2016年08月31日

チャンスをモノにする時

昨夜、台風が来るかと言われていた中、
クラシックの声楽家でまだ30歳というナガテル君が
来てくれた。

ナガテル君は、そもそも子供の頃から
ミュージカル歌手に憧れ、
8歳の頃、親に頼んで
大手のプロダクションのオーディションを
受けに行ったと言う。

彼の家族はスポーツ一家で、
とにかく音楽など何、それ?という人たちだったようだ。

それでも、どうしても!というナガテル君の
申し出に、「どうせ無理でしょ」と笑っていたようだが、
結果的に、念願の名ミュージカルの舞台を踏むことに
なったから凄い。

子役は一人の枠を10人くらいで回す、
というモノ。
その中には今、テレビでもすごく活躍している
歌手やタレントもいた。
ナガテル君は歌こそうまかったけrど、
当時は、どう見ても
ごくごく普通の子供。

しかし、彼以外の子は、誰が見ても
「可愛いねえ」とか「イケメンだねえ」と
言われる子が揃っていたのだと言う。

そんな中で、ロングラン公演のその舞台で
ナガテル君が演じたのはたった10回。

その幼さで何か違う、と思った彼は
舞台を降りてしまった。
そしてそれからミュージカル熱は一気に冷めたらしいし、
その後、もう舞台芸術などと
関わることはもうない、そう思っていたようだ。

ナガテル君は、高校時に進み、
何ととあるスポーツで
国体まで出るという流れに。
そこでは、家族や友人たちから
熱いエールを送られ、プレッシャーも重かった。
高校三年に上がって、
そこから解放されることにホッとしたようだ。

その後、大学に進み、
自分が専攻した音楽の先生の「絶対」という勧めから
まさかの声楽科に進み、
海外に留学、そして今現在に至るのだそうだ。

人の人生というのはどんなふうに転がっていくのか
想像も付かない。

ナガテル君のように、本当にあらゆる才能が
溢れ出る人はそんなにいないかも知れないけれど、
それでもふと湧いたラッキーチャンス、というモノは
誰しも通り過ぎていくこともあるのだと思う。

ただ、それをチャンスだと気付き、
モノにしていくかどうか、
そこに個人差が出て来て、
夢のような流れに繋がっていくか。

それは、それぞれのアンテナをどう伸ばすか、
どう反応するか、によるのかも知れない。

この年齢になり、ボロボロになった
アンテナを、また少しだけ磨いて、
鈍りきった反応がちょっとでも動くようにしなければ(笑)

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2016年08月28日

9周年パーティに向けて

早くも、来月の20日で、うちの店は丸8年、
そして10年目に突入する。
あれから9年経ったなんて、
ちょっと想像出来ない。

でもすごく久しぶりに来てくれたお客さんに
「前、いつ頃、来てもらえたっけ?」と
尋ねると、6年前とか7年前とか
言う人がいるけれど、
そのたびに、本当にそれほどの時間が
流れた、というのがまったくピンと来ないのだ。

先日、数えたら、店を手伝ってくれたスタッフも
今の人たちも含めて28人にもなる。

その多くは、いまだに店にも顔を見せてくれるから
本当に有難く、嬉しく思う。

さてさて、そんな9周年の日にちが決まった。

ブリッジ9周年.jpg

1周年から、ポスターをデザインしてもらっているJiroさんに
今回はちょっと和の要素も取り入れてもらって
作っていただいたのが上のポスター。

スペシャルゲストのエスムラルダさんにんは
もちろん、例のごとく、新作を盛り込んで
素晴らしくも可笑しく、そして恐ろしいショウ、
加えて、スタッフも3組に分かれて、
笑いとエロを交えて、
また格別なショウをお届けする予定。
(どれほど格別なのか。笑)

お楽しみに!!
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2016年08月23日

まだ見ぬ将来に向かって

昨夜、遅い時間に来月30歳になるヨウスケが
ぶらりと来てくれた。
ひと月ぶりくらいだろうか。

彼は24歳くらいの頃から来てくれていて、
ある時は恋愛に敗れて号泣し、
ある時は仕事がうまくいかなくて落ち込み、
ある時は父親との確執について、語ってくれた。

でも、このヨウスケがいつも偉いなあと思うのは、
愚痴を言い、落胆しているということではなく、
必ずそこから何とかして這い上がろうとする、
という姿勢をいつも見せてくれるところだ。

昨日も「今日付けで、仕事を辞めました」
という話をしてくれた。
去年、人間関係に苦しみ、新しい仕事に
就いたばかりだった。

多くの人が仕事を辞めたくなる要因のトップが
人間関係だと言う。
だから、きっとどこに行っても、それは
ある程度、付いて回ると思うよ、
あの時、僕はヨウスケにそう言った。、

しかし、今回は「自分がどうしても
やりたい、という仕事に
就ける可能性が出てきたからなんです」と言う。

とは言え、もちろんその職に就けるかどうかは、
まだわからないのだそうだ。
ネガティブな要因で辞める訳じゃない。
でも、少しでも希望がある将来に
賭けてみたいのだ、
ヨウスケは少し不安そうに、
でもキラキラとした瞳で、語ってくれた。

本人は「20代が終わり、最後のあがきです」
なんて言っているけれど、
まだまだ先は長い。

僕なんて、今の仕事をやるまで
プラス10年もかかったのだから。

頑張れ、ヨウスケ。
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2016年08月22日

Bridge六尺デイのこと

うちの店で「六尺デイ」が始まって
もう足かけ3年になる。

僕はオーナーでありながらも、
まったく覗いたこともなく、
その時、どんな状態なのかはよくわかっていない。

もちろん、興味もあるし、
僕だって六尺になることに
今さらまったく抵抗はないのだけれど、
元々、スタッフのタクヤに任せたので
ぐっと堪えている(ウソ。笑)

と言うか、覗いたら、覗いたで、何か口を
出したりしたくなりそうだし、
僕がいるのと、いないのとでは
お客さんもちょっと違ったりするようなので、
これは任せきってしまったほうがと思っているのだ。

ただ、店の様子はタクヤからも、お客さんからも
色々耳にしていて、大変興味深い。

いらっしゃっているお客さんは、
通常営業の常連などはむしろ少なく、
六尺デイ常連に加えて、
ほぼうちのお店には来たことがない人も
多い、と聞く。
もちろん、六尺常用者、マニア、興味はあるけれど
締めたことがない人、自分はできないけれど、
人が締めているのを見たい人などなど
かなり多勢で盛り上がっているとのこと。

また、うちの店の場合、必ず六尺にならなくてもよい、
ということも手伝って、
偶然来てしまったお客さんも入ってしまい、
流れで六尺になる人も多いのだそうだ。

そのせいか、どうかはわからないけれど、
六尺関連のお店は、大きめの人が多いようだが、
うちは(もちろんそういう人もいるけれど)
かなりきちんと鍛えている肉体派も多いのだそうだ。


そんなこんなで、昨夜もかなりの人で
賑わったよう。
今後とも、通常Bridge、またカフェ営業ともども
六尺デイをよろしくお願いします。

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2016年08月19日

オリンピックで考えること

昨日も、例のごとく、
店ではオリンピック競技を見ながら
盛り上がった。

女子バドミントンのダブルス、
そして、前日に続くレスリング女子の3人。

多くの試合は決勝、そして貴重な試合が
朝がたになってしまうため、
営業中はどうしても途中までで
そのあとは帰宅してから観ることになる。
そんな訳で、ここ10日ほどは寝るのが、
7時や8時、と週末と
ほぼ変わらない時間帯になってしまうのだ(笑)


今朝の試合で、期待された吉田沙保里は
最後の最後に敗れた。
ものすごいプレッシャーだったのだと思う。

前日、伊調が達成した金メダル4連覇。

成しえなかった吉田選手は何度も
「申し訳なかった。ごめんなさい」と
テレビカメラに向かって、涙を流した。

多くの人がそう思っただろうが、
まったく謝ることはない、
悔しい気持ちは自分の中だけで
持てば、それでいいのだ、そう思った。

東京五輪のマラソンで敗れた
円谷選手は「申し訳ない」と遺書を残して
自分の命を絶った。

それこそ、今の時代にそこまで自分を
追い込む選手はいないだろうけれど、
彼女に謝らせてしまうのが
不憫でならない。

今回の五輪は、まだ数日続くが、
勝っても、負けても、たくさんの元気や
勇気を与えてもらい、
嬉しさや無念さに涙しながら、
その素晴らしさに胸が熱くなる日々だ。

思えば、自分のことを考えると、
人生の中でそこまで悔しい思いをしたこともないのかも
知れない。
だから、吉田選手の「申し訳ない」という
気持ちが理解できないのかも知れない。

そこまでの無念さ、口惜しさがあるからこそ、
それを超えた瞬間に人一倍の喜びもあるのだろう。

人生観も含めてしっかりと考えさせてくれる。
国対国の競技として、ではなく、
そういう意味で、僕はオリンピックが好きなんだ、
そう思う。



posted by みつあき at 20:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月18日

身体を鍛えるということ

店には数週間に一度来てくれる
度マッチョなコウスケは、
ボディビル大会出場経験者だ。

ボディビルダーは、そうでなくとも
「身体、鍛えてるの?ホモ?」とか
会社で言われたりするようで、
ゲイであっても、なくとも、
その話はタブーということがあるようだ。

もちろん、大会などに行くと、
なんとなく目と目が合ったり、
普段着に着替えた瞬間に
たぶんこちらの人だなあとわかったり
する人も何人かはいるみたいだけれど。

思えば、僕も昔、ボディビルジムに通っていた時に
ロッカールームで「あの人、ヤバい。」とか
「前にあのおっさんから舐めるように見られた」とか
「お前、そんな格好してたら、あっちと
間違えられるよ」などという
ノンケ特有のホモフォビックな会話を
よく耳にしたものだ。

最近でこそ、マッチョ好きな女子が出てきたけれど、
ちょっと前までは鍛えた身体が好きなのはゲイ、
という印象があったようだから、
それでゲイ呼ばわりされる
まったく男に興味がないノンケビルダーは
良い迷惑なんだろう。

ただ、よく、うちの店なんかでも
「ゲイでもないのに、何故、見栄えが良い身体に
なろうとするのか、不思議。
単純に女子好きなスレンダーを目指せばいいのに。」
という人もいる。

僕が前に頼んでいたパーソナルトレーナーは、
子供の頃から漫画の「デビルマン」が好きで
ずっとああいうふうになりたいと思っていた、
と言っていた。
あと、意外に多いのが、プロレスや格闘技ファン。
そういう強い男への憧れから
肉体改造を目指すノンケも多いようだ。

まあ、そんな中で日々、トレーニングする
コウスケは、なかなか微妙な気持ちだそうだ。

ずっと肘を壊してジムを休んでいた僕も
ここに来てやっと復帰。
2年ぶりだ。
お客さんが来てくれるたびに
「痩せた?」と聞かれるのもなかなか辛い日々だった。

コウスケには遠く及ばないけれど、
まあ、冷水にならないように頑張らなければ。

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2016年08月17日

エロ依存症 その2

昨日書いたヤスヒサと前後して
お店に来てもらったナガタさん、65歳。
彼は数年前に大病をして、生死を彷徨った。

生きる気力がなくなり、鬱も患い、
何度も、もうダメだ、と思ったこともあると言う。
それでも周りの多くのお知り合いや友人の助けもあり、
改めて生きていこう、
そう思ってからは、またすべてが変わったとも言う。

そんなナガタさんから多く学ぶことも多く、
色々な意味で、僕の師匠だなあと
会うたびに考えさせられる。

元々性欲旺盛だったナガタさんは、
自分の性癖もまったく隠すことなく、
そんな事まで話していいの?と思うような
内容まで、よく話してくれたりする。

しかし、さすがに身体を壊してからは、
そういう欲も失せ、「こんな気持ちも
もうなくなるのだろう」とも考えたらしい。

ただ、時間が経つにつれ、
またそういう気持ちも
ムクムクと湧き上がってくるから
不思議だとのこと。

去年だったか、ナガタさんは、
かかりつけの病院に行かなければならない日に、
自分の部屋で意識を失った。

病院から、「まだ今日、ナガタさんが来ていない」と
地方に住むナガタさんのお兄さんは連絡を受けた。

新幹線ですっとんで来たお兄さんは、部屋に
着いたその時、ナガタさんは
多くのコスチュームの上でぐったりとしていたのだと言う。

実はその数時間前に、セックスフレンドを呼び、
コスチュームプレイをやっていた、とのこと。
部屋には、多くのコスチュームが・・・。

ナガタさんのお兄さんは、ナガタさんが
ゲイであることは知っている。
ただ、それとこれとは違う。

こんな歳になって、何をやっているんだ、
と思われると、
さすがに肉親だけに恥ずかしいんだよね。
でも、性癖って抑えられない。

そう、ナガタさんは笑った。

もっと笑えるのは、お兄さんは
「俺は何も見てないから」と
何度も言っていた、というのが微笑ましい兄弟愛だ(笑)


もちろん、ナガタさんの生きていこうとする
強い意志の中には
ありとあらゆる世の中への反骨精神や
まだ死ねないという確固たるモノも多いことは
よく聞いている。

と同時に、そんな強い性欲が、
彼をこんなに元気にさせているのだ、
そう思うと、なるほど、性的なイメージというのは
決してネガティブな事ではないんだなあ
そう改めて理解することが出来るのだ。

posted by みつあき at 19:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

エロ依存症って??

何年か前から地方勤務になった
ヤスヒサは、40代後半だけれど、
常にエロスのオーラをぷんぷんと放っている。

本社勤務や、個人的な休みをとって
ふた月に一度ほど東京に戻ってくるのだが、
その大きな理由は、地方では決して
味わえない東京、またはその近郊での
エロを味わうためだと言う。

「若い頃から、エロっぽいことは
ずっと好きだったし、甘い誘いには
どんどん乗って行った。

ただ、ヤスヒサは、掘ったり、掘られたり、
という一般的なアナル・セックスよりも
触ったり、触られたり、見せ合ったり、
あとはオーラルがもっとも
好きなのだそうだ。

今回も本当なら、リオにオリンピックを
観に行きたかったけれど、
あちらは冬だと思い、寒いのではないか、
と諦め、今となって後悔しているらしい。

とは言え、もしリオに行ったとしたら、
それもメインはエロ。
以前、二度ほどツポーツの大会で
行ったらしいけれど、
やっぱり中心はエロだったようだ。

ブラジル人は外見もそうだが、
やる事も本当にいやらしくて、
さすがホッとな国!!と思うほどだったようだが、
病気が強くて、かなりたじろいでしまったと言う。

それでも、そういう場所に身を置くだけでも
ワクワク、ドキドキしてしまうのだと言う。

さて、今回の日本では、毎年、夏になると
とある地方都市のホテルに泊まるのだそうだ。

そこは、大学のスポーツ合宿所があるのが
有名で、彼が泊まるホテルの大浴場に
続々と入ってくるのだそうだ。

夕方は、それを2、3時間眺めているだけで満足。
そして夜は、アプリやネットを使って
そのあたりにいるイケメンとの出会いを模索。
学生たちのコーチと
そういう関係になったこともあるのだそうだ。

「このエロ依存症って、いつまで続くんだろう。」
とヤスヒサは言い、
「そろそろやめたいってこと?」と
僕が聞くと、
「微妙。相手にされなくなるのも惨めだし、
かと言って、弱くなってしまうのもつまらないし。」

いや、いや、まだまだ
ヤスヒサのエロは果てしなく続きそうだ。
posted by みつあき at 06:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

30年ぶりの再会

店をやっていると、信じられないような再会が
あったりするので、本当に面白い。

ただ、よくよく考えてみると
過去、それなりに友人付き合いが
あったりしたからなのだけれど、
それでもええっ?まさかこんな形で?と
いうのがあったりするから驚きだ。

一昨日は、僕がこの世界に出立ての頃、
知り合った同い年のアキオが来てくれた。
アキオは新宿ではない場所で
僕と同じような仕事をしているから
滅多に会えないのだが、
それでも数年に一度、
顔を見せに来てくれる。

今回、アキオが連れて来てくれた
やけに若々しいけれど、よく見るとそれなりの
年齢の男性。

「誰か、わかる??」とアキオが僕に聞く。
と言われた瞬間、おおお!!と
思い出スイッチがパチンと音を立てた。

そう。今からもう30年以上も前に
アキラが5年ほど付き合っていた相手の
ジョウだった。

アキラもジョウもまだ20代で
共に俳優の仕事を着実にしていて
これから大物になるのだろう、
当時、まだ映画会社の下っ端だった僕は
憧れに似たような気持ちで
二人を見ていたのをよく覚えている。

二人とは、当時、僕が付き合っていた相手と
4人で食事に行ったり、飲みに行ったりした。
とってもよく覚えているのは
ちょっとした事故で、入院をしたジョウを
見舞いに行ったことだった。

ただ、それの件は
きっかけでジョウは仕事を辞め、
その後、二人は別れた。
それもドロドロとした喧嘩別れだった。

そして、つい数週間前、
二人は地下鉄の中でバッタリ
再会したのだそうだ。

良い年だけれど、派手なアキラを見て
ジョウはすぐにわかったと言う。

30年ぶりの再会は、
あの頃のドロドロが何だったんだろうと
思うほど、笑ってしまう、二人はそう言った。

アキラはもう10年になるパートナーがいる。
ジョウはアキラと別れたあと、
数人と付き合ってから、
自分は一人で生きていこう、そう決めたと言う。

いずれにしても、こういう再会ほど
嬉しいことはないなあ、
心からそう感じた夜だった。






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2016年08月12日

本の虫 その2

昨日のブログに書いたムサシ君が、
本を二冊買って
一冊ボロボロにする、というのは
実は、彼のお母さんの影響なのだそうだ。

ムサシ君が小中学校の頃、教科書を二冊買い、
当日、勉強する部分だけ教科書をカットし、
学校に持って行かされた。
子供の荷物が不必要に増えることにお母さんが
異を唱えたもので、
それは「食」ということに対しても同じ。

時間通りに好き嫌いなく食べされる、という
学校給食にはお母さんは反対で
お弁当を持たせ、授業以外の時間で
ムサシ君が食べたい時間に
食べさせるよう、交渉をしたとか。

他にも、例えば「日記を書いてきなさい」という
宿題が出たら
「日記というのは、そもそも他人に
読ませるためのモノではない。
でも、それを書け、ということは
読む人を想定して書きなさい、ということなのか」
と先生に詰め寄る。

また、作文を書く時に、起承転結について
ものすごく細かくチェックをされ、
ここの文章が必要か否か、
何故、ムサシはこの文を書いたのか、など
厳しく問われることも多かったと言う。

まったく仕事は持っていなかったし、
専業主婦だったけれど、子供の教育には
独特の考えを持っている人だそうだ。

その考え方でお父さんとは常にぶつかり、
「貴方はとことん稼いで来て。
子供の教育は私が責任を持つ」と
譲らなかったようだ。

もちろん、まだまだムサシ君のお母さんはまだまだお元気で
共に暮らしながらも、相変わらずあらゆる部分で
細かく厳しいようだが、
それだからこそ、ムサシ君も、
自分があるのだ、と
思わずにいられないらしい。

まるで朝の連続ドラマ小説の主人公のような
お母さんなんだね、
僕がそう言うと
「僕が有名にでもならないと
母にも光は当たりませんよね」と
ムサシ君は笑った。

そういう意味では、是非とも
ムサシ君には有名になってもらって、
お母さんに脚光が当たってほしいモノだ。
posted by みつあき at 20:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

本の虫

昨日、来てくれたムサシ君に
「連休はどうするの?」と訪ねると、
「いつもお世話になっている神奈川県の旅館に
泊まります」と言う。
「彼氏と?それとも友達?家族と??」と
尋ねると「いや。一人です。」と笑う。

ムサシ君はものすごい読書家で
年に200冊ほど本を読むそうだ。
そして今回も、10冊ほど読むのだが、
電子書籍で売っているモノ以外は、
amazonから旅館に直送してもらうらしい。

そして月に一度は、一泊で、その旅館に入り、
2日間、たっぷりと本を読む。
食事の時間も惜しむため、
旅館の方もわかっていて、
おにぎりなり、読みながら食べられるモノを
部屋に運んでくれるのだそうだ。

本の内容は、ルポルタージュもあれば、
あらゆる専門書も色々だそうだが、
何と言っても多いのが、文学、小説。

多くの有名な純文学、たとえば漱石、川端康成、
芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫あたりのモノは
ほぼすべて読破しているとのこと。
もちろん、新刊も次から次へと読む。

好きな作家、と聞いても、
それぞれの作家の中で好きなモノがあり、
そうでもないモノもあると言う。

たとえば、それが太宰だったら「トカトントン」だったり、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」だったりするようだ。
三島由紀夫はずいぶん前に全集を買って
書簡集も含めて、隅々まで何度も読んだそうだ。

このムサシ君の読書の方法というのが
すこぶる面白い。
大体、本は2冊買う。
一冊は、その日読む分だけ破って、カバンに入れる。
その破ったところにはどんどん線を引いたり、
書き込んだりする、と言う。
一冊はボロボロになり、
もう一冊はまた読みたくなった時のためだそうだ。


僕が本をむさぼるように読んでいたのは
中学校、高校が最も多かった。
東京に来て大学に入ってからは
もっぱら時間があれば映画を観るようになったため、
読書量は確実に減ってしまった。

ムサシ君の話を聞いて、
改めてもっと本を読む時間を作らなければ、そう思った。

さて、この次に、
ムサシ君が何故、そこまで本の虫になったのか、
というこれまた面白い話を聞いたので、書くことにしたい。

posted by みつあき at 19:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の観劇記 その1 ニューヨーク編


旅行の観劇記録をアップしようと思いつつ、

どんどん時間が経過してしまって申し訳ない。

と言うか、いつも書くように、よほどの演劇マニア、

ミュージカルマニアとかでもないと興味がないだろうし、

逆にとっても興味がある人にとっては、

ちょっと内容の薄いモノだったりするので、

それを踏まえた上で、読んでもらいたい。

まずは、ニューヨーク。

「ウェイトレス おいしい人生のつくりかた」

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これは同名映画の舞台ミュージカル化。

ほぼ映画そのままで、かなり破茶滅茶な話を、キャロル・キングの

「ビューティフル」で主演したジェシー・ミューラーが体当たり演技。

この人、ホントに歌唱力抜群だ。

別に脱ぐワケじゃないけど、あっちでもこっちでも

際どいエッチのシーンが爆笑を誘う。

さらに面白かったのが、パイ作りながらの芝居。

前に「スカイライト」というストレートプレイでは、

じっくりと料理を作りながらの芝居だったが、ここではパイ。

お金かかってないけれど、しょっぱなにはしては、とても楽しかった。


http://www.broadway.com/videos/156872/to-pie-for-video-of-jessie-mueller-the-cast-in-sara-bareilles-waitress/

「アメリカン・サイコ 」

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これは、着いた当日の夜だったが、何とそれが千秋楽。

ブロードウェイでは初めての景観。というワケで物凄く沸き返っていた。

最初から最後まで何度もショウストッパーがあった。

そこまでか?とは思ったけれど、ファンが駆け付けたんだろう。

これまた映画にもなった舞台化だけど、これは映画とはまったく違った。

「ウェイトレス」とはまた違う、笑えないけれど過激なセックスシーンと、

ひたすら残酷な殺人シーンを、これでもかとスタイリッシュに描く。

白と黒の壁紙に真っ赤な血飛沫が飛び散る。

80年代から90年代にかけてのヒット曲をマッシュアップさせた音楽。

オリジナル感がないのが微妙だった。

劇場にやたらゲイの姿が目立つなあと思ったら、

主演のベンジャミン・ウォーカーは、出ずっぱりで半分くらいがパンツ一丁で、

かっこいい筋肉を見せつける。

僕が大好きなアリス・リプリーが出てるのに、

この役、この歌はあまりにももったいなくて可哀想。

これは早々とクロージングになるのは、理解できた。


Paramore"

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シルク・ドゥ・ソレイユのミュージカルだ。

シルクは、東京でも、NYでも、本場のラスヴェガスでも何度も観ているけれど、

ブロードウェイ公演というのは初めてだった。

どこで観ても、ベガスを越えるモノは観られないけれど、

BWだけに、他の場所にはない、いかにもの大階段や人海戦術で、

全編キッラキラというのがなるほどなあ、と思った!!

舞台では、映画の世界を描いていて、「クレオパトラ」や、

「略奪された七人の花嫁」さながらのシーンで、

ド派手なアクロバットを見せてくれる。

マッチョも山ほど出てくるけれど、

シルクのテクニックは凄すぎてエロチックさに欠けてしまうのが残念。

⇦なんじゃ、そりゃ(笑)

ビヨンセ ライブ。

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初めて来たニューヨーク・メッツの球場。

今回、ビヨンセを観ようと思ったのは、ニューアルバムがあまりにも最高だったから。

それにしても、夜の8時前とは思えないほどの明るい中でのオープニング。

僕にとって初のビヨンセ。歌唱力も、ダンスも、楽曲も完璧。

この人、ただのポップススターと思ったら大間違い。頭から爪の先までプロ。

30曲以上、3時間にも及ぶステージというのは驚いた。

巨大な四角形の回転式スクリーン、何十人ものダンサーと

これまた巨大プールで水をかけ合いながらの歌、

そしてこれでもかという何着もの衣装、とサービスも事欠かなかった!

大満足。


「シー・ラブス・ミー」

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曲も話も、大好きなミュージカル。

映画「ユー・ガット・メール」のオリジナル。

いささか古臭いリバイバルだけど、チャーミングな楽曲、

ロマンティックな脚本家は、やはりしっかり泣かせてくれた。

アンサンブルの繊細さ、歌、台詞の間(ま)の取りかたも絶妙!!

ローラ・ベナンティと、『アリーmy love」のジェーン・クロコウスキーの二人は

「ナイン」以来の共演が見ものだったけれど、お腹いっぱい。

彼女たちの歌、演技は日本でもトニー賞でも観た人が多いかも

知れないけれど、少し観ただけでも実力が手に取るようにわかる。

逆に主演のザッカリー・リーヴァイは
前回のボイド・ゲインズのほうが良かった。

それにしても、あっと言う間の2時間半。

すぐにでも、もう一度観たいほど。

観音開きになる宝石店のセット美術は素敵で、

こじんまりとした劇場スタジオ54がピッタリだった。



Bright Star

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あの映画俳優で有名なスティーブ・マーティンが

脚本、音楽まで手掛けた"Bright Starを。

今回のトニー賞は「ハミルトン」が総取りだったけど、

それがなければドラマ展開に多少無理があるものの、

たぶんこれが作品賞取るだろうと思われる力作だった。

四半世紀に渡る人間関係の妙を、ブルーグラス、カントリーで描いている。

舞台上に置かれた奏者を乗せた盆が、縦横無尽に動き、

同時に舞台転換もどんどん変化する。

主演のカルメン・キューザックは、これがBWデビューとは

思えない情感たっぷりの演技で拍手が鳴り止まない。

これから期待出来る大物かも知れない。



ニューヨークは、マチネ(昼公演)が、ほぼ水曜日、土曜日しかないので、

木曜日は、ほぼ毎回ニュージャージーのPapermill Playhouseまで電車に揺られる。

今回は「ウエスト・サイド物語」だ。

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数年前に観たBW版は確かにセットもキャストも素晴らしかった。

今回は、地方公演だと舐めていたら、これもかなり良い出来。

J.ロビンスの振付は半世紀経ってもまったく色褪せない。

ダンサーひとりが少しズレただけで気になるのだという事も再確認。

1幕最後のTonight クインテットにはいつもながらに鳥肌。

キレの良いダンスを見せるジェット団もシャークだけでもいい男揃い。

その中で主役トニーのMatt Doyleが可愛過ぎ。

彼を観られただけで、ここまで来て良かった(笑)



パリ行きの便が迫っている中、かなりタイトな時間の中で

タクシー移動、そして劇場クロークでスーツケーツを預ける、

そんな緊張感で観たのが、オフの"The Total Bent

5.219471.jpg

アフリカ系でシンガーの父と息子の確執を描いたライブコンサート風舞台。

パブリックシアターは、「ハミルトン」や

Here Lies Love"など数々の名作を生み出した大好きな劇場だ。

この小さな劇場で爆発するほどの
熱唱に観客呆然、そして大拍手。

出演者のほとんどがアフリカ系で、ソウル、リズム&ブルースかメインなのに、

客席の9割が白人という不思議。


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このあと、ヨーロッパへと渡り、再度、ニューヨークで見た2作品が以下。

「シャッフル・アロング」ベルリンから戻り、ギリギリに到着!!

世界初のアフリカ系黒人によるミュージカルとその後を、

「レディ・デイ」でエラ・フィッツジェラルドを演じたオードラ・マクドナルド、

「キス・ミー・ケイト」などのブライアン・ストーク・ミッチェル、

そして「キンキー・ブーツ」のビリー・ポーターという

3人のトニー賞受賞名優の豪華キャストというのがそそる演目!!

しかし、何と僕が行ったこの日は、オードラもビリーも代役、という状態。

一部はオードラの代役の彼女が歌うたびに、無念さにがっくりしたが、

二部は気をとり直して、ほとんどがアフリカ系で

揃えられたスタイリッシュなタップやアンサンブルを楽しんだ。

サヴィアン・.グローヴァーの振付はさすがだった。


しかし、翌日、最終日の夜、

何も入れていなくて「シャッフル・アロング」アゲイン。

マチネはオードラは出ないが、夜はフルキャストとわかった。でも完売。

という事でキャンセル待ちに並んで前夜よりも良い席をゲット。

ブロードウェイのこのチケット・システムよくわからないけど、本当に有難い。

それにしても、さすがの僕も2日続けて同じ演目というのはたぶん初めて。

キャストが違うとこれほどまでに違うのかっていうほど別モノ。

オードラ、いつも生で観るたびに、声量だけでなく技術的にもホント凄いと思う。

彼女に釣られてか、他の出演者もエネルギッシュに見えてくるが、

実際、そういう魔法のような出来事はよくあるようだ。

キャンセル待ちに並び、隣に座った女性からオードラは

妊娠中で週に何度出られるかわからない状態のようだった。

そういう意味でも、今日帰国じゃなかった幸運を噛み締めたい。感謝!




で、「シャッフル・アロング」と前後して、

この日の昼間はオフの「トリップ・オブ・ラブ」にした。

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「花はどこに行った」や「風のささやき」など、

60年代ヒット曲で綴るミュージカルだが、セリフはまったくない。

日本の大阪でトライアウトしたのは知ってたけれど未見だった。

オフと言っても衣装や、次々と変化する背景はなかなかお金がかかっているし、

マッチョダンサーも多勢、全編知っている曲がどんどん出てくるので楽しいけれど、

チープさと物足りなさは否めかった。

お客さんも半分ほどしか入っていないし、
長くは続かないだろうなあ。


以上を書いてから、帰国後、ひと月半経過した今、
「ウェイトレス」"Paramore"以外は
クローズしてしまった。

そしてまた新しい作品が登場する。
これを追いかけていくのも本当に大変(笑)

さて、このあとは、ロンドン編ですが、しばしお待ちを。
posted by みつあき at 18:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

霊感と占い

一昨日の月曜日の深夜、来てくれたヤグチ君、
40になるか、ならないかの彼で何度も
来てはくれているのだが、
霊感がすごく強い、というのは
初めて聞いた。

今まででも、霊感が強い人というのは
何人か来てくれていて、店内に人が見える、とか
街を歩いていると、他の人に見えるモノが見える、
という人は結構いた。

ヤグチ君は、色々なシーンで凄く不思議なことが
起こったりするようだ。

たとえば、うちの店に来ても、
次にこういう年代の人が来る、とわかったり
あの人は最近、別れたばかりだ、と
気が付いたりするらしい。

占いなどをやってみないのかと聞いてみると、
「感が強過ぎて、凄く疲れるので無理」
なのだそうだ。

当日、ヤグチ君が帰ったあと、
たまたま来てくれていた
手相を見ることが出来る古い友人の
トモヤに「霊感はどう?」と聞いてみると
「まったくわからない」とのこと。

なるほど。そういうモノなのかも知れない。
いずれにしても、そういう事に疎い僕には
まったくわからない世界だ(笑)
posted by みつあき at 20:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

リオ五輪がはじまった

先週末から、リオデジャネイロ・オリンピックがはじまった。

うちの店を始めた1年後に開催された北京五輪は
店にテレビチューナーが入っていなかったため、
店で観ることが出来なかった。

前回のロンドンは、毎日みんなで
一喜一憂したけれど、もうあれから4年経ったというのは
何だか不思議。時間というのはあっという間。
そう思うと、東京オリンピックなんて、
またたく間だと思う。

店で放映できるのは、平日なら
ほぼ現地時間の朝から午後過ぎまでの試合。
週末だと夕方までの試合を観ることが出来る。

先週末、店内で最も盛り上がったのは水球、
そして柔道だった。

双方とも、誰がイケる、かっこいい!と
騒いでいるのは、いかにもゲイらしい視点だけれど、
それにも増して、ポセイドン・ジャパンの活躍は
見どころ、満載だった。

強敵ギリシャを相手に、あと少しで
勝つことが出来たという良い試合。

柔道の男女二人の銅メダルには泣いたけれど、
これも興奮させてくれた。

店ではまったくオリンピックなど興味がない、
という人も、もちろんいるし、
通常、スポーツはほとんど観ないけれど、
何故かオリンピックはひとつのエンターテインメントとして
楽しませてもらえる、と思う僕のような人間もいる。

この夏の2週間、たっぷりと楽しませてもらいたい。

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posted by みつあき at 06:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

大好きなノンケ

66歳のカンノさんは、もう15年も20年も
前からの知り合いで、僕が尊敬する
年上ゲイの一人だ。

映画を愛し、絵を描き、
自分がやりたいことをとことんやる、
というカンノさんは、この年齢になっても
いつもキラキラしている。

そんなカンノさんが昨夜、1年ぶりくらいに
来てくれた。
何故1年近くも来なかったかと言うと、
「付き合っている奴が出来たから」だそうだ。

付き合っている、と言っても、
相手は31歳のストレート、
つまりノンケで、もちろん性的関係はない。


ある朝、路上で、運送屋をしていた
ガニマタで無愛想に歩く彼を見て
カンノさんは
「良かったら、僕の書いた絵を
運んでくれない?」と言ったのが
知り合ったきっかけだったと言う。

最初は、気味が悪いおっさんだと思っていたようだが、
そのうちに飲みに行っては、
くったくなく笑い、楽しい時間を過ごし、
そのうちにカンノさんの家にも
遊びに来るようになったそうだ。

カンノさんは、その彼に
「好きだ、君はエロい。抱きしめたい」
そんな事を言うのだが、彼はてんで相手にせず
「キモいよ、おっさん」と笑いながら酒を飲む。

ぐでんぐでんに酔っ払って寝ている彼の
身体中まさぐって、エロいことをしようと思えば
できるだろうけれど、それはフェアではないから
絶対にやらないのだと言う。

彼女が出来ても、喧嘩っ早い彼に愛想を尽かして
すぐにふられる、と言うか別れる。
ソープだとか風俗に抜きに行くことも
結構あると言う。

それでも、週に一度、その彼は
カンノさんといることが楽しくて、
うちに来る、そんな関係がもう3年以上も続いている
というのだ。

「この歳になるとね、セックスなんて
ある意味、どうでもいい。
心の繋がりがあるかどうかなんだよ。」

そういう意味では、彼とカンノさんは
しっかり心で結ばれている、
カンノさんはそう言う。

なるほど。
人はカンノさんの自己満足だ、
そういう人もいるのかも知れない。
でも、こういう形の恋愛もあるのだ。
それは誰が決めることでもない、
相手にさえ迷惑をかけていなければ
自分の心に正直にいられるか、どうか
そういう問題なのかも知れない。

posted by みつあき at 18:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

それぞれの価値観

ツトム君、35歳は都内の高級マンションで
コンセルジュの仕事をしている。
元々、地方都市で暮らしていたツトム君が、
東京という大都会で、年収何千万もの人たちと
交流を持つことになるとは思っても
みなかったと言う。

それは子供の育てかたや、夫婦関係、
車の使いかた、などそれぞれの家族の日常生活まで
ごく一般庶民とは違うと思う事ばかり。

少し気になることのクレームなど、
一見、お高い感じには見えても、
大声でまくしたてる、など
誰が見ても不快、ということはない。

夜中に子供が熱が出たから、体温計を貸してくれ、
という人がいたり、
クリーニングを時間通りに部屋に
届けてほしい、などとホテルと変わらない様子。

一言で育ちが違う、と言っても、
ある意味、世間や一般常識を
打鐘逸脱していることも多いと言う。

それは、高額なチップを渡そうとする事や
いちいちお土産を持参する、ということも含めて。

よくあるのは、宝石や貴金属を誤って
ゴミと一緒に出してしまった、という連絡。
それもゴミ収集車が行ってしまってから。

何とか探そうとするのだが、さすがに
見つからない事のほうが多い。
ちなみにどれくらいの価値のモノか
などと耳にするのは、
800万円やそれ以上のモノだったりするとか。

でも結果的に無理だと知ると
「そうですか。仕方ないですね。」と
意外とあっさりとした答らしい。

人にはそれぞれの価値観というモノがあるけれど、
想像を絶する凄い世界というのは
どこにでもあるものだ。
posted by みつあき at 20:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

ゲイの国盗り物語

昨日書いたツチヤ君が来てくれた時に
多くの都道府県を回った、
という話をしていたのだが
その時にいたヤハギ君が
「そう言えば」と、自分の話をし出した。

彼は20代の頃、東京の出会い系や、
ハッテン場で出会った人と会って
話をする時に、どこどこ出身、
という話によくなった。

で、いつの頃からか、これは面白い、と
今日、会った(やった?笑)人は
何県出身、というふうに
ノートに付けるようになったのだそうだ。

そのうちに日本地図をマークするようになり、
それがどんどん面白くなった。
その後、イケる相手とやる、ということではなく、
まずは何県出身かと聞いて、
まだ埋まっていない都道府県の人を
探すようになったと言う。

もちろん、そんな事は長く続くこともなく、
そのうちにやめたのだそうだが、
若い頃って、つくづくくだらない事に
一生懸命になるもんだと言い、
店中の爆笑を買っていた。

とっても可笑しいなあと思ったのは、
たとえばハッテン場で、
そういう関係(やる、という意味)になる前に
「どこ、出身ですか?」と聞く
その勇気。
勇気?と言っていいのか、わからないが(笑)
そんな事、突然聞かれただけで
引いてしまう人も多いだろう。

とは言え、なかなかチャーミングなヤハギ君だからこそ、
それがまかり通ったのかも知れない。
ホントに、人生、色々、人間も色々だ(笑)
posted by みつあき at 19:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする