2017年10月13日

自分らしい生活

先週末の連休は、何人かの地方都市からの
お客さんが来てくれた。
その中で、九州地方から来てくれた
30歳のゴウ君。

実家から出たことがないというゴウ君は
ここ数年、ずっと結婚について聞かれているらしい。
30歳と言えば、東京のゲイからしてみると
まだまだ若い、という気がするものの、
地方では、すっかり「オヤジ扱いです」と言う。

友人の7割は結婚しているし、親戚縁者はみんな
近所に住んでいるので、面倒と言えば面倒だけど、
その絆は深く、本当にそれぞれが仲が良い。

「もう、出ちゃいたい、とか思わない?」と尋ねると
「いや、そう思ったことは一度もないです。」そう言う。

ゴウ君は、自分がゲイだということを
もちろん誰にも話したことはないけれど、
それはそれで生活とは別モノだ、
そう思っているらしい。

もちろん男性の恋人も欲しいし、
将来どうするか、と言うと
それは想像できない。

ただ、仲が良いいとこや、同級生の元は
離れたくないし、彼らと死ぬまで
やり取りしたい、という気持ちはウソじゃない。

両親、弟も含めて、
本当に家族は仲が良い。
自分がゲイだと知ったら???
そんな事を考えたこともないし、
生涯言うつもりもない、そう言う。

たまにぶらりと東京や大阪に来ると、
自分では信じられないようなゲイ・ライフを
過ごしている人たちがいる。
それはそれで羨ましい気持ちもなくはないけれど、
それでもゴウ君は、自分の置かれた環境を
大切に守り、信じて生きていきたい、
そう思っているようだ。

ストレートだからと言って、
結婚して家族を作らない人もいるように、
ゲイだからと言って、
好きな男やゲイの友人に囲まれて
生きていく人ばかりじゃない。

いや、ゴウ君の話を聞くまでもなく、
そういう(ゲイとは無縁に生きている)人のほうが
圧倒的に多いことはよく理解できる。

選択肢は自由だし、
自分が生きたいように生きていくこと。
それが一番、大事だと思う。
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posted by みつあき at 14:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする