2018年11月01日

ボディビルダーとの出会い

腕が太くて、胸が盛り上がっている
ユウスケ君は33歳。
とにかく、トレーニングが好きで、
週5回はジムにいる。

それも毎日、2時間くらい行くらしい。
彼は中学、高校時代、帰宅部で
とにかく太っていることで
イジメられていた。

大学に入り、ゲイの世界に目覚めてから
アプリで知り合ったボディビルダーの人に
ジムに連れて行かれ、
必死になって鍛錬し、
ダイエットしたのだそうだ。

そうすると、次第に6つに割れた
腹筋が浮き出てくる。
まさかの「デブ」が「マッチョ」と言われ、
今や、ちょっとクラブシーンに行くと、
GOGOにならないか、
と声がかかるらしい。

six-pack.jpg


そんなユウスケ君を見て、
僕も自分の20代の頃を思い出した。

学生時代、僕は
ユウスケ君とは逆に痩せ型で
ヒョロヒョロしている、というのが
とてもコンプレックスだった。

こちらの世界に目覚めて2年目くらいに
僕にもプールで知り合った年上の人がいた。

彼は懸命にボディビルをやり、
トレーナーもやっているらしく、
僕を彼のジムに連れて行ってくれた。
それが初めてのジム体験だった。
26歳くらいの頃か。

彼はその頃、43歳だったが、
とてもそんな年齢には見えなかった。

彼の厚い胸板や、太い腕や太腿は
エロさを通り越して、
僕を筋肉の世界へといざなった。

2、3度会って、そのままになったが、
その後、彼は渡米し、
かなり有名なボディビルの大会に出たことも
その後、雑誌で知って驚いた。

僕はその後、当時、
東中野の駅前にあった
小さなボディビルのジムに入った。
かなり緊張して、ドアをあけたのを
覚えている。
少しずつだけれど、身体が出来てからは
その後、有名な選手がいる
中野のボディビル・ジムへと移った。

もちろん、ボディビル大会に出ることなどは
想像もしなかったけれど、
トレーニングは楽しくなり、体重も
どんどん増えていった。
40を過ぎてから癌を宣告されるまで
90キロ近くまであったなんて、
今では想像できない。

胃を3/4切って、25キロほど
減った時はかなりショックだったけれど、
まあ、それでも20代から続けてきた
ジム通いは。癖がついていて
良かった、今ではそう思う。

そう言えば、プールで出会った彼。
全米でも有名なボディビルダーへと
変わったらしいけれど、
15年ほど前に大事故を起こし、
断念したということを、偶然ネットで知った。
それから、もう何年も経過する。

彼も、もう元気なら70代後半。
あの人との出会いがなければ、
ずっとヒョロヒョロだったのかも知れない。

今、この年齢になって、
まだトレーニングを続けたりできることは
彼のおかげだった。

最初に会ったまだ古い東京体育館のプール帰り、
千駄ヶ谷の駅のベンチで、
「身体を鍛えることは、楽しいし、
精神的な支えにもなるぞ」と
話してくれた彼の笑顔は
今でも忘れられない。

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posted by みつあき at 16:22| Comment(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする