2018年10月08日

友人の結婚式で

40代のモリオが、昨日
友人の結婚式の帰りに寄ってくれた。

友人というのが、
モリオと同世代の新婦のほうで、
数年前に、彼女にはモリオが
自分はゲイであることを
カミングアウトしていたらしい。

1次会が終わり、
2次会になった時に、
新婦以外、モリオがカミングアウトしている
数人が、アウトしていないストレートの
友人たちの前で
「モリオって、本当にそうなの?」だとか
「だとしたら、男役?女役?と
矢継ぎ早に質問にあったのだと言う。

「どうでもいいじゃない、そんな事は」と
笑いながら、モリオは30分ほど経って、
お祝いを二人に伝えたあと、
その場を離れたと言う。


そんな話を聞いて、
僕も20代後半の頃に、
僕が行けなかった
自分の学生時代の友人の結婚式のことを
思い出した。

いない僕のことを指して、
「アイツも、結婚、いつするんだろうなあ」
そんな話が出た時に、
当時、僕が一人だけカミングアウトしていた
女友達が
「え?男同士って結婚できないじゃない」と
みんなにアウティングされたことがあった。

当時はまだまだLGBTという言葉さえなかった時代。
「えええっ!まじかよ?」
「ゲ!?ホモなの?信じられない」
という言葉が出たかどうかはわからないけれど、
その話を彼女自身から聞いた時に
「お前を信じて言ったのに。
言うのなら、自分の口からきちんと
伝えるよ。余計な事、言うなよ」と
彼女に怒ったことをよく覚えている。

今、思えば、彼女はまったく悪気はなく、
たぶん、僕がゲイであることは
周知の事実だと思ったのだろうけれど、
その時のなんとも言えない気持ちは
忘れられない。


昨夜、結婚式の話をしてくれたモリオは
友人を責めるわけでもなく、
カミングアウトを後悔するでもなく、
「まあ、仕方がなかったと思う。」
そう言った。

自分自身のカミングアウトの問題、
第三者から他人に伝えられてしまう問題。

「だから、他人にカミングアウトなど
しないほうがいい」のか。

それとも、聞いたストレートが
もう少し、こちら側の気持ちに寄り添うべきなのか。

何が良くて、何が悪い、ということは
一概に言えない。
ただ、いつの日か、
わざわざカミングアウトすることもなく、
どちらの性が好きか、などという話題が
まったくどうでも良くなる、
そんな日が来れば、そう思うばかりだ。

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写真は、結婚式、と言うと
思い出す僕の大好きなゲイ映画
「ウエディング・バンケット」
必見。

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posted by みつあき at 17:07| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする