2018年09月04日

幸福な時間

土曜日にそれぞれ、
偶然店に来てくれた常連の3人。
ヒサオ、ジョウジ、そしてサブロウだ。

ヒサオは「エロがなければ生きていけない!」と
いつもエロネタで明るくワイワイと飲むタイプ。

ジョウジは、マッチョでストレートっぽさを
残しながらも、アッケラカンとしているタイプ。

サブロウは、僕が店を始めるずっと前からの友人。
デリケートながらも、恋愛を真剣に考えるタイプ。


3人とも、うちの店に来てくれて10年経つけれど、
実はとっても、いわく付きの関係者なのだ。

遅咲きのジョウジは、23年ほど前に
ヒサオと出会い、10年ほど付き合った。
どういう事があったのか、
わからないけれど、
別々にうちの店に来た頃は
別れたばかりだったようだ。

ヒサオが店にやって来て、
ジョウジがそこで飲んでいると
ヒサオは飲まずに出て行った。
また、先にヒサオが飲んでいて、
ジョウジがやってくると
やはりすぐに帰ったりしたものだ。
それほど別れた直後は、会いたくなかったようだ。

その数年後、ヒサオがうちの店で
出会ったのがサブロウだった。

二人はそれから付き合いだしたものの、
なかなかうまくいかずに、
数ヶ月後、やはり二人は別れてしまった。

そして別れた直後に、ジョウジとサブロウ、
つまりヒサオの元彼同士が、
うちの店で知り合った。

ここで彼らが付き合ったとしたら、
いわゆる三角関係となるのだけれど、
残念ながら(笑)
二人はそういう関係ではなく、
無二の親友となった。

結果的にこの頃からか、
ヒサオもジョウジを店で見ても
帰るということはなくなった。

その後、それぞれ恋愛をしながら、
今はヒサオとサブロウはシングル、
ジョウジはその後、
うちの店で知り合った3歳年下の彼氏と
もう5年ほどの付き合いとなる。

ジョウジとヒサオ、
ヒサオとサブロウ、
もちろんジョウジとサブロウ、
それぞれのツーショットはうちでよく見るけれど、
この3人がカウンターで並ぶというのは
先週のこの日、初めてのことだった。

それぞれに過ごした時間、
そして今、現在流れていく時間。

他のお客さんも加わって、
終始笑いに包まれた時間だったけれど、
10年前、誰もが想像しなかったこういう形こそ、
最も幸福なのかも知れない、
そんなふうに思った。

posted by みつあき at 18:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする