2017年04月29日

初体験の衝撃

月に一度か2度、ふらりと来てくれるのが
42歳になるマサツグだ。
店のオープン、1年前後から来てくれてはいるものの、
東京を離れたりしている時期もあったので
頻度はそれほどは多くない。

このマサツグ、どう見てもモテ筋のイケメンだけれど、
「全然、モテない」と嘆くのが
常に周りのお客さんをイラッとさせたりする(笑)

まあ、一般的にモテモテでも、
自分が好きなタイプからは
全然モテない、というのはよくある話。
マサツグの場合、もともとホモフォビアが
強かったためなのか、男二人でしっぽり、
というのがまったくピンと来ないため、
一歩も二歩も先に進めないということもある。

だから、これほどのイケメンなのに
年に数回、ウリ専を買いに行くのだそうだ。

驚いたのは、初体験の話。
19歳、大学生の時に、スポーツ新聞か何かで見た
男同士、という広告に惹かれて
初めて入ったウリ専のバー。

そこであてがわれ、初体験をしたのが
なんと同じ大学のサッカー部のノンケだったと言う。

その瞬間、あれ?どこかで見かけたことがある、
という程度だったけれど、学校ですれ違った時に
確信したらしい。
もちろん、相手もわかったようだった。

20年以上経った今となっては笑い話らしいけれど、
マサツグにとっては
相手はお金のためにやっているノンケで、
自分はその相手にゲイだとバレた、という
ちょっとばかり気恥ずかしい苦い思い出だそうだ。
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2017年04月28日

不思議な繋がり 親友の元へ 番外編

宮城のヤスの見舞いに行った2日間で
とても驚くことがあった。

思えば、4年ほど前だったか
僕の仕事中にヤスから
「今、舞浜に来てるんだけど」
と電話があった。
「え?ちょっと覗きに来いよ」と僕。
「車だし、仲間と一緒だし、飲めないから
とりあえず宮城に帰るわ」

そんなやり取りをしたことがあって
「あの時って、何故、舞浜に来てたんだっけ。」
今回、ヤスにそう聞いた。
「知り合いの歌手のバックでドラムを叩いたんだよ。
あれ?そう言えば、アイツもゲイだった。
Kiyo-takaって知らない?」
ヤスがそう言った。

僕は驚いた。
"Out in Japan"というイベントで一緒になり、
店にも数回来てくれたKiyo-taka君で
ブログにも書いたことがあったのだった。


その後、案内してもらったヤスが経営していた
ライブハウスには、kiyo-takaが来た時の
写真も飾られていた。

ノンケの友人とのまさかのゲイ繋がり。
今回、ヤスの見舞いに行って、
最も驚いた瞬間だった。

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2017年04月26日

親友の元へ その2

仙台から高速バスを使って小1時間。
35年も前に行ったはずのヤスの自宅の様子は
ほとんど覚えていなかった。

一人で生活しているというヤスだが
「着いたよ」と電話すると、
「そのまま入って」と言われ、
扉を開けると、居間に設置された
介護用ベッドに横たわっているヤスがいた。

35年だか32年だかわからないけれど、
とにかくそれくらい長い時間が経過していた。
髪は薄くなり、皺も増えてはいた。
でも、そのキラキラした瞳と、笑顔は
まぎれもなく、昔と変わらないヤスだった。

「遠いところ、よく来てくれたな」
と握ってくれる手は、十分に力強く、
想像よりも元気そうに見えた。

しかし、腰の痛みがかなりひどく、
トイレや風呂に入る以外は、
ほぼ横になっていると言っていた。

かなり良くなっている患者さんが多い、
という食事療法。
3週間前は3日ほどは一食に梅干しひとつだけ、
それにおかゆが加わったのが一週間、
そしてここ何日かは蕎麦を1日に一食、
また明日くらいから有機野菜のカレーを
少し食べられそうだということだった。


それにしても、ヤスがとても恵まれているのは
その性格からか、多くの友人や元奥さん、
そして妹さんなどが毎日のように覗きに来てくれている。

僕がいたこの2日間も、10年来の友人という
ジャニスと言われるヤスと同世代のおばちゃんが
腰の痛みをとるマットレスを持って來たり、
食事を作ったりしてくれる。
その間中、関西生まれのジャニスは
大阪弁で面白い話をまくしたてながら、
僕やヤスは大爆笑した。

長い間、バンドをやっていたヤスは、
震災後、2年目くらいにカメラ屋を締め、
ライブハウスをやっていたようだった。

そして、つい数週間前には古い仲間が集い、
ヤスがドラムやベースをやった、という
ビデオを見せてくれたりもした。

本当に素晴らしい仲間に囲まれているようだった。

しかし、ヤスには本当に辛い時期もあったようだ。
お父さんの急死と、娘さんの大怪我、
そのショックから倒れたお母さん。

義理の母の介護で精神を病んでしまった奥さん。
そんなことから、もう迷惑をかけられないと
ヤスは離婚を決意したのだそうだ。

その後の震災も含めて、ヤスに降りかかった大きな出来事。

僕が長い間、クローゼットで、やっとゲイとして
胸を張って生きていこう、と決めたことも含めて、
会えなかった35年を埋めるように、
とめどなくお互いの話をした。

色々なことがあっても、「大丈夫」と笑う
ヤスの強さ、ポジティブさに、
まだまだ健康な僕のほうが
たくさん元気づけられた2日間だった。

再来月だか、また病院に来るために
上京するとのこと。

その時は、まださすがに酒は飲めないだろうけれど、
お互いに二十歳前後だったあの頃のように、
また腹を抱えて涙が出るほど
爆笑しながら、美味しい酒が飲める日が来ることを
二人で誓い合って、僕は宮城をあとにした。




posted by みつあき at 18:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親友の元へ その1

今年の2月、宮城に住む
ノンケの親友のヤスから電話が入った。
仕事中だったので、出ることが出来ずに
その翌日「電話くれた?何かあったか?」と
メールをしたのだが「特に急ぎじゃないよ。」
と返信があり「んじゃ、また俺からでも連絡するよ」と
送り返し、そしてそのままになっていたことを
先週、ふと思い出した。

そのヤスのことは以前、ここにも書いたことがある。


6年前に震災で心配をし、30数年ぶりに電話で話した。
その当時、あちらに行く、と僕は言ったが
「また、時間が経ったら、ゆっくり会おう」
そうヤスは言い、僕もその言葉を受けたままになり、
時間がすっかり経ってしまっていた。

先週、木曜日に「そのままになってしまっていてごめん。
元気か?」と電話した僕に
「去年、末期癌だと宣告されたんだ。」
とヤスは言った。

あまりに突然の話に、僕は言葉が出なかった。

何故、すぐに連絡をくれなかったのか、
2月のメールでも何故、話したいことがある、
ときちんと言ってくれなかったのか、
そんなヤスを責める思いと友に、
少なくとも何故ここ7年の間に
ヤスの元へと行かなかったのか、
電話でことを済ませていたことなどが
本当に悔やまれた。


ヤスによると、一昨年暮れ、体調が悪くなり、
去年2月に余命宣告も診断され、
悶々とした日が続いた。

入院をしても、どうすることも出来ない、
ということから今は自宅で療養しているらしかった。

ただ、ヤスはその後、「抗がん剤」を拒否し、
元の奥さんから酵素を紹介され、
その効果から食事療法で治る
可能性を持つという医師を見つけた。
今、全力で治そうと取り組んでいる、
「だから、心配ない。俺は治るよ。きっと。」
電話の向こうで、ヤスはそう言った。


居ても立ってもいられない気持ちで
僕は昨日の火曜日、
ヤスの顔を見るため、宮城へと向かうことにした。
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2017年04月24日

ライトの明るさ、暗さ

昨夜、来週の六尺デイと間違えて
来ていただいたお客さんと、
まだ六尺デイは来たことがないけれど、
六尺は好きだから来週は是非、
と言うヨウジ君が「六尺デイ」について
色々話していたのが面白かった。

ゲイの六尺バーの多くは、エロ、というよりも
そういう格好で、いかにフレンドリーでいられるか、
そんな格好でカラオケで演歌、みたいな
ノリがあるようだ。

もちろん、そこにはエロ要素がある。

うちはカラオケもないし、
エロもそこまではない。

とは言っても、それなりの雰囲気が、
ということで、照明はできる限り落としてもいいんじゃない?
という意見が二人から。

基本的には、六尺デイは、担当のタクヤに
任せている。

僕も、自分の店はあまり明るすぎず、
ちょっと暗め、というのが好き。

とは言っても、もちろんお客さん同士の
顔はしっかりと見えなければならない。

うちの店の場合、奥の椅子の後ろ側に
ライティングされているポスターがあり、
それが煌々としていて、逆光で
顔が見えなくなってしまうこともある。

だから、時にはそのポスターの部分の
ライトを消すこともある。
それだけで、店の雰囲気はずいぶん変化する。

そのあたりを色々と考えながら、
少しエロい雰囲気で
六尺デイを楽しんでもらうことも考えなければ、
というのがタクヤの言葉。

さあ、来週は初めてのゴールデンウィークにかかる
六尺デイ。
いらっしゃる方はお楽しみに。。。

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2017年04月23日

旧スタッフに新人スタッフ

今年から海外に出たスタッフのヨウイチロウ、
そしてレオン。
他のスタッフも仕事、もしくはプライベートで
なかなか店を手伝うことが出来なかったりして、
一昨日は去年までスタッフだったセーダイが
久しぶりに手伝ってくれた。

無駄な動きをすることなく、着実にきちんと
仕事をこなしていくセーダイは、
辞めてしまったことが本当に惜しいと思うほど
よく動いてくれて、ありがたい。

ふた月に一度ほど、手伝ってくれるダイシや
ジュンイチロウなんかもそうだ。


そして、今度の土曜日(29日)は、去年、オーストラリアに
一旦行ったキョウシロウが、再び、手伝ってくれることに。
あちらで色々考え、改めて日本で
どうしても自分がやるべきことを見つけたのだと言う。

ひょっとして、長く会えないかもしれないと僕も思っていたし、
そういうお客さんも多かったと思うけれど、
彼が戻って来てくれるのは本当に嬉しい。


加えて、ゴールデンウィークからは、新しいスタッフ、
なんとうちが始まってから、ずっと長くお客さんで
いてくれた楽器奏者のマサトが
入ってくれることが決定した。


Bridgeは今までも多くの素敵なスタッフに支えられ、
10年目を迎えようとしている。

中には僕のいたらない部分に苛立ちを覚えたスタッフも
いただろうし、それをそれとなく僕に伝える人もいれば、
我慢してくれている人もいただろう。

もちろん、そんなネガティブなことだけでなく、
自分の店のように愛して積極的に動いてくれる人がほとんどで
そういう意味では、スタッフなくして
うちの店は決して成り立たない、そう思う。

まだ、これからもスタッフの入れ替わりや
新しい顔がどんどん参入してくれるかもしれないけれど、
とにかく、皆さんの気持ちに答えることができるよう、
今後とも努力していきたい。
末長く、よろしくお願いします。
posted by みつあき at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

ダイナマイトなオネエ男子参上!

一昨日、深夜にたまに来てくれるヤスフミ君が
連れて来てくれたのが
「アタシ、こう見えても、中国の大金持ちと、
日本のビンボー人の間に生まれたハーフなの。」
というぶっ飛び28歳!のセン君だった。

彼のお母さんの母親(つまり母がたのお祖母さん)と
お父さんの中国人の母親(父がたのお祖母さん)は、
50年以上前に、新宿の伊勢丹の売り子で知り合い、
そしてそれぞれの子供を紹介しあって、
セン君の両親が結婚したとのこと。

子供の頃から、お祖母さんにありとあらゆる
映画や演劇関係の話を聞いたり、
ビデオを見せられたりして育った。


そして、今どき、20代にしては珍しい
古いオカマタイプの言葉を発するセン君。

たまたま来ていたお客さんが
最近、アメリカのテレビで
ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードという
往年の大女優のドラマが始まった
(それもプロデューサーが、あの「グリー」の
ゲイとアウトしているライアン・マーフィ)
という話から、セン君はぐっと身を乗り出した。

そして、突然、セン君が、英語で
どんどん彼女たちのモノマネをやる。

映画の「何がジェーンに起こったか」の二人だとか、
「風と共に去りぬ」や
「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーとか、
はたまた、「愛と憎しみの伝説」で
ジョーン・クロフォードを演じたフェイ・ダナウェイだとかを
大袈裟にド派手にやって見せてくれるのだ。

たぶん、アメリカなんかでは、
そういうドラッグクイーンとかがいっぱいいて、
そういうことに長けているアメリカ人ゲイたちは
やんや、やんやなんだろうけれど、
日本ではなかなか・・・。

上に書いた女優たちを知る若い人はほとんどいないんだろう。

まあ、そんなこんなで、まるで彼のお店か!と
思うくらいに、笑わせてくれて、
お金をいただくのが申し訳ないくらいだった。

こういう人がまだまだいる、というのは
本当にゲイの世界は深いなあ、そう思った。
posted by みつあき at 20:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

片思いからの失恋

キリノ君は44歳。
若いコが大好きで、二十歳から30歳前の
いい男を見ると、すぐワクワクしてしまう。
そして好きになるスイッチも、
とても早いのだと言う。

ついこの半年。
とある店で横になって知り合った23歳の青年。
その日のうちに、舞い上がってしまって、
それから食事の約束をした。

食事のあとは、いつものバーで飲むことに。
飲みながら「かっこいいね。可愛いね」と
言いながら、膝を触ったりするモノの、
「ありがとうございます!」と笑顔で返されて、
なかなか自分をどう思っているか確認できない。

何度か飲んでいるうちに、キスもして
なおかつ彼の会社の同僚も紹介してもらい、
その23歳君が、彼らには
カミングアウトしているということもあり、
「僕は彼が好きだ」と告白。
その同僚たちも「頑張ってください!」なんて
応援をしてくれたりもしていた。

そして、ある日に「よし!」と思い立って、
「付き合ってくれない?」と彼に告白した。
まだベッドインもしていないのに、付き合うという話、
ゲイでは少ないほうなのかもしれない。

しかし、答えはノーだった。
「今は人と付き合うことは考えられないんですよ。
ずっと今まで通り、友達でいましょう」と。

キリノ君の3ヶ月にも渡る熱き恋心が
ガタガタと崩れ落ちたのだそうだ。
そして、この半年、この失恋の痛手から
なかなか立ち上がれないでいるとのこと。

キリノ君、このパターンは何度かある。
慎重過ぎるのか、自分で恋に恋しちゃうのか・・・。


僕自身は、相思相愛になってから
ふられてしまい、傷ついたということはあっても、
片思いでそこまで、というのは経験がない。

そういう意味じゃ、キリノ君のように
恋で走ってしまうタイプは
なかなか大変なんだなあ、と思った。


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posted by みつあき at 13:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

船の上の仕事

うちの店には、大型の船で仕事をしていた、
もしくはしている、と言うお客さんが、
僕が知っている限り、4人ほどいる。

一人は船を操縦士、
一人はエンジニア、
一人は中でショウなどをしているエンタテイナー、
そしてもう一人は大型客船であらゆる
サービスをする乗務員の人だったりする。

去年、大学生だった頃に、友人にうちの
店に連れて来られたエイジ君は、
卒業後、上に書いたお客さんと同じように
大型客船のサービスとして仕事に就いた。
ということで、僕が知る限り、
これで5人目となる船上で働く人だ。

エイジ君は、この1年、
色々な場所に行った、
という土産話を手土産に話をしてくれた。

国内は元より、アジア、そしてヨーロッパ。
土地、土地をゆっくり観光する時間は
それほどなくても、それぞれ雰囲気を
楽しむことが出来るのは、喜ばしい、そう言う。

僕自身、そういう大型客船などには
乗船したことがないけれど、
船に乗るお客さんはともかく、クルーが
どんな生活をしているのかは
とても興味があった。

驚いたのは、800人ほどのお客さんに対して、
クルーは400人もいるというのは驚いた。
スタッフの中には、日本人以外、
海外から雇用されたスタッフも多く、
その中でもフィリピンからの人が
とても多いようだ。

そして彼らの中のゲイの人たちは
カミングアウトしている人も多く、
船内のクルー用のトレーニングジムには
日本人よりも圧倒的に
彼らが占めていると言っていた。

クローゼットなエイジ君は
とても入れない状況らしい。

日本人のゲイに関して言うと、エイジ君いわく
まず、わからないと言う。

客船の中ではWi-Fiが通じない、ということもあり、
パソコンや携帯が使えない。
だから出会い系アプリなどで
スタッフでも、お客さんでも、
そういう人がいるか、どうかは
確認もできないと言う。

また、クルー専用のバーがあり、
午前2時までやっているので、
そこで語らう人たちも多いようだが、
圧倒的にストレートな感じらしい。

従業員同士の恋愛などに関しても、
意外と寛容で、社内結婚もよくあるようだし、
当然、船内のクルーの個室で
仮にそういう関係になっても
わからないだろうと言っていた。

ただ、さすがにエイジ君は
絶対にわからないようにしているため、
たとえフィリピンのマッチョな
かっこいいゲイがいても、
まずはそういう事にはならないと思う、
とちょっとだけ残念な様子だった。

数ヶ月の船旅のあと、日本に帰国してひと月の休み。
そして、また旅に出るという暮らし。

帰国したら、また新たな土産話を
持って来てくれると言う。
楽しみだ。
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posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

脱ぐ、ということ

先週の土曜日は、
明けて翌々日(つまりは17日)が
スタッフのヒデキが誕生日、ということで
彼をお祝いするために、ヒデキの友人が
多く集まってくれた。

当日、ヒデキとマサヒロは、白のシャツに
黒の蝶ネクタイといういでたち。

ヒデキは0時過ぎにみんなで乾杯したあと、
お客さんに言われる通りに、
シャツを脱ぎ、裸にタイという格好で
カウンターの中に立っていた。

厚い胸板と大きな肩は、
さすがにどこでも脱げる、と
豪語するヒデキだけあるなあ、そう思った。

前日に来た時に、二人で脱ごうよ、と
ヒデキがマサヒロに言ったのだが、
マサヒロがそれは・・・と言ったため、
こういう流れになったようだ。


思えば、アメリカのゲイバーのバーテンの
恐らく半分以上が、上半身裸だったりする。
まるで脱いでいるのが当たり前、というように
マッチョであろうが、太めであろうが、
細身であろうが、だ。

2丁目でも、外国人が行く何軒かのバーでは
そういう試みをしていたところもあるけれど、
いわゆる「脱ぎ系」と言われるバー以外は
日本では、なかなか見られない光景だったりする。

僕が度々訪れるニューヨークでは、
ゲイかどうかに限らず、
夏になると、上半身裸の男たちを目にすることは多い。

日本じゃ、上半身を脱いでいるだけで、
公然猥褻になるか、どうかはともかく、
たぶん海辺などではない限り、
街中では警察から注意を受ける可能性は高い。

と言うか、その前に僕ら日本人は
「こんな身体じゃ脱げない。恥ずかしい」
というのが、ついて回る。

ゲイ的には、それこそ色んな身体好きがいるから、
上半身くらい大いに脱いでほしいとは思う。
ガッツリのエロじゃなくて、
そこそこのエロティシズムって大事。

去年、ベルリンに行った時に、
ふらりと行ったバーで、20代から60代の
人たちが裸でいることが、
とっても自然体でいられて、好感を持てた。

なんて、個人的には思うものの
人に因っては、肌をさらしているだけで不快、と
思う人もいるもいることは確か。

ゲイ、とひと言で言っても、
ホント、考えかたは人それぞれだ。

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posted by みつあき at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

ケモナーの気持ち

先週、金曜日、初めて来てくれたショウゴ君、26歳は
つい先日まで漫画家を目指し、
引きこもりのような生活をしていたのだそうだ。

子供の頃から漫画好きで、
多くのゲームや漫画から影響を受けた。

好きな漫画だけを描いて
一生送られればいいなあと思っていたし、
東京近県に親と同居しながら、
そんな両親も心配しながらも、応援してくれていた。

ただ、25を過ぎて、人とほとんど
関わらない生活、
少ない収入に対して危惧感を感じ、
ついこの4月から
都内で働くことにしたようだった。

そんなショウゴ君ゲイ体験を尋ねると、
ハッテンバでセックスだけを楽しみ、
人と付き合ったことはまったくないと言う。

と言うか、あらゆる漫画やアニメを見ても、
恋愛のドラマにまったく感情移入できない。
人に対して、切ないとか、ドキドキワクワクする、
という感情がほぼ湧かないらしい。

それではショウゴ君が、
最初に男を意識したのは?と尋ねると、
彼の初恋はファミコンのマリオだったらしい。

そして、いわゆるアニメや漫画の主人公を見ながら
マスターベーションする、というのも
彼にとってはごく普通の行為らしい。

以前、店に来てくれたお客さんの中で
「美女と野獣」の野獣を見てヌク、
という人がいたのだけれど、
ショウゴ君に言わせると
それは全般的に「ケモナー」と言われ、
ストレート、ゲイ共に、かなりの人がいるようだ。

アニメ「バケモノの子」の熊徹などは
その代表てきなキャラクターらしい。

なるほど。
ウィキペディアで調べてみると、
確かに多そう。

もちろん、そういう人たちがすべて
人に対して恋愛感情を持たない、
ということではないらしいけれど。

いずれにしても、生活環境も変化し、
これからは恋愛への気持ちに火が付くかも、
そう言っていたショウゴ君だった。


posted by みつあき at 15:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月14日

性のカテゴリー

昨夜は、僕がたまにふらりと行く
レストランで働くソウジ君が、
これ、うちの新しい社長です、と
連れてきていただいたのが、
長い髪の毛を金髪に染めた50代の男性だった。

「今日はメイクはしていないんだけど、
普段はバッチリメイクをして、女装してるんですよ」

「え?ドラッグ?ゲイ?
それともトランスジェンダーなんですか?」

「いや。カテゴリーは・・・なんだろう」
彼は一瞬、笑いながら口ごもった。


コロンさんと言われるその人は、
何と二人の娘を単身で育てながら
生活しているのだそうだ。

「奥さんには愛想、つかれちゃったんですよ」

子供の頃から女装したくて、
でも、それがゲイなのか、何なのかわからず、
それでも奥さんを好きになったことは
嘘ではなかったと言う。

結婚して10年。
やりたかった女装、そして初めての男性体験。
コロンさんの人生はめくるめく変わった。

娘二人は「変なの」と言いながらも、
「お父さんがお父さんらしくいればいいんじゃない?」
と認めてくれているようだ。

高校生になった長女は、お金がないから、と
コロンさんの着るモノを自分で着たりする。
時にはコロンさんお気に入りのパンティまで
持って行くから「いい加減にして」と笑う。

女装している自分を抱いてくれる男性が今は好き。
もちろん、大事な大事なペニスを
切ろうなんて思ったことはない。
そう言う。

LGBTのあとに、最近はクエスチョニングのQ
(属性を探している人)や、
インターセックスのI(性分化疾患)などが
続くらしいけれど、カテゴリーはどうであれ、
自分らしく生きようとするコロンさんを見て、
今さらながら、多様化を思わずにいられなかった。


posted by みつあき at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

頭を抱えるほどの宅配強者の大変さ

先日、初めて来てくれたサイジョウ君
28歳は、某宅配業者に勤めている。

昨今、ニュースや新聞を賑わせている
大手宅配メーカーの問題について、
「本当に大変そうだよね」と僕が言うと
「そうですね。何度もくじけそうになって、
辞めようと思ったことは数限りなくあります。」と言う。

多くの報道で言われているように、
早朝、会社に行って、荷物の仕分け作業をし、
午前中の配達に行き、半分ほどに不在通知を入れ、
午後の配達と共に、午前中の不在宅に行く。

大型マンションは管理が強く、一軒、一軒、
チャイムを鳴らしてから、運んでいると
遅い!と怒鳴られる。
不在票で連絡があった時間通りに行っても
誰もいないこともしばしば。
その後、連絡があって、部屋にいたのに、
来なかった、とクレームが入ることも。

代引きの料金を、と言うと
お金がないから、
とこれから銀行ATMに行ってくるから
待っていろ、という人もいる。

くたくたになって社に戻ると、
翌日配達分の山となった
荷物の仕分けが待っている。

もちろん、休みの日もまちまちで
もうぐったりして寝ているだけで1日が終わる。
そういう日々で、好きな相手はおろか、
気持ちがいいセックスさえする時間もない。

それでも、サイジョウ君が辞めないでいられるのは
会社の上司が素晴らしい人だということらしい。
彼はその人だけに自分がゲイであることも
カミングアウトし、上司は
「よく言った。自分らしく生きていけ」と
言ってくれたと言う。

その日から、サイジョウ君は
苦しい毎日を楽しめるようになったのだそうだ。

大変な仕事の実情を具体的に聞けば聞くほど
本当に大変だなあと思うけれど、
そんな仕事でもくじけない、という
上司とのつながりを持てたこと、
きっと多くの人が羨む関係であることは間違いなさそうだ。


posted by みつあき at 15:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

地方都市からのイケメンカップル

昨夜、遅く、店のスタッフのリョウの友人、二人が
リョウと同じく、
群馬のほうからわざわざ来てくれた。

一人が31歳で短髪ヒゲ面で華があるモトノブ君、
一人がガッチリ型だけれど、
とてもノンケっぽい27歳のソウタ君。
リョウに「二人が来てくれているよ」とメールをすると、
「イケメンカップルをよろしく!」と返信が来た。

「カップルなんだ!」と僕が尋ねると
「そうなんです。でも、まだ2ヶ月」と
少し気恥ずかしそうに答える。

モトノブ君は東京に住んでいたこともあるらしく、
それなりに友人も多く、経験も豊富だ。
片や、ソウタ君は、モトノブ君と
近所のお風呂屋さんでバッタリ会うまでは
ほぼ友達もいなかったし、
経験も少ない。

「田舎暮らしだと、出会い系アプリを開いても
ほぼいつも同じ顔。たまにおっ!と思っても
東京や地方から来て、すぐに消えてしまう。
そんな中で、いきなりお風呂屋さんで、
こんなかっこいい奴に会ったんですよ!」と
モトノブ君が言う。

確かにモトノブ君は
2丁目によくいる感じのイケメンだけれど、
確かにソウタ君は、いないタイプ。
擦れていない、というだけではなく、
凛とした感じが、さらにノンケッぽい。

仕事の休みがなかなか会わない二人は
何とか時間を合わせて、映画デートをする。
昨日も、来る前に、映画館の時間が合わず、
地元の漫画喫茶のペアシートで
「怒り」を観て来たのだそうだ。

二人が会ってから、地元にある何軒かのゲイバーに
行ったり、2丁目に出て来たりした。
「こうして出て来て色々なゲイを見ると、
俺と会ったことを後悔したりしていない?」
とモトノブ君は恐る恐る聞く。

「いや、別に。まったく大丈夫だよ。」
ソウタ君がそう言う。

「でも、100人に一人くらい、俺よりも
かっこいいなあ、って思ったりするでしょ。」

「うん、100人に一人くらいね」
ソウタ君が笑顔でそう言い、
「100人に一人くらだったら、しかたないかあ」
モトノブ君がそうつぶやく。

ちょっとしたことが不安になったり、
そんなまだ若い恋をする二人が
とても微笑ましかった。

少しだけ遠いけれど、また是非、
二人で仲が良いところを見せてほしい。
posted by みつあき at 15:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

ネガティブ・スパイラルからの脱却

36歳のシュウヘイ君は、今、
大きな悩みを抱えているのだそうだ。

ひとつの恋愛が終わり、
ものすごく落ち込んでいる時に
仕事の上司から理不尽なことを言われ、
やっとできた自分の部下が突如として
辞めてしまった。

「何をやっても、八方塞がりなんですが
マスターって、そういう時は
どう越えていくんですか。」と聞かれた。


人はそれぞれ辛いこと、暮らしいこと、
腑に落ちないこと、合点がいかないこと、
色々と頭を悩ませることがある。

僕も20代、30代の頃は何かと悶々と
する日々を送っていた。
ちょっとしたことで、くよくよし、
一度、落ち込んだらなかなか立ち直れなかった。

人の目も気になった。
いつも、不安にさいなまれていた。

40を過ぎて、ガンになった。
その時に、多くの本を読み、
色々と学び、そして心に決めたことがあった。

それは、不平不満や、愚痴、苛立ち、苦言など、
ネガティブな事は一切、口にしない、ということだった。

ネガティブな言葉はネガティブな事柄しか生み出さない、
そしてそのスパイラルは自分の中のみならず、
第三者にも影響し、感染していくのだ、と
わかったからだった。

とは言え、僕だって人間。
イライラすることもあれば、ムカッとくることもある。
そういう時は心の中で思っても、
決して口には出さない。

口に出す前に「いやいや、待てよ」と
自分自身に言い聞かせる。

口に出した途端に、そういう思いは
倍にも三倍にも膨れ上がっていくのだ。

愚痴や不平不満を言う人は、
もう癖になってしまっている。
逆に、言わないクセをつけること。
それが自分の世界観が変化することだと
気がついた。

ガンを患って、15年。
僕の中のガンが消えたように、
うじゃうじゃと動き回り、
不穏な空気をもたらしていた
ネガティブな気持ちが消えた。

と同時に、問題が起こった時の解決方法も
若い頃よりは意外にすんなりと
出来るようになった気がする。

そんな話をすると、シュウヘイ君は
「自分に出来るかなあ」とつぶやいていたけれど、
出来る、と思い込ませること、
そして「口にしない」と決めることが
解決の糸口になるんじゃないか、と僕は思う。




posted by みつあき at 20:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

それぞれの経済観念

先週、来てくれたナオヒトさん、53歳は
ものすごく堅実な家庭に育ったらしい。

ナオヒトさんは小中学校の頃、
お母さんからはとても厳しくしつけられた。
特にお金を使う、ということに関しては
本当にものすごく細かかったようだ。

お父さんは公務員で、
決して家が貧しかった訳ではないけれど、
とにかく「お金は本当に大切なモノ」と
叩き込まれたのだそうだ。

だからなのか、ティーンエイジャーの頃は、
友人たちに「ケチ」だと思われないように
本当に苦労をしたと言う。

そして大学に入り、それなりに自分で
使うお金が自由になっても、
決して無駄遣いはしなかったのだそうだ。

二十歳から、30を超え、40を過ぎた頃まで
本当に遊興費などには、
ほとんどお金を使わなかった。

好きな本はすべて図書館。
植物が好きで、都内の植物園にあるモノを
本で調べ、植物園には入らず、
街のいたるところで咲いている花や
樹木を見て歩いたそうだ。

彼は決して収入が低いワケではないらしいけれど、
ただ、この30年間貯めた貯金は
「たぶん、テレビとかで
『ケチケチ家族』みたいに放送されるくらい
貯まった」らしい。

50を過ぎてから、彼はやっと自由にお金を
使える暮らしをしよう、そう思ったと言う。
仕事の有給をたっぷり取って
好きな植物を見るために、
海外の色々な街に出かけていく。

ものすごく贅沢をする訳でもないけれど、
昔なら絶対入らなかった素敵なレストランに
行くこともあれば、躊躇したであろう博物館や
美術館に通うこともいとまない。

自分が待ち望んだ素敵な暮らしが
今はそこここにあるのだそうだ。
あとは、どれだけ健康でいられるか、
ということがナオヒトさんの希望であるそうだ。

人によって、幸せの価値観は
まったく違う。
ナオヒトさんにとって、長く色々なことを
我慢する生活はそれほどヘビーではなかった。
それはその生き方に慣れてしまっていたから。

ある意味、とても珍しいけれど、
こんな幸せの法則があることを
僕は改めて知らされた。




posted by みつあき at 14:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

色々な付き合いのしかた

やはりお花見の日の夜、
初めて来てくれたユウヤ君、46歳。
彼は僕が洋楽好きで、若い頃から
多くのライブを観てきたことに
とても興味を持ってくれて、
2日連続して来てくれた。

彼も好きなアーティストや、サッカーの試合を求めて、
ヘルシンキや、南アフリカまで足を延ばすというツワモノ。

そういう色々な体験談もとても面白かったのだけれど、
今日は彼の恋愛の話。


ユウヤ君は、3年半ほど前に
とあるハッテン場も兼ね備えたバーで
5歳ほど年上の既婚者と知り合った。

場所が場所だけに、別に身体の関係だけ、と
割り切っていたのだが、行くたびに会う。
そして、エッチもしながら、会話にも花が咲く。

そうこうしているうちに、
「こんな俺とでも良ければ」と
付き合うということになったと言う。

ただ、彼らが会うのは、ほとんどその店のみ。
たまに帰りに食事をすることもあるけれど、
基本的に週一度、その店で会うだけだそうだ。

もちろん、それぞれが他のお客さんと
そういう関係になることもある。
それは織り込み済みという関係らしいし、
いつの頃からか、二人の肉体関係もなくなった。
それでも、二人で会える時間は
大切にしたい、ユウヤ君はそう言う。

ユウヤ君も、その彼も東京を挟んだ他府県。
基本的に車で動くユウヤ君は、
彼と会ったあと、70キロも離れた彼の家まで送り、
深夜、一人車を飛ばして帰宅するようだ。


そんな、ある意味、クールな関係の中。
それでも、ユウヤ君は
いつも心に留めていることがあると言う。

それは、彼に万が一のことがあった場合、
たぶん自分には誰からも情報は入って来ないということ。

いつも肝に命じているのは、
3回メールをして、返信がなければ
何かあったのだ、これで終わりなのだ、
と覚悟しよう、ということだと言う。

「それって付き合っているという
関係とは言えないのじゃないか」
そんなことをいう人もいるだろう。
ちょっと空しいけれど、他人がどう言おうが、
そういう相手を好きになってしまったのは自分なのだ、
そう言い聞かせているのだと言う。

人を好きになる、ということを
誰もが止めることも出来ないし、
誰もジャッジすることも出来ない。

それでも、好きになれる、という気持ちを
持てるということは、決して無駄ではないんだろう。


ユウヤ君の話を聞いて、そんなふうに思った。
posted by みつあき at 04:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月04日

子供を育てるゲイ

先週から今週にかけては花見週間と称して
お客さんに少しでも春を感じてもらおうと、
店に桜を設置。

告知の通り、日曜日は夕方、去年に引き続き、
飲み放題イベントを開催した。

当日は新旧多くのお客さんたちが
詰め掛けてもらい、みんな楽しそうで何よりだった。

そんな中、
おばあさんが日本人という台湾出身の
クウォーターのシュー君はが来てくれた。
彼は30歳で、ちょっとモデルばりのいい男だ。
仕事でシンガポールに住んでいて
今回はとある理由で、おばあさんの元へ
戻って来たと言う。

その「とある理由」とは、なんと
ミャンマーの孤児を養子にしたらしく、
まだ生まれて2ヶ月半の女のコを
連れて日本に来たようだ。

シュー君は、その容姿にもかかわらず、
独り身で、自分一人でどうしても
子供を育てたい、という思いからだったと言う。

日本では、ほぼ不可能な独身の養子縁組だが、
台湾では問題はないらしい。
そこまでは聞いていないけれど、
シュー君自身、たぶん経済的にも
恵まれ、育児の時間がそれなりに
取れる、という仕事をしているのだろう。

女のコを抱きしめるシュー君が写っている写真を
スマホで見せてくれたのだが、
そこには、シュー君の満面の笑顔があった。

思えば、僕も無性に子供が欲しい、
育てたい、という思いがあった。

このブログにも、何度か、書いたかもしれないが、
死んだ父や母へのどうしても出来ない
恩返しのようなモノを感じていたことや、
子供と共に生きたい、という
ある種、動物的な思いがあったのだと思う。

もちろん、そこには「無責任な」だとか
「子供はペットではない」というような意見も
多くあったし、それはシュー君にも
当然、浴びせられる言葉だと想像できる。

僕は、さすがにこの年齢になって、
子供を育てるということはないだろうけれど、
まだ若いシュー君は、あらゆる問題にぶつかりながらも
子育てを頑張ってほしい。


posted by みつあき at 17:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

食べ物の好き嫌い

お客さんに食べ物の好き嫌いを尋ねると、
キュウリ、トマト、ピーマンなど
野菜系がダメという人が多かったり、
青い魚がダメ、という人もいる。
パクチや納豆のような臭いがするモノが
ダメだというのは結構多かったりもする。

そんな中で、アツシは、
寿司と焼肉がダメらしく、
仲間との付き合いだったり、
彼氏が出来たりすると、
申し訳ないと思うことが多いと言う。

確かに寿司と焼肉、というのは
食事に行く時の選択肢の5本の指に
入るカテゴリー。

若い頃は、もう少し好き嫌いが多く、
食べもののことで喧嘩をし、
それが理由で別れた相手もいたのだそうだ。

そう言えば、僕が昔、付き合った相手も
ものすごく好き嫌いが多かった。
アツシの寿司、焼肉に加えて、
中華も、そばもダメ。
フレンチや、イタリアンは
比較的大丈夫だけれど、
ちょっとわからない
具材が入っているとダメ。

好きなモノはハンバーグや、カレー、
パスタ(それも種類による)という訳で
30も超えているのに、とんだ子供舌だった。

僕に関して言うと、
食べ物の好き嫌いはほとんどない。
かなりのゲテモノでも美味しいと
思えればいただけるし、
自分が好んで頼まないモノも中には
あるけれど、招ばれた先で
断ることや残しこともほぼない。

それだけに相手に合わせるのは楽。
加えて、これじゃなきゃ、
今日は絶対これが食べたい、
というモノもあまりない。
だから、彼との食事は
何とかなったものの
デートの場所が毎回ファミレスだったことは
今となってはちょっと笑える思い出だ。

posted by みつあき at 18:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする