2017年01月31日

嫌われるという勇気

常連のソウスケは、この世界の友人もそれなりにいるし、
仕事仲間ともうまくやっているようだ。
性格も穏やかで、いつも笑顔を絶やさず、
よほど酔っ払ったりしない限りは、
その姿勢を崩さない。
(もちろん、酔っ払ったからと言って
それほどひどくなるワケではないけれど)

ただ、SNSに積極的にアップする訳でもなく、
人とつるんで動く、
というのを嫌う傾向にあるようだ。
基本的に一匹オオカミ。

それは何故かと聞かれると
単純に「人に嫌われたくないから」そう言う。

SNSなどで「こんなに楽しい」
といわゆるリア充な書き込みや
写真をアップすると、そこにやっかみや嫉妬が
生まれる傾向がある。

人と共に動くと、余計な事を言って
そこでの波を壊すのではないか、などと
どんどんそういう考えが浮かんでくる。

だから、基本的に、一人が楽であり、
そういう状態で、人から少し距離感を置かれても、
嫌われない場所にいるのだ、というのが
ソウスケの理想だそうだ。


嫌われたくない、そういう思いは
僕にも若い頃、強くあった。
もともと、自分自身、人を嫌う
ということが出来ないタイプだったからでもある。

そんな事もあって、当時は風見鶏だとか
日和見だとか言われることもあった。

でも、大病をしてからか、
店を始めてからか、少しだけ気持ちに変化があった。
他人を忌み嫌う、ということは
もちろんほとんどないのだけれど、
自分が好かれようと無理をすることに
ピリオドを打つことにした。

不必要にイライラしたり、怒りを人にぶつける、
というのは相変わらずないのだけれど、
でも、極力言いたいことは言う、
伝えたいことはきちんと伝える方向に
持っていくことにした。

自分が人を敢えて嫌わない、
出来るだけ好きでいようとする、
良い部分を見ようとする、
それは大切だと思う。
ただ、嫌われないために労力を使うことで
自分を出せないことが
ストレスにつながるような事はある。
そんな事に気を付けながら、
嫌われても構わない、そう思えるような
人でありたい。

posted by みつあき at 23:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

ホームグランド

先週、多くのお店の開店やら、周年のパーティが
あちこちで繰り広げらたようで、
ミツマサがその帰りに寄ってくれた。

そこに来ていたシンジロウも、ミツマサと共に
よく来てくれるお客さんで、彼も
他店の周年の帰りだった。

「盛り上がった?楽しかった?」と
尋ねる僕に
「うん、凄い人だった。
友達と二人でシャンパン入れた。
色々回っていると疲れちゃった。」

で、ミツマサはポツリと言った。
「やっぱりここは落ち着くなあ。
Bridgeは、僕のホームグランドだもん」

あまり直接そんな事をお客さんから
言ってもらうことはないので、
単純に嬉しかった。

僕にもそういうホームグランドがあった。
色々な店に行きながらも、
そこに行ったら、お客さんと話していても、
マスターと話していても、
いや、まったく誰と話すこともなくても
いられるだけで良かった。

10年前に、まさかそんな事を言ってもらえる店を
自分で作ることができるとは思わなかった。

どれくらいの人がそんなふうに思ってくれているか
わからないけれど、一人でもそう思ってもらえるということは
自分が元気な限り、いつまでも
この店を続けたい、そう思えることだ、
心からそう思った。



posted by みつあき at 19:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

旧友との語らい

先日、古い友人であり同い年のトオルが
ぶらりとやって来てくれた。
彼とは、今はなきヒロキという店で
それこそ、もう四半世紀も前に、
隣同士になり、同世代だということで盛り上がり
連絡先を交換した。

その後は、僕がよく通ったゲンパパ
(今は変則的に営業している)で、
しょっちゅう会ったものだ。

トオルは某有名外資投資会社に勤めていて、
当時付き合って10年になる
アメリカ人の年下のパートナーがいた。

トオルはそのパートナーとアメリカで
出会ったのだが、その時、トオル自身
結婚をしていた。

僕らの20代は確かに、結婚するのは当たり前で、
25も過ぎると「いい人いないのか」「まだ一人か」
といちいち言われたものだ。
増して、外資とは言え、大企業にいるトオルは
それが面倒で、さっさと結婚に踏み切ったのだと言う。

ただ、他の人と違うのは、彼は結婚前に
奥さんになる人に自分が同性愛者であることを説明し、
それでも良いか、と了解を得てからだったと言う。

しかしながら、アメリカ人のボーイフレンドを連れ帰った
トオルに、奥さんは怒り、
トオルがゲイであることを、
トオルの両親にまで打ち明けたようだった。

当初、驚いたトオルの両親だったが、
裁判になるかという
直前に両親はいつまでもトオルの味方である、
そう言ってくれたそうだ。
そういう理由もあり、トオルは離婚をした。

共に飲むようになって、トオルは
仕事のプレッシャーに潰されそうになり、
仕事を辞め、数年間、鬱を患う。

しかし、その後、人生の再出発だと
海外に移り、1年半、教師の仕事をした。
その間、トオルを追って30年以上日本に住んでいる
パートナーは、遠距離でトオルを見守った。

今、年老いたご両親と一緒に住みながら、
36年共にするパートナーと週に一度
食事をする、というのが楽しみだというトオル。

お互いにいろんなことがあったねえ、
そんな事を話しながら
あっという間の月日の流れの早さを思った。
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2017年01月23日

ゲイ・フレンドリーな元部下たち

土曜日。
「強いアメリカ」を打ち出した
トランプの就任演説にうんざりさせられた日、
店には前に勤めていた会社の部下アキカワ
(彼はもう何度も店に来てくれている)が
もう一人の女性の部下モトヤマちゃんを連れて来てくれた。

彼女は店に来てくれるのは初めてで、
なおかつ僕がゲイだったということを
いつ知ったかと尋ねると、誰かに聞いて
Facebookを見てみたと言う。

去年、昔の恩師の葬儀に来ていた同僚の奥さんにも
同じことを言われた。

こうやって、僕の情報が広がってしまうのは
今さら止めようもないし、
隠す気もないのでまったく良いのだが、
彼女たちではなく、
もし僕のことを古くから知っていてアンチ・ゲイ
(と言うか、ゲイというだけで
眉間にシワを寄せるタイプの人たち)が知ると
どういう感情になるのか、逆に聞いてみたい。

まあ、そんなアンチは置いておいて、関節的であれ、
こうやって僕を通して、ゲイの人間と触れてくれる、
ってことは嬉しいし、単純にありがたい、そう思う。

さてモトヤマちゃんは、最近付き合い始めたと言う
3歳年下(32歳)の彼氏を連れて来てくれたのだが、
彼は高校球児で甲子園にも出たというイケメン。
腕の太さに、その時に入っていたスタッフのショウと
ラファエルが「脱いで、脱いで」とまくしたて
白Tシャツ姿に。
最近は草野球しかしていない、と言うわりに
ガッチリと盛り上がった筋肉に、みんな、目がハート(笑)

彼の知り合いが2丁目で店をやっている、ということで
まったく偏見も嫌悪感もなかったそうだ。

いずれにしても、ゲイ・フレンドリーな彼らの存在は
僕にとっても、いつも背中を押してくれる。

そんないい気持ちになって朝、帰宅すると、
トランプが就任をして、ほぼその直後に
ホワイトハウスのホームページにあった
オバマ時代に作られたLGBTの人権の部分が
すべて抹消されたことを知って、また憂鬱になってしまった。

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posted by みつあき at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

22歳の旅立ち

一昨日、恐る恐る店の扉を開けて
入って来てくれたのは、ゲイバー初めて、
という22歳のキョウゾウ君だった。

ゲイバー初めて、という人は今年に入って、
これで4人目。そのうちの3人がこのブログを目にして、
来てくれたというから嬉しい。

キョウゾウ君は、ゲイバーどころか、
ゲイの人と話したり、接触したりするのも初めて
(もちろん、経験もなく)
もっと驚くことに、お酒も初めてなのだと言う。

色々聞いてみると、親戚のおじさんが
ひどいアル中でその様子を見ていたため、自
分は決してお酒には手を出さない、
若い頃から、そう決めていたらしい。

それ以外にも、自分がゲイであること、
自分が家族に理解されていないのではないか、という不安、
そして自分がやりたい事は何なのかという事など
キョウゾウ君を悩ませることは
山ほどあったらしい。

誰かに相談したい、ということではなかったけれど、
心の中のものを一度、吐き出したい、
そう思ってうちの店に足を運んでくれたようだった。

彼の気持ちにどれほど応えることが出来たかどうかは
わからないけれど、
僕に話すことによって、少しは心が和らぎ、
次に進もうと思ってくれたら嬉しい。

キョウゾウ君の人生の大きな一歩を踏み出そうという気持ちが
初めてのアルコール体験となったようだった。

そんなキョウゾウ君のやがて來たりくる素敵な人生に
乾杯したい。


posted by みつあき at 17:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

ボトムの気持ち

ここでは何度も書いたけれど、
40代後半、もしくは僕も含めた50代以上は
タイプの人と出会った途端、
「タチか、ウケか」と聞く人は少ないと思う。

先週、20代から30代前半のお客さんたちが
カウンターを囲んだ時に、「(タチか、ウケか)どっち?」
という話で盛り上がっていた。

圧倒的にウケが多かった中で、
いかにウケの人が「最高に気持ち良いことを
するために、そして相手に恥をかかせず、
自分も恥をかかないように、努力をしているか」
という話をしていた。

直前に食事をしない、
とにかく汚れないように、きちんとアナルを洗う、
また、それをタチの相手に悟られないように
気を付けるなどなど・・・。

一番困るのは、最初のデートで食事に誘われ、
その帰りに飲みに行こうと言われ、
食事のあと何時間も経過して、
セックスをする、というパターンらしい。

「それがどれほど苦しいことか、
タチの人たちは気が付かない!」
付き合い出すと、具体的なことを伝えることも
出来るけれど、とにかく最初のデートで食事&飲みは鬼門。
とは言っても、そこでホテルに行こうと言われて
断る自信もない。

そこが「何が何でも挿入しなくても」と思う
僕ら世代と少し違うようだ。

男女のように「交わらなければ、セックスじゃない」
そう思う人も増えていると聞く。
なるほど。
ビデオや、インターネットの功罪なのかもしれない。
posted by みつあき at 20:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

90年代のアメリカで

これまた一昨日の話。
僕の日に初めて来てくれたのが
10代でダンサーを目指してニューヨークに渡り、
30代になって日本に戻って
現在は多くのダンサーの卵を育てているショウゴ君。

10年以上、NYに住んでいて、
それこそ、まだまだタイムズ・スクエアが
酷い状態だった頃から
ほとんど大きな犯罪が起こらないようになった2000年代までを
その目で観て来たと言う。

厳しいオーディションにも何度も行ってはは落ち、
差別を如実に受けることも多々あった。
特に英語がまったく話せなかった10代は
嫌な思いをしたことも多かったようだ。

そんな中で、わかったことは日本で受けた教育の素晴らしさ、
もともと持っている日本人の謙虚さだった。
比較的やんちゃだったショウゴ君でさえ、
アメリカ人からすると
「きちんとしている」と思われた。

しかし、それは時には「意見がない」
「NOと言わない」と言われて悩んだとも言う。

確かに、あちらの人たち(特に僕の場合は
ゲイの人などが多いのだけれど)と話していると、
普通に楽しい集いにもかかwらあず
政治的な議論をよくする。
「これについて、君はどう考える?」
常にそういう言葉を求められ、
曖昧に笑ったりしていると、
眉間にシワを寄せられたりする。
「日本人はよくわからない」と。

10代でアメリカに行き、
日本の政治事情もわからないのに
アメリカの話なんてわかる訳がない。

でも、彼はその後、あらゆる事を勉強したようだった。

それはゲイについても、セックスについてもそうだった。
あちらに行ってから、
自分がゲイであることを気がついた彼は
性的嗜好から選んだ外専の日本人たちとはちょっと違い、
アメリカ人をセクシーだとは思えなかった。
特に白人に関しては。

プエルトリコや黒人、
そしてアジア人との出会いもあった。

結果的に、10年ほど前に日本に帰国し、
今の日本の在りようを、色々な角度から観ることも出来、
かつ性的にも日本人が素敵だなあ、
そう思うようになったのだそうだ。

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2017年01月17日

3組の出会い

店によく来てくれる30歳手前のジュンジは
この年末、実家に帰って
家族にカミングアウトしたのだそうだ。
ちょっとは同様したモノの
「お前の人生なんだから、
生きたいように生きなさい」
そう言われたと言う。

そんなこともあって、ジュンジは
会社の人間や学生時代の友人が繋がっている
Facebook上でもカミングアウト。
彼は大手のマスコミにいるのだが、
その同じ会社にいて、彼と何度か仕事をした
同期(と言っても、年齢は3つくらい上)の
シュント君を連れて来てくれたのが
先週の水曜日だった。

シュント君は、ゲイバーはもちろん、
ゲイの社会にはまったく無縁の日々を過ごして来ていて、
もちろん性的な経験もなし。

ずっと押し込めていた気持ちの背中を押したのが
ジュンジだった。

そして、あらゆること未経験のシュント君は
先週の土曜日には一人で店を覗いてくれ、
オープンと同時に、終電までいてくれた。

そんなシュント君が、昨日はやはり3つ年下の
友人を連れて来てくれた。
「あれ?友人はいなかったはずでは?」
そう尋ねる僕に
「大学時代の同じサークル仲間なんです。」と。

そのサークル仲間、コウスケ君は
うちの店にも数回来てくれている。
彼が去年の年末、久しぶりにシュント君と会って
「実は」と自分がゲイであることを
カミングアウトしたが
さすがにその時には、シュント君は
とても自分の話は言えなかったのだそうだ。

そんな訳で、先週のこともあり、
思い立って、昨日シュント君はコウスケ君に
改めて「僕も実はそうでした」とカミングアウト。

驚いたのは、シュント君を連れて来た
ジュンジとコウスケ君もとある飲み会で
知り合いだったとのこと。

それから、二人は店にいることを
仕事中のジュンジに連絡し、
そこからジュンジは店に駆けつけてくれた。

このすごい繋がり。
「Bridgeでブリッジした!!」と
3人は言ってくれたけれど、
今回はまったくうちが結びつけたという訳じゃなかった。

それでも、こういう集いを見ていると
いいなあ、と幸せな気持ちになる。
posted by みつあき at 15:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

それぞれのフェティシズム

この冬、最も寒い、と言われた昨日の深夜、
そんな日に限って、競パン好き、
という20代から40代の6人が
みんなで来てくれた。

競パン同士でエロいことをやったりするグループ?
と尋ねると「まさか」とみんなが笑い、
お互いにこういうのがいいね、とか
こういう人に履かせたい、という話や
写真で盛り上がるのだそうだ。

彼らは自分が履くのが好き、という人もいれば、
相手に履かせるのが好き、という人もいる。
圧倒的に、お互いに履いてその膨らみを
触り合う、ということに興奮する人が多いらしい。

競パン好き、という人たちは
六尺好きや、スパッツ好き、ジーパン好き、
もしくはスーツ好き、などの「モッコリフェチ」という
部類に入るのだろうけれど、
どれかが被る、という人もいれば、
何が何でも競パンじゃないと興奮できない、
という人もいる。

また競パンさえ履いていれば、ある程度
どんな人であろうが大丈夫、という人もいれば、
こういうタイプでないと絶対無理、
という人ももちろんいる。

そう言えば、比較的早い時間に来ていた
ショウジは、究極のスーツフェチ。
スーツのズボンを1時間ほど見せてくれる
ビデオがないか、といつも思うけれど、
そういうモノがまったくない!とぼやいていた。
ショウジにしてみると、首から下だけ
ずっと見せてくれていれば、
あとは想像の中で、気持ちをイカせることが
出来るのだそうだ。


昨夜、競パン好きの人たちが来てくれた時に、
ちょうど、スタッフのリョウが入っていたのだが、
競パンなど履いたこともない、というリョウには
「絶対、似合う!」「履いてくれたら、どんなことでもする!」
なんていう声が飛び交っていて、
嬉しそうだったり、少し困ったような
リョウの表情がなかなか可笑しかった。

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2017年01月13日

着るモノと付き合う人についての考察

たまに来てくれる40代半ばのモリヤマ君は、いつも
素敵な装いで、誰が見ても、お洒落であることは
間違いがない。

家のクローゼットの中のコートは20着はあり、
靴も30足を超えるほどらしいけれど、
驚くのは、そのすべてをほとんど着用しているとのこと。

もう着なくなった服、履かなくなった靴は
すぐに処分するなり、人に譲るなりする。

かと言って、長く履き続けるために
革靴のすべてにはシューキーパーを使い、
手入れも欠かさないそうだ。

僕なんて、着ない洋服も
いつか着るだろうと、クローゼットに眠っている始末だ。

そんなモリヤマ君の理想の彼氏は、
自分よりも年下で、とにかく
洋服に興味がない、ということ。

それは、洋服に頓着せず、ある意味、
ダサい格好をしていても清潔であればそれで良いとのこと。

モリヤマ君のようにこだわりが強い人とだと、
どうしても意見が食い違うし、
喧嘩の元になるのだと言う。

一般的にお洒落な人はお洒落な人と付き合っていない?と
僕が尋ねると、それで失敗したことも多いのだそうだ。

もちろん、相手が強く望まない限り、
相手の装いをチェックしたり、変化を求めたり、
という気持ちも一切ないのだと言う。

自分のクローゼットはいつもいっぱいなので
どちらかと言うと、友人に買い物に付き合う、というのは
喜びらしいけれど、パートナーはやっぱり違う
というのは、とっても面白いなあ、そう思った。
posted by みつあき at 19:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

名女優の裏話

去年はデヴィッド・ボウイ、プリンス、
そしてジョージ・マイケル、と世界に名だたるミュージシャンが
亡くなった。
僕は3人とも生のライブを観ていたこともあって
大変ショックを受けた。

そんなさなかにさらに驚いたのが、
「スター・ウォーズ」のキャリー・フィッシャーに続き、
その翌日に亡くなった母親のデビー・レイノルズだった。

昨夜来てくれていたサトマサ君と
そんな話をしていたら、
「それじゃ、こんな話、知ってる?」と
聞かせてくれたのが、デビー・レイノルズが出た「雨に唄えば」の裏話。

「雨に唄えば」と言えば、
ちょうどサイレント映画から、トーキーに移る時代。
名女優とされていた女優リナの声があまりに
酷かったので、
脇役のダンサー役のデビー・レイノルズが
吹き替えをやる、というのがこの映画の見どころでもある。

ところが。
当のレイノルズがあまり歌えなかったということで
映画中で吹き替えられたその名女優リナ役(ジーン・ヘイゲン)が
自分の吹き替えをやったレイノルズの
そのまた吹き替えをやった、という凄い話。
まさかの逆の逆!!?

オードリーが「マイ・フェア・レディ」を
きちんと録音したあとに
マーニ・ニクソンに替えられた話
(マーニは『ウエスト・サイド物語』のナタリー・ウッドや
『王様と私』のデボラ・カーの吹き替えも)は
有名な話だけれど、これは知らなかった。

ただサントラには、ちゃんと「デビー・レイノルズ」と
書かれてあるし、彼女は「不沈のモリー・ブラウン」など
ミュージカル映画にも出ていたのに、
アメリカのサイトにもしっかりと
載っているから、嘘じゃないんだろう。
posted by みつあき at 15:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月10日

ブラジルの性事情って?

昨夜、最後に来てくれたブラジルからのジョゼフは
セクシーな40歳で、芸能プロダクションのマネージメントで
世界各国を旅していると言う。

今回もあちらの有名な女優と共に
日本を動いていたようだ。

彼女はジョゼフがゲイだということは知ってるの?と
尋ねると「もちろん!!
ブラジルに性的趣向を隠す人なんていないと思う。」と
軽く言う。ほんまかいな(笑)

そんなジョゼフが言うには、日本も含めて
世界では表に出ているゲイがとっても少ない気がする、とのこと。

と言うか、最初、ブラジル以外の国に
ゲイすごく少ないのではないか、
そんなふうに思っていたらしい。

彼が住むリオでは、圧倒的に両性愛者が多く、
それを隠している人も少ない、ジョゼフはそう言った。

少年期から彼は多くのゲイ、というよりも
バイセクシャルの仲間と行動だけでなく、
ベッドを共にしてきた。

それをクラスの話題にすることも少なくなかったし、
「俺はあの女ともやった、あの男ともやった」
ということを吹聴しながら自慢する友人も
たくさんいたと言う。

ジョゼフはゲイだから、男オンリーらしいけれど。

確かに、南米の人たちは性的には解放され、
かなりあっけらかんとしている、ということは
よく耳にすることだ。

ただ、それだけに性的な犯罪も多く、
手放しでは喜べない、
そうジョゼフは言っていた。

レイプされた女性だけではなく、男性も数知れず。
性的なことはいつも背中合わせで、
天国へも行けるし、地獄へも堕ちるのだ、と。

もちろん、あくまでもジョゼフが言っていることなので
あちらに行ったことがない僕からすると、
本当にそれほどのあけっぴろげなバイセクシャルが
どれほどいるのかは不明だ。
と言うか、僕の中の認識では、
クローゼットやゲイを受け入れられない人たちは
必ず一定数いるはずで、
そういう人たちがジョゼフの周りにはいないのか、
それとも、見ようとしていないのかも知れない。

いずれにしても、治安の悪さなど不安を抱えながらも
ブラジルは(性的なことだけじゃなく)
魅力的な国であることは確かだし、
いつかは行ってみたい。
そう思った。
posted by みつあき at 18:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

メール、LINEの返信について

ネットや携帯が当たり前になって
もう軽く四半世紀を超える。
人との伝達手段も、
電話や手紙だった時は、などという話は
もう遠い昔の話となってしまった。
PCのメールから、携帯メールを経て、
いまやLINEを始めとするSNS系のやりとりが
ごくごく普通で、これは熟年層にとっても
まったく普通だ。

僕自身、その時流には乗っかっているつもりだけれど、
昨日、店に来ていた20代の人たちと話をしていて
PC、携帯のやり取りについて
そこには世代、というよりは
人によって、若干のずれがある、ということがわかった。


メールの返信に関して、いわゆるPCも含めた
Eメールの返信は、多少時間が置かれても良い、
僕はそう考えている。
その多くはきちんとした長文だったりするため、
考慮して書く、ということが多いからだ。
ただ、SNS系(LINEのような)チャット形式のモノは
出来る限り、早めに返すようにしているし、
基本的に返信しない、ということは僕に限っては
ないつもりでいる。

でも、なんと返信すれば良いかわからない、とか
面倒だという理由で、既読にしなかったり、
返信が遅れてしまうのは普通、
だったりする人も意外に多いようだ。
また、人によっては、やり取りをしたくない人は
ブロックすることもあるようだ。

そこには人間関係の希薄さのようなモノを
感じてしまうのは、やっぱり僕が年なのだからか。
もちろん、関係性をよく考えているから
人との距離感を自分なりの尺度で
決めている、という人もいるようだ。

そこは、人それぞれの尺度があるから、
そこにうろたえたり、傷ついたり、というモノが
生まれていることも確かなのだろう。

そういう事自体が面倒くさいから、
ほとんどメールや、SNSには手をつけない、
という人たちもいる。

どの話もよく聞くにつけ、まったくわからないワケではない。
物事には「絶対」ということは決してないからだ。

少なくとも僕はこの年齢になり、店をやることにより、
伝達手段ということですら、
色々多様性を考えることが出来たことは良かった、
そう思うし、その中で自分が良い、と思う形を
貫いていくしかないんだろうなあ、
そう考える日々である。

posted by みつあき at 18:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本年度、映画ベストテン

年末、僕はその年に観た映画のベストテンを決めるのだけれど、
最近は映画好きなお客さんたちが
次々に出してくれたりするので、
その違いなどが楽しい。

ちなみに、僕のベストテンは以下。

1.この世界の片隅に
2.シチズンフォー スノーデンの暴露
3.トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
4.父を探して
5.キャロル
6.サウルの息子
7.スポットライト 世紀のスクープ
8.さざなみ
9.ズートピア
10.彷徨える河
11.ハドソン川の奇跡

暮れ近くに観て、このブログでも紹介した「この世界の片隅に」は
数多くの洋画と比べても、ダントツの1位となるほどの秀作だった。

あまり知られていない「父を探して」(これもアニメ)はミニシアターで
モーニングとレイトショーだけ、という残念な公開規模だったけれど、
セリフがまったくない、と言う「この世界に〜」とは全然違う手法で
見事な世界観を観させてくれた。
ビデオででも是非、堪能してもらいたい一作。

ちなみに、お客さんたちからのベストテン。

スケダイは、
@この世界の片隅にAさざなみBFAKEC葛城事件D永い言い訳E淵に立つFヴィクトリアGブルックリンHスポットライト 世紀のスクープI最愛の子

ちぐをは、
@この世界の片隅にAズートピアBサウルの息子CDOGLEGSD君の名は。EキャロルFクリーピーGドント・ブリーズHルームIロブスター

ヒロシは
1位:クリーピー偽りの隣人 2位:だれかの木琴 3位:湯を沸かすほどの熱い愛  4位:帰ってきたヒトラー 5位:グランドフィナーレ 6位:タゲレオタイプの女 7位:世紀の光 8位:FAKE  9位:ふたりの桃源郷  10位:サウルの息子

なのだそうだ。

ヒロシを除いた3人が推す「この世界の片隅で」は、やっぱり多くの人に観てほしい1本。
しかし、誰も「シン・ゴジラ」とか「デッド・プール」とかを入れていないのが、笑える。

今年も多くの映画に出会えますように。。。


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posted by みつあき at 17:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月07日

実の母親の恋人と

リョウヘイ君、28歳には
今年50になるお母さんがいる。
リョウヘイ君が生まれたと同時に、
お母さんはリョウヘイ君の父親と別れ、
彼は基本的に母子家庭で育てられた。

ただ、リョウヘイ君が高校に上がった頃、
彼の家にはお母さんよりも10歳ほど若いお母さんの新しい恋人が
来るようになった。

お母さんは離婚後、ずっと水商売をしていたが
お母さんがやっているスナックの
エアコンを修理に来た電気屋さんが
その人だった。

リョウヘイ君とお母さんの当時のアパートは
ワンルームで、その人はたまにふらりと
やって来ては泊まって行った。

当時の彼は30歳くらいで、リョウヘイ君とは
ひと回りくらいしか変わらない。
夏になると、薄手のタンクトップやTシャツ、短パンで
ゴロリと寝ている彼は
ゲイのリョウヘイ君にとって、
凄くそそるモノだった。

そんなある日、母の店から先に帰って来て、
ちゃぶ台の横で、酔っ払って寝ている彼の姿があった。
その彼のトランクスの間から、イチモツが見えていた。
ドギマギとしながら、
母親がいないのがいいことに、
リョウヘイ君はこっそりと
その部分に手を伸ばしたのだそうだ。

触っているうちに彼のモノが大きくなっていく。
生唾を飲みながら、
リョウヘイ君はいじり続けたのだそうだ。

そんな瞬間、彼の手が
リョウヘイ君の腕をつかんだ。
「お前、俺とやりたいのか。」
彼はそう言った。
リョウヘイ君は緊張のあまり、何も言えなかった。

固まっているリョウヘイ君に、
彼はいきなり熱いキスをしてきたのだそうだ。
それからのことは、まだ経験がなかった
リョウヘイ君にとって、
忘れられない出来事ともなったらしいが、
頭が真っ白になって、細かいことは
ほとんど覚えていないという。

その彼はおそらくバイセクシャルだったようだ。
そのあと、彼とリョウヘイ君の秘密は
必ず、お母さんがいない深夜に行われた。
それは、リョウヘイ君が大学に入学が決まり、
実家を出る時まで続いたのだそうだ。

結局、お母さんと彼は再婚することもなく、
数年前に別れたのだと言う。
彼がその後、どうしているのか、
リョウヘイ君は知らない。

彼のことが好きだったのかと聞くと、
よくわからないけれど、
性的な魅力は凄かったことだけは覚えているらしく、
今でもたまに夢を見るそうだ。

女のコが、母の愛人や義理の父に
犯されたというような話は聞くけれど、
そのゲイ・バージョンは初めてだった。

正月早々、聞いたかなりきわどいけれど、
ちょっとばかり、そそられる話でもあった。
posted by みつあき at 15:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

新年初日

1月4日の水曜日は2017年、最初の営業日となり、
店のスタッフ、旧スタッフや
新年会帰りのお客さん、
そして新年の挨拶にいらっしゃった方などで
朝まで盛り上がってしまった。


そんな中、深夜に残っていた40代後半の3人のお客さんたちと
暮れの紅白歌合戦の話になった。

僕自身、店で放映をしていた営業中、
バタバタしていてほとんど観ることができず、
正月の休みに、ゆっくりと録画した歌合戦を観た。
ちょうどその数日前にやはりNHKで放映された
AMA(アメリカン・ミュージク・アワード)も
遅ればせながら、同じ日に目にした。

紅白はある意味、アーティストにとって
特別なモノなのかもしれないけれど、
そのせいか、日本のパフォーマーは、
出させてもらっている、という感じが否めない。
多くのアーティストがテレビ局や、観客、視聴者に
媚びているふうに見えるのは
僕だけなのだろうか。

かたや、AMAにおいての、あちらのアーティストは
独自の見せ方でオリジナリティで工夫をしている、
そんな気がする。
そこには視聴者から期待されている通り、ではなく、
想像を超えたモノにしようとする姿は
挑戦的にさえ見える。

日本の多くの歌手、ダンサーの中でも
海外の人たちにまったく引けを取らない
アーティストも山ほどいる。

しかしながら、
彼らを見せる構成、美術、ライティング、
そのすべてがどこか幼稚で、ベタなモノに
なっている。

パフォーマンスの多くは背景のLED映像に頼り、
そして隅から隅まで明るいライトでバッチリと見せる。
AMAでは、大掛かりなセット美術に
ライトの陰影も創意工夫が見て取れる。

紅白の場合、ベタに見えてしまうのは
果たして老若男女に受けるように、
という配慮だからなのだろうか。

いや。
それは朝、テレビを付けてチャンネルを変えると
ほぼ、どのチャンネルもそうであるように
まるで子供に対してアピールするような
番組作りになっていることが見えてくる。

日本のテレビ、
いや、日本で作られていく文化的なモノの
多くは非常に子供っぽいのだ。

そして、そこには「みんなで力を合わせて」
という感動を訴える、
そんな演出が常につきまとっている。
そのようなわかり易い言葉の羅列でないと、
胸を打つ、ということが出来ないものなのだろうか。


そんな僕の言葉を耳にして、
お客さんのエイイチ君は
「それなら、マスターが自分が
これぞと思うモノを作ればいい。
そういう演出をするように、動けばいい」そう言った。

確かにそうなのかもしれない。

店をやっているという理由だけではなく、
僕自身の性格ということもあり、
基本的には人やモノを批判することは避け、
良いところを見ることに勤めているつもりだ。

しかしながら、最近思うのは、
これからの子供たちが、こういう環境の中で、
良いモノを評価したり、
作り出したりすることが出来るのだろうか、という
疑問や不安だ。

だからこそ、そういう気持ちを持つ己自身が
何かをしなければならないのかも知れない。

何かをしっかりと伝えていかなければならないのかも知れない。

正月早々、おっさんじみた事を書いているけれど、
自分をいましめる、という意味も含め、
良い新年の幕開けとなった。


posted by みつあき at 19:12| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月04日

改めてのNYの記録2

これまた、年末アップしようと試みたままだったので、
今、アップした記事は少しさかのぼって29日に戻ってもらうと
読むことが出来ます。
posted by みつあき at 01:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

今年もよろしくお願いします

てんやわんやの暮れの営業が終わり、
年が明けて、3日間、休ませていただきました。

去年の正月までは、母を見舞っていたので
ずっと誘われていた旧友たちの元旦のパーティに
久しぶりに顔を出し、
そこで他店のマスターからは
「どうせ、正月が終わったら2丁目はヒマになるんだし、
年始営業は頑張ってやるべきよ〜!!」などと言われ、
そう言えば、そうだなあ、と思った次第。

特に僕の場合は、その前に長い休暇もとっていたので
年始、ちょっと寂しくしている人や、
地方から来る人たちのために
オープンをするべきなのかも、と
ちょいと反省。

おまけに帰国後、店のことのブログはほとんどアップしていないし。
今年からは心を入れ替えて(と言っても、人間は変わらないので
どこまで入れ替われるのか・・・笑)
ちょいと頑張らなくては。

いずれにしても、本年も何卒、よろしくお願いします。
posted by みつあき at 23:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする