2016年10月31日

ハロウィン サタディ

金曜日から始まったハロウィン・ウィークエンドについて
この前のブログで書いたけれど、
土曜日、うちの店でも幾組かの
仮装したお客さんに来ていただいた。

その前に「あれ?今日はBridgeでは仮装していないんですか?」
と聞かれて、たまたま日本シリーズの最終戦
(日ハムが連勝したため、最終的にこの日がそうなった)
という試合を放映していたため、
「いや。今日はノンケ仮装営業」とか言いながら
「らっしゃい!赤ワイン一丁!!」とか
街の居酒屋ノリでの営業をしたりし(笑)
とは言え、アバクロのシャツ着ていたりするスタッフに
「どこが、ノンケ営業?あり得ない〜〜」なんて
爆笑するお客さんたち。
確かに。

それにしても、日本シリーズを観るお客さんの少ないこと。
いかに、ゲイが野球に興味ないか、よくわかる日だった。
とは言え、僕自身も野球観るのは、
高校野球や日本シリーズ、
そしてワールド・ベースボール・クラシックくらいの
にわか組なんだけど。
個人的には今回だけは広島カープに勝ってほしかった。

まあ、野球の件はともかく、
うちのお店に来ていただいた仮装したお客さんに対して
一部のお客さんのちょっとした言葉が
少し傷つけてしまったということを
あとになってから耳にした。

お客さんがどんな格好をしていたか、はともかく、
それを観たお客さんが「ハロウィンの意味って知ってるのかなあ」
とつぶやいた事が、仮装したお客さんの耳に入ったようだった。

僕もその発言は聞いてはいたものの、
海外で生活した彼にとって、
まったく悪気はなかったように取れた。
しかし、うちの店では比較的数少ない仮装の中で
頑張ってそういう格好をして来てくれていただけに
ちょっと気を落として帰られたようだった。

もともとはお化けや、カボチャというのが主流である
欧米のハロウィンだが、それが世界に広まることで
まったく違う装いになっていることは確か。
それは「恋人たちの記念日」であるバレンタインが
お菓子会社の策略からか、
女性がチョコを男性に贈るということから
日本ではすっかり「愛を告白する日」となっているように。

本来の事が多少歪んだり、ねじ曲がったりしてしまうことは
歴史上いくらでもある事だ。
特に宗教に絡んだイベントは、そういったモノが多い。

本来の意味を考えるとういことは
確かにとっても大切でもあるけれど、
他人に迷惑をかけていない限り、
それを楽しむことは
決して間違いじゃない、僕はそう思う。

posted by みつあき at 19:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

仮装のシーズン

またまたハロウィンの季節がやってきた。

渋谷や六本木は、今週末、すごいことになる、
とテレビなどでは報じられている。

昨夜は肌寒く、雨が降り続いたため、
2丁目の人出はそれほどでもなかったけれど、
この3日間は2丁目もなかなか楽しそうだ。

若い人たちでごった返すゲイバーは、
ハロウィンの飾り付けもそうだが、
仮装している人たちも結構いるようだ。

いつだったか、僕も一度、NYでハロウィンを
体験したことがある。
当然、仮装している人たちも、あちこちで
見かけるのだけれど、何か日本と違うなあと
思うのは、独創性。

日本の若い人たちの多くは、ドンキやハンズで
買ったような、いわゆる「アリモノ」が多いのに比べて、
あちらでは、とっても手作り感があるのと、
うわあ、これ、やっちゃう??という
驚くようなコスチュームが多かった。

それこそ、映画に出てくるようなゾンビや、
ゴーストなどに扮している人たちは
まるで映画の特殊メイクさながらの凄まじいもの。

強く感じたのは、テレビや映画の流行りモノや
被り物よりも、童話の主人公や、
知る人ぞ知る、というようなキャラクターを
自分なりに工夫して出来上がっていることが
楽しんでいる感がしっかりと伝わってきた。

うちの店は相変わらず僕がノリが悪いため(笑)、
まったりとした営業となる週末。
それぞれのハロウィン・ナイトをお楽しみください。
posted by みつあき at 19:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

YouTubeから学ぶこと

最近、テレビを持っていないという若い人が
とっても増えている。
いや、若い人だけじゃないかも知れない。
もうテレビはいらないと思われている節もある。

30になるゴロウ君は、テレビのみならず、
映画はもちろん、DVDも観ないようだが、
ほぼ毎日、スマホでYouTubeを観るのだそうだ。

なるほど。
今さらながら、本当に時代は変わったと思う。
大スクリーンでの映画や、ライブに
行かないというのが、どうも釈然としない
という気持ちも生まれてくる。

だが、ちょっと待てよ、とも思う。

確かに全米で大ヒットしたカンナム・スタイルやら、
世の中を賑わしているPPAPのピコ太郎やら
何よりもそのPPAPに火を付けた
ジャスティン・ビーバーだって
YouTubeから出て来ただけでなく、
YouTubeを観て育ったのだ。

そんな新しいモノばかりではなく、
古く手に入らないような宝もここには山ほど眠っている。

僕だって、もうビデオもないような
NHKの古いドキュメンタリーや
タイトルしか聞いたことがないような映画も
ちゃんと字幕付きで観ることが出来た。

著名人の講演などはまさにYouTubeでしか
見聞き出来ない。
三島由紀夫の大学での講義なんて
音声だけだとは言え、これもここでしか
体験できないだろう。

他にも、決してもう観ることが出来ない
ブロードウェイの名優の舞台、
そして大好きなアーティストのライブ、
そしてスポーツの名勝負だって
たっぷり観ることが出来るワケだ。

それも最近ではHD画像で、スピーカーに繋げると
音だってなかなか捨てたモノではない。
設定をいじれば、スロー再生も
歌詞の字幕でさえ出てくるのだ。

どうしても、僕くらいの年齢になると
「付いていけない」とか言って
そういう新しいツールを見落としがちだったりする。

もちろん、本や映画館や本物の舞台や
生で観る競技に勝るモノはないとも思える。

ただ、どんどん出てくる事に
きちんと目を光らせていかないと、
宝にもあり付けないものなのだ。
おっさん、おっさんなどと卑下することなく、
頑張って、付いていかなければ。
そう思う今日この頃だ。




posted by みつあき at 19:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月27日

眠ることについて

僕は子供の頃から寝付きが悪かった。
自宅でもそうなのだけれど、
田舎の祖母のうちに行くと、
ボンボン時計(懐かしい響き。笑)の
鐘の音をいくつまで聞いていたことか。

前の職場で、翌日、朝から撮影があったり、
会議があるとわかっていると
そういう時に限って眠れない。
いわゆる遠足の前の日の感じになってしまう。

今の仕事になってからは、
さすがに朝近くに休むことも多く、
翌日、どうしても仕事で起きなければならない、
ということはないので、ホッとはしている。
でも、人との約束やら、
どうしても観たい映画が早い時間からあったりすると、
やっぱり同じだ。

もちろん、少し考え事をし始めたり、
ちょっとでも頭を抱えてしまうようなことが起こったとしたら
途端に眠れなくなってしまい、
ベッドの中でのたうち回る(笑)。

そんな話をしていた昨日、
お客さんのエイジ君はびっくりする。

「僕なんて、生まれて45年、ほぼ一度も
眠れなかったことなんてないです。」そう言う。
それこそ、びっくりだ。

でも、お客さんに聞くと、意外とこういう人は多い。

「僕は恋人が亡くなってしまった時でさえ、
枕に頭がついたと同時に眠ってしまいました。」
そういうのは、若くして年上のパートナーを亡くした
ユウスケだ。

もちろん、僕のような人だって、少なくない。
気持ちよく眠りにつく法則だとか、アロマやら
風呂やら、いろいろ試してはみたものの、
そうはいかない、というカズオは
「そんな時はもう寝ないんです」と言う。

そう言えば、うちの母もあまり寝付きが良くないタイプだった。
DNAなんだろうか。
人はいろいろとこんなに違うから、やっぱり面白い。
posted by みつあき at 19:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゲイの心の中のコンプレックス

先週来てくれたキョウスケは、声が高くて
子供の頃からずっとコンプレックスだったと言う。

電話に出ると、大体女性の間違われ、
話をしているうちに「あ、男の方ですか?」と
いきなり言われるのも、とてもショックを受けた。

それでも、特に女性的、ということでもないので
確かに喋っていると男とわかるから、いいじゃない、
そう言っても、なかなか慰めにはならない。

思えば、古い友人で、声が高く、
電話で喋っていても、ずっとおばさんだったと
言われることも多いようだった。

もっとも彼の場合は「それが何が悪いのよ!」と
噛み付くタイプではあったけれど。

幼少期の頃のコンプレックスは、ゲイの世界に
生きる人は多いと思う。

僕も小学生の頃は、まわりがみんな長ズボンや
ジーンズだったのに、僕だけ皮の短パンと
ハイソックスでいじめられた。

それは母の趣味だったのだが、
同じくお客さんのユウイチは、
あまりにも可愛いから、と髪を伸ばさせられ、
すごく嫌だったという。

逆にずっと坊主にさせられていた
ヨウヘイは伸ばしたくて仕方がなかったらしい。

ホント、人にはそれぞれのコンプレックスがあるものだ。
まあ、それはゲイだから、ということだけじゃ
ないだろうけれど・・・。;。。
posted by みつあき at 16:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月21日

教師と生徒の恋愛

もう結構前の話だが、
その頃、30を過ぎたお客さんが、
彼の初恋は高校の時の担任の先生だったことを
話してくれたことがあった。
高校時代、2年間付き合って
最終的に、先生の結婚で
その関係にピリオドが打たれたようだ。

昨日、来てくれたアオタさんは、
逆に高校の先生をしていた時に
(今は別の仕事に就いているとのこと)
生徒に告白されたのだそうだ。

それも、自分が受け持つ柔道部の遠征試合の
帰り、たまたまバスに乗り遅れた生徒を
車に乗せた中で、突然、ゲイであることと、
先生が好きだ、と同時に告白されたらしい。

アオタさんも可愛いとは思っていた生徒だけれど、
さすがに17歳の学生に手を出す訳にもいかず、
自分がゲイであることも言えなかったのだそうだ。

ただ、卒業後、彼が大学2年になった時に、
バッタリ新宿2丁目で出会った、と言う。
その時、生徒は友人と一緒だったが、
改めて連絡を取り合い、
晴れてデートをすることに。

それから、10年、
二人は今でも付き合っているというからすごい。

ストレートの社会でも、
たまに耳にするような先生と生徒の話だけれど、
こちらの世界でも結構あることなのかもしれない。
posted by みつあき at 19:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

東京最後の夜

先週の土曜日、常連のお客さんで
多くの海外からのLGBTのお客さんを日本に呼ぶ
という仕事に就くシンゾウちゃんが
ニューヨークからのお客さんを連れて来てくれた。

日本が初めて、というジョーさんは40歳を
ちょっと回ったくらいのなかなかのハンサムな人。

白人よりも、ラテン系やアジア系が好き
というジョーさんは、16年間、
メキシコ人のパートナーと
マンハッタンのアパートで暮らしていると言う。

今回、2週間の休みをとっての旅行だったが、
残念ながら、パートナーとは時間が合わずの
一人旅だそうだ。

広島や大阪、京都を回って、東京に来たけれど、
本当に楽しい、と連日、店に通ってくれた。

今日(水曜日)、日本から香港を通って
NYに戻るということで
昨夜は最後の夜をしみじみと過ごしていた。

0時近くになって、終電を気にして
バタバタと帰っていく人たちを見て
「東京は24時間じゃないの?」と驚くジョーさん。

そう。
ニューヨークは24時間、地下鉄が動いているから
本当に羨ましい、そう僕が言ったら
「でも、その動いていない4、5時間の間に
しっかりとメンテナンスをしたりしている日本は
素晴らしい。NYのメンテナンスはいい加減だから
昼間でも電車は止まり、動かないことも多々ある。
そのほうが問題だ」と。
なるほど。

そんなこんなで、多くの海外からのお客さんは
口々に、日本、東京の素晴らしさを熱く語る。

ジョーさんいわく、NYのゲイバーは
うるさくて、子供っぽくて、まったくフレンドリーじゃない。
仲良しだけで固まって、あとは別に興味なし。
それに比べたら、日本のゲイバーはなんと、フレンドリーか、と。

そう言われると、確かにNYのバーは騒々しい。
日本人は人見知りだし、よそよそしかったりもするけれど、
基本的には、見ず知らずの人と関わることも多い。

そういう意味では、どちらかと言うと、
隣の芝生を青く見てしまう僕たちも、
海外のお客さんから、
新たな一面を気付かされることも多い。

ここ数年、ご存知ぐるなびの英語サイトで
とりあげられてから、かなりのお客さんが
いらっしゃるようになった。

もっと、もっと言葉を勉強しなければ、
そう思う今日この頃だ。




posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

あなたにとって、初めてのレコード、CDは?

宇多田ヒカルがニューアルバムを出して、
CDが売れない現在では珍しく大ヒットらしいが、
そんなこともあって、店で彼女の映像など
流していたら、来てくれていたコウタ君が
自分で初めて買ったのが、宇多田ヒカルの
「Automatic」だった、と言っていた。
僕なんかからしてみると、宇多田ヒカルなんて
ついこの前、という感じがするんだけれど
(それはないか。笑)

こういう話をすると、さすがにお客さん、
スタッフ、そして僕各々に年齢差、
聴く音楽の差を感じる。

アキトシ君は、ラジオで発売前の
松田聖子の「青い珊瑚礁」が流れて、
指折り数えて待って、初めて手にしたのだそうだ。

ヤスフミ君は光GENJIの「パラダイス銀河」。
彼はどうしてもローラースケートが欲しくて、
その年にもらったお年玉で
両方を手にいれたと言う。

その多くが、若さもあってか
圧倒的にアイドル系のCD、レコードを
買ったようだが、
ご両親がクラシック好きだったと言う
リョウスケ君の初レコードは何と
ベートーヴェンの「田園」。

うちの場合、やっぱり両親はクラシックが
好きではあったけれど、
僕が最初に買ったのは、
オランダのロックバンド、ショッキング・ブルーの
「悲しき鉄道員」というレコードだった。

これは当時、ラジオのリクエスト番組で
いつも流れていた。
ショッキング・ブルーは「ヴィーナス」という曲こそ、
全米ナンバーワンだったが、
この「悲しき〜」はオランダと日本でしか
ヒットしなかったらしい。
と言うか、彼らがオランダのグループだと
知ったのも、とっても後になってからだった。

おまけに僕が聴いていた日本バージョンは
何とオリジナルよりも回転数を早くして
売り出したという。
もちろん、中学生だった僕は、そんな事は
まったく知らずに、嬉々として
紛い物を大事に、大事に聴いていたのだけれど。

これは僕が初めて買ったシングル盤だが、
LPは映画「ウエスト・サイド物語」のサントラと
ビートルズの「ヘルプ!」。

小学生の頃、親にずっと聴かされていた
「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラで
目覚めた僕のミュージカル映画への熱は、
まだ見ぬ「ウエスト・サイド〜」へと引き継がれ、
その後、リバイバル公開されるまで
擦り切れるくらいに、このサントラを聴いていたのだ。

もちろん、映画と共に、
「ヘルプ!」によって、遅れたビートルズ・ファンに
なったのも、言うまでもないけれど、
このアルバムを買ってまもなく
ビートルズは解散。

いずれにしても、僕にとっても、
初のレコード体験は、この年齢になるまで
忘れられない思い出となっている。

posted by みつあき at 19:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

長いパートナーと考えること

昨日、来てもらったセイジさんは、
15歳ほど上のパートナーと付き合って約25年。
学生時代だった頃からの付き合いで、
当時は15歳も離れていると、すごく大人だと
思っていたら、これだけ時間が経過すると
同世代とか思ってしまうから不思議だと言う。

二人は各々マンションを買っていて、
共に行き来はするけれど、
同居したことはない。
それはとても都合が良い距離感だったし、
これだけ付き合っていると、
それはそれで楽だったりもする。

しかし、40代後半にも差し掛かり、
相手も60代中盤にもなると、
これから、どうするのが一番良いのか、と
考えてしまったりするのだと言う。

まだ現在の親御さんのこともあり、
自分の仕事のこと、
そしてパートナーの老後のこともある。

確かに、長く付き合ってはいるものの、
一緒に暮らしていないカップルもいるのが
ゲイの社会だったりする。
各々事情もあるだろうし、
その前に独立している男同士だから
特に共に暮らす、という選択肢を
持たないのもその理由だろう。

セイジさんの話を聞いて、
パートナーがそれぞれ、共にいかにして
生きていくについて、
色々考えさせられた夜だった。
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2016年10月14日

地方都市のゲイバー

ほとんど地方都市などに行くこともない僕だったが、
うちのお客さんのエンドウ君がが松江に行ったら、
2軒ほどあるらしいので、是非、と
教えてくれた。

同級生がやっているバーを覗いたあとからだったので
すっかり深夜になってしまい、
道に迷いながら、2軒あるうちの1軒
「in for M」さんというお店に伺った。

駅から5分ちょっと。僕が住んでいた高校時代に、
買い物などに出かけた時に通っていた目抜き通りから
1本入った道にお店はあった。

さすがに0時を回るか、回らないかという時間だったので、
お客さんはいなくて
僕とほぼ同世代のマスターとゆっくり話すことが出来た。


お店は15年ほど前にオープン。
その前には、他にも1軒だけあったようだが、
そのお店はもうないらしい。

今あるもう1軒のお店は、六尺やSM系のお店で
年配者が多く、このin for Mさんは、幅広い年齢層だそうだ。

県庁所在地とは言いつつも、松江は小さな街なので、
既婚者ゲイは当然多く、もちろんひっそりと
暮らしている人たちも多いとのこと。

ただ、最近の20代の若い人たちは、さすがに松江と言えども
大学や職場でカミングアウトしていたりもするので
「本当に時代は変わった」とマスターはおっしゃっていた。

当然、そういう若い人たちの多くは出会い系アプリで
知り合うことも多く、ここ5年はお客さんの動きが変わった、
というのは、東京も松江も一緒だ。

そう言えば、in for Mさんは、
地方都市では有名なハッテン場が
クローズする、ということから、そこを引き継ぎ、
「しじみ会館」と命名して、
スタッフを雇って営業されているとのこと。

また、年に数回、「松江で待つ!」の合言葉で
大阪や東京のGOGOダンサーや、
ドラッグクイーンを多数呼び、
大きなイベントを開催。
その際には、中国四国地方だけでなく、
他県からも多くのゲイが、松江に集まるようだ。

「収支はまったく赤なんだけど、
認知してもらうためには、頑張らないといけないんですよ」
とおっしゃっていた。

東京とは、まったく違う規模の小さな街でも
こうしてゲイの集まる場所がある、
それも何よりも、僕が青春時代を過ごした街であることが
とっても嬉しく感じた。


posted by みつあき at 20:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

久しぶりの国内旅行

今週の月曜日、祝日、休みをもらい、

通常休みの火曜日も含めて、3日間、ひとりで旅に出た。


僕は高校生活の三年間、

島根県の松江市で二人と過ごした。

松江には、宍道湖温泉や、松江城、

小泉八雲旧家など多くの名所があるが、

僕の通っていた高校は、松江駅からバスで30分、

そしてバス停から歩いて20分ほどの(途中、神魂神社を通り、

300メートルほどある急な坂を登った)場所にある、文字通り山奥だ。


9周年パーティが終わり、ちょっと骨を休めようと、

この松江も含めた山陰地方を一人でぶらりと

訪れようと思ったのが、先週末。
まさに第二の故郷、と言えるこの土地に

どうしても行きたくなったのだ。


松江市内に住む級友たちに連絡を取ると、

それぞれ忙しいのにも関わらず、時間を作ってくれた。

学校は、僕が学んだ校舎は、一部を除いて焼失していたが、

見違えるほど立派な校舎に生まれ変わっていた。

それは、卒業後、サッカーや、

野球の名門校にした事も大きな変化となっていた。


ただ、道ですれ違う学生たちは、

僕たちが学生たわった時と同様、

一人、一人がきちんと挨拶をしてくれる。

改めて都内の学校では、たぶん見ない光景に胸を熱くした。

2年間過ごした寮も建て替わり、

残された寮のあとは廃墟のようだったり、

最後の1年過ごした下宿屋は田畑の中で

カフェとなっていたのも驚いた。


市内は、あまりにも変わり果てていたのか、

それとも僕が忘れてしまったのか、

もうわからないくらいの時間が経過していた。


どの道を歩いても、馴染みのコーヒーショップも、

映画館も、洋服屋も、本屋も、すべてなくなっていた。

それでも2日目の観光は十分、楽しかった。
昔、大阪から両親が来ると共に上がった松江城では、

名物イベント、水燈路をやっていた、
デビューして間もない井上陽水と

五輪真弓のコンサートを観た島根県民会館は健在。
卒業時にみんなで食事をしたリバーサイドのレストランは、

二世代もオーナーが変わり、おでん屋さんになっていた。
高校時代、フルコースよりも長いマラソンを走った宍道湖に行くと、

曇っていた空が突然黄金色に輝き、夕焼けが湖に溶けて、

奇跡的な一瞬を見る事が出来た。
ゆっくり温泉に入ったあと、

同級生がやっているバーに飲みに行き、

深夜まで懐かしい話に爆笑し、それぞれの現在を語った。


最終日は、出雲大社、そして

日御碕灯台に同級生たちが付き合ってくれた。
都会の雑踏の中で暮らしていると、森林に囲まれ、

日本海の少々荒い波さえも、愛おしい気持ちになる。
また、これで頑張れそうだ、そう思った。

posted by みつあき at 13:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

タトゥーについて

昨日の深夜、たまにふらりと一人で来てくれる
30歳のハンサムなゴロウちゃんが店を覗いてくれた。

ゴロウちゃんの太い腕から首筋にかけて
大きな絆創膏のようなシールが貼られていた。
僕はジムで外国人がよくやっているそれかと思い、
「タトゥーとか入れてたっけ?」と尋ねると
「いやいや、筋をちがえちゃったんです。
っていうか、もしそうだとしたら、
なぜ、ここで隠さなきゃならないんですか?」
と言った。

なるほど。確かにそうだ。

思えば、暴力団関係者などが、からくり紋紋を見せて
脅したり、怖がらせたりすることも、今の時代
それほどないだろう。
増してインバウンドで多くの観光客が外国から来ている中で、
ジムや公共施設の中でタトゥーを隠すのは
個人的には、ちょっと時代錯誤なような気もしている。

そんな意味では、
基本的には偏見などまったくないのだけれど、
性的なことについては、やっぱり人それぞれだと思う。

ゴロウちゃんいわく、
自分は入れていないけれど、入れるとしたら、
ボトム(受け)の自分は、掘ってくれる相手が
アガってくれるように、
腰のあたりに入れたいのだそうだ。
むしろ、そんな事を考えると
入れたくなってしまうらしい。

タトゥーに抵抗がある、なしということについて、
たぶんゴロウちゃん以下の世代と、
僕らの世代とは一般的な意味もそうだし、
性的な意味でも大きな開きがあるような気がする。

若い人たちは「あってもなくても良い」という人が
多数かも知れないけれど、
僕の世代は圧倒的に「あるのは嫌だ」
そういう人は多いだろう。

ちなみに、僕の一般的な見解は上に
書いた通りだけれど、性的な意味では
個人的には入れたいと思ったことはない。

相手に関して言えば、入っている場所や図柄なのかも知れない。
もちろん、なくてもまったくOKなのだが
(って、誰も聞いていない?笑)
posted by みつあき at 19:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

この秋の決意

いつも周年パーティが終わると、一段落で
観られなかった映画を片っ端から観なきゃなどと
色々計画をたてたりする。

しかし、今年は直前にヘルニアになったり、
慣れない和太鼓の低姿勢で腰を痛めたりして、
珍しく、なかなか身体が思うようにいかない。

基本的に老眼以外、ほとんど年齢を感じることもなかったけれど、
同世代より少し上のお客さん、シュウゾウさんに言わせると
「歳、歳!!!もうちゃんと認めなさい」とのこと。

確かに、花粉症を認めたら、本当に花粉症になってしまう!
という人が多くいるように、
年齢も受け入れたら、どんどん歳をとってしまう
そんな気になっていたのかも知れない。


とにかく、あまり無理せず
(今までも特に無理をしてきたつもりもないけれど、
その思い込みこそ、無理しているのだと
シュウゾウさんは言う)
いかにリラックスするか、ということだそうだ。

確かに、店のスタッフも、10歳以上年下ばかりだし、
お客さんも多くはそれ以上、歳が離れている人が多い。
とっても、ありがたいけれど、そのあたりが
僕がついつい勘違いしてしまう要因のようだ(笑)

かと言って、そんなにおじいちゃんに近づく気もないのだけれど、
まあ、ぼちぼちと、ほどほどに行こうか。

それが、この秋、改めて心に決めたことだ。

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posted by みつあき at 17:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

シマちゃんのこと、せいだいのこと

周年終了と共に、店を卒業を決定したスタッフが二人いる。

シマちゃんは(スタッフなのに、ちゃん付けもおかしいけれど、
唯一呼び捨てにしていないので、ここでもそのままで)
仕事と家族の件でずっと大変だと耳にしていて
もうずいぶん前から、店を辞めなければならいと言っていた。

彼はこの1年半、週末、
ほとんど店に入ることが出来ずに、
主に僕が母の元に行ったり、旅行に出かけていた平日の夜、
よく一人営業をしてくれたりしていた。
シマちゃんの営業努力は凄まじく、
その日は必ず多くの人たちでカウンターが埋まったのは
とってもありがたかった。

そして、そんな中で彼が頑張ってくれたのは、
周年パーティのパフォーマンス。
そもそも、80年代アイドル好き、劇団四季好きな彼は
去年は「エヴィータ」そして今年は
「マンマ・ミーア!」の中心として声援を浴びた。
彼の功績は、この周年パフォーマンスと共に
うちの店では忘れられないモノとなった。

シマちゃんよりも、さらに1年早く入ったセイダイは、
入った当初から「接客がちょっと苦手なんですよ。」
そう言っていた。

とは言え、店に入ってから、いつも楽しそうに見え、
それほど緊張したり、
プレッシャーを感じたりしているようには
見えなかったのは、僕だけじゃなく
たぶんお客さんもそうだっただろう。

セイダイの生真面目さは、そういう緊張感を隠しながらも、
仕事の忙しさに追われて、
それまでのように楽しい酒を飲む空間では
なくなってしまっていたのかもしれない。

セイダイは、今後は、伸び伸びと
楽しくお酒を飲みたい、そう言う。

セイダイのまっすぐさは、うちの店には
なくてはならないモノでもあったけれど、
でも、彼が最初にBridgeに見つけてくれていた
居心地の良さ、というモノを
もう一度、取り戻してもらえるのなら、
また、それも良いかも知れない。
そんなことを思った。


いずれにしても、二人とも、本当にお疲れ様でした。
これからも、店で二人を見かけることも
多くあると思いますが、末長くよろしくお願いします。


posted by みつあき at 04:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

9周年パーティのこと

9周年パーティ、おかげさまで多くのお客さんに支えられて、
無事に終了しました。
相変わらず、大勢の人で入れなくて帰られた方もいらっしゃったようで
大変申し訳なかったです。
と同時に、本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

*****************************

今年の周年は、来年同様、エスムラルダと共に何かやろう、と
2ヶ月前からミュージカル「レント」の中から
"Seasons of Love"を歌うことを決め、
長く厳しい練習を続けてきました。
エスムラルダに加えて、一昨年、歌を歌ってくれた
シンガーのサクタマサヤ君がソロパートを
引き受けてくれたこともありがたかったです。

去年の「レ・ミゼラブル」同様、鬼コーチ(お客さんです)のもと、
周年前日の深夜まで、スタッフも
本当によく頑張ってくれました。

この柱とは別に、スタッフの出し物は、3つのグループに分けて
練習をすることになりました。

ひとつは、ヨウイチロウ、マサヒロ、レオンたち若者グループのダンス。
ジャスティン・ビーバーの"What do you mean?”
そしてジャスティン・ティンバーレイクの"Can't Stop the Feelin'"
そこには当日、急遽、ダイスケも加わるというハプニングもありました。

もうひとつは、ミキヤ、セイダイ、シマによる
ミュージカル「マンマ・ミーア!」からご存知"Dancing Queen"
これに「とと姉ちゃん」や「ミュージック・フェア」という
ちょっとした小芝居もつく、というコミカルなモノ。
彼らの和気藹々とした雰囲気に色を加えたのが
去年も衣装を引き受けてくれた
ヨウさん(お客さん)の素晴らしいコスチューム。
徹夜で手縫いでやってくれたきらびやかな衣装は
お客さんたちにもとっても好評でした。

3つ目は、僕、タクヤ、キョウシロウ、ダイスケ、ショウの和太鼓。
そもそも、歌があり、ダンスがあり、コメディ小芝居がある以外は
やっぱりエロだろう、六尺で何かをしよう、ということから
かなり無理矢理考えたのが、和太鼓でした。

もちろん、未経験な僕らは、
タクヤの友人にコーチを頼むことにして、練習に励んだものの、
音をどうするか、ということで頭を抱えました。

借りた太鼓が少し敗れがあったので、そこから毛布を詰めて叩く、
という案もあったものの、それでもベランダでやると
近所に響きまくってしまいます。
結果的に、僕らの音はスタジオで録音をして、
それに合わせてエアーで叩く、ということになりました。

そんなスタッフのパフォーマンスでしたが、
あくまでもスペシャルゲスト、エスムラルダの前座のような
モノにしか過ぎません。

僕が毎年、新作を!!と無理を言い、
今回もエスムラルダは、工夫に工夫を凝らしてくれました。

ミュージカル「リトル・マーメイド」から
「パパのかわいい天使」で、テキーラをどんどんお客さんに
飲ませたかと思いきや、
石川さゆり「恋は天下のまわりもの」では、
摩訶不思議な占い師をやったり、
そのほか、徹子の部屋ならぬ「エスムの部屋」では
店の新人スタッフたちをゲストに迎えて
鋭い質問で切り込むということも。

また、"Seasons of Love"につながる「レント」のもうひとつの曲、
"I'll Cover You"では、サクタマサヤ君との
豪華なデュエットも聴かせてくれました。

すべてのパフォーマンスは、あくまでも
お客さんあってのモノ。
来年、10周年がどのようなモノになるか
わかりませんが、この1年もよろしくお願いします。


周年の多くのパフォーマンスは、ほとんど映像として
保存しているけれど、10周年の時にでも
ハイライトでお見せ出来ればいいかなあとも思います。

ともあれ、本当に、本当にありがとうございました!!!

posted by みつあき at 04:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする