2018年08月23日

二十歳という年齢

昨日、台湾から21歳になったばかりで
警察学校に行っているというチョウ君が来てくれた。
多くの海外からのお客さんがそうであるように、
うちの店をネットで見て、
テラスがあり、禁煙で、落ち着いていそうだ
ということで行こうと決心したのだそうだ。

彼のご両親は、40代半ば。
21歳というだけあって、
まったく不思議じゃないんだけれど、
実際耳にすると、なるほど
自分の子供にしては、これくらいの年齢は
もう若過ぎるのだと妙じ納得。
でも実感がまったく伴わない(笑)

それにしても、儒教であり、
縦社会で厳しそうな台湾の中で、
ゲイでありながら、警察官になる、
というのは、なかなか厳しそう。

そのあたりをチョウ君に聞いてみると、
台湾では、近いうちの同性婚が決まりそうだ、
ということもあってか、
カミングアウトはともかく、
将来には希望を持っているのだ、と
チョウ君は言う。
なるほど。


思えば、一杯500円チャージなし、という
ハッピーアワーに釣られてなのか、
ここ数ヶ月、海外からだけではなく、
20代の人たちが、パタパタと何人か来てくれた。

二十歳になったばかり、という人も
先週、二人。

あまりにも昔で、思い出せないことも多くあるけれど、
僕が二十歳の頃、一人でバーに行こうなんて
思ったこともなければ、
それほどのお金も持っていなかった。

まだまだ受け入れていなかった、ということも
あるけれど、ゲイバーになんて、
もってのほかだった。

そう思えば、時代は変わった、と言うか、
自分が気弱過ぎたのか・・・。

ただ、いずれにしても
夢と希望に満ち溢れた年齢なのだ。
(遠い目)


posted by みつあき at 20:55| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夕暮れの海を見ながら

年に一度、どこかで店の時間の合間に
葉山にあるカラフル・カフェに行く。
ここは、何度かこのブログでも書いたけれど、
うちの店とほぼ同時期に生まれた
非営利団体 グッド・エイジング・エールズが
7年前から始め、4年前から海の家"UMIGOYA"と
コラボして、オープンしたカフェだ。

東京からは、電車やバスを乗り継いで
2時間少しかかったりするけれど、
ここに来ると、
多くの顔見知りと会うことが出来る。

今回は、お店のお客さんであり友人でもある
ヒサオさんと、
僕らの息子のような年齢のコウジと
ヒサオさんの車で向かった。

そこでは、もう30年以上前からの
知り合いであり、
ぷれいす東京(HIV陽性者の支援や
相談に乗ってくれる団体)のユズルたちや、
色々な意味で縁が深いかつてゲンパパという店の
マスターだったゲンちゃんカップル、
他、多くのお客さんや
知人があちらこちらに見える。

夕暮れになり、少しずつ、少しずつ
日が落ちていき色とりどりに変化する海を
眺めながら、お酒を飲みながら
少しずつだけれど、多くの人たちと
なかなかうちの店では
ゆっくりとは話せない話が出来た。

そんな中で本当に久しぶりに
会ったのが、バー、キヌギヌ
シンスケだった。
彼は、僕が店を始めようと思う前に
よく飲みに行ったお店の主人で、
僕よりもふた回りも若い。

音楽を愛し、芸術を愛する彼は
想像力に溢れ、それこそ、唯一無二の
空間を創り出している、
と僕が思う数少ない人だ。
彼は毎夏、このカラフル・カフェの
日曜日に海辺にビアノを奏でるために
ここにやって来ている。

演奏の合間や終わってから、
何やかやと話をした。
10年を超える店をやりながら、
互いに店を離れてこんなふうに
話すのはとっても珍しいことだった。

色々な意味で、いつも店に
入っている時間とは
少し違う、でも同様に
充実した濃い時を
過ごすことが出来て
有り難い1日だった。
posted by みつあき at 02:22| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする