2018年11月13日

靴紐の秘密


先日、久しぶりに来てくれたアキオ君は
先週39歳になったばかり。
週に5回くらいジムに行く彼だが、
うちのバックカウンターにある
Tom of Finlandの画集を指して、
「マスターはレザー好きですか?」と
聞かれた。

エロビデオを観たりする時に、
何かを身に付けている、ということは
結構必須だけれど、必ずしも
レザーではないかな、と応えると、
「僕はすごくアガるんですよ」と言う。

革ジャンやベルト、ハーネスなど
何が最もアガルの?と尋ねると、
「ブーツです。」と言う。

「こんな場所(うちのバーのこと)とかで
話す話じゃないかも知れないけれど、
お互いに軽く踏んだり、
皮の臭いを嗅ぎあったりするのが
究極の喜びかも知れないです。」
そう言う。

なるほど。

レザーそのものは、僕にはわからないけれど
ブーツの色気という意味ではわからなくもない。
ただ、僕の場合、エロく感じるのは
ロングブーツとかではなく、
紐があるワークブーツかな、と言うと
アキオ君も「僕もです」と、同意していた。

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別に緊縛やロープに興奮する、
というワケじゃないけれど、
紐がある、というのがエロい。

そういう話をしていると
あ、そう言えば、こんな事に
自分はエロスを感じていたのだ、と
気が付いたりする。

それはスウェットパンツや、ラグパン、
ある意味、ミサンガや、
チョーカーでさえ、
ちょっとした興奮材料になったりする。

それは人に寄っては、ドン引きだったり、
実際、リアルな生活の中で
何かをするワケではないけれど、
ビデオや自分の脳の中では、
という人も多いと思う。

ってなワケで、レザーから
どんどん広がっていく
ゲイのエロス・ファンタジーの
会話はとっても楽しかった。

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2018年11月12日

盛り上がった日曜深夜

昨夜は日曜日だというのに、
有難いことに、
午後11時くらいには、ほぼ満席だった。

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昨日が3回目と言う
マサカツ君とジョージさん
二人の友人同士以外は、すべて一人で来店。

富山からこのブログを見て初めて
来てくれたというお客さんは
浜田省吾帰りに寄ってくれた。

スタッフのタクヤが名古屋の
ゲイバーで出会ったというお客さん。
大人しいアダルトな人だなあと
思いきや、後半、ぶっとばして
楽しい会話を聞かせてくれた。

また、前にもここに書いた専業主夫をやっている
ユウヤ君はテニス肘で辛いと
みんなに悩み相談。
良い治療院を、と紹介すると
ヌキありじゃないと、との答え(笑)

ジムトレマニアのヨシヒサは、
前にデートしてうまくいかなかった相手が
最近、ゲイ関連での派手な活躍をしていて
それを目にするたびに複雑な気持ちに
なると呟く。

30年くらい前からの知り合いの
ヨシダちゃんは、
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のあと、
「サーチ」を観ようと思っていたけれど、
「ボヘミアン〜」に打ちのめされて
まっすぐに来たと言っていた。

また、うちの店で1年前に
大学の先生とバッタリ会ったという
セイジは、昨日は昼間のBridgeカフェで
その先生とデート。
一度食事に出て、また戻って来てくれていた。

カワノちゃんは、地方出張帰りで
セーターの上にジャケット、
店内に入るとあまりに暑いと脱ぎ出した(笑)
出張先では、綾小路きみまろを
観て楽しかったと言う。

そこでカワノちゃんが買ったと言う
きみまろ氏のサイン入り本を見ながら、
本好きのコウスケは、「きみまろ、最高」と
叫びながら、先週観たデフ・レパードの
ライブを語っていた。

また、一泊で沖縄に行って来たという
ヨシノリは、お土産持参で来てくれた。
なんと土曜日の夜はゲイバーで
1時半まで飲み、
昨日の朝は6時から動き、
ボウリングをして、
海水浴までという豪華版だったらしい。

ギリギリで飛び込んで来たのが、
長身、ドラッグのフジコ。
今日はドラッグの合コンだったとか。

今シングルで彼氏募集中という
マッチョなエイジ君。
彼の腕の毛を見て、
唯一二人で来ていた↑のマサカツ君が
席を変わって、口説きまくり、
その殺し文句に店内爆笑。

覚えているだけで、こういう人たちが
ほぼ全員でワイワイと深夜まで
盛り上がった一夜。

帰り際、それぞれが
「明日は月曜日かあ・・・」とため息。
さて、今日はどんな月曜日を
過ごしているんだろう。

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2018年11月11日

父の秘密

モトキ(44歳)は、
うちの店をオープンしてから
すぐの頃から来てくれているお客さん。

にもかかわらず、
昨夜、モトキから彼の家族について
今さらながら、意外な話を耳にした。

モトキは、妹二人、
そして両親という家族全員に
自分のことをカミングアウトしている
ということは結構前に聞いた。

ただ、母親も含めて女性陣は
十分受け入れてくれているらしいが、
父親は特に、そのことについて
触れては来ない。

そこには、実はモトキ自身が
聞くに聞けない父親の
隠れた性癖があったと言う。

子供の頃から、父親が風呂に入る時に
脱衣場で洋服を脱いでいると、
ブラジャーをしていたのだそうだ。

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幼いモトキは、お父さんもお母さんも
人、というのは、大人になると
みんなブラジャーをしているモノだと
思っていたと言う。

一般社会ではそうではなく、
父親が女性用の下着愛好者(であろう)ことを
きちんと気が付いたのは
モトキが中学生くらいになってからとのこと。

同時に、モトキが自分がゲイであることに
気がついたのもその頃。
ゲイ雑誌をせっせと買っていた
高校時代、それが母親に見つかったことが
きっかけで、家族全員に話が
伝わった。

二人の妹は、モトキのゲイネタは
普通にふってくるようになったけれど、
父親は一切そこには触れないらしい。

だから、モトキも父親のその部分には
触れないのだと言う。

一度、モトキが海外で生活していた時期に、
妹から連絡があって、
「お父さんの机を整理していたら、
アクセサリーやウィグ、化粧品が
出てきた!」と長文メールがあった。

モトキは、そこでただの
女性の下着マニアではなく、
恐らく女装好きだと
いうことは理解したのだと。

ただ、気になっているのは、
もちろんその事は母親もよく知っているはずで
(下着は一緒に洗っているらしい)、
それをどう思っているのかということ。

色々と聞きたいことは山ほどありながらも、
家族と言えども、お互いに微妙に
心地良い距離を保とうとしていることに
それはそれでいいのか、と思うのだそうだ。

先日、ここにも書いた父親のゲイ告白と言い、
聞けば本当に色んな家族、色んな人がいる。

思えば、それが身近であればあるほど、
そのちょっとしたショックや意外性からの驚きが、
ゲイである僕たちが
ストレートに与えるモノなのだ、と
改めて考えられる教訓となる。



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2018年11月10日

Saku Saku Mondayからのお知らせ

11月12日、月曜日のSaku Saku Mondayは
スタッフ、マサヤの都合により、マサヤがお休み、
変わって、マスターみつあきの通常営業となります。
よろしくお願いします。
posted by みつあき at 16:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

それでも俺はやってない

お客さんのヒデオが、
帰宅ラッシュの電車に
乗った時の話を聞いた。

その電車がいわゆるゲイのハッテン車両
と言われる場所であることは
ヒデオももちろん知っていた。

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その日も何人かのゲイらしき人たちが
乗っており、見えないところでは
今日はどんな事が行われているんだろう
なんて考えていた。

まあ、さすがに派手なことはないけれど、
他のお客さんにわからないように
触り合ったりしている人がチラホラいる。

そんな中、新宿駅に着くやいなや、
ヒデオの横にいた同世代の男が
ヒデオに向かって「お前、触っただろ!」と
大声で怒鳴ってきた。

「は?」ヒデオは、ビックリした。
横に立っていたガッチリ型で髪が短い彼を
ゲイだろうと思ったことは確かだったが、
まったく身に覚えがなかった。

「いや、触ってないですよ。」
「いや、俺の股間を握った!」と
かなり強気だ。

それからなんと駅員、警察と話が繋がり、
二人して署に行くことになる。

驚いたのは、警察官から、
ヒデオが触ったのかどうか
という事だけでなく、
「新宿2丁目に行ったことあるのか」とか
「ゲイの雑誌やビデオは買ったことあるか」など
まったく関係のない事を聞かれる。

要は、ヒデオがゲイであれば、
絶対犯人だと言わんばかりに。
嘘を付くのは嫌だったけれど、
そこでさらに面倒になるのも、
もっといやだったので
自分がゲイであることは一切言わなかった。

持ち物もすべて見せろとも言われたらしい。
結局、なんの証拠もない。
お互いの連絡先だけは
警察官が見ている前で交換をさせられる。

そのあと、結果的に、
これは民事ということになるので
二人でよく話し合って解決してください、と
解放された。

署を出てから、その男が言うには
「俺はお前に100パーセント触られた。
それは間違いない。
だから、これは金で解決するしかない。
20万、払ったら許す」と。

出た。結局、これかよ、ヒデオは思ったようだ。
「それは出来ない。」
そう言うと、
「さっき警察でそちらの
実家の連絡先とか聞いたので、
自宅に出向いてもいいんだぞ」と言う。

凄い脅迫。
確信犯なのか。

家族に迷惑がかかったら、という
頭が脳裏をかすめる。
でも、これで屈服したら、
言われるがままとなってしまう。

結局、ヒデオは「どうとでも」と言って
その場を立ち去ったが、
正直、それから携帯が鳴ったり、
実家の電話が鳴るたびに嫌な思いをする。

こういう件は初めて耳にしたけれど、
かなりたちが悪い。

思えば、ゲイだということを理由に
脅されたりする人は
意外にいるのかも知れない。

この話から学ぶことはたくさんある。
いずれにしても、ひるまずに
堂々と出来るような世の中に
なるべく、それぞれが努力出来れば、
そう思う。

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2018年11月09日

昔の仲間とこれからの話

昨夜は映画にまつわる素敵な一夜だった。

そのひとつは、僕の前の仕事で
深く関わったAV監督のハセガワクニヒロが
何と、映画「クリムゾン・リバー」の
原作者であり、脚本家でもある
ジャン=クリストフ・グランジェを伴って
来てくれた。

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共に来てくれた彼の通訳の女性、
彼にナンパされた、
という鰻屋さんで働く美女、
そして彼の本の資料集めとして
日本のSMクラブなどを紹介して回った
というフランス人男性、
それぞれがとってもユニークだった。

ジャンは、3回結婚していて、
そのすべてが美女揃いで、
現在は日本人のモデルと共に
エッフェル塔のすぐそばのアパルトメントに
住んでいるのだそうだ。

子供も全部で4人いるが、
その子供たちもモデルとして
活躍しているとか。

彼が原作の映画化はたくさんあるけれど、
やっぱり「クリムゾン・リバー」が
最も好きだと言っていて、
それは監督マチュー・カソヴィッツが
非常に良い仕事をしてくれた、と。

カソヴィッツと言えば、もちろん
その映画の監督もさることながら、
「アメリ」でヒロインの恋人役を
やったと言えば、知っている人も多いかも。

連れてきてくれたハセガワも
まだまだ新しい企画と共に
映画を制作中ということで
そこには旧知のスタッフの名前も
多く出る。
頼もしい限りだ。


そんなこんな話に色々と
華が咲いたのと入れ違いに来てくれたのが
僕が最初に映画の現場で
仕事をしていたモリイズミ夫妻だった。

今の若い人はまったく知らないだろう
鈴木清順、荒戸源次郎という
名監督たちの元で
仕事をしていた
まだ20代前半だった僕たち。

2年前に荒戸さんが
亡くなった葬儀のことは
当時のこのブログにも書いたけれど、
モリイズミとはそれ以来だった。
と言うか、その時に会ったのが
数十年ぶり。

彼ら夫婦は、荒戸さんが亡くなった翌年、
つまり昨年、最愛の娘を亡くし、
とても心配していたが、
今では彼女の住んでいたところに
居を移し、娘の愛犬と共に
暮らしているらしい。

娘さんの仏壇を、「ツィゴイネルワイゼン」や
「陽炎座」なども含めた美術をやっていた
タダさんが制作中で
夫婦共々、楽しみにしているとのこと。

色々な話を聞きながらも、
僕がこのバーをオープンして、
ほんのたまだけれど、
こうして昔に友人たちが
集えるところが出来て良かった、
そう思う。


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2018年11月08日

お口を使うこと(エロ系なので、要注意)

最近、ブログは若い人や、
女性も見られているようなので、
不快に思われる方もいるため、
今日は少しアダルト系なので
興味がない方、18歳未満はご遠慮ください。

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さて、昨日来てくれたエツロウ君とヨウジ君。
どんな男が好きか、という話から
エツロウ君はずばりアソコが大きい人、と。

ヨウジ君が「アソコが大きいだけでいいの?」と聞くと
エツロウ君は「とりあえず。顔や身体は二の次」と答える。

エツロウ君は大のフェラ好き。
口の中に大きなイチモツが入っている
というだけで、本当に
幸せな気持ちになるのだと。

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ヨウジ君が「俺はタチだから、
フェラとかほぼ興味ないけれど、
ウケ特有だな」と言っていたけれど、
どうなんだろう。


まず、ゲイと女性を比べると
フェラチオをするのが好き、というのは
圧倒的にゲイのほうが多いような気がする。

同じように、ストレート男性も
オーラルセックスが好きな人と
嫌いな人を分けると半々くらいという統計が。

フェラが好き、と言ってしまうと
語弊はあるけれど、抵抗がない、
というゲイは多いと思う。

僕もどちらかと言うと、口にすることは
得意ではないけれど、すごく抵抗があるか
と言うと、そうでもない。

それはたぶん、自分に
付いているモノだから、というのが
理由かも知れない。
だから、同性愛者は
ストレートに比べると、
オーラルセックスに抵抗がないのだと
僕は想像する。

それにしても、僕がまだ若い頃は、
女性がフェラチオをする、なんて
風俗の人しかいない、と言われる時代だった。
(たぶんゲイは別)
アダルト・ビデオが出てきてから、
口茎というモノが普通になった。

それは、ゲイの多くの人が
アナルセックスが当然というようになり、
タチ、ウケで物事を考えるようになったのも
ビデオのせい(功罪?)かとも思う。

フェラチオはともかく、
僕はアナルセックスありき、という
考えじゃない。
だから、功罪だと
思いたいのかも知れない。
なんのこっちゃ(笑)

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2018年11月07日

宇多田ヒカル ライブ

自分の娘みたいな年齢の
宇多田ヒカルのライブを初めて観た。
今回の"Laughter in the Dark"
と題されたツアー。
8年ぶりのライブで、ツアーとしては
12年ぶりの初日だそうだ。

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思えば、僕が日本人の女性アーティストの
アルバムで、全作品持っている、
というのは、松任谷由実と竹内まりや、
そしてこの宇多田ヒカルだけ。

男性やバンドアーティストや、
海外のアーティストになると
全アルバム制覇は、たくさんあるけれど
女性となると、何故かこの3人だ。
(椎名林檎、中島みゆきなどは
何故か何枚か抜けている。)

ユーミンやまりやは、ある意味
同世代だけれど、まったく世代が違う
アーティストの中で、宇多田ヒカルは
僕の中ではピカ一なのだ。

ポップで耳馴染みがあるメロディ、
にもかかわらず、よくよく聴いてみると、
微妙なひねり、そしてまさか、こう来るか、
という異色のパターンの音色が並んでいく。

このポップだけど異色、というのが
僕にとってはすこぶる魅力的だった。
なおかつ、歌詞の日常からの逸脱。

それらは、ライブでも遺憾無く発揮されていく。

言わずと知れた藤圭子の母と
音楽プロデューサーを父に持ち、
ニューヨークで生まれた彼女は
その特異な出で立ちに
デビュー後、かなり苦しんでいたそうで
それは昨日のライブの中でも
触れていた。
もちろん、母の自死や
本人の「人間活動」による活動休止。

ただ、その特異な日常こそが、
宇多田ヒカルという類い稀なるアーティストを
生み出したんだろう。

最初の数曲は緊張感もあってか、
こんなモノかなあとクールに観ていたが、
中盤、「光」を歌い始めた頃から
俄然、輝き出した。

朗々と歌う「花束を君に」。
そしてワンコーラス歌おうとして、
「もう一度!」と歌い直した「初恋」の
あまりの水準の高さ。
ライブでしか味わえない高揚感。

CDから申し込んだら、まさかの
ど真ん中2列目という
プラチナチケットを
こんなおじさんに与えてくれて
心から感謝である。

余談だが、中盤、又吉直樹との
ビデオ対談から味わうツアータイトルの
「闇の中の笑い」も、満足した。

今日からも、仕事、頑張ろう。

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posted by みつあき at 15:20| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

ジムでの挨拶

いつもなら、店に入る前の夕方、
あまり人がいない時間に
ジムに行くのだけれど、
昨日は休みだったので、
ちょうどサラリーマンの帰宅時間に
ぶつかってしまった。

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さすがにその時間は、
ジムも混んでいて、
使いたい器具も結構
待たなければならないけれど、
まあ仕方がない。

そんな中で、あれ?見たことある、
と思う人がいた。
30代半ばでかなりガッチリしていて
髪の毛も短めだから、恐らくゲイ。

うちの店に来たことがあったからなのか、
それともジムで見たのか、
わからない。

何となく話したような気も
しないでもないけれど、
ジムウェアだったりすると
まったくわからなかったりする。

特に目が合うワケでもないが、
彼の視界には絶対に僕が入っている。
挨拶したいけれど、どうしたものか、
なんとなく気まずい気持ちになった。
とてもつまらない事だが(笑)


その昔、ジムで会っても挨拶されなかった、
と来ているお客さんの
友人に言われたことがあって、
たぶん僕が覚えていなかったか、
気がつかなかったか。

また、逆に少し挨拶をしたら
まったく無視されてしまったこともあった。
こういう場所で、ゲイバーの人と
関わりたくない、と思うのか。

それとも、出来るだけ知人と
会いたくないのか。
だとすると、決してわからなくもない。

僕に限らず、公共の場所で
それがゲイであれ、
ストレートの人とであれ、
バッタリ会うと、どうしていいか
戸惑う気持ちはきっと誰にでもある事だ。

深く考えることなく、
もっとトレーニングを
楽しむことが一番だと
自分に言い聞かせてみる。

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posted by みつあき at 15:27| Comment(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

11周年打ち上げ

昨日は、日曜営業を休ませてもらい、
11周年パーティの打ち上げをした。

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また、先月で最後となってしまった
マサトのお別れ(とは言っても、
店には飲みに来てくれるが)と
新人スタッフ、ケンイチ、
ユージ(彼は来月からなので
また改めてここで紹介するつもり)
の歓迎会も兼ねて、だった。

顔を見渡すと、ここ1年で
ずいぶんと顔ぶれが変わった。

思えば、うちの店が出来て、
手伝ってくれたスタッフは40人にもなる。

そして、旧スタッフも、人がいない時は
いまだに、交代で手伝ってくれたりもする。
本当に有難く思う。

中には東京を離れてしまった人もいれば、
新たな恋愛が始まったスタッフもいる。

このブログを辿れば、
それぞれのことを改めて
思い出す。

そして、特に思い出すのは、
毎年、行われる周年パーティのことだ。
例年、パフォーマンスをやるために、
暑い夏のさなかに
ギャラも出ないのに、
共に練習を重ねたりして、
ほぼ文句も言わずに、付いて来てくれた。

有難いのは、いつも10人以上の
スタッフがいながらも、
ほぼトラブルが起こることもなく、
基本的に仲が良いということだ。

昨日もそれぞれが席を変わりながら、
腹をかかえて笑ったりしていた。

来年の12周年のパーティは
どんなふうになるのだろうか。
また、お客さんたちに
楽しんでもらえるような日にしたい、
改めてそう思いながら
珍しく酒に酔った一夜だった。

今後とも、 Bridgeスタッフを
よろしくお願いします。

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2018年11月04日

真実を伝えるということ

昨夜は僕と同世代の旧友の
ヤスダが来てくれた。
彼とは30代でお互いに
シビアな恋愛が終わり、
次に進まなければ、
という時に出会った友人だ。

この夏、彼のお姉さんが
癌で亡くなった。
もう数年前から具合が悪いことは
耳にしていた。
いつかはこの日が来る、
それはずっと聞いてはいたし、
ヤスダ自身も覚悟していたようだった。

そんな中、ヤスダのお母様は
もう80代をそろそろ
終えようとされていた。
数年前にご主人(ヤスダのお父さん)を亡くし、
辛い日を過ごされたあと、
少しずつ、記憶もまばらに
なって来た感じなのだと言う。

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ヤスダは、他の兄弟と共に、
今回のお姉さんの逝去について
お母さんにどう伝えるかを
話し合った。

結果的に、ヤスダも含めて
家族は、お母さんにその事は一切伝えない、
そう決めたのだそうだ。

だから告別式にも
お母さんは出ることはなかった。

ただ、ヤスダは言う。
本当に、それで良かったのだろうか。
もし、お母さんの頭がしっかりとしていたら
「それだけは教えて欲しい」と
思うのではないか。

そういう気持ちの中で、
ヤスダは、真実だけど
言わなくても良いこともある。
それはヤスダにとって、
ゲイであることを親に伝える、
ということもそうだったと。

年老いた母親が、真実を知ることで
良いことがあるのか。
少しでも苦しませないような
配慮を、子供ならするべきではないか。

ヤスダは自分自身にそう言い聞かせながら、
納得していくしかないのだと呟いた。

ヤスダの気持ちは、痛いほど
よくわかった。
色々な意見はあるだろうけれど、
今回、僕もヤスダの家族が選んだ結論は
決して間違いではなかった、
そう思いたい。

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2018年11月03日

すべての山に登れ

昨日、店を閉めようと思った
3時半くらいに、
マサアキ君がふらりと来てくれた。

今まではいつも若いコと共に
遊びに来てくれていたけれど、
一人で、というのは初めてだった。

そして、マサアキ君、日を開けたら
なんと40歳になる、
という記念すべき日だった。

色々と聞いてみると
彼はとにかく山登りが好きとのこと。
下手すると、国内の山々は
ほとんど登っていると言うから
かなりのツワモノだ。

そして、今年は40になる記念に、
47都道府県の中のそれぞれの山を
登る、という年にしたらしく、
明後日は愛媛に行くと言っていた。

うちの店でもそれなりのお客さんが
山登りを楽しんでいるようだが、
マサアキ君が特別なのは、必ず
頂上で、ケツ割れ、もしくは六尺に
なって、山々を背に写真を撮るのだとか。

これだけを聞くと、
ちょっと引いてしまう人もいるかも
知れないけれど、
写真を見させてもらうと、
これが本当に素晴らしい。

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とりあえず、40歳、おめでとう!

ちなみにこの写真は、
僕のマチュピチュ登山の写真

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2018年11月02日

敬愛する人との縁

昨日から夜、店を
手伝ってくれることになった
マサヤの事は、
このブログでも何度か触れている。
彼は学生時代から楽曲を作り、
歌を歌っていて、店でも
周年のたびにその歌声も
披露してくれている。

そんな流れから月曜日を
Saku Saku Mondayと称して
営業して1年近く。

そんなマサヤが尊敬してやまない
音楽プロデューサーでもあり、
音楽家のK氏と一昨日、
ひょんな流れから会った、
ということで大興奮していた。

マサヤが10代の頃は、
K氏の楽曲は
いつもチャートを駆け上がり、
彼はそのメロディに
熱狂していたと言う。

その憧れの人が目の前にいる。
お酒に酔っていたせいもあるけれど、
マサヤは緊張し、
何を話したか覚えていないと言う。

それでも、若い頃からの憧れていた人と
そうして縁を持てるのは、
マサヤが心の奥底から
望んでいたからなのかとも思う。


僕は、そこまで熱狂した人と
対面をした、
ということはないけれど、
「縁」ということで言うと、ひとつある。

僕が敬愛し、尊敬する
ロック歌手、
ブルース・スプリングスティーンだ。

彼は来日公演のみならず、海外にも
追いかけてずいぶん観て来た。

そんな中で、2度のロンドン公演の
DVDに僕自身が映っているのだ。
特に2度目。
うちの旧スタッフのジュンイチロウと
共に観たライブのDVDのラストで
ほぼ僕ら二人のクローズアップで
映像がフェイドアウトする(笑)

これには本当にビックリした。
そもそも、僕は基本的にカメラが
あったら逃げるくらいのタイプ。
出来る限り、映らないようにするのだが
こればかりは、逃げようもなく、
と言うか、ティーンエイジャーの頃から
追いかけていたヒーローとの縁を感じた。

マサヤのように、僕がブルースと
対面する、ということはなかなか
ないかも知れないが、
望んでいれば、何らかの縁で
繋がることも出来るのかも知れない。

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↑写真は、LGBT雑誌"Adovogate Magazine"にインタビューを受けたスプリングスティーン

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2018年11月01日

ボディビルダーとの出会い

腕が太くて、胸が盛り上がっている
ユウスケ君は33歳。
とにかく、トレーニングが好きで、
週5回はジムにいる。

それも毎日、2時間くらい行くらしい。
彼は中学、高校時代、帰宅部で
とにかく太っていることで
イジメられていた。

大学に入り、ゲイの世界に目覚めてから
アプリで知り合ったボディビルダーの人に
ジムに連れて行かれ、
必死になって鍛錬し、
ダイエットしたのだそうだ。

そうすると、次第に6つに割れた
腹筋が浮き出てくる。
まさかの「デブ」が「マッチョ」と言われ、
今や、ちょっとクラブシーンに行くと、
GOGOにならないか、
と声がかかるらしい。

six-pack.jpg


そんなユウスケ君を見て、
僕も自分の20代の頃を思い出した。

学生時代、僕は
ユウスケ君とは逆に痩せ型で
ヒョロヒョロしている、というのが
とてもコンプレックスだった。

こちらの世界に目覚めて2年目くらいに
僕にもプールで知り合った年上の人がいた。

彼は懸命にボディビルをやり、
トレーナーもやっているらしく、
僕を彼のジムに連れて行ってくれた。
それが初めてのジム体験だった。
26歳くらいの頃か。

彼はその頃、43歳だったが、
とてもそんな年齢には見えなかった。

彼の厚い胸板や、太い腕や太腿は
エロさを通り越して、
僕を筋肉の世界へといざなった。

2、3度会って、そのままになったが、
その後、彼は渡米し、
かなり有名なボディビルの大会に出たことも
その後、雑誌で知って驚いた。

僕はその後、当時、
東中野の駅前にあった
小さなボディビルのジムに入った。
かなり緊張して、ドアをあけたのを
覚えている。
少しずつだけれど、身体が出来てからは
その後、有名な選手がいる
中野のボディビル・ジムへと移った。

もちろん、ボディビル大会に出ることなどは
想像もしなかったけれど、
トレーニングは楽しくなり、体重も
どんどん増えていった。
40を過ぎてから癌を宣告されるまで
90キロ近くまであったなんて、
今では想像できない。

胃を3/4切って、25キロほど
減った時はかなりショックだったけれど、
まあ、それでも20代から続けてきた
ジム通いは。癖がついていて
良かった、今ではそう思う。

そう言えば、プールで出会った彼。
全米でも有名なボディビルダーへと
変わったらしいけれど、
15年ほど前に大事故を起こし、
断念したということを、偶然ネットで知った。
それから、もう何年も経過する。

彼も、もう元気なら70代後半。
あの人との出会いがなければ、
ずっとヒョロヒョロだったのかも知れない。

今、この年齢になって、
まだトレーニングを続けたりできることは
彼のおかげだった。

最初に会ったまだ古い東京体育館のプール帰り、
千駄ヶ谷の駅のベンチで、
「身体を鍛えることは、楽しいし、
精神的な支えにもなるぞ」と
話してくれた彼の笑顔は
今でも忘れられない。

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