるかも知れない。
世界は狭い(笑)

320.jpg

写真は、映画「私に近い6人の他人」
まだ若いウィル・スミスがゲイの役だった。

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posted by みつあき at 17:23| Comment(0) | 職場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする