2018年11月17日

ヤンチャな両親の元に生まれて

タイ人のムーちゃんに、初めて
連れて来てもらったのが
23歳になるショウジ君。

ショウジ君の両親は共に、若い頃、
ヤンキーと言われたヤンチャ夫婦で
なんとまだ二人とも40代。

ショウジ君は2つ違いの姉と、
5つ違いの妹がいて、
その娘たちは二人とも、
それなりにヤンチャなようだが、
ショウジ君は大人しく落ち着いている。

周りの大人たちは
「何故、この家族にこんな子が」と
驚くくらいらしい。

とにかく、お父さんは今でも派手なバイクに
またがり、建築会社に勤めており、
声もデカいし、何かとすぐ手が出る。
女は男に尽くせばいいんだ!と言い放ち、
お母さんとは喧嘩が絶えなかった。

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とは言え、実は家族はものすごく仲が良く、
父親も母親も、子供たちへの愛情も
半端なかったのだと言う。
「愛と鞭の使い方がとっても
うまかった。だから、両親を
僕はすごく尊敬しているし、大好きです」
とショウジ君は言う。

しかし、あまりの酷い夫のありようを苦に、
2年前、母親は上の二人に
「私は明日、うちを出る」と
行き先も明かさず、出て行った。

仕事から帰って来て気がついた
父親はまた荒れた。
とにかく機嫌が悪いとモノだけじゃなく、
子供にもどんどん当たる。
そのお父さんに
「バッカじゃねえの!」と
反抗的な妹とは裏腹に
ショウジ君は嵐が過ぎ行くのを
震えながら待つ。

こんな父親に、ゲイだということが
わかったら、ただじゃすまないだろうなあ、
ショウジ君はそう想像する。

半年ほど経って、落ち着いた父親は
離婚届にサインをしたが、
いまだに母親への未練は
たくさんあるようだ。

父親のアイディアで、月に一度
必ず家族5人が顔を合わせ、
食事をする。

父親は母親に前よりも少し
気を使っているようだけれど、
心を決めた母は強い。

そんな二人がまた元に戻ろうが、
戻るまいが、それでも
この大好きな両親のことを
ずっと大好きでいたい。
そして万が一、母親や
姉、妹にゲイだということがわかっても
父親だけには一生、ゲイだということは
隠し続けなければ、
そう思うショウジ君らしい。

昨日の歌ちゃんの話ではないけれど、
本当に色々な家族があり、
幸せのあり方がある。

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posted by みつあき at 16:25| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする